〔38〕スパンダム受けメモまとめ【2022年10月2日~10月10日】スパンダム受けメモまとめ【2022年10月2日~10月10日】
ルチスパ・フースパ・ジャブスパ・クザスパ・ネロスパ・サボスパ・モブスパ
スパンダム♂
スパンダム♀(先天性♀)
表記無くてもルチスパが混ざっている事があります
ルチスパ+フースパが多いです!
カプ要素の無いメモもあります⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
裏雰囲気要素有り
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2022年10月2日
CP-0時代
ルチスパ・モブスパ
裏雰囲気要素有り
朝から寝起き寝バック⋯⋯というか、寝ている状態で寝バックされて起こされた。当然相手はルッチだと思っていたからおとなしく付き合っていたら⋯⋯全然違って、CP-0文官のひとりだった。偶に本部に残されて書類仕事を一緒にしていた奴だった。なんでそんな事したんだか⋯⋯だって、一応犯罪ですよね?抵抗はしなかったけど、同意もしていないし、合意でもないですよ。まぁ、ルッチ相手でもそれは当て嵌まりますがね
備考
誰かに語ってるの何か分からない、まぁメモなので⋯⋯⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年10月2日
周りの男が居なくなる
現パロ時空
関わった男×スパンダム
フーズ・フー
父親が部下を家に連れて来た時に紹介された。歳は3つ下だった。
付き合うようになった。けれど、ぱたりと仕事場に来なくなったと父親に言われ、連絡も取れなくて関係は消滅した。
ロブ・ルッチ
実のところ、子供の頃から知っている。歳はギリギリ一回り差ではないけれど、11離れている
昔からアピールされていた。悪い気はしなかったが周りの目が恐ろしいと思う事はあった。通報されちゃあ敵わないので極力相手をしなかった。
どんどん美形になっていった。13歳の頃も中々の美少年で、ルッチが18歳の頃におれがフーズ・フーにフラれたと思い猛アピールして来たが、傷心のおれは相手しなかった。23歳でルッチはおれの前から姿を消した。
ネロ
おれの仕事場の部下のひとりだった。そばに置いたのに直ぐに居なくなった。
付き合い始めたばかりだったから、まぁいいかと思った。
ロブ・ルッチ
28歳になりルッチが再び戻って来た。ネロに捨てられたばかりだったが今回は傷付いてはいない。ルッチはまだおれの事を好きでいてくれているだろうか?
ルッチはおれの事をまだ好きでいてくれた。付き合ったけど、直ぐに喧嘩をして別れた。
ロブ・ルッチ
大喧嘩した末に別れたルッチから電話がかかって来た。必ず戻ると連絡が来て恐かった。
クザン
父親の勤めている会社の関係会社に勤めていたエリートのクザンさん
先代の社長に次期社長の座を推薦されたけれど別の人が社長になり、クザンさんは会社を去った。
おれとは、父親を介して20年来の知り合いだった。ルッチの居ない間にも色々と仲良くしてくれたクザンさんだったけれど、おれに何も言わずに居なくなった。
おれは何度置いていかれるのだろうか?
ロブ・ルッチ
戻って来たルッチに逆襲とか復讐とか暴力をふるわれると思って怯えていたけれど、ルッチはそんな事はしなかった。ただ、戻って来てそばに居た。
「何なの!付き合ってるの?」聞いたら付き合っていると返された。
でもなんか恐くて心から好きにはならなかった。今度居なくなるのはおれだろうか
スパンダイン
父親が病気で入院した。良くならなくてずっと入院している。会社での役職も落とされていた。具合が良くならないかもしれなくて不安でいっぱいだった。
おれを置いて居なくならないで欲しい⋯⋯
備考
性別不明だなぁ(๑ᵒᯅᵒ๑)
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2022年10月2日3日
ファンクとスパンダム
ファンクが近頃反抗期かもしれねぇ。
いつもおれのそばに居たのに、書類仕事をしている時いつの間にか象の姿になってどこかに行っているようなんだ。
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スパンダムの為に覚醒しようと修行しているファンク
動物系(ゾオン系)は鍛えれば鍛えるほど力が増幅すると小耳に挟んだからだ(小耳と言ってもファンクの耳は大きいが)
走り込みで40キロの速度で早歩きしている姿を見掛けた者は、運動不足でストレスが溜まっていて逃走していると思った。
鼻を使って木に張り手のような事をしたり、木を鼻で叩いたりしていた。
剣を振る訓練をしているのだが、それを見た者は持ち主に相当ストレスが溜まっていると思ったりしていた。
ファンクは戻って来るとスパンダムをもすもすした。(これはファンクからすると猫吸いのようにスパンダム吸いをして癒されているのかもしれない)
フクロウに近寄って道力を教えて貰って強くなったか確認もしていた。
象の脳みそは5キロ程
人間と同じように複雑な造りをしていて、人間と同じように学習する。
臨機応変に対応も出来る
ファンクはスパンダムの為になる事をしたかった。
備考
メモ
スパンダムの象剣がレベル99になったのでスパンダムはチート級の強さを手に入れた(ファンクがくっそ強いって事!)
