【登場人物資料】エーヴリードールズ<<エーヴリードール>>
芸術家ウィリアム・エーヴリー氏が製作した「糸の無い等身大の操り人形」の総称。
エーヴリー氏が製作したエーヴリードールは数多く存在しますが、
以下に紹介するのはエーヴリー氏が
孫キーランのために作った「お屋敷シリーズ」のエーヴリードールのみです。
家族を失った孤独な彼に家族をたくさん作ってやりたいという気持ちから製作。
<マドリーン>
・外見年齢:20歳
・設定 :お嬢様。キーランの実の姉。
・役割 :キーランの親代わりのような存在。
エーヴリードールズのリーダー。
お嬢様という設定だが、メイドソフィアの姉貴分でもある。
・性格 :基本的に器用でなんでもこなす。
キーランには底抜けに優しく甘い。
エーヴリードールズにも愛情を示しつつも、
キーランのために厳しく指導する。
面倒見が良く、人望が厚い。
ブラコンモンペ。
キーランを守る為なら、危険因子を冷徹に排除する。
メイドソフィアの尻拭いを行う事も多々ある。
・武器 :ショットガン
・得意 :お茶を淹れる事。
・好き :キーラン。エーヴリー氏。エーヴリードールズ。美しい物。
・苦手 :ゲーム
・その他 :キーランのために一番最初に作られたエーヴリードール。
ほとんどのエーヴリードールズは彼女の指揮下にある。
<セバスチャン>
・モデル :ウィリアムの亡くなった親友・藤田光雄。
・外見年齢:50代
・設定 :キーランの執事。
・役割 :キーランの父であり、師であり、友。道徳の先生。
・性格 :茶目っ気があり基本的にふざけているが、
時に物事の本質をつくような鋭い発言をする。
ウィリアムから見た藤田光雄の性格に近い。
・武器 :言葉
・その他 :藤田氏が亡くなった後、
エーヴリー氏が寂しさを紛らわすため、
また孫の父代わりとなってほしくて製作。
エーヴリー氏は自身を父親失格、
人間失格だという思いが強いのも理由の一つ。
<ソフィア>
・外見年齢:14歳
・設定 :キーランのメイド
・役割 :キーランの姉貴分、友人。
(キーランが彼女の背を抜いてからは完全に妹扱いをされている。)
・性格 :得意不得意がハッキリしており、ドジな一面も。
キーランをベタベタに甘やかすマドリーンに対し、
ソフィアは教育な指導をきっちりと行った。
キーランが好青年に育ったのは、
ソフィアとセバスチャンの指導のお陰。
マドリーンだけではキーランは暴君になっていた可能性も。
キーランの事となると正気でなくなるマドリーンの危うさを危惧している。
幼い頃からキーランを見ている彼女ですが、
いつの間にかキーランを男性として意識するように。
主人と使用人。弟分と姉貴分。少女と青年。人間と人形。
これらの理由から自分の恋心に蓋をしようとします。
しかし、昔と態度の変わった彼女にキーランは違和感を抱きます。
・武器 :ナイフ
・得意 :ゲーム、お菓子作り。
・好き :キーラン。エーヴリー氏。エーヴリードールズ。
セバスチャンの話。ゲーム等キーランが好きな娯楽。
・苦手 :一部のメイドの仕事。割った皿は数知れず。