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    NAibqhK2Z7T32sR

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    続き書いてくれるAI使用です
    ナツハピです!

    #ナツハピ
    natsuhapi

    青い猫と滅竜魔導士の、何気ない1日ハッピーは見た目は猫だ。実際には猫とは違うが、猫と同じような仕草をするのだろうかとナツは気になった。
    そして、観察してみると……
    「ナツー!お腹すいたー!!」
    ハッピーはお腹が空いたと言いながらしっぽをピーンと立てている。まるでご飯を要求するように……。そんな様子にナツは思わず笑みを浮かべた。猫だったら、しっぽをピーンと立てるのは甘えたい時やご飯の要求をするときにするらしい。
    「おいら今日はご飯作るの面倒だから、ナツが作って?」
    ハッピーは甘えるようにナツの足元に擦り寄る。その姿を見たナツは何とも言えない気持ちになりながらも、とりあえず抱き上げてみた。するとハッピーはゴロゴロ喉を鳴らして嬉しそうにしている。その姿を見ているうちに愛おしさがこみ上げてきたのか無意識のうちに頭を撫でていた。ハッピーはその手にすり寄ってきてもっとなでろと言っているかの様に目を細めている。
    「分かった、ハッピー何が食べたいんだ?」
    「もちろんお魚!」
    「じゃあ魚にしような。」
    魚はハッピーの大好物だ。ご飯は焼き魚だと伝えると、ハッピーは嬉しそうにピンと立てたしっぽをブルブル震わせた。
    「おさかな!おさかなだ!」
    ハッピーは屈託の無い笑顔でナツを見上げる。それを見て自然と表情筋が緩む。こんな顔誰かに見せたらきっと惚れてしまうだろうと思うぐらいには幸せそうな顔をしていた。
    「ほれできたぞー」
    「わぁ~!美味しそうだね!」
    二人はテーブルを挟んで向かい合って座っている。今日の夕食は魚の塩焼きにしたようだ。ハッピーはとても良い匂いのするそれにうっとりしながら尻尾を立てている。どうやら相当楽しみみたいだ。
    「いただきますっ!」
    元気よく挨拶をすると早速一口食べる。すると目を大きく見開いてガツガツ勢い良く食べ始めた。よほど気に入った様である。あっと言う間に平らげてしまった。
    「ごちそさまでしたっ!!オイラもう満足だよ~♪」
    満面の笑みで笑う姿につられて頬が上がる。それから食後の休憩としてお茶を飲みつつ雑談をしていたその時だった。
    突然、外の天気が悪くなり始めたのだ。つい先程までは風ひとつ無い快晴だった。しかし、夕飯を作ったり食べたりしているうちに風が吹き荒れ、大雨が降り出した。しかも雷まで鳴り響いている。これはただ事ではないと思い慌てて窓の外を見ると遠くの方から分厚い雲が迫ってきている事に気づいた。それは物凄く早い速度でこちらに向かってきている。だがまだ距離がある為そこまでの脅威ではないだろうと思ったのだが……。次の瞬間空に大きな稲光が走り一瞬遅れて轟音が聞こえた直後、ものすごい衝撃と共に地面が大きく揺れる。そしてそれと同時に激しい雨も降ってきた。そのあまりの激しい音と光に驚いてしまったのかハッピーは耳を立てて警戒し、表情も固い。
    「大丈夫か?ハッピー。怖いなら俺の後ろに隠れてろ。絶対に外に出るんじゃないぞ?」
    「うん……」
    不安気に返事をした。その直後また大きな稲妻が落ちてきて今度はさっきよりも近くに落ちたらしくかなり近くで落雷による爆音が響き渡る。
    「きゃああ!」
    ハッピーは悲鳴を上げて耳を押さえながらしゃがみ込んでしまった。その様子は怯えている子供のようでとても可愛かった。思わず抱きしめそうになったが我慢してハッピーの手を引いて部屋の中に連れ込んだ直後、再び稲光と共に轟音が鳴る。
    ハッピーは怖くて仕方がないといった感じで震えている。尻尾は膨らみ、身体中の毛を逆立てて威嚇をしているかのような姿勢を見せる。そんな様子を見かねた俺は少し落ち着くようにと言ってみる。するとハッピーは小さく縮こまりながら首を横に振った。まあ無理もない。これだけの雷と大雨だ。怖いのも仕方がないだろう。
    「大丈夫、ハッピー、大丈夫だ。」
    安心させるように優しく語りかけるように話しかけるとゆっくりと顔を上げた。その目は涙目で今にも泣き出しそうである。そんなハッピーをぎゅっと抱き寄せて背中をポンポンと叩いてやる。するとハッピーは次第に落ち着いてきたのか、ゴロゴロ喉を鳴らし始める。尻尾を大きくゆっくりと揺らしている。少しは安心させることができたのだろうか。
    「落ち着いたか?」
    そう聞くとハッピーはこくりと首を動かした。
    「よし、いい子だな。」
    頭を撫でてやるとハッピーは気持ち良さそうに目を細めた。
    「よし!このまま寝ちまうか!」
    そう言うとハッピーは目を丸くした後、大きく何度もうなずいた。そしてそのまま二人はベッドに横になる。ハッピーはナツの腕の中で丸くなっている。ハッピーは眠たくなってきたのか目がとろんとしている。
    それを見たナツは愛おしさと幸せと切なさが混ざって胸が苦しくなる。ナツはハッピーをギュッと抱き締めて眠りについた。



    翌朝、雨は既に止んでいた。
    外は眩しい朝日に照らされている。ナツは目を覚まして腕の中を見てみるとそこには小さな温もりがあった。ハッピーだ。ナツが目を開けたことに気づいていないのか気持ちよさそうに眠っている。ナツはその幸せそうな顔を見て自然と頬が緩む。幸せそうな顔で眠るハッピーの頭を撫でる。ふわふわとした手触りのよい青い毛並みはとても触り心地が良い。ハッピーは撫でられるのが好きなのかもっとしろと言う
    「なんだ?もう起きたのか」
    「うん……だって、この時間になるといつもお腹減っちゃうんだもん」
    まだ眠たげに瞼を擦りながら答える。
    「ほれ、朝ごはん食べるぞ」ナツが声をかけるとハッピーは嬉しそうにピンとしっぽを立てた。それから朝食を食べ終えて二人共身支度を整える。
    猫みたいで猫じゃない、ハッピーとのなんてことも無い平和な1日なのでした。
    end
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