Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    coiru13

    @coiru13
    コイルと申します。いろいろ描きます。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 14

    coiru13

    ☆quiet follow

    五甚R18漫画。いまこんな感じです!

    #五甚
    fiveVery

    Age verification
    Tap to full screen (size:1108x1520).Repost is prohibited
    😭💯👏💘💘🌋💞💞👏👏👏👏🙏😍😍💖🙏🙏🙏☺☺☺❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    とりさし🐣

    MAIKING高専 五甚(五2年×甚3年の幻覚)
    交流戦と直の横やり / 終始ふざけています
    あ、やべ。面倒なものがくる。
    教室で甚爾が立ち上がってから出口までかかった時間は僅か2秒ほどの出来事だった。
    ガラ、と古びた引き戸を開け放つと前には壁、もとい大きな体がぬっと現れた。
    遅かった。甚爾は舌打ちをして、すぐさま踵を返そうとしたところでその壁、こと五条に肘を掴まれて、そのまま無言でずるずると廊下を引き摺られていく。

    「…………」
    甚爾が突如立ち上がって出口を目指してからのこの1分にも満たない出来事を、甚爾のクラスメイトたちは一部始終みていたが、触らぬ神に祟りなし。どういうわけか知らないが、呪術界最強の力を誇る年下の男に好かれてしまったらしいクラスメイトに、羨んだら良いのか哀れんだらよいのか、今ひとつ分からないまま、静かに心の中で手を合わせた。そもそも五条の気配を察知して逃げる甚爾も甚爾だ。逃げるから追われるのだ。普段からさして素行の宜しくないクラスメイトのこと、なにか五条の腹に据えかねるような事でもやらかしたのだろう、と特に興味もないが、そう結論づけた。


    来る、と察知してから此処へ来るまでに2秒も掛からないのは狡い。こっちは術式とか人間離れしたモンは使えねーんだぞ、と引 5206

    とりさし🐣

    MAIKINGセレンディピティ設定 五甚 10
    マッマとの思い出/初めて自分から五に近付いてしまったと〜じ
    10.



    泣き止まない声、真っ赤になった顔、可哀想なくらい、握り締められた手。
    狭いアパートで、昼寝から起きた子どもはよく泣いた。子どもは酷く泣き怒っていたのに、ゴメンねまだ眠たいよね、と母親が抱けばすぐに泣き止んだ。子どもはとても些細な事でよく泣いたしよく怒った。その度にあいつは「ゴメンね」と言って抱き上げた。その言葉を待っているかのように、子どもはそれを聞いて、今度は甘えるように抱き着くのだ。
    「なんでお前が謝んだよ」
    「え?」
    「恵に」
    不思議に思っていた事を聞けば、予想外のことを聞かれたとばかりにあいつはうーん…と考え込んでしまった。無意識に謝ってるのか、と思っていたら、ぱっと顔を上げたあいつが、
    「考えたこと無かったから分かんないけど、恵が困って泣いたり怒ったりしてることは、ちゃんと私たちがどうにかしてあげられるよ、だから安心してって教えてあげたいの」
    ごめんねって言うのは、ちゃんと私たちの力が及ぶ事柄にしか使わないでしょ、と言った。訳が分からず、首を傾げた自分に「うーん例えば」とあいつが、眠る恵の柔らかな髪の毛を撫でながら、
    「恵が空を飛びたいって言うとするじゃない?」 4940

    recommended works

    Cでござりまする

    DOODLE恵直です
    何度でもいいますけど恵直です
    直には受けの才能があると思いました(少数派なのは知ってる)
    血と少しのすけべありますので、ご注意を
    殺してやろうと思っていたのは本心からだった。
     自分の地位を揺るがすもの、欠片でも脅かすもの、価値のないものはいなくなっても何も問題ない。
     世界は自分のために回るなんてことはないけれど、ならば自分で良いように回してやろうというのが直哉の偽りない考えだ。
     それを回すのに術も何も守るべきルールなどなく、邪魔になったほうが悪いのだから。
     クズだゲスだと弱者は叫ぶが、カスみたいな存在に言われたとて何も思いはしなかった。
     憐れだ、とさえ思う心も見つからない。
    「……憐れですね、それ」
    「クソガキ、ほどけやコラ」
    「嫌ですよ。折角繋いだのに、自分からほどく馬鹿いませんって」
     土地勘のない直哉にとってここがどこなのか、なんなのかなどわからない。
     東京だとは思うが、あくまでも予想。
     そも、目の前の殺したい男が遠方に自分を連れていけるほどの財力がないことなど、知っている。
     だからわからない。
     何故己がこのように囚われているような真似をさせられているのか。

     埃のような臭いに混じる湿った空気。
     少し金臭く、括られた両手首には冷たい手錠のようなものがかけられている。
     どうせ正規品では 1274