shishiri☆quiet followDONE檸蜜R18。以前に書いた、ホテルで仕事をする二人の続きです。仕事をする時の描写に、多少のグロ有り。 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow shishiriDONE2024年書き納めの果物です。来年も楽しんで書けたらいいな、と思ってます。冬の夜に 文字通り歯の根が合わなくなる寒さのせいで、吐いた白い息が大げさではなく端から凍りつくのではないかと思うほどで、終いには眩しくもないのに視界がチカチカとしてきた。一枚しかない毛羽立ったホコリ臭い毛布を二人で分け合い体に掛けるも、処々の隙間から、なけなしの熱が容赦なく逃げていく。いっそのこと頭からすっぽりと被った毛布の中で恥も外聞もかなぐり捨てて抱きしめ合い、互いの体で暖を取りたいくらいだ。そうやって相手の胸に耳をあて心臓が動く音を聴くことができれば、巡る血の温かさを想像し、まだ生きていることを実感させてくれるのではないだろうか――。けれども、まだかろうじて残っている理性が、そうすることを止めている。しかし如何ともしがたいこの寒さを耐え凌ぐために、「ここいらが落とし所」とどちらともなく伸ばした左手と右手を、これは妥協の範囲内であると黙って握りしめ合った。指の跡が付く程きつく握りしめている掌だけが、ジンワリと熱くなる。 2133 shishiriDONE檸檬の話似合いの手「この仕事、辞めようと思うんだ」 一度組んで仕事をして、二度目の仕事が終わったその後で、唐突にそう言ってきた五つ歳上の男の顔をまじまじと見やり。まだ『檸檬』とは名乗っていなかった十代の頃の檸檬は、一重の目を丸くした。 「あんたのことなんだから、好きにすればいいだろ。何で俺に言うんだよ」 真夜中、公衆便所の手洗い場で血に汚れた手を洗いながら、檸檬は口をへの字に曲げた。と言っても、男の言葉に不満があるわけでも、残念に思ったわけでもない。ただ、爪の間の汚れがなかなか取れず、少しばかりイライラとしていただけだ。 「辞めると言った俺のことを、君が始末したりするのかな」 「だから、何で俺が。金も貰わないのに、そんな面倒くせえことするかよ!」 2148 shishiriPAST果物の話 まとめ前に檸蜜で入れたのも間違えて入っちゃってます。 26 shishiriPASTこれまで描いた果物のまとめなべぶたさんの作品のファンフィクもあります 21 shishiriDONEみ と れ 2 shishiriPAST檸蜜 14 recommended works tttttue3DOODLE 2 tennin5suiDOODLEゆるゆる果物版ドロライ:お題「詳細」伝説の地 階段の上から太平洋を臨む景観は、季節の花々と文化に彩られて休日ともなれば多くの観光客の訪問を受けるK県の陸続きの小島の隣に、人知れず漂う離島があるのを多くの人は知らないだろう。 先の観光島とは異なり、この離島は完全に本土とは隔てられているため、海路をボートで向かう以外に道はない。それではちょっとしたプライベートビーチとして使用されているのだろうかと想像してみるが、この離島には文化も風情も全くなく、この世の春とばかりに咲き誇る雑草たちが栄華を極めているばかりである。 他の誰にも知られていない秘密は往々にしてヒエラルキーの欲望を満たすものであるが、この離島がひっそりと存在している事実が公になっていないのは、そんなことを口にしたが最後、捨てそびれた燃えるゴミの袋を部屋の隅に隠すがごとき恥辱を味わうからだ。「まあ、そんな貧相な島があるの?なぜそれを知っているの?まさかよく行くということ?そうなの」という言葉と共につまらなそうな視線を投げかけられ、逆に相手の欲望を満たす結果に終わる。 1610 tennin5suiDONEシトバスが嬉しくて書いたやつ。ちょっとだけ修正ダンスホール エナメルのつま先が半円を描いてホールのウォールナットを滑る。手馴れた、優美なその動きはどこか儀式めいていて、今から特別なイベントが起こるのではないか、という期待を観客に持たせるのに充分な働きをした。 袂をなびかせ、白く染め抜いた桔梗を咲かせた和装が軽い足取りで目の前を通り過ぎていく。腰もとで翻るリボンのコサージュがメリーゴーランドのような鮮やかな色彩を振りまく。彼女たちは、まだ踊り慣れない学生じみた青年を操るようにステップを踏み、小洒落た伊達男に陶酔している素振りで、緩やかにも見えるスピードで回転する。 店内で演奏される、壮年の懐古主義の中で登場するような楽曲は、明らかに古式ゆかしいダンスホールとは年代が違った。だがそんな野暮は誰も口にせず、かつて東京を風靡していた熱狂の一端を、当時とは違って最先端ではなくなった流行を追う、ノスタルジーという一つのイベントとして消費する。もちろん、檸檬も蜜柑もあまり趣味でないのだ。 763 tennin5suiDONE絵描きさんのイラストから小説書かせていただきました!成炭さんのこちらのイラストからです(https://twitter.com/hsnh_kankan/status/1612132886509158402?s=46&t=I8SllO0WqrU48dJMDg8mOg)ありがとうございました!果物! 下請け業者がいないと不便だな、とボヤきながら小学校によくあるような、鉄パイプのイスを脇に寄せる。 「俺たちの仕事は、情報を聞き出す、引き渡す、だろ?」 「そうだな」 「片付けてください、なんて一言も頼まれてねえぞ」 蜜柑もその発言には同感だった。拷問じみた仕事は、後片付けが面倒臭い。 本音を言えば、こんな倉庫ではなく雑木林にでも吊り下げてやりたいところだが、出涸らしのようになった相手を引き渡すためには、ある程度交通の便がいいところで行う必要がある。 一応利点もあって、帰り道が楽なところはありがたい。けれど、散々ぱら成人男性相手に、上げたり下げたり浸けたりした後に、その片付けをしなくてはならないのは嫌気が差す。その上、飛び散る液体やら何やらは、自分たちのものですらないのだ。 893 SAUCECATDOODLEDOTTOLONE 🧪🪙🔑: are you 18↑? (yes/no) rrkDOODLEもしもお付き合い直後の七マリとお付き合いして1年経った七マリが入れ替わったら…?すけべ七マリです 4 Na(なと)MOURNING推しチーム×好き作品ありがとう!!!!!!!!!!!!という気持ちだけは込めました。描くのちょと無理そう。 cfmREHABILI星刃gb补档 2 Shimizux72DOODLE奶牛咖 4