時速40キロ
脳の重さは5キロ・人間と同じ非常に複雑な構造・人間と同じく学習し、状況に合わせて臨機応変
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2022年10月3日
CP-0諜報員
モブとモブのお話
「総監の元上司だったからって総監の後ろついて回ってるあの下っ端、みんなで痛ぶってやろうって話が出てるんですけど、一緒にやります?」
「下っ端ってスパンダムさんの事か?」
「そうです」
「やめておく」
「そうですか」
少し若いから知らないんだろう
その昔、諜報部員に成り立てのあの人が【父親への腹いせ】【上流階級の下っ端】【口の立つ生意気な下っ端】【上官に媚を売る下っ端】として呼び出されいびりという名の制裁を受けた後、上官に成り上がりそいつらが粛清された事を
あの人が下っ端のままでいる筈がない
きっとこいつらは粛清される
まぁ、取り敢えず
【貴方に害を及ぼそうと考えている者が居ます。お気を付けを】
部屋の扉の下からカードを差し込んでおいた。
知ってしまった以上は何かはしておかないと、後から『お前は知っていて何もしなかったのか?』と粛清に巻き込まれてしまう
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2022年10月3日
少年ルッチ時代
ルチスパ ・フースパ
スパンダム♀(先天性♀)
「フーズ・フーには誰も敵わないんだって」
「そうですか」
「ルッチとどっちが強いかな?」
「そういう事は言わない方が良いですよ。貴女を懸けてどちらかが死ぬ事になる」
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2022年10月3日
諜報部員時代
フースパ
スパンダム♀(先天性♀)
「フー、わたしと勝負して」
「あー、降参、おれの負けだ。お前の勝ちだ」
「ちゃんと勝負して」
「長官の娘と勝負出来る筈がない」
「長官の娘とか関係無い」
「お前を相手におれが勝てる筈が無い」
「嘘ばっかり」
「好きな女を殴る趣味は無い」
「⋯⋯⋯⋯」
「嘘じゃないからな」
「⋯⋯」
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2022年10月3日
CP-0時代
ルチスパ
総監に嬲られるスパンダム
裏雰囲気要素有り
総監の部屋に呼び出される前に痛覚を麻痺させる注射を射つ
総監に何をされても目を閉じてやり過ごした。
総監がおれを怯えさせようと人型・人獣型・獣型で嬲って来るが、痛覚を無くしたおれは今は怖くはなかった。
後から酷い痛みが来るが、その時は鎮痛剤を使用する
嬲り方の中に性的陵辱も含まれている
おれは上官の時にこんな事を部下にした事も、こんなやり方を教えた事も無い
人型・人獣型・獣型で攻められて、なんて趣向だと思った。
目を閉じて終わるのを待つだけだ
備考
総監ルッチがスパンダムに対して酷い事する文字は書いてこなかったつもりだけれど、優しい担当がフーズ・フーになったので、総監が酷い事する人になってしまっている(ᯅ̈ )
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2022年10月4日
CP-0時代
政府から逃げ出すスパンダム
フースパ
スパンダム♀(先天性♀)
「スパンダムちゃんは結婚を考えた相手とか居なかったの?」
「⋯⋯⋯⋯あ、そうだ」
「心当たりがあるのね」
そうだ、フーだ!フーズ・フーを使おう!おれならフーを呼び出せるかもしれない。政府にフーを呼び出す交渉をするからと、居場所を教えて貰うんだ。政府はフーの居場所を知っているくせに手を出していない。フーの後ろには大きな何かが在るんだ。
おれは急いで政府の、総監では無い、元から居たCP-0諜報員に話を持ち掛けた。
「おれはフーズ・フーを呼び出す自信があります。居場所さえ教えて頂ければ必ず個人で接触し、捕らえてみせます」
おれの命は捨て駒だとして承諾して貰えた。そのCP-0諜報員も見届け人と援護として着いて来る事になったが、おれは上手くやってみせる!
