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    ナナシ/ムメイ

    @refuge774 @mumei_774
    ゲッター(漫画版と東映版中心/竜隼)書いて一旦投げる場所に困ったのでここに。推敲したのはpixiv(https://www.pixiv.net/users/1604747)に。■→推敲格納済
    なにかあればましまろにどうぞ↓
    https://marshmallow-qa.com/refuge774

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    ナナシ/ムメイ

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    ダイノの三人。
    前の隙間埋めの時に一緒に書こうかと思ってたナーガの城跡でジンがお墓を掘る話。詳細では無いですが遺体の描写があります。

    腐としては外見取ってのナガジンか本質取ってのトモジンかで脳内大喧嘩してるんですが、幾分書いてみたらナガレの文脈がむしろ武蔵なせいで方向性が勝手に見えてきた気がします。

    ■ うつくしいものざく、ざくりと、黒く焼け焦げた土を瓦礫の山から持ち出した道具で無言のまま掘るジンの後ろ姿をナガレは眺めていた。
    中天に差しかかろうとする太陽はいっそ無慈悲なまでに焼き払われた光景もその下に晒し出している。
    そんなんじゃ日が暮れちまうだろと呆れて言おうとした言葉は、きつく、かたく噛み締めた口元が見えただけで喉元に引っ込んだ。
    その表情は、ナガレにも覚えがあった。


    あの日、ドラゴによるナーガの居城への暴虐は朝方まで続いた。
    何もかも壊し殺し尽くして、ようやくその場を離れたマシンザウルスは幸いにもナガレ達に気付くこともなくどこかへ飛んで行った。
    「ゲッターがありゃ叩き落としてやんだけどなぁ」
    悠々と飛び去るマシンザウルスを眺めて残念そうにそうボヤくナガレに、トモエが怪訝な顔で声をかけた。
    「あのマシン、三人乗りなんだろ? ジンの怪我治すのが先じゃねえか。
     一回戻ろうぜ。そのゲッターってマシンもサオトメの爺さんと一緒にあっちだしよ」
     ……それでいいか、ジン? と問う気遣わしげなトモエの声に白い顔が無言のままひとつ頷く。ジンの感情の薄い表情の中、落ちた前髪の隙間からナガレに見えた瞳は背筋が寒くなるほどに冷たく燃えているようだった。
    コイツは力を欲している。きっと、ゲッターに乗る。
    わざわざ足を運んだ事は無駄にはならなかった、これでようやくゲッターを動かせると思えばナガレの気は幾分晴れた。
     そうして怪我をしたジンを支えながら夜を二回過ごして森を抜け、ようやく大猿の拠点に戻った頃には、往復一週間ほどの道のりに体力に自信のあるナガレも流石に疲れを覚えていた。
     トモエが三年近く離れていたジンを連れ帰ったという話は瞬く間に拠点に広がり、手当のためのテントは騒がしく、ひっきりなしに誰かが顔を出した。トモエは後で説明をすると全員散らしてジンを自分のテントに運び込む程で、そんな様子を離れた場所からナガレは半ば呆れながら見ていた。

    「どいつもこいつも、なんでそんなにあいつが気になるんだか」
    行儀悪く丸太に大股で腰掛け、膝に肩肘ついて干し肉を齧りながらナガレはボヤいた。「弱いから群れる」のは理解しても、それで必要以上に他人を気にかけることになんの得があるのかわからない。そう言いたげなナガレの様子に、隣に座っていたサオトメは横目で彼を見やった後、静かに言った。
    「それほど頼りにされていたか、大猿から話を聞かされていたか……離れている間も行動方針を相談しに行っていた程ならな」
    「チッ、誰かに頼ってるようじゃ生きてけねえだろ」
    「フッ、お前はまだまだ子供じゃな」
    「なんだよ、文句あんのかよジジイ」
    どこか不貞腐れるようなナガレの声と姿に、サオトメは目を伏せ、喉奥で小さく笑った。
    「文句は無いが」
    ――お前にはわざわざ三日三晩かけて、何度も会いに行きたくなるような存在ができるかな。
    ぽつりと落ちたその声は何を考えているかナガレには到底わからず「……そんな奴、もういねえし」とだけ返して小さくなった干し肉を口に放り込んだ。


