テスデイでポケモンぱろとある未開の密林にて、趣味のフィールドワークに勤しんでいたデイビット。
目の前が霧に包まれたかと思えば、見たことのない遺跡が突如姿を現す。
ひとり遺跡の調査を続ける彼の前に姿を現す伝説のポケモン。
それは自らをここの神だと名乗る、テスカトリポカだった。


【本編】
主人公はこの地に引っ越してきた双子の藤丸。
その近所にある大きな研究所の所長であるオルガマリー。
博士のロマニと、その共同研究者として出張中のダヴィンチちゃん。
そこで暮らしていたマシュと共に、ポケモントレーナーとなる旅に出ることになる藤丸達。

最終的に、
ぐだ子→廃人となってポケモンマスターの道へ
ぐだ男→図鑑を完成させた結果ポケモン博士の道へ
になるストーリー。

二人のライバル的な立ち位置にはマシュが。
ジム戦前にはマシュや双子同士の腕試しのバトルがあり、三人で旅をしながら共に強くなっていく。
旅の道中でぐだ子はカドックと。ぐだ男はベリルと出会い、度々バトルする事になる(ここはver違い要素)


【チャンピオンと四天王】
チャンピオンのキリシュタリア(🐉使いあたりで)

四天王は、
キリシュタリアの補佐であるオフェリア(タイプはエスパーか氷)
悪タイプの使い手のベリル
フェアリータイプ(または格闘)のペペ
主人公の上位互換であるカドック(オールラウンダー)

ぐっちゃん先輩はリーグの職員。
たまに長期の休みを取って、他の地方にいる旦那さんに逢いに行ってるらしいが…？


このチャンピオンと四天王達、よく研究所に出入りしているため、マシュとは昔からの知り合いである。
自分の特別(普通に惚れてるだけ)であるマシュの顔を見るために、藤丸達の前に度々現れるベリル。

自分は四天王の補欠であると思い込んでるカドック。
博士達に目を掛けられている藤丸達が気になっており、密かにライバル視している。
(実際の実力は本物で、本人がそう思い込んでいるだけだったりする)

世界的ファッションデザイナーであるペペさん。
ついに旅に出たというマシュの様子を見に来たことがきっかけで藤丸達と出会うことになる。
(事前にデイビットから情報を貰ってたりする)

→ロケット団関連ストーリーは、キリシュタリアとオフェリアの二人が主に担当。
(異星の神と名乗る組織のボス！)(暗躍する個性豊かな使徒達！)
→この地方に残っている、神と表された伝説のポケモン達の謎に迫るストーリーは、デイビットが担当。


【謎のエリートトレーナーのデイビット】
各地に残されたピラミットや遺跡で出会うことが出来る、謎の青年。
遺跡に仕掛けられていたトラップに引っかかり、閉じ込められてしまった藤丸達。それを通りがかりのデイビットが助けてくれたのが、最初の出会いとなる。
それ以降は、研究所から遺跡の調査を頼まれた藤丸達一行の事情を聞き、手助けしてくれるようになる。
研究所で暮らしていたマシュとは顔見知りのようだが、あまり話したことがないようだ。

各地に散らばった遺跡を調査し、そこに残る謎を解いていくにつれて、この地に残された歴史や伝説のポケモンの謎を知ることが出来るストーリーとなっている。
→主に遺跡やピラミットの謎。伝説のポケモンの歴史。デイビットやマシュの秘密など。


実はキリシュタリアの元ライバルでもある。
何度かリーグ入りの勧誘をされ、本人もすぐにでも何処かのチャンピオンになれる実力を有しているが、今の生活が性に合ってると断り続けている。
たまに顔馴染み達とバトルすることもあるらしい。

まるで相手の心を読んでいるのかと錯覚する、精度の高い先読みと戦略。
その地域によく見られるポケモンを使い、レベルも高くないにも関わらず必ず勝ててしまう。
どうしてもバトルをしなくてはならない時は、その場でポケモンを捕まえバトルをする。
それでも勝ってしまう天性の才能の持ち主。
特定の手持ちを持たないのも、けしてポケモンが嫌いな訳ではなく“ポケモンを従える”ということがどこか違和感となって、あまり好きではないようだ。

