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    koshikundaisuki

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    「会って欲しい人がいるんです」

    #影菅
    kagesuga

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    koshikundaisuki

    DOODLE菅受けワンドロより「あざやか」をお借りした影菅の小話
    雑談「んでな、俺は言ってやったわけ。『いや、それは唐揚げへの解像度低すぎるだろ!』って」

     通常ならここでひと笑い起こるはずだったが、凪。まさに凪。俺はゆっくりと斜め後ろを振り返る。神妙な顔をした影山と目があった。話を聞いていなかったわけではないらしいな、と頷く。
     影山との会話は度々こうなる。例えば昼食を食べたあと「あーもう腹パンパンだわ、パンだけに」と言おうものなら、笑うでもなく、冷たい目を向けてくるでもなく、まじめな顔で「今の、どういう意味ですか?」とか言ってくる。俺が駄洒落を言うときなんて8割何も考えずに口にしてるだけだから、本当はくだらない、と一笑に付してくれるくらいがありがたいのだが、真面目に尋ねられてしまっては俺も誠意をもって「今ランチでパン食ってたじゃん?だからお腹いっぱいなことを『お腹パンパン』って言葉に言い換えてパンと掛けてんだよね」と説明することになる。ギャグは鮮度が命であり、説明なんてしようものなら笑いの神様は死ぬ。解説を聞き、影山は「なるほど」と納得した様子で頷く。その目は「やっぱ菅原さんはすげえ」とでも言いたげに輝いている。影山は感動はしてるが別に笑いはしない。なぜなら笑いの神様はもう死んだからだ。
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    koshikundaisuki

    DOODLEラッキーすけべでお題をいただきました、影菅ノssです
    ラッキースケベ(仮)聞いて欲しい。これは俺の懺悔と、とある追憶の記録だ。

    俺、菅原孝支は宮城県内某所で小学校教諭をしているごく普通の成人男性だ。俺には年下の彼氏がいるのだが、それはそれは可愛く、そして時には大変格好良い男で、バレーボール男子日本代表にも選ばれたトップアスリートである。名前は影山飛雄という。詳しくはWikipediaでも見てほしい。

    愛し愛されかれこれ8年ほど恋人としての関係が続いている。遠距離の時期が長く続いたこともあり、取り立てて大きな事件などは起きなかった俺たちだが、半同棲をはじめて1年半がたつ今、影山を怒らせてしまった。理由はさほど重要ではないので割愛するが、俺自身の不甲斐なさが原因だ。俺は自らの過ちを認めて非礼を詫び、彼の中にあった誤解を解くためそれまでの成り行きを丁寧に説明し、最後に影山を本当に愛していることを伝えて仲直りとなった。焦った。影山が小さな不満を貯め込み、それが表面に漏れてしまうことは珍しくないが、面と向かって不満を爆発させたのはほぼ初めてだったので、俺たちの関係もこれまでかと思った。抱きしめられた影山は落ち着くためにゆっくりと深呼吸をしたあと、シュンとした表情のまま「俺も、すみませんでした」と呟いたのでたまらない気持ちになる。でもそうだよな。長い付き合いだからこそ、きちんとお互いのことを話しいくべきだよな。
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    DONE◆Distorted Love◆

    りんひR-18小説

    ※この小説は18禁かつ盗撮の描写があります。この先を読む場合はご理解の上お願いします。

    ※今回の小説を加筆修正し、盗撮りんひをテーマにした本を10月のりんひプチオンリーで販売予定です。
    Distorted LoveDistorted Love



    最愛の弟である天城一彩のことを監視したいと思い始めたのはいつからだろうか。忌々しかった故郷を出る時に兄弟以上の関係性を願う想いは捨てたはずなのに。俺を故郷に連れ戻そうと追い掛けてきた一彩は、今ではアイドルとして活躍するようになった。MDMを終えて和解した俺達は少しずつ兄弟としての関係を再構築している。ユニットは別々であり、関係性を再構築しているが、まだ一彩と2人だけで過ごすにもどう振舞っていいかわからず、今でも時々冷たくあしらってしまう。酔ったフリをしでもした時だけは、あいつの前で素直な自分でいられるのに。
    4年以上も離れ離れになっている間に、あの頃はまだ小さくてかわいらしかった姿も、すっかり見目麗しくなっていた。雑誌の王子様系男子特集に抜擢されるくらい、眼はぱっちり大きく、王子様系に相応しい端正な顔付き。同じ緋色の髪は俺とは違ってふわふわのくせっ毛なのに上手い具合にパーマがかかってるように見える。兄弟以上に愛してるのを差し引いても、人を惹きつけるビジュアルだ。おまけに性格は素直で愛くるしい。こんなに愛すべき存在、放っておかれる訳がない。四六時中一緒にいられるはずもなく、かといってこちらからこまめに探りを入れる訳にもいかない。いっそ監視でも出来れば、好きな時に一彩の様子を把握出来るのに。さすがにそれを実行するには気が引ける。他に対応策も思い浮かばず、ため息を吐くしか出来なかった。
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