    ジンの怪我は幸いな事に深くなく、治りも早かった。何故かサオトメが詳しかった薬などの知識で熱を出したのも拠点に戻って数日で済み、彼が落ち着くなりナガレとサオトメはトモエのテントに呼び出された。話したいことがあると。
    「あのマシン――ゲッターというのに乗ってトカゲ共と戦うのは俺としても都合が良い。
     ただ、最初に倒すのはドラゴにしたい。アイツを誘き寄せる手段は考えた。実行に移すのもゲッターがあれば難しくは無いだろう」
    肩から首筋にかけてまだ残る傷が隠れるような服の上、淡々と話す顔は落ち着いているように見えた。座って話す三人の後ろでトモエが武器を手入れしながら聞いていた。
    「それは構わねえぜ。俺は順番なんてどうでもいいし片っ端から喰うだけよ」
    「敵の性格を知っている人間の計画に乗るのが良かろう」
    「ジンの頭の良さなら俺が保証するぜ」
    ひょいと話に首を突っ込み、トモエがそう言って明るく笑えば「有難いがお前は少し黙っていろ」とジンがその胸を軽く叩いて引っ込めた。
    二人の短いやり取りを見ながら、ジンはそんな顔をするのかとナガレには少し意外に思えた。表情は変わらないながら、少々雰囲気が違うように感じた。
    そして、ジンは改めて真剣な顔に戻し、ナガレとサオトメに目を合わせ口を開いた。
    「それと、もうひとつ、頼みがある」

    +++++

    ガッと何か固いものがぶつかる音が耳に届き、ナガレは小さく舌打ちした。
    この周辺は岩場もあった。深く土を掘れば石にもぶつかる。
    「……やってらんねえぜ」
    誰にともなくそう呟き、ナガレは背を向けた。
    手伝う義理も無いと思った。知らない奴等の墓など。


    ――ジンの頼みとは、ナーガの城に行きたいという話だった。ナーガ様とあそこにいた人々を弔わせて欲しい、と。
    「……おそらく、生き残りはいないだろう」
    ドラゴの執着は常軌を逸していた。何もかもを奪い自らのものとして俺に渡さんとするなら、念入りに殺したに違いない。
    静かに、しかし暗い目でそうジンが語ったように、試運転を兼ねてトモエを乗せゲッターで向かった城跡は地獄が吹き出た後のようだった。
    10年、死体を身近に暮らしたナガレでも、ゲッターから降りた途端、目前のあまりに生々しく凄惨な惨状に軽い吐き気を覚えた。
    打ち壊された建物の瓦礫に押し潰され、炎に巻かれ、ドラゴの部下の仕業だろう槍に串刺しにされ晒され、ドラゴのマシンに虫か何かのように叩き潰され、踏み潰され。
    数日前、遠目で見た白い城の面影など、無惨に砕かれ、焼け落ち、燻る臭いを残すだけのそこには無かった。
    「……この辺りは涼しい山なんでまだ腐ってねえのがマシだな」
    よっ、と声を出しつつゲッターの手のひらから降りたトモエが曇った顔でそう呟き、心配そうにゲッターを見上げる。ガン!となにか殴りつけるような音が、中から小さく一度だけ響いた後にジンも降りて来た。
    目元が濡れているような気がしたが、ナガレは気付かなかった事にした。
    「……胸糞悪ぃ」
    そうとだけ吐き捨てて。

