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    dear_twst

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    アズ熱砂
    「世話をすると同時に監視をする性格」
    新緑に落ちる雫のように爽やかなダージリンとレモネードから、混ぜるとライチリキュールのスッキリ甘めな味が広がります!

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    kazeaki_twst

    MAIKINGアズ監🌸「戻れない日々の続きを歩いて行く」
    前作の「星が降る夜に」の続き。
    その日は、本当にいつもと変わらなかった。
    四年生になり、いつもと同じように研修先からグリムと帰宅し
    「グリムーっ!ちゃんと外から帰ったんだから、手を洗いなよーっ!」
    なんて言いながら、自分の部屋で制服を脱いでいた。外は、すっかり暗くなり秋らしく鈴虫か何かの虫が鳴いている。
     そして、ふと鏡に目をやると首元のネックレスが光った。そこには、恋人が学生時代に使用していた魔法石───を再錬成して作った少し小ぶりの魔法石がついていた。監督生の頬が思わず緩む。
     これをプレゼントされたのは、ほんの数日前のことだ。

    「監督生さん、これをどうぞ」
    いきなり差し出された小さな箱を見て、監督生は首を傾げた。目の前は、明らかにプレゼントとわかるラッピングに、少し緊張した表情のアズールがいた。
     監督生は、何か記念日であっただろうかと記憶を辿り───思い当たる事もなく、思い出せない事に内心焦った。当然、自分は何も準備していない。
     しかし、このまま何も言わずプレゼントに手をつけなければ、きっとアズールは傷つく。いつも余裕綽々とした態度で、若年だと侮られながらも学生起業家として大人たちと渡り合う深海の商人── 2244

    葉づき

    DONEニンコパ エアスケブ小説企画
    リクエスト:ジェイドの寮服。モストロラウンジでいらっしゃいませ
    あぁ、監督生さん。ようこそモストロラウンジへ。いらっしゃいませ。さぁ、そんな入口で縮こまってなんていないで、奥にご案内致しますよ?」
    「あっ、はい……!」

    モストロラウンジ。落ち着いた青と紫をメインカラーにシックかつ洗練された内装。上品で上質はその空間。それはそこにいるお客の学生服が浮いて見える程。学園内にありながら、ここは単なる学生向けのカフェではない。それも当然だ。ここはあのアズール先輩が手掛けた紳士の社交場なのだから。

    是非居らしてください、と物騒な方のウツボの人魚の先輩がニッコリと微笑んで、私の手に半ば無理やり握らせたのはスペシャルドリンクセットの半額券だった。「監督生さんはまだ居らした事がありませんよね? サービスです。これを機会に是非」と笑みを深くされて、そのほぼ強制的なお誘いを私はおずと受け入れるしかなかった。私だって学園で人気のモストロラウンジには興味はあった。でも中々行く機会が無かったのは本当の事だった。……半額はでかい。結局私はジェイド先輩の願う通りの行動をする事になる。

    そして今、半額券を握りしめてモストロラウンジへ向かい、その内装と流れるジャズから醸し出さ 1367