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    ofuku530

    おふく@ofuku530です!
    五悠、伏宿伏などのお話を書いていきます!
    18歳以下(高校生を含む)の方は御遠慮下さい

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    ofuku530

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    ギャグ・・・
    途中まで
    とある番組パロ

    アイドル虎杖悠仁は超びびりアイドル虎杖悠仁は超びびり

    虎杖悠仁は今人気絶頂のアイドルグループのリーダーをしている、メンバーの伏黒恵と釘崎野薔薇とも大仲良しでいつも一緒にいるイメージがファンの中にある。そんな仲良しトリオの三人のリーダーの虎杖悠仁は人垂らしの明るくて元気で犬のようにわふわふしているのだが、自他ともに認める怖がりだ。お化け番組は見れない映画もダメ。映画など見た日にはお風呂も明るいうちに入る程、そんな悠仁にドッキリ番組が舞い込んで釘崎と伏黒は企画書を片手に吹き出した。
    「伊地知さんこれだめよ」
    「虎杖泣きますよ」
    と言いながらも2人は身体を震わせる。読むだけでドッキリと分かる内容だが、怖がりの悠仁には堪らないだろうと思う。
    「大分お断りしたんですが・・・」
    伊地知も苦笑いしながら溜息をつく。企画書には偽の旅館のロケ番組に三人が向かい、仕掛け人である祓ほんの2人がお化けになり悠仁を脅かすというもの。
    「泣き顔の虎杖見て五条さんがボロ出す方にコンビニの新作スイーツ」
    「いや・・仕事はこなすから、終わった後に虎杖に泣かれて焦る五条さんに高級和菓子」
    「ちょっと!高くない?」
    賭けを始めた2人に伊地知はこれから悠仁に起こるであろう、ハップニングで泣いてしまうかもしれない彼を思いながら胃を抑えるのだった。


    「すげぇ〜高そう」
    目の前の旅館に悠仁は甘い紅茶色の瞳を輝かせて声を上げる。
    「はしゃぐな!」
    「だってだって!」
    「落ち着け虎杖」
    小高い丘を登り切ってなおも元気悠仁に伏黒も釘崎もため息をつく。何も知らない虎杖に若干心を痛めたが、知らないフリで後に着いていく。
    「撮影は明日になりますので今日はゆっくりしてください」
    スタッフに言われて三人は楽しそうに頷いた。旅館に入り悠仁がすぐに目を奪われたのは、とても綺麗な背の高い人形だった。
    「すげぇ〜綺麗」
    170ちょいの悠仁でも見あげる身長の人形は高そうなスーツに陶器の様な白く触ってら柔らかそうな肌。目を閉じているが整った顔立ちの銀髪のロングの髪。悠仁が見詰めていると挨拶に来た女将さんが悠仁に微笑む。
    「綺麗でしょう?うちの息子がモデルなの」
    「へぇ息子さんイケメンですね!」
    「えっ・・5年前に死んでしまって」
    「えっ・・・?」
    その言葉に悠仁は固まり悲しそうに眉をひそめる。
    「そのごめんなさい・・・」
    「いえ良いのよ!この子がここに居ると息子が居るみたいで」
    女将さんは嬉しそうに人形を見上げたので悠仁も見上げて肩を揺らす。
    「ふぇ?」
    閉じられていた瞼が持ち上がり綺麗な青い瞳に捕まる。
    「えっ?目って開くんですか?」
    「あらやだ、人形だもの開かないわよ!」
    「うそ!でも開いて」
    るぅっと悠仁は更に顔をそちらに向けると、綺麗な瞳が瞬きをして悠仁をずっと見つめる。
    「・・・・・・」
    「ずっと1人で寂しから大好きなタイプでも来たら目を覚まさないかしら・・・もう一度、私も息子と話したい」
    「伏黒・・・・」
    悠仁は伏黒を連れてきて人形の前に立たせると指を指す。
    「見て見て!なぁ目開いてる」
    「はぁ?何言ってだよ・・目を閉じてる」
    伏黒に言われてもう一度人形を確認すると確かに目を閉じていた。
    「あれ・・・」
    悠仁が確認の為に顔を近付けた瞬間