    サオトメをゲッターに置いてしばらく三人で見回ったが、やはり生存者は見付からなかった。
    ジンは城跡の片隅を無言で掘り返しはじめ、トモエは慣れた様子であちこちから死者を掘り出してはその近くに並べていった。見るに堪えない状態のものも悲しげな表情をするばかりで嫌な顔ひとつしなかった。
    「……何回やっても、こういうのは嫌だぜ」
    まだ綺麗な、両手の残る死体に手を組ませながらぽつとそう落ちた声がナガレの耳に残った。
    ヒトもトカゲも並んでいた。はじめ、ナーガの城近くに着くまでに聞いたトモエの話は嘘では無かったらしいと、それでナガレは知った。

    知った人間などここにはいない。真剣に悼むほどの気持ちも沸かず、何をすればいいかもわからず、ナガレはサオトメが待機するゲッターに足早に向かいながら顔を顰めた。

    「弱いものは喰われる」それだけと言えばそれだけの事。だから、自分は強くなった。食われない為に。
    アイツらは弱かったから殺された。
    そんな単純な事がモヤモヤとした。理由はわからないがなんとなく気分が悪かった。

    ――弱いから喰われるのは、死ぬのは当然だ、と思うなら、あのクソトカゲ共と同じじゃないのか。

    不意に浮かんだ考えはナガレを酷く不愉快にさせた。
    「ジジイ! 動かすぞ!」
    「どうした」
    「どうしたもこうしたもねえよ……ドリルがあるんだから使えばいいじゃねえか、あの色男」
    本当に頭良いのか、アイツ? と舌打ちして機体に乗り込むナガレを見やって、サオトメはやれやれと腰を上げた。その口の端を緩めながら。


    ゲッターを持ち出せば穴を掘るなど腕をひと振りすれば良いだけだった。

    唐突にゲッターに乗って戻って来たナガレの『ちんたらやってんじゃねえよ!』という声に、目を丸くして見上げるジンの顔がナガレには少し面白いと感じた。
    ゲッターで穴を掘り、トモエとジンが遺体を並べ、またゲッターで穴を埋める。
    休憩をしながらのそれも日が傾く前には粗方が終わり、何処からか花を摘んできたジンがそれを手向けて、しばらく膝を折って頭を垂れた。
    トモエもサオトメも立ったままではあったが黙ってしばし俯き、ナガレもそれに倣った。
    思うことは多くはなかった。ただ覚えておいてやろう、とだけは思った。ここのヒトもトカゲも、あいつに蹂躙されたと。

    「少し、寄りたい場所がある」
    立ち上がったジンはそう言い残して、森の中へ足を進めた。
    「お、あそこか。ついてっていいか、ジン」
    「おい、待てよ」
    口々にそう声を上げれば、返すようにジンが足を止め振り向いて頷いた。
    「すまないが、ゲッターを任せて良いだろうか、長くはかからない」
    「わしは疲れたからな、ここで待っとるよ」
    サオトメにことわりを入れて三人で森を進む。山間に傾きかけた光は木々の影を長く伸ばし、歩くほどナガレの視界を暗く明るく変化させた。地下にはあるはずも無かった光景にはまだ慣れない。
    一際強い光が目をさして、ナガレは遮るように手を翳した。ぶわりと吹いた風が甘い香りを含んで髪を撫でる。パチパチと瞬きしたナガレの眼前に広がったのは、一面に花が敷き詰められたような花園だった。
    「……ここは、無事だった」
    安堵するようなジンの声に横を見る。懐かしいものを見るような目をしていた。
    「綺麗すぎてなんか俺が入ると荒らしちまいそうなんだよな」とトモエが頬をかく。自分の足元を見れば花をひとつ踏み折ってしまっていたことに気付き、ナガレはなんとなくばつが悪く、その花を拾い上げ土を払った。
    そうする間に、ジンがしゃがみこみ、柔らかな土を掘っていた。ナガレには知るよしも無かったが、ナーガの部屋の跡から見つけた手のひらほどの櫛をそっと埋める。

