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    2874itmaxx

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    ワンライお題「送り火」「また来年」
    またじんわり地雷臭がするのでポイピクにしました

    #ささくう
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    2874itmaxx

    MAIKING読んでるこっちがこっ恥ずかしいエロを書こうと思って、サクッと5千字くらいで書こうと思ったけど全然終わんないしもういい加減に原稿やんないといけないのでいったん書き半端だけど上げる マジで中途半端なとこで終わってる
    三回目の正直 一回目のセックスは、緊張しすぎてよく覚えていない。
     二回目のセックスは、気負いすぎて空回りした。
     では、三回目は――?


     簓と空却が付き合い始めたのは二ヶ月前だ。互いに好き合っていると理解したのは随分前なので、我ながらモジモジしている期間が長すぎてキモいなと思う。結局なんだかんだとくっつくことになったわけだが、簓はともかく空却は恋愛だのお付き合いだのという経験に乏しく……いや皆無で、恋人同士が踏むだろう手順というやつがよくわからなかった。なので、付き合って一ヶ月の記念日に簓にホテルに連れて行かれたときはカチンコチンに緊張してしまい、よくわからないまま行為は終わった。完遂と言えるのかどうかもよく覚えていない。ケガはしなかったが痛かったこと、ひたすら恥ずかしかったこと、簓がやたら優しかったことは覚えている。断片的にでも思い出すだけで顔から火が出そうになって、変な呻き声を上げて頭を掻き毟りたくなる衝動に駆られるのは、ただただ恥ずかしいからだ。自分の体がコントロールできなくなるのも、誰かの眼前にすべてを曝け出すのも、何もかも初めてだったのだから。
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    oimo91567124

    DONE簓空 オメガバース 巣作り「今すぐ脱げ、パンツも含めて全部脱いでここに置いとけ。外堀が少し足りねぇんだよ」

    開口一番、長らくの収録続きで久々に我が家へと帰ってきた簓を玄関で待っていた空却からのお迎えの言葉である。壮健な空却の発情周期はまさにキッチリと二ヶ月に一度、中旬あたりに必ず来る。それも番となり抑制剤や過剰発情によるフェロモン分泌の不安定さが無くなって久しい伴侶の発情期が来ていることも予測していた簓は持っていた鞄を玄関に置き顔をあげ、自分の服を追い剥ごうとする姿を見上げた。
    その白絹のような緻密なキメをもつ肌を紅く、まるで開花したてのピンクダリアのような色へと薄らと染め上げた空却が儚げな容貌とは真反対の高圧的かつ目的のものが不足していたという枯渇からの苛つきを隠そうともせずに黄金の瞳を気怠さと欲と焦りで揺らがせながら強引な追い剥ぎを告げてきているのは何度見ても一般的には可愛げがないのであろうが、簓の目には可愛く愛おしく思うのは番いになる前から変わらず、眉を下げ自分自身でなく衣服を要求する番に軽口を一つ戯れに返し靴の紐を解く。




    「本物がおんのに皮(ガワ)だけ欲しがりよって…久々に会うたんやで簓さんの 2314

    oimo91567124

    PROGRESS簓空全体 弱り簓さんと盧笙センセ蕭条


    人間は一生、人間の愛憎の中で苦しまなければならないのです。

    (ー『竹青』より  太宰治)



    酷く揺さぶり、欲の象徴たる怒張で力一杯貫き壊しても、失われた執着を取り戻そうとしてもどこか宙へ視線を揺蕩わせ「別れたい」と繰り返す恋人を抱く夢をみて飛び起きたのはマフラーを外しているのだろう轟音を立てるバイクの音が遠くで鳴る外が夜の深みを極め人間の気配が薄らいでいる丑三時であった。
    汗でTシャツが張り付き気持ち悪く、ドクドクと忙しなく鼓動が警鐘を鳴らすかのよう不快なリズムで体の内側から身体を叩かれる。
    息は浅く、吸っているのに肺まで満たらないような気がして回数は増えるばかり。

    …あぁ、またか。

    簓には昔から自分にもどうにもできない悪癖があった。他人に執着を覚える度、感情が大きくなる度、愛を捧ぐほど、同じだけソレを手放したくなり諦めたくなるのである。
    根底にあるのはついぞ、手中に出来なかった家族の団欒や無条件の愛の存在、成長途上で親から送られ教えられるその安堵感を与えられなかった事の傷がケロイドになりもう治せないのである。
    この悪癖を自覚したのは相方との離別の際。嫌だ嫌だと喚き 1807