    -パチリ-

    綺麗な睫毛が上に上がり透き通る青い瞳が現れる
    「開いた!開いた!目開いた!」
    既に泣きそうな悠仁に伏黒は怪訝そうな顔して
    「煩い」
    「伏黒見て!ちゃんと見ろ!」
    「いいから行くぞ!」
    伏黒に首の後ろを掴まれて引き摺られ始めた瞬間。
    「みーつけたー、迎えに行くよ」
    その人形がくすりと笑う。
    「うわぁー無理ぃ!伏黒ね!無理ぃ!」
    ポカリと頭を叩かれて悠仁はそこをさすると釘崎が隣に並ぶ。
    「虎杖・・・」
    「なんよ?」
    涙目で釘崎を見る悠仁に彼女は追い打ちを描けるように微笑むと
    「あの人形好みのタイプの所に会いに来るらしいぞ」
    「へぇ?嘘!」
    その言葉に悠仁は人形の方を見るとゆっくりと首がこちらに動き、ニコリと笑っていた。
    「うわぁぁぁ!!帰るぅ!!」
    「「うっさい!!」」
    叫ぶ悠仁に伏黒と釘崎が言い何故五条だと気付かないとため息をつくのだった。

    その後、打ち合わせと称して案内された部屋はとても大きく、綺麗な部屋だった。部屋の壁は柔らかい緑色で壁には大きなテレビがはめ込まれていてその前に棚がありお茶やお菓子が置いてある。悠仁はそれを持って来て机に置くとキョロキョロと当たりを見渡す。
    「何探さしてんのよ?うっとしい」
    お煎餅を空けながら釘崎が愚痴ると悠仁は俯く。
    「御札とかあったら嫌じゃん」
    「・・・ある訳ないだろ?」
    「でもさぁ!」
    伏黒はお茶を飲みながら、企画書に目を通す振りをするフリをする。
    「さっき動いたんだよ!あの綺麗な人形」
    「虎杖・・確証が無いことは口にするな」
    伏黒の言葉に悠仁はうっと言葉を詰まらせると、煎餅を齧っていた釘崎を見つめる。
    「あぁ・・気にするからよ」
    釘崎はネイルを整えている指で悠仁の額にデコピンをすると笑いかける。
    「ほらほらーアンタはお笑い担当だろ?」
    「おう・・・」
    デコピンされた額を撫でながら、漸く笑った悠仁は手を伸ばして煎餅を取るとパリパリと袋を開けて口に運ぶ。
    「失礼します」
    中居が頭を下げて入ってくると可愛らしい女の子がついてくる。悠仁は頭を傾げると手を振ってみるとその子は嬉しそうに悠仁に手を振った。
    「可愛いな!いくつ」
    「お前な・・・」
    釘崎に呆れられて悠仁はえっと小さく口を漏らす。
    「ナンパかよ?」
    「してねぇよ!可愛から可愛っいて言ってんだけど!なぁ?」
    悠仁が笑いかけると女の子も嬉しそうに笑顔になる。すると中居も頬を染め
    「よく言われます」
    っと笑って返してくる、悠仁はこの子のお母さんかと思いながらお菓子を取ると
    「これあげんね!後で食べて」
    「ありがとうございます!」
    お菓子を差し出すと中居がお菓子を受け取り微笑んでいる。
    「虎杖くんのファンなんです!」
    その中居に言われて悠仁は笑顔になり
    「あんがとな!頑張るね」
    と手をふる。呆れる2人にやはり首を傾げる悠仁に伏黒は溜息をつきながら中居を見る。
    「何か用ですか?」
    伏黒に言われて中居が机に撮影用に用意された御守りを置く。
    「へぇなんで御守り?」
    驚く悠仁に中居が戸惑いながら立ち上がる。
    「あの・・・とりあえず持っていて下さい」
    ではと中居が部屋から出ていくと女の子もそれについて出て行った。
    「ねぇなんの御守りなんだよ?サービス?サービスなの?とりあえず?とりあえず持たんといけない事とかあんの?」