「フー、久し振りだな」
「何の企みがあっておれを呼び出した?お前だから聞いてやったんだぞ」
「おれは今CP-0に諜報員として所属している。CP-0の総監になったのはロブ・ルッチさ。はっきり言って、おれはあいつの恨みを買っている、いつ消されてもおかしくないのが現状だ。同僚の、と言っても大先輩なんだが、その人に結婚を考えた人が居るか問われてフーの存在を思い出した。フーのところに逃げればおれはまだ生きられるんじゃないかと考えた。フーならおれを助けてくれるんじゃないかと⋯⋯」
「政府を裏切る事になるぞ?」
「向こうに捨てられたんなら仕方が無いさ。フーと同じ道を進みたい。フーが居なくなっておれの人生、登ってるようで実際は降っていた。顔もこの有様、その件は全て今の現状を招いている。フーが居たら止めていたか、サポートしてくれて成功していたかもしれない。おれにはフーが必要だ。フーにはおれは必要無いかもしれないが⋯⋯。一緒に連れて行ってくれないか?そこでCP-0の諜報員が監視と援護の為に待機している。逃げ切れるか?」
フーの返事もまだ聞いていないのに、フーがそばに置いてくれる事を承諾すると当たり前に判断している
フーが再会の抱擁をするようにおれの身体を包み込むように抱き締めて、その場から姿を消した。
CP-0諜報員を撒く事に成功した。
おれはもう戻れない道を選択した。
フーがそばに居てくれるからそれでも構わないと思う
備考
知り合いというか、もう蒸発した元彼状態のフーズ・フー
ルチスパの恩恵は受けているだろうに気付かないスパンダム♀
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2022年10月4日
CP-0時代
ルチスパ・フースパ
「ルッチの告白断っとるようじゃのぉ?ルッチ以外にお前の事好いてくれる奴なんておらんじゃろうに」
「おい!よせ」
ルッチがカクを止めに入った。
みんなはルッチが照れているのだと思った。
「⋯⋯⋯フーがいる。忘れてた⋯⋯おれには、親父とファンクの他にフーがいる」
「チッ!あいつの事は忘れろ!」
ルッチはスパンダムの頰をぶった。
シーンとなった。
スパンダムの口の中は切れていた。
ルッチを冷めた目で見ていた。
「フーは優しい男で、おれに暴力なんてふらなかった」
「フーっていうのは誰の事なんじゃ?」
「元CP9諜報部員、当時のおれと強さは五分五分だった。スパンダインの部下でスパンダムの男だった。任務に出て戻らずじまいだ」
備考
メモなので短いのです⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
フースパ前提のルチ→スパでフーズ・フーの事忘れたままでいろ、忘れろって思ってるっち⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年10月4日
フーズ・フーがゴムゴムの実の護送に成功していた場合
フースパ風味
フーズ・フーがゴムゴムの実の護送の任務を完遂した。
ゴムゴムの実の能力を持たない麦わら一味のモンキー・D・ルフィは王下七武海のサー・クロコダイルに打ち勝つ事が出来ず、ニコ・ロビンはポーネグリフに書かれた古代文字の内容を偽りサー・クロコダイルに答え、鉤爪に仕込んだ毒で命を奪われ、エニエス・ロビーの崩壊などという歴史は訪れなかった。
フーズ・フーはCP9の諜報部員を続け、CP-0総監に昇格したスパンダインに着いてCP-0諜報員になるところだったが、次期CP9長官がスパンダムだと知るとCP9諜報部員として残り、スパンダインの右腕のラスキーがCP-0諜報員として昇格した。
世界政府直下暗躍諜報機関サイファーポールNo.9には少しドジな司令長官と優秀な諜報部員が揃っていた。
備考
メモなので短いのです⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
最後の一文【世界政府直下暗躍諜報機関サイファーポールには】で終わっていたので適当に付け足した( ◜𖥦◝ )
何を書きかけているのか謎(ᯅ̈ )
いつもこんなもんです⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年10月4日
悪魔の実を食べてから凶暴性が出て来たロブ・ルッチ
政府の為、正義の為にグアンハオで訓練をして来た正しい心が動物系の悪魔の実、肉食系の影響が出て来て凶暴性が植え付けられ、ロブ・ルッチは血を見る事が好きになった。
正義の為と言いながら多くの血を流させる
「ルッチ、やり過ぎだ」
そう言った時にギラついた目で睨まれた。
瞳孔が開いた目がこちらを睨め付けて来る。
おれの知っているルッチでは無くなってしまった。
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2022年10月5日
別のパターン
子供から少年時代のルッチ
ルチスパ
悪魔の実を食べてから凶暴性が出て来たロブ・ルッチ
政府の為、正義の為にグアンハオで訓練をして来た正しい心が動物系の悪魔の実、肉食系の影響が出て来て凶暴性が植え付けられ、ロブ・ルッチは血を見る事が好きになった。
正義の為と言いながら多くの血を流させる
「ルッチ、やり過ぎだ」
そう言った時にギラついた目で睨まれた。
瞳孔が開いた目がこちらを睨め付けて来る。
おれの知っているルッチでは無くなってしまった。
「⋯⋯どうして泣いているんですか?」
「おれの知ってるルッチじゃなくなったから⋯⋯」
おれの知ってる心正しいルッチを胸の中にしまった。
おれの育てたかわいいルッチだ。
この猛獣はおれの育てたルッチでは無い
そう割り切ればもう涙なんて出なくなった。
「スパンダムさん」
「なんだ?」
ルッチの事はCPの諜報部員として見るようになった。
任務成功の報告を態々しに来たらしい
守秘義務があるから任務内容を口外するんじゃないぞと注意はした。
褒めて欲しいのか?
