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    ordinary_123

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    ordinary_123

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    偽彼氏になったくりんばのその後と付き合うまでと付き合ってからの妄想
    ※あらすじのみ、非小説

    偽彼氏くりんばのその後(ふんわりつげざーパロ)その後、約束通り、時間が合えば昼ごはんを一緒に食べるようになります。あの人もチラチラ見たり近づいたりしてきますが、その度に国広が彼に見えるようにくっついてくるので大倶利伽羅はドギマギしっぱなしです。

    最初は大倶利伽羅がいる場所に行く、という話でしたが、なんだかんだいって、大倶利伽羅が国広がいる方に来てくれたりもします。国広が居場所を聞いたら、まだ講義が終わったばかりで、どうせ移動しなきゃいけないからそっちに行く、とかね。なので最初は初めて出会った食堂で落ち合うことがあったけど、国広のいる理学部棟の近くの食堂で食べることも増えるんじゃないでしょうか。
    余談ですが先輩もとい特別教師の鶴丸は、大倶利伽羅と同学部卒のOBで、ベンチャー企業に就職したと聞いていたんですが、なぜか大学にいて、特別講師になっていました。驚かしたかったらしい。大倶利伽羅とは小学校からの幼馴染みです。

    そうしているうちに、(なんか……結局俺が大倶利伽羅を呼び出してること多くないか?)って国広も気づいて、何ならお金がないときにはおごってくれたりもして、(俺ばっかり申し訳ないな……)みたいな気持ちになります。そして、「いつも世話になってばかりですまない。何か俺からできることがあればいいんだが……」「じゃあ代わりに胸を揉ませろ」「…………はぁ?!?」ってなるんですね。「あんた冗談とか言うんだな」って国広は言うんですけど、大倶利伽羅は鼻で笑うだけで否定も肯定もしません。なぜなら冗談のつもりはないので。大真面目に胸を揉みたいので。


    そして国広は大丈夫だと高を括ってますが、やっぱりあの人が家まで来ちゃいます。
    ある日家に帰ろうとしたら、あの人が家の近くをウロウロしていたんですね。咄嗟に近くのコンビニに隠れて、どうしよう…ってなって大倶利伽羅に電話をかけます。自分でもなんで大倶利伽羅に電話してしまったか分からない国広は、驚いてかけただけだすまないって事を収めようとするんですが、大倶利伽羅がそれを遮って、そこにいろ、すぐ行く、と言います。ちょうど家にいた大倶利伽羅は、バイクに乗って、本当にすぐやってきます。この大倶利伽羅はバイクで通学してます。そして、国広の部屋がバレてもまずいので、バイクの後ろに乗せてもらって、ひとまず大倶利伽羅の家に連れていってもらいます。でも一旦隠れてもあの人がいつまで国広の帰りを待ってるか分からない、と考えた大倶利伽羅は、今日は泊まれと国広に言います。これは100%善意の申し出でしたが、国広が風呂に入ってる間に、シャワーの音を聞いているうちに、大倶利伽羅は想像がみるみる膨らんでしまって、大変な思いをします。この大倶利伽羅は若い人間なので想像力もたくましいです。まあでもこの日は何も起こりません。国広自身は大したことないような素振りをしていますが、多少なりとも恐怖を感じていないわけないので、大倶利伽羅の方からは何もできません。
    でも、馴れ合うつもりはないので客用布団なんて用意していませんから、どっちが布団で寝るかでやはり揉めます。じゃあもう一緒に寝たらいいだろ、と国広が言い出すので、それはまじでやめろと大倶利伽羅が本気で止めます。ええ、彼は自分のことをよく分かっているので。大倶利伽羅の剣幕に、大倶利伽羅は自分のベッドを人に使われるのが嫌なのかなと思った国広ですが、次泊まるときはあんたがベッドを使え、と大倶利伽羅が付け加えたので、国広はよく分からなくなります。が、秒で寝ます。