    「……ナーガ様はあいつに奪われてしまったから」
    けれど、魂はここにあるといい。望む場所にあればいい、せめて。

    胸の奥から絞り出すような声にその顔を見ることは出来ず、ナガレは黙って折ってしまった花をそこに置いた。トモエも摘んだ花を手向けると、ジンの肩をひとつ叩き「爺さんも心配だしこいつと一緒に先に戻るぜ」とナガレの腕を掴んで戻り始めた。
    「大猿! 手ぇ離しやがれ!」
    「そうか、自分で歩けらァな」
    「そうじゃねえってんだろ!」
    引きずるような強い力にナガレが声を荒げれば、ガハハと笑ってトモエは腕を離した。
    「ったく、てめえらはよくわかんねえな」
    「何言ってんだ、他人なんてわかるはずねえだろ、自分じゃねえんだから」
    不満そうな不機嫌そうなナガレの声に、トモエは眉を上げて返した。
    「は? そういう事じゃなくてよ――いや、そういう事か?」
    んん? と腕組みして首を傾げるナガレにトモエはまたひとつ笑って、こっそりとナガレに耳打ちした。

    ……でもよ、ああやって誰かを思ってるあいつはいっとう綺麗だと思わねえか?

    山間に傾いていくオレンジ色の光が、跪いて指を組むジンの白い横顔を照らしていた。
    山肌から吹き付けた風が花弁を巻き上げて、その黒い髪を揺らす。

    トモエの声にジンの姿を横目で見たナガレは、ふいっと目を逸らしずんずんと帰路に向かった。
    「……それとこれとがどう繋がンだよ」
    「なんだよ、わかんねえけど似たようなこと考えてるかもしんねえぜって話じゃねえかよ」
    「なら最初からそう言えって」
    ……似たようなこと思うのはわからなかねえよ。


    「綺麗」と、あれをそう言うならそれでもいいとナガレは思った。
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    ナナシ/ムメイ

    DOODLEアイサガ軸のチェンゲ竜隼。バレンタインとかホワイトデーとかの時期を盛大に逃したけど今出さないと完全に忘れるだろうので。
    適当に色々ぼかしてあるので、「アイサガ隼人の好物はエネルギーバー設定」だけ知ってればチェンゲで読めると思います。(そもそもチェンゲ本編は再会してから時間無さすぎでこんな話やれるはずないのは置いといて)
    好きにしたいだけ今日は元の世界で言うところのバレンタインデーだかなんだか、らしい。
    そんな習慣がこっちにもあるのかと不思議になったが、恋人やら家族やらへの感謝の日みたいなもんがあるって事は、誰かに感謝とか好意を伝えたい人間がそれなりにいたって事だろうし、悪くねぇと思う。

    女からチヤホヤされたいか、と言われれば、性別どうのじゃなく好意を貰えばそりゃ嬉しい。が、好意のフリだけしたご機嫌取りだの媚びだのは昔から遠慮願ってたくらいには興味がねえし、いっそ煩わしい。口にこそ滅多にしねえが。
    もし、愛情の形とか貰えるなら、大事に思う相手からだけで良いし、なんなら貰うより送る方が性に合ってる――それが誰か聞かれたら困るが。

    コートのポケットに突っ込んだままのエネルギーバーを思い出して軽く眉を顰める。
    2064

    ナナシ/ムメイ

    DOODLE1本目→寒すぎて五半をくっ付けたかった。(動機に邪念しかないがまた銀婚式夫婦)
    白狐の毛皮は秋野さんが前に書いたネタから拾いました。手入れすれば長持ちするんだそうで。
    羽織は戦国時代からとか調べはしたけどなんか違ってるかもしれない。