「流石だな、ルッチ」
望み通り褒めてやったが不満そうだった。
以前は『良くやった。偉いぞ、流石おれの自慢のルッチだ』と褒めてやっていた。
「褒められたいなら自分の上官のところに行けば良いんじゃないのか?御褒美も貰えるかもしれないぞ?」
「スパンダムさんに褒められたいんです。喜んで欲しいんです」
喜ぶ?何をおれが喜ばないといけないんだ?
「おれが任務を成功させるとスパンダムさんは褒めて、喜んでくれたから」
以前ならな
以前なら、おれのルッチが功績を上げていくのが嬉しかった。
おれの育てたルッチが評価されていくのが嬉しく楽しく心地良かった。
今のルッチはおれの育てたルッチでは無く、獰猛な獣に成り、いずれ牙を剥く凶暴な猛獣だ、おれの手には負えなくなる
「ルッチ、お前はもうひとりでも大丈夫だろう?もう大人だ。おれに報告しに来なくても良いんだ。その力を政府と世界平和の為に正しく使うんだ。おれはもう、お前にしてやれる事は何もないから」
ルッチを手放した。
備考
泣いてるからハッ!としたけど、(恋心にも)ハッ!とした時にはもう見限られていた。
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2022年10月4日
CP-0時代
カクと話しているスパンダム
フースパ
スパンダム♀(先天性♀)
「何泣いてるんじゃ?」
「歳を取るとちょっとした事で涙脆くなるんだよ」
「何考えたらお前の目から涙が出てくるんじゃ?」
「⋯⋯フーが居たらおれだって人並みに結婚して家庭を作って幸せになれてたって考えてた」
「フーって誰の事じゃ?」
「CP9の諜報部員だった男」
「付き合ってたのか?」
「付き合ってないけど、当たり前に結婚すると思ってたら居なくなった」
「逃げられたのか?」
「逃げられたと言えば、逃げられた。フーは任務を失敗して投獄されて脱走した。今はどうしているかわからない」
「それじゃあ、そいつがそのまま任務も成功して諜報部員を続けてたらお前と結婚してたって事になるのか」
「そうだ。親父はフーなら認めてくれた。そうだよ、親父にフーと一緒になりたいって聞きに行ったんだ。フーも一緒に行った。だから否定されなかったから、当たり前に結婚すると思ってたんだ」
「今そいつに会えたらどうするんじゃ?」
「元気でやってるか聞くだけだ。元気でやってるって返って来たら良かったって言う。でもやっぱり、フーと結婚したかったって置いて行った事を少しは責めるだろうな」
「今も好きなのか?」
「好きとかそういうのはわからないが、結婚するならフーしか考えられなかった。今でももしかしたらフーならおれを貰ってくれるかもしれない。おれたち、婚約はしたままだから」
備考
ルチ→スパのロブ・ルッチ不憫時空
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2022年10月5日
他人の引き継ぎで損する男
オハラでニコ・ロビンを取り逃がしたスパンダインとサカズキとクザンに代わって、ニコ・ロビンを部下に捕らえさせる事に成功したスパンダム
結果としてニコ・ロビンを救出に来た仲間によってニコ・ロビンには逃げられ、エニエス・ロビーは崩壊し、スパンダムは顔に砲撃を食らい、背骨を折られた。
ゴムゴムの実の運搬の護送に失敗したフーズ・フー、そのゴムゴムの実を食べたゴム人間の麦わら一味の船長、モンキー・D・ルフィがニコ・ロビンを救出に来て、スパンダムの部下を倒した。
結果として部下を失い、地位も失った。
あの時、ニコ・ロビンをスパンダインとサカズキとクザンが始末出来ていれば⋯⋯
あの時、ゴムゴムの実の護送に成功していれば⋯⋯
地位も部下もエニエス・ロビーも失わずに済んだのだ
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2022年10月5日
CP-0時代
ルチスパ
天竜人の護衛で船旅に着いて行った時に船が転覆するような天候に見舞われた。天竜人に救命胴衣を着せようとするがサイズが合わない
白い服を脱いで救命胴衣を着るよう付き添いの黒服に促されても、その服も下々民と同じ空気を吸わない為の防護服だったようで至極嫌がっていた。
救命胴衣を着ないと死ぬかもしれないという事が伝わらない
遂に高波が来て船が転覆した。
CP-0諜報員、元のメンバーの事は知らないが、CP9から来た連中はスパンダム以外は悪魔の実の能力者だった。
海水とは相性が悪い
海に落ちれば溺れてしまう
転覆前に「ルッチ!」と救命胴衣を天竜人に勧めていた黒服の隣で救命胴衣を持ち、着るのを待っていたスパンダムがロブ・ルッチの姿を探した。
天竜人より先に救命胴衣を着る訳にはいかないので、乗組員は皆救命胴衣を着られずにいた。
救命胴衣を着ていない者たちは海の藻屑になり消えていった。
天竜人はCP-0諜報員に支えられ月歩で空へと避難していた。
スパンダムの姿は海の藻屑では無く、誰かの腕の中で宙に浮いていた。
「ぁ、ダンナ、おれも助けていただけたんですね」