    これをきっかけに国広が大倶利伽羅の家に泊まりにくるようになります。お金がなくて、食費を切り詰めてひもじそうな顔をしている国広を見ると、可哀想に思えてしまって、家に呼んでご飯食べさせてあげたりします。国広は意識してないぶん、隙があるので、大倶利伽羅は毎回誰がこいつを家に呼んだんだ……俺か……と悶々としながら後悔します。が、手は出しません。出せません。
    でもこのあたりで、おそらくお酒の勢いも相まって胸を揉むことに成功しますね。これまでも、胸を揉むだのなんだののやり取りを言葉ではしていたでしょうが、ほんとに触るのはこの時が初めてだと思います。でも、やはり国広が意識してないので、それで色っぽい展開になることはないです。ただ大倶利伽羅が翌日、俺は何を……と頭を抱えるだけです。このくりんばは国広の方がお酒に強いと思います。
    でも一度許してしまったので、ここから先は大倶利伽羅は事あるごとに胸を狙っていくことでしょうね。国広もやめろと言いつつ、真剣に狙ってくる大倶利伽羅が面白くて、たまにネタにします。その中で、例の「お菓子を持ってきてくれたら、胸を揉ませてやる」のやりとりも出てくることでしょう。


    とまあ、なんやかんや仲良くなっていくんですけど、ある時、今日は大倶利伽羅がベッドで寝る日なのに、疲れてたか酔ってたかで、国広がベッドで寝ちゃうんですね。で、おい今日は俺がベッドを使う日だろって起こそうとするんですけど、全然起きなくて、大倶利伽羅も酔ってたか疲れたかしてたので、もういいやって一緒にベッドで寝ちゃうんですね。で、起きたら目の前に天使、いや国広がいるわけです。この大倶利伽羅は普段から国広が世界一可愛いと思ってるので(言葉にも表情にも決して出しませんが)、そりゃもう自分のベッドでまるで天使のようにくうくう寝てる姿なんて、眩しいほど可愛いわけです。それでまあキスしてしまいそうになるんですが、寸前で、だめだ、と止まります。でも、こいつのためにこんなに色んなことしてやってるのに、とか、俺の気も知らないでよく寝やがって、とか思って、よく寝てるしこの程度ならいいだろう、と考えているうちに我慢できなくなり、おでこにキスしてしまいます。もしかしたら、ちょっとくらい思い出をもらってもいいだろ、という気持ちもあったのかもしれない。で、大倶利伽羅はこの出来事を自分だけの思い出として胸のうちに仕舞います。
    が!そうはいきません! 山姥切国広、タイミングがいいのか悪いのか、この日は起きていました。なんでだ??!と困惑しつつ、ここで起きる勇気もないので寝たふりをし続け、何も気づかなかったことにして、そのまま過ごします。でも、なんで俺にキスしたんだ?という疑問は消えず、それをきっかけに国広の大倶利伽羅に対する意識が、少し変わり始めます。めちゃくちゃいい奴だなとは思ってたけど、なんでこんな良くしてくれるんだ、とついに思い始めるわけです。


    そんなときに、国広は大倶利伽羅が美女と町中を歩いているのを目撃してしまいます。グラマラスで美しい黒髪の背の高い女性(誰の女体化かはお察しください)と、腕を組んでいるんじゃないかと思うほど密着して歩いているのを見かけて、国広は声をかけることもできず、物陰に隠れて彼らを見送ってしまいます。

    なんで、と国広は思います。でも同時に、なんで、なんて思う資格はないことに気づきます。彼女ができたなら教えて、と言っていたのに、黙っていられたから嫌なのか、と国広は自分に問います。答えはもちろんノーでした。大倶利伽羅の特別な人に、自分以外が収まっているのが嫌だ、と思ってしまいました。

    でも、最初に本物の恋人ができたら言うように伝えたのは自分です。彼女を作るな、なんて一言も言っていません。ここで引くべきなのは自分だ、と国広は思いました。幸いにも、言い寄ってきていたあの人は最近国広にまとわりつかなくなっていました。恋の激しいあの人は熱しやすいぶん冷めやすいのでしょう。他に素敵な人を見つけたのかもしれません。ちょうどいいタイミングでした。

