Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    陽炎@ポイピク

    ジョジョ5部プロペシメインです。パソコンもペンタブもないので携帯撮り&アナログ絵しかうpしません。
    🍞🚄🍊🍋の沼にも浸り中
    時々®️®️®️🔥🌊

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 🍊 🍋 🐎 🐅
    POIPOI 476

    陽炎@ポイピク

    ☆quiet follow

    メローネがペッシを甘やかす話
    メロペシ風味のプロペシです

    「プロシュートがペッシを甘やかしたくなる気持ち、俺にも分かるぜ……ペッシは可愛いもんな」
    オレは今、メローネに片手で頭を撫でられている。パソコン型のスタンドのキーボードを打ちながらだから、メローネは結構器用なんじゃねぇかな。
    「可愛いってそれ褒めてねぇよぉ」
    オレはと言えば標的の血液をビーチ・ボーイで採取してる最中だ。任務中なのに呑気な事を口にするメローネにオレは本当にマイペースな人だなと内心呟いた。
    暗殺チームの中でもメローネは特に何を考えてるのか良く分からない。ギアッチョもメローネと知り合ったばかりの頃はそう感じたって言ってたっけ。
    「褒めてるぜ?喩えばペッシのそのスタンド。シンプルで凄くイイ。群像型や遠隔操作型とは違う」
    その時背後から低い声がした。
    「おい。そいつをあまり甘やかすな」
    思わず身を竦めたまま振り返るとプロシュート兄貴が佇んでいた。
    「やれやれプロシュートは手厳しいな。アンタの代わりにペッシを甘やかしてやろうとしていただけなのに」
    メローネはオレのビーチ・ボーイの針先に着いた血液をアンプルへ保管しながら肩を竦めた。
    「ハン、甘やかしたら付け上がるだけだぜペッシは。いいからターゲットにバレる前にずらかるぞ」
    メローネは黙って立ち上がった。先程までの柔らかな眼差しとは違って冷徹な殺し屋の目になる。
    メローネの底知れぬ闇を覗いてしまった気がして、オレは慌ててメローネから視線を逸らした。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💞💞💖💖💗💗💘💘🙏👏💞💞😍
    Let's send reactions!
    Replies from the creator