デイビットがいつでも簡単にポケモンを捕まえられるのも、彼が“ポケモンと会話出来る”という特技を持っているからである。
ポケモン達とは対等な立場からの交渉で協力して貰っているようで、バトルの後は相手の望む報酬を支払うと毎回逃してしまう。
なので基本的に手持ちポケモンは一匹もおらず、テスカトリポカもただ側にいるだけで、デイビットのポケモンである訳ではない(そもそもテスカはボールにも入ったことがない)
この先何かしらの事件、トラブルがあった場合、もしかしたら記念すべき最初のパートナーポケモンに彼がなるのかもしれないが…




【デイビットとマシュの真相】
実はポケモンと人間のハーフ。
そのためポケモンを使役することに対して、本能的な違和感を感じ続けていた。
生まれ付き備わっているその力故に、何をしても必ず勝てるバトルというものに対してあまり魅力を感じられていなかった。
それよりも自分の正体を探すために始めたフィールドワークが思いの外楽しく、彼の性にも合っていたのか次第にそちらに夢中になっていった様子。

テスカトリポカと出会った遺跡は、本来なら普通の人間が訪れることの出来ない次元に存在していたのだが、デイビットがテスカトリポカと起源を同じとするポケモンの血を引いていた故に引き寄せられ、弾かれることも拒絶されることなく入れた。
そのことにはテスカトリポカも気付いており、最初は自分と同類の気配がする面白い人間がいると興味を持ち、話してみると当の本人もかなり面白い部類の人間であったことから、人間と他のポケモン達とは相容れない存在であるデイビットが、最終的にどんな選択をしどんな運命を辿るのか見届けるために同行した。

実はマシュとは同じような境遇である。
デイビットが天然産なら、マシュは人工的に造られた存在。
研究所の先代の所長であるマリスビリーとデイビットは昔からの知り合いであり、己の調査と引き換えに研究に協力したら、いつの間にか自分の遺伝子情報を元にマシュが生まれていた。
人間の業の深さに呆れ、それ以降は調査用の資料を受け取る時以外、研究所に近寄らなくなってしまった。
マシュに関してデイビットは表立っての接触を避けていたが、真相が明らかになってからは時折研究所にも顔を出すようになり、マシュの身体のことも気に掛けているようだ。



【デイビットとのラストバトル】
己の出生、この地に残る謎も、全てを知ったデイビットと藤丸達。
『自分は人間でもあるが、一匹のポケモンでもあるのだ』と結論付ける。
歴史の再現として伝説のポケモンの一人であるテスカトリポカと並び立ち、一人のポケモンとして藤丸達の前に立ちはだかる。
(ポケモンとしての初めてのバトル)

藤丸達は旅の途中で仲間になった神ポケモンである“ククルカン”と、自分の出生の秘密を知り藤丸達との旅を経て成長したマシュとのタックバトルが始まる。
→テスデイvsククルカン＆マシュ




【おまけ】【野生の後方保護者面お節介ポケモン達】【テスデイ編】
デイビットが昔捕まえた(一緒に戦った)ことのあるポケモン達の間で、人知れず噂になっているテスデイ。
デイビットとしても、人では知り得ない重要な情報源の一つとして、彼らと友好的な関係を保ちたいので、契約はしっかりと守りつつ困っていれば手助けするという親切を続けた結果、野生のポケモン達の間で密かに有名になっていた。

研究よりフィールドワークの方が性に合っていたデイビット。
人間の世界にも馴染めず、いつの間にかポケモン達の世界で過ごす時間の方が永くなっていくのは当たり前のことで。
ポケモン達の世界で過ごしていく間に、野生のポケモン達にも顔馴染みも増えていき、次第に懐かれていく。
だがデイビットが一箇所に留まることはないので、当の本人はその事に全く気付いていなかった。

テスカトリポカがデイビットに着いて来るようになってからは、彼らも滅多には近寄らなくなってしまったが(戦いの神さまなので怖がられてる)
家族も連れのポケモンもおらず、ずっと独りだったデイビットのそばに、強いポケモンが居てくれる事に密かに安心してる野生ポケモン達なのであった。
→ポケモン世界では番だと思われてるテスデイでハッピーエンド！


【続きは随時更新】