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    POIPOI 24

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    MEMOれーろ前提のどつの話。
    (楽しくやりたい人が楽しくなるために色々と解釈ではなく考えてる)
    時折やっていた飲み会までサングラスを掛けていることもないので、
    零の瞳を見て、最初にあれ?と思ってたのは簓。
    緑の瞳、というのもそうだが、傷を負った片目。
    その傷のせいで色を失ってるのではないかという可能性。
    共に緑の瞳という可能性もある。
    なんだったらその方が可能性は高い。
    でも頭を過るのは、2年前共に戦ったこども。

    「酔っとるから寝言なんやけど」
    「寝とる時まで騒がしいやつやな。布団敷いたろか?」
    「言ったら寝る」
    「寝言を?」
    「そう。聞いて」
    「ええけど」

    珍しくない2人だけの飲み会。
    というより、簓が押しかけての飲み。
    ぐびぐびと飲んでたけど、零がおらんのはこれはこれで寂しいなぁと飲んでいた時にふっと思い出した。

    「零の目、緑やん」
    「せやな」
    「あの目とよぉ似た子に会ったことあってな」
    「イケブクロで?」
    「そお。でな、その子一郎って名前やねん」
    「へぇ」
    「下に2人おってな、二郎、三郎って名前やったはずやねん」
    「古風な名前やな」
    「で、ここからは確証もない話なんやけど」
    「なに?」
    「零はゼロやんか」
    「一、二、三と続く三人が零の子供やって?」
    「わからんけどなぁ 1371

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    DOODLEサマイチ♀
    深夜と明け方の間に。2人きりの時間を。
    暑かった頃は明るくなっていたのに、すっかり肌寒くなった今はまだ薄暗い。
    身動ぎをしたベッドのシーツは室温に冷やされてひんやりとしていた。

    ふと目覚めた一郎は枕元のスマホを手繰り寄せる。
    スマホの明かりに目を細めてしまう。
    ロック画面に表示されたのは朝5時。
    もう一眠りしたっていいのに、ベッドから下りて椅子にかけていたパーカーを羽織った。

    フローリングもまた冷やされていて、裸足で歩くには少しばかり冷たい。
    しんと静まり返った家の中。二郎も三郎も当然だがまだ寝ている。
    起きることはなかろうが、起こすこともないと、音を立てないように階段を下りる。
    そして、ゆっくりと玄関の鍵をあけ、薄く開けた扉から外に出た。

    「さむ」

    中よりも外は更に冷える。
    腕を抱くようにして、階段を上っていく。
    階段の先、屋上へと続く扉のドアノブを掴むと金属のせいか冷たい。
    もうすっかり冬だ。
    せめて靴にしておけばよかった。
    足元のサンダルを少し後悔しながら屋上へと出た。

    シンジュクを眠らない街というが、イケブクロも負けてはいないだろう。
    あちらこちらと明かりのついた街並み。
    ビルの隙間から見える大通りにはこん 1618

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    MEMOコパスパロ。
    いつものCPが前提にあるけど、設定の話してるのであまり出てこない。
    各リーダーが監視官、メンバーが執行官。
    1係:バスブロ、マットリ
    2係:ぽっせ、まてんろ
    3係:寺、どつ

    バスブロが住まう施設。
    資金繰りが上手くいってないせいか、段々と劣悪になっていき、子供にあたるように。
    そんなことをすれば街頭スキャンに引っ掛かるはずなのに、子供にあたることでクリアになってるのか、誰も助けてくれない。
    子供たちのサイコパスが濁っていくが、子供は外に出して貰えない為にバレない。
    一人だけ濁らない一郎。
    どうしたらと助けを求めようにも手立てはない。
    誰もが幸せにというシュビラは嘘だ。
    こんな思考回路をしても濁らないサイコパス。
    どうしたらと考えても子供の一郎には何も出来ない。
    頭だけを抱える日々。
    そんな日々も、子供のうちの一人が逃げ出したことにより終わりを告げた。
    一郎は誰も助けられなかった。
    そう、二郎や三郎すらも。

    施設の子供たちは全員保護施設へ。
    一郎だけが残された。
    頑張る自分を見せたらどうにかなるのではと勉強も必死になるけれど、
    大きくなるにつれ嫌でもわかる。
    施設に入れば出てこれない。

    そんな一郎に声が掛かる。
    監視官にならないか、と。
    何の因果か 1645