ロブ・ルッチの腕に抱かれて転覆した船から救い出されていた。
ロブ・ルッチは転覆前に逸早く天竜人の元に駆け付けたが、その腕が抱き上げたのは天竜人では無くスパンダムだった。
後から黒服にその点を追求されると「おれの手は死臭が染み付いている。天竜人に触れる訳にはいかない。他の護衛が必ず天竜人を御守りする事が分かっていたのでおれは近くに居た泳げない部下を連れて避難した」と答えていた。
スパンダムが泳げないかは定かでは無いが、あの海の中では誰だって溺れてしまう
泳げたとしても、もし溺れられ沈まれたりしては悪魔の実の能力者のロブ・ルッチは助けに行けない
だから助けた、助けたいと心に想う気持ちがあったから
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2022年10月5日
パパ活スパンダインの身辺調査
ルチスパ
スパンダム♀(先天性♀)
スパンダインに良くない噂が立っていた。
パパ活をしているというような噂だった。
『パパ』と甘えて来る女に鼻の下を伸ばし腕を組んで歩き、食事して、買い物をしている姿が報告されている
調査がされる事になり、スパンダインの息のかかっていない諜報部員が身辺調査する事になった。
女の方も調査対象で、ただのパパ活でなく、ハニートラップなどで有れば始末しなければならないし、パパ活の女だとしても知り過ぎているなら処分しなければならないと、遠目から観察していると背後を取られていた。
背中に指を当てられている
スパンダインが公私混同で諜報部員の部下に女を護衛させる任務を与えているのかもしれない
「目的を言え、自死する事は許可しない」
情報を聞き出すまでは、機密情報保持の為自死したり出来ないよう両腕の関節を外し指銃で頭を撃ち抜けなくさせた。
「スパンダイン長官の身辺調査の指令が下され、あの女の調査を始めたところだ」
「あの人も調査対象なのか」
「情報を知り過ぎているなら始末する必要がある」
「指令を出した上官に伝えろ。あの人はスパンダイン長官の娘のスパンダム、世界政府直下暗躍諜報機関に勤めている」
「了解した」
背後から気配が消えて、諜報部員は一旦引いた。
スパンダインに近しい諜報部員が呼び出され、スパンダインと女が腕を組んでいる写真が見せられた。
この女に覚えがあるか?と問われた。
スパンダインの部下のラスキーと、有望だと言われスパンダインに目をかけられているフーズ・フーと、難解な指令も熟し頭角を現しCP最強への階段を昇っている(スパンダインがグアンハオの頃より目を付けていた)ロブ・ルッチは
「長官の娘、CPの諜報部員だ」
「長官の娘で、CP諜報部員、おれの3つ上の先輩だ」
「長官の娘、CPの諜報部員、生涯をかけておれが護衛する対象者です」
各々が問われ、同じ回答がされた。
備考
人知れず護るっち 𓃠
13歳↑
長官の娘だと知られていない、顔が知られていないのは、パッパが隠れて娘ちゃんを愛でているから?⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年10月5日
お出迎え
ルチスパ・フースパ
ルッチ13歳/スパンダム24歳/フーズ・フー21歳
任務に出ていたCP9諜報部員が帰って来る日
礼儀として出迎える者も居れば、CP9諜報部員の姿見たさに出迎える者も居た。
一諜報部員のスパンダムもCP9が戻るのを心待ちにしていた。
タラップを渡って来るCP9諜報部員に元同僚、他の諜報部員から出迎えの言葉がかけられたりする中、スパンダムは目当ての人物を見付けると駆け寄った。
「お帰り、フー」
ハグをして出迎えた。
「怪我は無い」
「ただいま、怪我はしていない」
フーの顔を見て怪我のない様子にスパンダムは安心した。
フーから視線を外した先にはロブ・ルッチの姿が見えて目があった。
「ルッチもお帰り」
「ただいま戻りました」
「怪我は無いか?」
「ありません」
「それは良かった」
スパンダムはロブ・ルッチの頭を撫でた。
13歳の時のあの件を知ってロブ・ルッチにこんな扱いをして来るのは今やスパンダムだけになっていた。
スパンダムはフーズ・フーの元に戻り腕を組んで話しながら建物へと向かう
途中で道幅が狭くなる場所があるが、といっても普通の人なら落ちはしないだろうが、スパンダムは不注意で何かとドジをするので落ちたりしないようにフーズ・フーに腰を掴み抱き寄せられ、そのまま腰を抱いたままの状態で建物内に入っていった。
ロブ・ルッチはその姿を後ろから見ている
フーズ・フーが居なければ出迎えに来られた時、その立ち位置はロブ・ルッチになるのだが、フーズ・フーが居るとスパンダムはいつもフーズ・フーの隣を選ぶ
ロブ・ルッチはあの件の後、CP9長官の監視下に置かれCP9諜報部員になり、グアンハオで既に知り合っていたスパンダムとより距離が近くなり、スパンダムとCP9諜報部員のフーズ・フーが父親公認でそういう仲だという事を知った。
グアンハオの頃から目をかけて可愛がって貰い、世界政府直下暗躍諜報機関に正式に入った後も気にかけてくれて可愛いがってくれていた。