    大倶利伽羅を呼び出した国広が切り出します。
    「彼女できたら言ってって伝えたよな」
    「そんなものはいない」
    大倶利伽羅は身に覚えがありません。数週間前に姉に買い物に連れ回されたことなど、彼の人生では日常茶飯事なので、記憶にも残っていません。国広と過ごすなんでもない日々のほうがずっと大事なのです。
    困惑はしているけれど、落ち着いている大倶利伽羅を見ているうちに、大倶利伽羅とは反対に国広の感情はだんだんと高ぶっていきます。二人の間の契約を、さっぱり後腐れなく解消しようと思っていたのに、話すほどに感情が溢れて、制御がきかなくなります。
     なんで親切にしてくれるんだ、なんで引き受けたんだ、と涙をこらえながら吐露する国広におろおろしながら、ひとつひとつ大倶利伽羅が答えます。すべての根底には、国広を助けたいと思った気持ちがありました。
    「なんで」と、潤んだ瞳で大倶利伽羅の目をまっすぐ見た国広がもう一度聞きます。
    「……引き受けた務めは果たす。それだけだ」
    それは、国広が聞きたい答えではありませんでした。たまらなくなって、堪えていた国広の涙がこぼれます。ひとつこぼれるともう止まりません。
     本当にそれだけなのか?
     じゃあなんで見ず知らずのやつの、迷惑な頼みを二つ返事で引き受けたんだ
     なんでいつも俺によくしてくれるんだ
     なんで迷惑そうな顔ひとつせずに俺の呼び出しに応じてくれるんだ
     なんでいつも食費が尽きたら頼んでもいないのに家に呼んで食べさせてくれるんだ
     なんで、なんで、俺にいっつもキスしてから起きるんだ
     なんで

    大倶利伽羅も、最近あの人が寄ってこないことには気づいていました。自分の役目に終わりが近づいていることから、目をそらしていました。少しでもその日が遠くなるように願っていました。国広に自分が不要だと気づかれないよう少し距離を置いていましたし、胸を揉ませろとかも二回に一回くらいしか言わないようにしていました。
    そして、そんな中でやってきた国広からの呼び出し。ついに来たと思いました。仮の彼氏から他人へ戻る日が。ニセの恋人であっても大倶利伽羅にとっては別れ話そのものでした。
    重々しい気持ちで臨んだ別れ話。しかし、なぜか浮気を責めるような口調で国広が話を切り出します。それに困惑しているうちに、こぼされた言葉の数々は、予想もしていないものばかりでした。
    そうして、なんで、と言ってほたほたと涙をこぼす国広を、堪らずぎゅっと抱きしめ、あんたを守るためにそばにいたのに、自分のせいで困らせてしまったことを心から詫びて、フリじゃなく、本物の彼氏になりたい、なって欲しいと言います。そして国広が頷いて、ふたりは本物の恋人になるのでした。




    *****


    ※注意※ 
    ちょっとすけべな話
    途中でいちつるが増えます






    このくりんばが一線を超えるのはなかなか早いかもしれない。というか、付き合ったその日かもしれない。
    告白したあと「付き合うって言っても何が変わるんだろうな」と大倶利伽羅が聞きます。照れ隠しです。まずはそんなに気負わずにいこう、という気持ちもあったかもしれません。そのくらい、最近はずっと一緒にいました。そしたら国広が「そりゃ…さわったり……えっちなこととかするんじゃないか」って言います。大倶利伽羅はもう大変です。大倶利伽羅もそうですが、国広とて健全な男子大学生です。そりゃ頭の中はそんなことでいっぱいです。
    「いいのか?」と一応格好つけた大倶利伽羅が聞きますが、「だって……付き合うんだろ……?」と答えた国広が耳まで赤くなっているのを見て、絶対今日は俺の家に連れて帰ろうと大倶利伽羅は決めました。なのでやっぱり、その日のうちに挿入までは至れなくとも、手は出したに違いないです。

    そして、初めは、お互いの家に通おうと思っていましたが、一緒にいないことのほうが珍しいくらいになり、「もう一緒に住んだほうが早くないか」と国広が言ったのをきっかけに、ふたりで住むようになります。蜜月ですね。この頃にはもう本懐を遂げているでしょうから、存分に同棲を謳歌しておられることでしょう。
    大倶利伽羅は自分のほうが好きの気持ちが大きいと思っていましたが、ある時、自分が休みで国広が三限目だけ空きコマがある曜日に、なにかにつけて忘れ物をしたと言って国広が帰ってくることに気づきます。「もしかして俺に会いに帰ってきてるのか?」と半ば冗談で聞くと、頬を染めて目をそらした国広が小さく頷いたので、その時は、ほんとにたまらなかったそうです。
    「は?なんだそれかわいいなキスさせろ」
    「やだ」
    「やだじゃないくせに」
    「、だってあんたキスだけじゃ終わらないだろ!」
    「それはあんたの頑張り次第だな」
    「どっちだよそれ、」

    思い出したようにつげざーの設定を入れますが、同居開始時にふたりにプレゼントされるコンドームブーケという花束がありまして。そのブーケの花(コンドーム)の数が減っていってるのでふたりの進展がわかる、という素晴らしい設定があります。それ、くりんばでも見たい。

