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    orangejujutu

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    orangejujutu

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    「初エッチした翌朝、彼氏が冷たかった話」本編に入れようとしたけど、先輩があまりに下品でお蔵入りにしたやつ。エロくはないけど、下品😂
    なんでも許せる方だけ。見直しもしてないので、文章めちゃくちゃですよ。
    せっかくなので、供養🙏

    #五悠
    fiveYo

    初エッチした翌朝、彼氏がとんでもなく可愛かった話「せんぱぁい……ん、すき…」

     無意識なんだろうか、いつもよりずいぶんと甘えた声を出して、ゴロンと寝返りを打った恋人に、俺の肩がビクリと震える。
     どんな呪霊や化け物だって、怖いとすら思ったことがない俺が、隣でヨダレ垂らしながら寝てる2つ歳下の恋人、虎杖悠仁が今は怖い。いや、怖いというより尊い。尊すぎて顔が見れない。
     出会った時から、こいつだけなぜか輝いて見えた。大きなつり目気味の三白眼だとか、ふわふわのピンクの髪だとか。いつも笑顔で、俺と話してる時なんかはうっすらと頬が赤く染まってたりして、もう、ドキドキしない方がおかしいだろってくらい可愛い。何度でも言おう。めちゃくちゃ可愛い。
     そんな悠仁からまさかの告白をされて、ただの先輩後輩から恋人へとステップアップした関係は、今まで出会った女は30分以内にお持ち帰りしてた過去の俺が見たら絶句するほどの純愛ぶりだった。正直、一番驚いてるのは、俺。
     悠仁が好きで、可愛くて顔を見るのも恥ずかしい。視線が合うだけで卒倒しそうになる。それでも、勇気出して手を握った時、嬉しそうに笑ったあいつの顔が忘れられなくて、その3日後にようやく初キス。しかも触れるだけの、今時小学生でももっとすごい事やってんだろってくらい、チュッて程度のやつ。それでも、めちゃくちゃ柔らかかったし、悠仁のキス顔逃したくなくて、俺はサングラスの奥で六眼フルに開いて口付けた。ちなみに悠仁とキスした喜びで、その日の夜はまったく眠れなかった。ここまでお付き合いを始めて3ヶ月が経過していた。
     一度キスして度胸がついたのか、その後は順調に舌入れたり噛んだり舐めたり、まぁ、色々とするようになったけれど、どうしても最後まで行く勇気が持てない。悠仁はきっとそーゆー事は未経験だろう。はっきり聞いた事はないけど、絶対そうだ。虎杖悠仁は童貞処女。正直今まで女相手にする時も、処女だけはめんどくさくて避けていた。後腐れない関係が楽だったし、痛がる相手を宥めながらのセックスなんて、とてもじゃないけれど俺のサトルくんが萎える。けれど相手が悠仁なら、めんどくさいどころか、まだ誰も知らない未開発な身体を最初に抱けると想像しただけて鼻血が出そうになる。俺のサトルくんも元気100倍だ。何度、悠仁とのセックスを妄想して、自慰にふけったかわからない。悠仁と付き合い初めてから、関係のあった女は全部整理した。それから一度もセックスなんてしていないから、ここ一年、ずっと右手のお世話になってきたわけなんだけれど、付き合い初めて一年目の夜、ついにその時が訪れた。

    「先輩。付き合って1年、おめでとう。でな、俺、準備してきたんだけど、その、そろそろ抱いてくれませんかね?」

     部屋につくなり俺を寝室のベッドに押し倒した悠仁は、馬乗りになりながら真っ赤な顔してそう誘ってきた。好きな子にここまで言わせて手を出さない程、俺は聖人君子ではないし、何より相当勇気を出して言ってくれたことくらい、その震える肩から簡単に想像が付く。
     やばい。可愛い。好き過ぎる。
     ぶわっと愛しさが溢れて、気が付いたら夢中でがっついていた。遥か昔の初体験の時ですら、こんなに興奮しなかったってくらいにやばかった。正直、妄想の悠仁よりも100億倍くらいエロかったし最高だったし、好きと可愛いしか言えてなかった気がする。
     初めてだから無理はさせたくなかったのに、一回だけで済むわけがなくて、毎回あと一回だけって思いながら、片手じゃたりないくらいヤリまくった。こんな全力でセックスしたのは初めてで、さすがのフィジカルモンスターの悠仁ですら、最後は気を失うくらいの激しさだった。
     やばい。本当にやり過ぎた。
     キスマークや噛み跡だらけの酷い状態の悠仁を見て、ひやりと背中が粟立つ。
     とりあえず、身体を拭いてやって、脱ぎ散らかした衣類を洗濯機に入れて、気を失ったまま寝てしまった悠仁を見つめた。

