Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    別垢さこちゃん

    @gensakosako
    ■20↑ ■@drsakosakoの鍾タルとディルガイのアカウント

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 6

    別垢さこちゃん

    ☆quiet follow

    フォロワッさんが「いきすぎた快楽は苦痛らしいって言いながら善意でめちゃくちゃ焦らす鍾タル(最終的にタルが泣く)」の話しとって最高のスケベを感じたので書きました

    #鍾タル
    zhongchi

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💕💕💕💕💯💯💯💯💯💯💯💯💯💯😭😭😭💞💞💞💞🙏💖☺💖💖💓😄💯💯💯💕💕💕💕💕😭😭😍🙏🙏🙏💖💓😍😍👍👍😍💓💓💯💖💯🌋💕💖💖🍓
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    のくたの諸々倉庫

    DONEあるいはひどく遅効性/ディルガイ 毒を、飲んだ。
    「……はは、なるほど……これはすごい、な」
     味がひどいとか喉が焼けるようだとか、そういった点からすればそれは、ディルックが嫌う酒と同じようなものだったのかもしれない。けれど自らの体内を確実に蝕む感覚に、ああこれでと目を閉じる直前。
     横たわったベッドのすぐ近く、暗闇にそっと溶けるように──そこに誰かがいるような気がした。



    「みつけたよ、にいさん」
     言われて慌てて、ディルックは顔を上げる。そうすれば大きな目を細め、笑う義弟の──とうに死んだはずのガイアが、在りし日の姿でこちらを見つめていた。
    「これでかくれんぼは僕の勝ちだね、次は何して遊ぼうか!」
     慌てて辺りを見回した。いつかのワイナリーの敷地内だった。そして視界に映る自らの手足もまだ、随分と小さい。
     ……今ならば分かる、これは夢だ。走馬灯と言ってもいいかもしれないが、あまりにもディルック自身の願望が含まれ過ぎているとも思った。
     けれど、ならば。抱えていた膝を離して立ち上がる。どうせ全て夢だと分かっているのだ、最後に楽しく過ごすのも悪くない。
     伸ばした手は存外はっきりした感覚と共に、ガイアの頬に触れる 2709