    悠仁が騒ぐ中2人は落ち着いてお茶を啜る。悠仁は御守りを手に取るとポケットにしまい込む。
    「トイレ行けんかも・・・・」
    ぐすんと鼻を鳴らす悠仁に伏黒と釘崎が見えないように吹き出した。打ち合わせだと言うのにスタッフが来ること無く3人でだらだらとした時間を過ごしている、夕方から待っていて窓の外も暗くなり、悠仁のお腹が空いてきた頃だった。不意に部屋の電気がカチカチと揺れるようにonとoffが切り替わる。
    「なぁ?なに?」
    旅館に来てから立て続けに起こる恐怖に悠仁は隣にいる釘崎に近寄る。
    「寄んな・・・」
    「やだやだ!無理だって」
    「接触か何かだろ?聞いてくる」
    立ち上がる伏黒に悠仁は目を見張る
    「やだ!行かんで行かんで!」
    悠仁が伏黒に叫ぶとまた電気がカチカチと切れる。
    「ひょえー!無理ぃ」
    うっううっと喉を詰まらせる、虎杖に若干2人は嘘だと言いたくなるが(収録後のコメントにて)そこを我慢すると伏黒が立ち上がる。
    「大丈夫だ・・・御守りあんだろ?」
    「やっぱり関係あんの?」
    「馬鹿!」
    伏黒の言葉に釘崎が声をあげると口を抑える。
    「なんか隠してんの?なぁ!やだよ俺!」
    「何でもないいいから大人しくしとけよ!」
    そう言われて悠仁は膝を抱えて座り込む。伏黒はため息をついて部屋を出るさい。
    「大丈夫よ、アンタが気にするから怖いのよ」
    「でも俺怖がりだからなんかあっても釘崎の事守れねじゃん」
    ぐすんと鼻を鳴らす悠仁の画面の下にテロップで100点と放送時に出されるのはまた別の話である。
    「守って貰えなくても大丈夫よ・・・」
    その時だった、目の前のテレビがぴかぴかと光り出す。
    「なんよなんよなんよ!!」
    「虎杖?」
    「釘崎テレビ」
    作りものテレビが光る度に悠仁は震えるが、釘崎には見えない設定なので首を傾げる。
    「あんた大丈夫なの?」
    「大丈夫くない!だいじょわない!!」
    するとテレビが砂嵐に変わりザァーと鳴り始める。
    「やだ!もうやだ!!」
    「何も無いじゃない」
    釘崎がテレビの画面をパンパン叩いた瞬間。砂嵐が泊まり画面の奥に井戸が映る、某映画のシュチュエーションなのだが、実は悠仁、伏黒、釘崎はこの映画を知らないと言うジェネレーションギャップが後に発覚するのもまた番組を盛り上げた。
    「井戸?なんよえっ!嘘!手?てーー!」
    井戸の中から手が伸びてきて黒髪の長い人物が這うように井戸から出ると画面に向かってやってくる。言葉がおかしい悠仁を見て笑いをこらえる周りのスタッフ。
    「マジ無理!マジ無理!!くる!なんか来る!!」
    もう涙目で近くの座布団を抱き寄せて壁ギリギリまで下がる悠仁に釘崎は女優の様に表情を変えないでテレビを見る。まるで切れているテレビに自分が見えるように笑う。
    「今日も私は可愛い」
    「可愛い可愛い!釘崎ぃ!可愛からぁぁテレビ退かして!!!」
    その間にも、テレビの中ではズルズル這うようにその人物が近づいてくる。ズルズルはう音が妙にリアルで悠仁は座布団をぎゅうっと抱きしめた瞬間バチンっとテレビが切れて暗くなる。
    「と・・・止まった」
    その言葉を聞きながら釘崎が部屋を出ようとする。
    「どこ行くん?」
    「テレビ退かすんだろひとりじゃ無理」
    「手伝うから行かんで!」
    「嫌々・・今のお前無理だろ?」
    部屋を出ようとする釘崎に手を伸ばした瞬間。

