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    オサハタ

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    カプものR18はピクブラにだったり↓
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    マシュマロ
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    オサハタ

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    #半サギョ

    re-birth②「もしかして僕を救おうとしてます?」

     あれから数週間経った。その間俺はサギョウに口付けた、抱きしめた、好きだと言った、だがそれだけだった。
     サギョウは何度か俺を誘った。そのたび俺はしないと断った。
     そして、聞かれたのが、今だ。

    「こないだ僕がぶっちゃけたからかな? いいんですよ気にしなくて、むしろ好きにしてもらった方がこっちとしてはありがたいから」
    サギョウは今日もけらけらと笑う。
    「それとも雰囲気が良くない? しおらしいほうが盛り上がりますか?」
    瞳にすうっと憂いに似た恥じらいが帯びる、控えめに袖を引く手を握って、抱き寄せて、好きだと告げた。
    「それは分かってますよぉ」
    頭の斜め後ろから聞こえた声は呆れを含んでいる。
    「だからセックスしましょって……ねぇ……?」
    囁きに変わる音、耳を撫ぜる濡れた舌の熱を、やんわりと避けた。
    「……もう〜!」
    不機嫌をあからさまにする、サギョウの名を、呼んだ。
    「なんですかぁ?」
    睨みつけてくる目尻に親指で触れて、それから、
    「救おうなどと思い上がってはいない」
    俺は、懇願した。
    「お前に俺を、救ってほしいだけだ」
    と。
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