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    enaka_0731

    @enaka_0731

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    enaka_0731

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    また小説小出しにしていこうかな。
    書くのが苦手なくせにどうしてこんななのか。

    ショコラとバニラちゃん。
    なぜモブが増えるのか。でも少しお気に入り。
    いつかメイン入りするのだろうか。

    偏食の男①アンティークデザインのカフェには双子の姉妹がいる。扉を開けると甘ったるいケーキの香りが鼻についた。そこからさらに奥に進むとカフェのオーナーで、このアンティークなデザインを好んでいる人物が姿を現した。

    タイプライターの音が鳴り響く。
    「ああ...、君だネ。ディーゼル。」
    タイプライターから手を離し歓迎するかのように手を差し出す。
    「あの日から会って来れなかったダロウ?」
    何故だか分からないがと、付け足しそうに首を傾げてキールは揚々と話しをする。
    「会いたかったてか?」
    口角をあげて皮肉を吐き捨てた。挑発的に見下ろしてみせる。
    「私は君が好きだからネ。」
    「気持ち悪りぃこと言うなよ。」
    「お前ほどは気持ち悪くないダロウ?」
    「人肉食うやつに言われたくないが?」
    それまで飄々と答えた男が止まる。
    目線を合わせすらしていてこないディーゼルを見つめる。ドアに身体を預け、腕を組んでいた。
    その瞳は小さく揺れていた。

    「お前は、アレが人だと思っていたのカ。」
    そう、並びの良い白い歯を覗かせる。
    その男は笑った。


    キールの仕事のカモフラージュに経営された
    ケーキ屋は、双子の美人姉妹が大正ロマンモチーフよろしくなデザインの洋装で姉のバニラ、妹のショコラが主に経営をしている。
    雰囲気もあり、人気も出そうなものだが目立つとこにあるわけではないので、お昼時だというのに暇そうにテーブルを拭いていたり、
    お茶の葉を補充していたりと和やかな雰囲気をしていた。
    「ご機嫌よう、ディーゼルちゃん。何かたべていきますか?」
    穏やかな姉のバニラが話しかけてくる。
    「いいえ、お姉さま。こいつと話す必要はないわ。」
    気の強そうな妹のショコラが話しかけてくる。
    「いや?キールと話に来ただけだから。また今度お邪魔させてもらうね〜。」
    軽い調子でひらひらと手を振る。
    ドアから出ると、ドアの開閉を知らせるベルが鳴った。
    そのまま歩きを進める。


    「吐き気がする。」
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