気があるのかとさえ思わせるような言動や仕草をしていたのに、だからロブ・ルッチはスパンダムに恋だってしたのに、スパンダム本人にはしっかりと恋人が居た。
スパンダムを悲しませたくないのでフーズ・フーをどうにかしてやろうとは、思いはするものの実行はしないが、フーズ・フーがスパンダムを捨てたりしたら許さないと思うし、円満に破局したりスパンダムからフーズ・フーを振ったりしたら間に誰かが入る前に告白して交際しようとその地位を狙ってはいるロブ・ルッチだった。
備考
ルッチ13歳
スパンダム24歳
フーズ・フー21歳
年齢がちょうど良い感じで、
スパンダムに恋焦がれる少年ルッチ、少年だから恋愛的な目で見て貰えない
スパンダムとフーズ・フーは年齢も近く、二十歳以上なので若気の至りで色々してても良い感じ
CP9諜報部員になったフーズ・フーは年齢もっと後かもしれないけれど
26歳頃にはCP9諜報部員だったけれど、いつからは不明なので21歳もCP9諜報部員という事にする御都合主義
父親公認だが性別は謎だなぁ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年10月5日
ルチスパ
ロブ・ルッチ視点
スパンダムは知らない
本当は父親のスパンダインが病に伏せている訳ではない事を
スパンダムの元に戻るまでに父親のスパンダインの元へ行った。
息子の不出来はまず父親からという訳ではないが、奴が息子を見捨ててまで命乞いをするのか確かめてみたかった。
見捨てれば確実に殺していた。
スパンダインは命乞いはしたが、条件を出して来た。
【どうか倅の命だけは助けてやってくれ】と息子の命乞いをし、条件として元CP9諜報部員を世界政府直下暗躍諜報機関サイファーポールに復職出来るよう便宜を図り、それで足りないのなら、今ある自分の地位を譲ると言って来た。
【全員をCPへ復職、ロブ・ルッチにはCP-0総監の座、自分の命】と【息子の命】を天秤にかけた。
スパンダインにとって息子の命はそれほど重く大切にしていた。
自分の命と息子の命どちらを取るのか定かではなかったが、息子の命を優先した事に免じでスパンダインの命は見逃してやった。
他は受け取ったが
「いいだろう、息子の命は取らないでおいてやる。俺たちを復職させる仕事に取り掛かれ、気が変わらない内にな。お前の息子の首は柔らかで掴めば直ぐに千切れそうだ」
約束を違えればそれは息子の死に繋がる事を宣告しておいた。
まぁ、殺しはしない
おれの爪痕を身体に刻みおれの奴隷にしてやるところだ
【世界政府直下暗躍諜報機関サイファーポールに戻り、以前のように政府の為に働く意思がある】として手配書が取り下げられ、【体調が著しくない、実力から見てCP-0総監の座をCP最強のロブ・ルッチを推薦する。本人も承諾している、意見のある者は後程自分の元まで来るように。ロブ・ルッチを交えて誰が相応しいのか話し合いの席を設ける】と言うので、誰も異議を唱えなかった。
異議を唱えればおれに消されると思ったからだ
まぁ、消すがな
スパンダインは偽装の為に入院生活を送っている
ベッドに寝たきりで、その内本当に体力も減退しベッドから起きられない身体になるだろう
CP9が機能しなくなった今、スパンダムは雑用係のように部署を転々として一介の諜報部員に身を落としていた。
作戦を練っていた参謀に口を出して追い出されたりもしたらしい
正式にCP-0総監に就任する事になった時に早速権力を使ってやった。
スパンダムの好きな権力だ
この権力でスパンダムを好きに出来ると、雑用係の諜報部員のスパンダムをCP-0諜報員に昇進させてやった。
不運続きのスパンダムはそれは喜んで父親に報告しに来たようだ
スパンダインにはスパンダムが来た時に話の内容を逐一報告するか録音しておくように伝えている
怠れば命がない事も告げている
命が無いのはスパンダインの方だがそれは告げていないので息子の命を守る為に奴は必死で逐一報告し、後に録音するようになっていった。
おれへの不満を口にする度にスパンダインが宥め、止めようとしている
その度にスパンダムが【親父はロブ・ルッチの味方なのか?】と尋ね、スパンダインが【お前の味方だ】と何度かこのやり取りを耳にした。
始めは反抗的な目をしていたスパンダムも切り替えたのか媚び諂う態度を取り始めた。
以前の横柄な態度は鳴りを潜めた。
他所の諜報部員を相手にする時に復活している姿が見られるが
後ろからおれが現れるとビクリと怯えてご機嫌取りをしてくる
そんな奴の腰を抱いて他の諜報部員の前から回収していけば、狼狽え困った様子でおれの顔をチラチラと見て来る
「お前は多くの恨みを買っているからな、おれのそばに居ないと暗殺されてしまうぞ?」
「⋯⋯それは、まだおれを守ってくれるという意味で?」
「バカヤロウ、おれがそばに居るのに此処の奴らが襲って来る筈ねぇーだろうが」
「あぁ、そうですね。ではそばに居させていただきます」
震えた声でそう言う奴の目には涙が溜まっている
そんなにおれが怖いか?