    2本目→でっかーい五右衛門がちっちゃな柘植櫛摘まんでにこにこ半蔵の髪すいてたら可愛いなって

    (言葉遣いは元が割と現代風混じってラフなので細かくやってません)
    ■ 冬の五半╱ぬばたまの動物というのは人が思うより頭が良い。
    息も白む冬の最中、いつの間にやらするりと入り込んだ猫が書き物机の隣に置いた火鉢に背を着け丸まり、ごろごろと喉を鳴らしていることなどもままある。

    しかしまあ、逆に時折、人であっても動物より頭がよろしくないのではないか、と思う時もある。
    半蔵は暫し席を立った間にどこから乗り込んで来たやら、火鉢の傍で身を縮めていたそれに溜息付きつつ呼びかけた。

    「……五右衛門」
    「なんだァ?」
    「冬の間は山越えが危のうてかなわぬから、滅多に来るなと言うたじゃろう」
    熊かと思うて背筋が冷えたわ、と半蔵は帯に忍ばせた短刀を再びしまいながら呟いた。火鉢の前に黒い毛皮の小山が見えた時には本当に熊かと思い一瞬肝を冷やしたのだった。
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    ナナシ/ムメイ

    DONEネオゲ本編後竜隼。
    あの世界の竜馬はどうして研究所離れて、二人は五年間何考えて過ごしてあの後どうしたんだろうとか。

    ネタとしては粗方見終わった直後にはあったんですが、データ二回飛ばした(主な理由)り、書こうとしては原作と根本的な軸や核が色々噛み合わなさすぎることに悩んでこんな時間かかり……。
    原典周りから色々設定引っ張りながらネオゲの本編内容ある程度組み込んでるつもりです。
    ■ もう一度、何度でも五年、という月日は短かったのか、長かったのか。

    ……さっぱりわからねえな。なにもかも。
    そう胸の中で独りごちながら、竜馬は縁側で一人煙を燻らす隼人を眺めた。
    黒いスラックスに白いワイシャツ。ネクタイが外されて見える首元に、今はあの十字架の鎖も無い。

    恐竜帝国の再侵攻、そして六年近くに渡っての戦いの決着からしばし。
    あの日、あの瞬間、中天で輝いていた太陽の代わりのように月が静かに秋の夜闇を照らしていた。
    山中にあるこの烏竜館は、今は自分達以外に人もおらず、まだ手入れの行き届いていない庭の草むらからは澄んだ虫の声が響く。
    長い脚を持て余す様に片膝を立てて縁側に腰を引っ掛け柱を背に寄り掛かる隼人の姿に、竜馬は不意にいつか早乙女研究所のバルコニーで手摺に腰掛けていたその姿を重ねた。
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    ナナシ/ムメイ

    DOODLERe:ハニー小ネタだけど竜隼。そういえば二十周年なのかと気付いたので、記念的に。
    資料未所持で本編だけ見て書いてるのでなんか違っても許して。

    映像や脚本も良かったし単純にポップでキュートでビビッドで派手で外連味があって面白かったけど、「ダイナミック漫画作品における戦闘シーンのお顔これだー!!」感があってそういう所もとても好きです。
    今度こそ二人共に並んで生きてくれ、みたいな祈りを感じるところも。
    ■ CROSSING《Re:ハニー》前半→ハニーとなっちゃん
    原作は漫画版しかきちんと見てませんが、例えご都合主義でも違う世界と人々であってもあの終わり方は嬉しかったです。
    「友」は少なくとも石川ゲッターロボでは本当に愛した存在にこそ向けられる言葉なので、そのニュアンスで。
    後半→「早見」と「誰か」
    説明めんどくさいから極端に簡単に言うと、Re:ハニーはハニーだったけど同時に石川ゲッターロボだったし、早見は竜馬寄りで隼人混じってたよね?って前提で、なら早見にも相方いてもおかしくないよね?っていう。


    =====


    「あのね、なっちゃん」
    「なに、ハニー?」
    「えへへ、んーん、呼んでみたかったんだぁ」
    「なによ、にまにましちゃって。ほら、片付け終わってないじゃない」
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