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    funo9ryunosuke

    金カムの軍曹推し右月派(鯉月、尾月、鶴月)アラサー腐女子
    地雷は特に無し(自衛済み)
    文字を書いたり、デフォルトな絵を描いたりしてます。

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    funo9ryunosuke

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    原作軸宇佐月で、宇佐美誕生日お話+月島サイドのお話。
    ※このお話は、2021年2月に書いたものです。宇佐美サイドは今際の際(瀕死)表現、月島サイドには死ネタ表現が有ります。

    #宇佐月

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    kate_nisee

    PAST絵じゃないんですが、最初の宇佐月タグ用。初めて書いた宇佐月はリーマンパロでした。まだ手探りだった懐かしい時期
    初描き宇佐月(たぶん2020年の10月くらい…?) 事務室にまだ明かりが皓々とついていることに宇佐美は驚き、そして部屋の中にいた月島はこの時間に事務室に入って来る者がいたことに驚いた。
    「あれ、お疲れ様でーす!」
     ヘルメットを小脇に抱え、作業服に安全チョッキというスタイルの宇佐美が声をかけ、それに対し幾分くぐもった声で、打ち合わせ卓のところに座っていた月島が「お疲れ」と返した。そして口の中にあったものを飲み下し、「お前も食うか?」と目の前に並べ立てている諸々を指し示す。
    「何食べてんですか?」
     晩飯にしちゃ寂しいんですけどぉ。そう荷物一式を自分のデスクに置いて近付いてきた宇佐美は、その段ボールの前に屈みこんだ。
    「こないだ入れ替えしただろ?」
     備蓄の非常用食料。そう月島は答える。その声を聞きながら、ああそういえばこの間、災害対策物品のうち、そろそろ賞味期限の切れそうな非常食一式が総入れ替えになったなあと宇佐美は缶詰のパンを手に取りながら思い出していた。そして古いほうの食料品や缶詰は、適当に持って帰っていいぞと言われていたことも。
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    suzumi_cuke

    DONE20221001身体の関係始まった頃くらいの鯉月。純粋であることと計算高いことは両立する。少尉はぴゅあぴゅあだけどハッタリかませるクレバーな男であることを忘れずにいたいという…伸び代もありますしね。
    https://twitter.com/suzumi_cuke/status/1576180147639549952
    可愛い犬にも牙はある「初恋が実らないというのは迷信だったな」
     それは、鯉登からの何十回という交際の申込みを月島が断りに断り続け、どう断っても諦めようとしない鯉登の態度に音を上げた末、仕方なく形の上では受け入れることになってから数日経った日のことだった。兵の訓練を指導して戻る途中である。
     何故か得意げに発された、その聞き捨てならぬ言葉は月島の軍帽の下の眉間に深い皺を形成した。
    「まるで私が初恋の相手のように聞こえるのですが……」
    「そうだが?」
     何を当然のことを、と言いたげに鯉登の目が軽く見開かれる。
     ――いや、なにが「そうだが?」なのだ。
     大体、既に何度も玉砕しておいて、今更これを「実った」と言ってよいのか。月島としては、どうにか鯉登には目を覚ましてもらって、当人にふさわしい、本当に好いた人を見つけてもらうまでの繋ぎの相手のつもりでしかないのであるが。さも当たり前のような顔が妙に苛立たしく、月島は胸の当たりがもやもやした。
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