世界はそれを愛と呼ぶんだぜ「そうだ旅に出よう」
　悟浄が真面目な顔でこんな事を言い出したのには一応理由がある。
　まずは数時間前まで時を遡ろう――

　今日はもう太陽が沈んでしまった。いつも夕日に向かってジープを飛ばしている三蔵一行は、とある森の中で野宿をすることにした。
　いくらジープのヘッドライトがあるとはいえ、夜はろくに視界も利かない。それに無闇にエンジン音を響かせて移動していると、妖怪の襲撃に遭う確率も高くなるからだ。
　停めたジープの座席、それぞれの定位置に四人がいる。バックミラーには携帯用の小さなランタンが、それでも四人の表情を読み取れるくらいの明かりを灯してぶら下がっている。
「……困りましたね。食料が底をついたみたいです」

人魚・現パロのガ清トリトーンみたいな双子のパロのやつ見たい

しかも現パロ

中学生の清麿が船から落ちる
死んだな……って思ってたら下半身が魚で上半身が人間のトリトーン、半魚人？の様な者に助けられる

近くの沖の岩陰まで連れて行ってもらう
ありがとう、助かったよ、と姿を見れば海の中でも一際キラキラと輝いていた瞳が目の前に
水で濡れた髪は陽光浴びて宝石のような光彩を放っている
自分よりも随分と年下の半魚人は瞳も大きくて顔立ちは可愛くて、一見すると女の子のようにも見えて、思わず目を奪われる清麿
オレは高嶺清麿、助けてくれてありがとな……って言いながら、頬の一本線が特徴的で忘れられないだろうなって思ってたら可愛らしくちゅって唇にキスされて、嬉しそうに目を閉じて鼻同士をぐりぐりって合わせる人魚