     
    ※以下いちつるがいます

    そして、途中で影が薄くなった年上の同級生の白シャツ男さんですが、一期さんのイメージでした。恋に情熱的なだけで、決して悪い人ではないのです。なんやかんやあって彼は大倶利伽羅の先輩もとい特別講師の鶴丸に一目惚れしましたので、そっちに行ってました。鶴丸は年齢差を盾に拒否していましたが、一期さんの猛烈な猛アタックに折れて付き合い始めます。一期さん、愛が激しい方なんですね。国広に言い寄ってたときも、真剣に好きだったことは確かです。

    国広と本当に付き合い出したことを報告したときに、流れで鶴丸と彼が付き合っていたことを大倶利伽羅も知ります。他に相談できる相手ものろけられる相手もいないので、ここはわりと何でもあけすけに話す仲になります。鶴丸が朝ヨロヨロでやってきたらからかうくらいになります。受け入れる側というのは常に負担がつきものなんだ……それをおめおめ忘れるんじゃないぞ……とヘロヘロの鶴丸の忠告かつノロケを、知らん、あんたが年寄りだからだろ、と一掃したり、俺の国広はあんたとは違うからな、と言い返したりします。
    「はぁ……もうツヤツヤしやがって……」
    「若いんでね」
    「こ、こいつ」



    あ、あと、また思い出したようにつげざーの要素を入れるんですが、くりんばが同棲始めた家にインターンか何かで宿を求めてやってきたお兄ちゃんの堀川が、マジックテープをバリバリって貼って、家の中に境界線作って、僕らはこっちで暮らすので、君はここからこっちには入ってこないでくださいね!!ってやるの見たい


    ってとこまで考えました


    みなさまお幸せに



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    ordinary_123

    MEMO今年のコ🫓の映画のラブコメがあまりにも最高だった結果、弊くりんば脳から出力されたくり→←んばとくりんば成立絶対反対火車切くんの話 
    ※あらすじのみ
    ※重大なバレには全く触れてないけど私が一番おもしろかったところには触れてる
    貴方が兄ちゃんの恋人になるなんてぜったい認めないんだから!!⚠ギャグです

    “友人”と一泊旅行に行くと言って出かけた大倶利伽羅を見送ったあと、自分と兄の団らんを邪魔してくるあの憎き山姥切国広が同じように2日間不在である、しかも行き先は同じ東北という情報を得てピンときて、今回ついに告白するつもりだ!そんなことは絶対させない!と上杉家の仲間たちとともにふたりの旅行を妨害しまくるお兄ちゃん過激派火車切くん、見たい。

    大倶利伽羅は、火車切くんのこと大事にしてないわけではもちろんないけど、山姥切国広に話しかけられた兄はどことなく雰囲気が変わるし、呼ばれたらそっちに行っちゃう(※ただの事務連絡です)ので、火車切にとってはせっかく一緒に暮らせるようになった兄との時間を邪魔し、兄の視線を奪っていく憎き敵なんですよね。どこの馬の骨とも分からん鋼に、いや馬の骨どころか国広の第一の傑作なんですけどそれはともかく、自慢の兄をくれてやるわけにはいかんのです。
    1090

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    takekavat

    DONE同棲中な冬のリーマン燭へし。お題はまいじつ燭へしから、「猫舌の燭台切×汗だくの長谷部」。
    冬のへしは寒さですぐ鼻の周りとかほっぺたとか赤くなっちゃうと可愛いなと思う。
    うちについたら「昼はラーメンにしよう」
     長谷部がそう言いだしたのは、ある冬の休日の昼前。
    「いいね、たまには食べにいこう」
     頷いてそう応じれば、
    「俺たちの部署も最近忙しかったし、これだけ働いてるんだから外食くらい許されるだろ」
    にやりと笑って返される。燭台切が料理を好きなので、あまり二人は休日に外食をすることがない。だが最近は忙しいせいで少し億劫さを感じていたのも事実だ。それに気づいたうえでの提案だとしたら嬉しいけれど、聞いたところできっと彼は首を縦に振らない。だからそれには触れず、歩いて15分ほどのラーメン屋に向かう。


     長谷部は福岡出身なのでとんこつが好きなのだが、味にこだわりがあるようで彼が認めるとんこつを出すラーメン屋は少ない。このラーメン屋でもとんこつではなくごま醤油を頼む。それでもとても美味しそうに啜るから見ているだけで幸せになる。カウンター席の隣に座る長谷部を見ながら、僕が長谷部くんを好きになった決め手はものを美味しそうに食べるところなのかもしれない、と思っていたら、
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