お前を生かしてやっているのはおれだというのに
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2022年10月5日
小さなルッチがグアンハオを出入りして仕事している感じなのか分からないけれど、小さなルッチがなんか政府の宴会に参加している話
ルチスパ
酒の席で小さなルッチも酒の代わりにドリンクを出されて席を用意されていた。
酒を注ぎに回る下っ端諜報部員のマネをして席を立ちスパンダムの元に向かった。
「スパンダムさん、一杯どうぞ」
スパンダムの空になったグラスに手持ちのボトルからトクトクとドリンクを注いだ
スパンダムは下っ端が媚を売りに酒を注ぎに来たと思い注がせてそれをグイッと飲んだ
「ジュースじゃねぇーか!!!」
酒の口になっていたスパンダムは甘いドリンクに注いだ奴に怒鳴りつけた。
「⋯⋯ジュースです」
相手が小さなルッチだったのでスパンダムは態度を改めた。
「ルッチもお呼ばれしてたのか?」
「はい」
「酔っ払いに絡まれてないか?御膳ここに持って来いよ」
隣においでと言われて小さなルッチは喜んで御膳を取りに行って戻って来た。
さっきまで埋まっていた隣の席は空いていた。
スパンダムが小さなルッチの為に座布団を2枚敷いていた。
小さなルッチを小さいと思っているからだ
「今夜は無礼講だ」
乾杯の音頭を取っていた上官が酔っ払いまた乾杯の音頭を取り始めた。
「スパンダムさん、無礼講とは地位や身分の差を取っ払って楽しむというものですよね」
「そうだが、あんなの口だけだからな、間に受けて無礼な事するんじゃないぞ?少し仲良くしてる風にするだけで良いんだ」
「スパンダムさん」
小さなルッチはスパンダムの頬に唇を寄せた。
「無礼講なので、あと、スパンダムさんが無礼だと思わなければ無礼ではないですよね?」
「ルッチ、突然人にキスするなんて事をするんじゃない。強制わいせつ罪になるぞ?本当にするなよ?おれはまぁ、いいとして⋯⋯。いや、ルッチ、絶対口にはするなよ?危うくおれが強制わいせつの罪に問われるところだった」
「大人になるまで待ちます」
「おう。待ってろ⋯⋯あ、違う。そもそも何でこんな事したんだよ」
「無礼講なので言いますが、おれがスパンダムさんの事が好きだからです」
「⋯⋯片想いだな。両想いではない。小さなルッチが想っていてくれているだけで、おれはルッチの事自慢のルッチって思ってるだけだからな」
スパンダムは周りに言い訳するように言うが、周りは自分達の事で忙しいようで気にも留めていなかった。
「スパンダムさん、いつもはおれの自慢のルッチって言ってくれるじゃないですか」
無礼講だからと抱きついて来る小さなルッチ
「スパンダムさん、膝に座っても良いですか?」
小さなルッチはスパンダムが組んでいた胡座の間に腰を下ろした。
「おい、こらルッチ、良いとは言ってないだろう」
「スパンダムさん、食べさせてあげましょうか」
「いいよ」
「では、食べさせてください」
「仕方ねぇーなぁ」
スパンダムは小さなルッチが運んで来た御膳から箸で掴んで小さなルッチの口元に運んだ
小さなルッチは喜んで食べた。
備考
甘ちゃんいちゃいちゃなかよし⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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10月5日(水)
鬼ヶ島編
フースパ・ルチスパ風味
スパンダム♀(先天性♀)らしい
「今回は行かないんですねー?」
文官その1の言葉
「今回はCP-0の先輩方が行かれていますよ。おれは戦力外の文官兼戦略家なのでね、今回はおれは用無しなんですよ。総監も行かれてないみたいですしね。まぁ、もしかしたらおれがあそこに行ったらマズイ事になるかもしれないと総監がお考えなのかもしれませんがね」
「マズイ事?」
「カイドウの部下におれの昔の男がいるんですよ。きっと行けば今でも大切にしてくれる。総監はおれがあっちに行かないか懸念しているんですよ、きっと」
「政府を裏切ってまで行く価値など無いだろう?」
「男は女に狂い、また女も男に狂う。実際会ってみるとどうなるか分かりませんよ。おれは政府も正義も多くの人々も大切に想っているが、総監とその男を天秤にかけた時、おれはどっちを選ぶと思う?お前に答えを教える義理はねぇ。仕事しろ」