    「悠仁、ごめんな」

     セックスの最中、悠仁は泣いていた。そりゃそうだ。初めてでこんなにめちゃくちゃに抱かれれば、さすがに怖かっただろう。

    「でもさ…もう、俺、お前の事手放してなんかやれねぇよ」

     ほんの少しだけ残る涙の跡に触れると、薄暗い部屋の中で、悠仁の両眼がゆっくりと開いた。

    「…ん、せんぱい…抱いてくれて、ありがとな」

     目が合って、悠仁はふにゃりとした笑顔を浮かべてそう一言だけ告げると、また瞼をぱたりと閉じてしまった。

    「…ん、だよ、そりゃ…可愛いすぎんだろ…」

     はたしてそれは寝言だったのか。そのまま、再びすうすうと寝息を立て始めた悠仁の枕元に顔を埋めながら、あまりの可愛さに悶える。
     我慢出来ずに、寝ている悠仁の唇に触れるだけのキスをすると、無意識なのかねだるように口が開いた。唇の間から見える赤い舌にドキリと心臓が鳴って、たまらず再び口付けると悠仁の瞳が今度ははっきりと開く。

    「先輩のえっち」

     至近距離で視線が絡むと、悠仁はふふっと笑ってから舌を伸ばして、ぺろりと俺の唇を舐めてから、そのまま再び夢の中へ。今度は、頬を引っ張っても起きやしない。

    「えっちはどっちだよ…俺を殺す気か…」

     バクバクと鳴る心臓を押さえてつい前屈みになる。

     あ、やべ。

     また元気になってきそうなサトルくんを鎮めようとして、とりあえず萎えそうなネタを考える。去年の学祭の夜蛾の女装を思い浮かべて、なんとか事なきを得た。

    「くっそ…最強の俺をここまで振り回せんの、マジでお前だけだからな」

     さっきまでのエロさはどこへいったのか。実に健康的に眠る恋人の隣で、俺は眠れぬ朝を迎える事になった。

     好き過ぎて顔が見れない。
     ヤリたくなるから触れられない。

     結果、俺は自分を落ち着かせるために悠仁を少しの間遠ざける事になって、その事が原因で大後悔する羽目になるのだけれど、この時の俺は、ただただ幸せでそんなこと全然気がつきもしなかったのだ。
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    orangejujutu

    MOURNING「初エッチした翌朝、彼氏が冷たかった話」本編に入れようとしたけど、先輩があまりに下品でお蔵入りにしたやつ。エロくはないけど、下品😂
    なんでも許せる方だけ。見直しもしてないので、文章めちゃくちゃですよ。
    せっかくなので、供養🙏
    初エッチした翌朝、彼氏がとんでもなく可愛かった話「せんぱぁい……ん、すき…」

     無意識なんだろうか、いつもよりずいぶんと甘えた声を出して、ゴロンと寝返りを打った恋人に、俺の肩がビクリと震える。
     どんな呪霊や化け物だって、怖いとすら思ったことがない俺が、隣でヨダレ垂らしながら寝てる2つ歳下の恋人、虎杖悠仁が今は怖い。いや、怖いというより尊い。尊すぎて顔が見れない。
     出会った時から、こいつだけなぜか輝いて見えた。大きなつり目気味の三白眼だとか、ふわふわのピンクの髪だとか。いつも笑顔で、俺と話してる時なんかはうっすらと頬が赤く染まってたりして、もう、ドキドキしない方がおかしいだろってくらい可愛い。何度でも言おう。めちゃくちゃ可愛い。
     そんな悠仁からまさかの告白をされて、ただの先輩後輩から恋人へとステップアップした関係は、今まで出会った女は30分以内にお持ち帰りしてた過去の俺が見たら絶句するほどの純愛ぶりだった。正直、一番驚いてるのは、俺。
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