Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    lvnd189

    成人済腐進捗投げ✍️

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 ‼ 🚨
    POIPOI 32

    lvnd189

    ☆quiet follow

    アダランさんぴ〜🔞になるかもしれない(仮)

    #アダラン
    adalant

    大人とDKの愛抱夢×ランガくん「あんまり身長、変わらないんだね」
    「…ああ、そう…だね」
    ちらりとこちらを見る赤い目に、同じく赤い目で応えてやる。
    彼越しに雪色の髪が揺れ、優しいまなざしが僕…じゃなくて、もうひとりの僕に向けられていた。


    「俺も、同い年の愛抱夢と滑りたいな…」
    「…うん?」
    白いシーツの海で、互いを求めて欲を泳いだ後、微睡みながら彼は言った。
    何でもジョーとチェリーからかつての僕の話を聞いたらしく、高校生当時…つまりランガくんと同じ歳の時の僕と滑りたいと思ったと。
    「あと、一緒に…ハンバーガーショップ…行って、どっちが沢山たべれ…か競争したり、あと…」
    重たい瞼、ぱちぱちと瞬きをするたびに色素の薄いまつ毛が光を散らす。
    それを美しいと思いながら、彼の頬を指の甲で撫でると、気持ちよさそうに目を細めた。
    「…ふふ、眠たいね。また明日聞かせてくれるかい?」
    「ん…」
    こくりと小さく頷いて、睡魔に誘われるまま目を閉じる。すぐに聞こえ始めた寝息に、口元が緩んだ。


    …そして朝、カーテンの隙間から差し込む朝日の眩しさと、なんだか異様な窮屈さに目を覚ます。
    未だ微睡む意識の中、はっきりとしない視界にもう一度眠ろうと目を閉じる。…が、しかしあまりにもベッドが窮屈に感じるので、体勢が悪いのかと腕の中で眠る彼を抱き直すと、嫌がるように身を捩られ、さらに舌打ちをされた。
    驚いて目を見開くと、眼下には何やら見慣れた青…はて、ランガくんの髪はここまで青が強い色だっただろうか。
    「…!」
    青の向こう側、淡い水色の髪が見える。
    そこでやっと覚醒した意識、僕とランガくんの間に、誰かが寝ている。
    「おい!おい!!」
    「…っ、る、さ…」
    「?…どうしたの、あだ…む」
    ベッドから立ち上がり、カーテンを乱雑に開ける。
    照らす光に眩しげにするランガくんと、太陽光から逃れようとより小さく体を丸めたその男は、図々しくも毛布を頭まで被り直した。
    「すまないねランガくん…おい、キミ!」
    毛布を剥がし、尚のこと陽から逃れる痴れ者を無理矢理揺さぶり起こす。
    「…っるさ……今日は休みだろ…しつこいぞ忠…」
    手を振り払い、尚も眠りにつこうとする男、僕と彼との問答ですっかり目が覚めてしまったランガくんは、何かに気がついたようで、待って!と声を上げた。
    「もしかして…高校生の愛抱夢?」
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    osasimibontan

    DONE☆バパロカヴェアルの前日譚的なもの。
    先日頒布した同人誌の前日譚で、時系列でいうと、物語開始の一週間前です。本編を読まれていなくても読めます!!

    常連客の🏛️のことが気になりすぎて、話し掛けたいけど話し掛けれらずに悶々とする、店員🌱の話。
    本当は親書メーカーの画像で投稿するつもりが、長くなり過ぎたのでポイピクにしました。全年齢なので安心してくださいませ!!
    君に届くフローチャートは? 金曜夜、時刻は二十時。
     普段は十八時ごろから客足が増加する、このスターバックスコーヒー。
     しかし華の金曜日である今日、日々勤勉に働く社会人はバーやレストランで羽を伸ばすらしい。そのためか、この曜日だけは毎週二十時以降になると人が混みだす。
     とはいえ、ここの店舗は都心の駅だとしても、末端に配置されている地下鉄の隣にあるため、もはやその地下鉄を利用する者しか立ち寄らない。
     いつも空いていて余裕があり、混雑しても他の店舗に比べれば少し忙しいくらいだ。
     ここで働くには人によっては退屈で、時間の流れが遅く感じるとストレスに思う者も居るとは思う。
     だが、アルハイゼンにとってはこの環境がとても心地よい。
     その結果、三年間無理なくルーティンとして、このアルバイトを生活に組み込むことが出来たのだ。
    10496