Gender-swapped/性転換「夢を見るんだ。」
「夢の話しは酒のアテにもならねえって知らねえのかよ。」
「毎晩夢見が悪い。」
「聞かねえって、」
「男の筈の女に迫られる夢だ。」
「面白そうじゃねえか、それを早く言えよ。」
「現実では男なのに、夢では女になって出てくるんだ。」
「なんだ、欲求不満か?」
「…煉獄には話してみたのかよ。」
「そんな事、言える訳ないだろう。」
「俺に言ったって仕方ねえだろう。」
「なんだ!俺の噂話か!」
「おー、ワンコがお前に話しがあるって。」
「そうか!言ってみろ!」
「ない。」
「ないか!」
「マジで俺より早く帰ってンじゃねえか、スピード違反だろ。」
「駆け足に道交法は適応されないだろう!」
「スクーターより速ェんなら取り締まわれろ、お縄だ。」
「そんな事になったら家族がないてしまうな!」
「で、あったのかよ。激辛ラーメン。」
🍜
「おっ、なかなかうまいな。」
「……。」
「煉獄が静かになってんじゃねえか。」
「からい!!」
「杏寿郎、水飲め水。ベロを洗っておけ。」
「おいおい、テメェら汁飛ばすなよ。次ソファに柄を増やしたら吊るす。」
「宇髄を吊るすのは骨が折れそうだな!」
「足が長いもんでね。」
「これ、納豆いれると旨いらしいぞ。あったっけ?」
「お前ら兄弟の味覚は信じねぇえ。俺より貧乏舌なやつそういねえぞ。」
「ゲテモン好きだから頓智気な夢見るんじゃねえの?」
「なんだ君、夢見が悪いのか。」
「ウゲ、夢の話しかよ。ぜって~つまんねえじゃん。」
「食いモンのせいなら杏寿郎も悪夢を見るはずだ。」
「悪夢じゃねェだろ?」
「夢の話しヤメロ。」
「悪夢じゃないのか!それはよかった!」
「悪夢だ。」
「なんでだよ、女の煉獄に襲われるって夢だろ?」
「なんだって!?」
「勝手なことばかり言うな!杏寿郎がそんなふしだらな訳ないだろう!」
「夢の話しは飯が不味くなンだよ…。」
「がたいの良い女の天元が出てくると言ってるんだ!」
「あ"ぁ?」
「それは迫力があるな!」
「悪夢じゃねェじゃねえか!ど派手な美女に出演料よこせ!」
「いつまで夢の話ししてんだテメェら!うっせェぞ!」