Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    めてぃ

    結界師正良の妄想をほぼ壁打ちでただ垂れ流すだけのアカウント。
    あとは自作正良ぬいで色々と写真取ってます。
    メモとあるのはほぼ小説かほんとにメモだけです。
    なにかあればTwitterかマシュマロまでどうぞ。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 84

    めてぃ

    ☆quiet follow

    こんな正良を書きたいと思って早2年…
    隣のお兄さん(正)は、良だと分かっててわざとやってみたいな?

    大学生になった良守は、一人暮らしを始める。アパートは裏会のあっせんで格安に住める物件を紹介してもらった。
    大学からもほど近く自転車で通学ができ、お菓子作りのためキッチンは広め、風呂・トイレ別が最低条件だったため、古さは特に気にはしていなかった。
    引っ越してきてみてわかったが、希望通りの間取りとはいえ、隣との壁は薄く声や音がよく漏れ聞こえてきた。
    とはいえ、生活音程度ではあまり気になることもなく、平穏な学生生活を送っていた。

    良守の部屋は2Fにあがって奥から2番目だったが、一番奥の部屋つまり良守の部屋の隣の住人が若干問題ありだった。
    いつも夜明け近くに帰ってくるようで、扉の閉まる音などで目が覚めることもあった。その程度なら我慢できるものの、隣に良守が引っ越してきたことがわかっているはずなのにテレビの音量など気にする様子もなく、音が駄々洩れだった。
    格安で済んでいるから仕方がないと諦め、寝る前には防音結界を張って寝るようにしたところ、まあまあ快適な生活が送れるようになった。
    ある日バイトから帰ると既に隣人は帰宅してるようだった。珍しいこともあるもんだと思いながら部屋に入った途端、隣の部屋からは女性の甲高く喘ぐ声と、ギシギシというベッドの軋む音が聞こえてきた。
    疲れて帰ってきたのに勘弁してくれよと思いつつ、音を聞こえなくするためテレビの音量を少し大きめにして晩御飯を食べていると、突然隣の部屋からドンと壁を叩く音が聞こえてきた。
    そっちのせいで音大きくしてるのにとイラッとしたが、変なトラブルを起こしたくなかったので、仕方なく音量を下げた。
    しばらくすると扉が開く音がし、女性のハイヒールのカツカツとした音が階段を降りていく音が聞こえた。
    やっと終わったかと安心してると、また女性の喘ぐ声が聞こえてきた。何人連れ込んでるんだよとゲンナリしたが、先程のようなギシギシする音は聞こえてこない。
    なんとなく耳を済ませてしまう。どうやら今度はAVを見ているようである。それにしてもこんな大音量で見るなよと思う気持ちと、どんだけ溜まってんだよという呆れた気持ちで気が滅入り、その日は早々に寝てしまう。
    とんだ部屋に引越してきてしまったと思ったが、直ぐに引っ越すわけにもいかず、良守の苦悩の日々が始まった。

    隣人は、帰ってくる時は明け方が多かったが、どうやら毎日いるわけではなく、長期で空けていることもしばしばだった。ただ、決まって長期間いなかったあとには女性を連れ込んでるいるのである。
    女性経験の乏しい良守は、初めの頃は恥ずかしく思っていたのが、だんだんとその行為に興味を持つようになってきた。だが、相手がいるわけでもなく、こっそりスマホでエッチな動画を見てはそっと自身を慰めてみたり、隣から漏れ聞こえる声に想像を膨らませたりしていた。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖👏👍🙏🙏🙏💞🙇🙏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works