    -ブンッ-

    再びテレビに電気が通り画面に光が点る、先程迄這っていた物体がテレビ画面に近づいて前髪の割れ目から青白い肌と恐怖を感じるような視線の瞳を見せつけてくる。
    「ひぃぃぃ!」
    顔を青くする悠仁に釘崎がテレビに向き直るが流石の釘崎も引くほどの演技をする夏油傑に若干殺意が芽生えた。釘崎の異変に気付かないほど悠仁は怯えて座布団を握り込む。
    「やだぁぁ!勘弁こんで!消えて!お願いします!」
    その瞬間、テレビの奥側が白い掌で叩かれ始める。
    「辞めてやめてやめてやめて!!ごめんなさいごめんなさい!悟くんのプリン食べてごめんなさい!」
    恐怖のあまりに小さな罪をバラす悠仁、別室の五条と伏黒は吹き出し。
    「あのプリン悠仁が食ったのかよ・・お仕置じゃん」
    「今ので十分でしょう?」
    「まぁな」
    クスクス笑う五条に伏黒は小さく息を着いた。スタッフがどうして悠仁が五条のプリンを食べたのか気になったが聞かないでいた時だった。
    「うわぁぁぁぁ!出てくんなぁぁぁ」
    既に情緒不安定な悠仁が叫び出す、テレビの画面にはヒビが入り夏油が叩く度にそれが広がって行く。そしてその瞬間バリンと液晶が割れる音と共に低い声が部屋に響き出す。
    うっ〜うっ〜と低く響く声とテレビから出る為に身体をカクカクと独特に動かす貞○ならぬ夏油。
    「むりぃやだぁ!やだぁぁ!成仏して!なんなん!なんなんよ!男のは人でも捨てられたん!」
    悠仁は座布団を抱きしめて背中をめいっぱい壁に押し付けて叫び続ける!
    ズルズルとテレビから出てきた夏油傑が畳に爪を立て引っ掻きながら身体をカクカクと揺らして悠仁に向かう
    「やぁぁ!本当に成仏してぇ!!俺なんも出来んよ!!やぁぁ・・・!」
    悠仁は手に持っていた座布団や周りのものをポイポイ投げ始める。流石に湯呑みを手にした瞬間スタッフは慌て部屋の電気を消した。
    「うおおおおぉ!!くらいくらい!」
    暗視カメラで映る現状は悠仁はあたふたしながら周りを見て傑が居るであろう所に向かい手を合わせ拝み始める。
    釘崎は口を抑えて声を殺すのに耐えていた。そして電気が付いた瞬間、涙目の悠仁は当たりを見渡す。
    「あれ・・あいつは?」
    「あいつ?っうかアンタが1人で騒ぎ出したのよ?病んでんのか?」
    「違う!テレビから変なのが」
    悠仁がテレビを指さすとテレビは元通りでそこには綺麗な状況だった。
    「あれ?さっき割れた」
    「そんなわけないでしょ?あんた疲れてんの?」
    心配そうにする釘崎に悠仁はぐすんと涙ぐむ。流石に良心が痛む釘崎は伏黒に戻れとカメラに視線を向ける。すると暫くしてスタッフと伏黒がやってきて、部屋の移動を告げられて悠仁は安心した様に笑うと、部屋を後にした。そして夕食を食べるシーンと入浴のために温泉だけ撮影が終わると、伏黒に頼んで同室にしてもらい悠仁ぎゅうっと目を瞑り眠りにつくのだった。ふかふかのお布団に深い眠りいた悠仁は視線を感じて眠たい瞼を擦る。擦った瞼に優しく冷たいものが触れて悠仁は固まると恐る恐る目を開けだ。
    「ひょ・・うひゃぁぁぁぁ!!」
    目の前には整った綺麗な顔立ちの玄関に居た人形が悠仁を優しく見下ろして居た。悠仁は驚いて固まっているとその人形が悠仁の頬を優しく撫でる。
    「迎えに来たよ」
    「えっ?やぁ!迎えぇ?」
    悠仁は涙目で飛び上がり背中を向けて眠っている伏黒の背中に体をつけて伏黒の体をパシパシ叩く。
    「起きて!起きて!伏黒!伏黒ぉぉぉー!」
    「うっせ・・・」
    小さく愚痴ると伏黒は体を丸めて寝息を立てる。
    「寝んで!寝るなぁ起きろ!」
    「逃げないで」
    冷たい掌が頬を包む様に触れてくると悠仁はぎゅうと目を閉じ顔を背ける。
    「ンンンっ・・・釘崎ぃー!」
    この場に居ない助けてくれそうなメンバーを呼ぶものの届くはずもなく更に追い打ちをかける様に五条は顔を近づけて息を吹きかけると悠仁が目を開きバチりと視線が絡む。
    「ひっぃぃえやぁうお!!」
    「いこう?ぼくと」
    ずいっと顔を近ずけられて悠仁は涙目で顔を左右にふる。
    「ふしぃ・・ふしぃ・・・伏黒恵!起きて!起きろ!俺連れてかれちゃうよ!!」
    バフバフと布団を叩く悠仁に伏黒が起きる雰囲気を感じて悠仁は振り返ろとするその顔を
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