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2022年10月6日
腕に自信があり、グアンハオから海を泳いで逃げ出そうとした子供が海王類に食べられる姿を見たスパンダム
タライ海流の中しか信用出来なくなった。
備考
メモなので意味も無く、こういうのもある⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年10月6日
CP-0時代
幼児化された下っ端
ルチ→スパ・フー←スパ風ではある多分
「うわぁぁぁぁん!ぱぱぁ!!ぱぱぁ!!」
「元気じゃのぉ」
「ルッチ君、スパンダム君との子供だと思って子守りしてみたら?」
「⋯⋯⋯⋯」
「うわぁぁぁぁん!!ぱぱぁ!!どこぉぉ!!フーーー!!フーもどこぉぉ!!!うわぁぁぁぁん!!!フーが、フーがいないよぉぉ!!!フーが、フーが、おいていった⋯⋯ずびずび」
「⋯⋯フーはもう居ない」
「うわぁぁぁぁん!!!フーーー!!!」
「火にガソリン注いでどうするんじゃ、余計泣きだしてしもうたぞ?フーが誰だかは知らんがのぉ」
「ほら、スパンダム君、ルッチ君ですよぉ?ルッチお兄さんに遊んで貰いましょうね?」
「ぎゃあぁぁぁぁ!!!ひぃぃぃ!!るっぢごわ"い"ぃぃぃ!!!」
「凄い嫌がられようじゃ、子供は素直じゃのぉ」
「結局子守りはファンクフリードに任せたようじゃ。ルッチの奴は今しょげとる」
「いいか、ファンク、おれの身をルッチから守れ!今頼れるのはお前だけなんだからな?」
「ぱおん」
モスモス
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2022年10月6日
CP9時代
フーズ・フーの居るCP9
ルチスパ・フースパ
スパンダム♀(先天性♀)
※公式給仕出陣中
エニエス・ロビーで紅一点と言われている給仕
実質はCP9にも女性は居るので、エニエス・ロビーに常在しているのは、という意味だったが、それを言うならばCP9司令長官も常にエニエス・ロビーに在る執務室に常在していたので、ただ紅一点の紅に数えられていないだけだった。
その紅一点の給仕がロブ・ルッチに気がある事を耳に挟んだスパンダム
スパンダムもロブ・ルッチに恋をしていた。歳の差は11も離れているので気持ちを告げる事もせずずっと見守り、今では上官と部下の関係でそばに居られるようになったところだったのに思わぬ伏兵に焦りを覚えたところだった。
そんな給仕を探っていると、どうやらその給仕はロブ・ルッチの背中の傷を直接目にした事があるようで、スパンダムは給仕とロブ・ルッチが既に近しい仲になっているのではと疑心暗鬼に襲われていた。
ロブ・ルッチはスパンダムがCP9の司令長官になってから急に態度が冷たくなった。長い付き合いなので、それなりに親しかった。他所の主管と他所の諜報部員ではあったが近しい仲の一歩手前というような感じだったとスパンダムは自負していた。それなのにロブ・ルッチの態度が急変したのは、想う女が出来たから距離を置かれたのかもしれないとスパンダムは思い悩んだ
そしてロブ・ルッチの事は諦めようと切り替えた。
「なぁ、フー、おれに付き合ってくれ。何かあるだろ?催し物みたいなのが」
「パートナー同伴のガーデンパーティーか?」
「親父に出るよう言われている。ルッチの分も招待状を預かっている」
「それならふたりで行けば良いだろう?合理的に誘い易く気遣ってくれたんじゃないのか?」
「ルッチはもう相手が居るから良いんだよ。居なくて困ってるのはおれの方なんだよ。だから、一緒に行ってくれるよな?」
「断る理由はないが」
「じゃあ、決まりな。絶対だぞ!」
スパンダムはロブ・ルッチをパートナーとして同伴させられない今、自分にも誘えば付き合ってくれる長年の友が居る事を思い出した。いつもそばに居るのでそういった目で見た事は無かったが、いつも頼りになるし、頼りにしているし、頼り甲斐のある友だった。スパンダムは友だちのフーズ・フーをパーティーのパートナーとして誘った。
「ルッチ、これ、親父から預かった。パーティーの招待状だ。パートナーと来るようにだとさ」
「貴女と行けば良いので?」
「⋯⋯相手は決まってるんだ。お前は自分の準備だけしとけ」
気が乗らないが政府の大物でもあるロブ・ルッチのパートナーとしてパーティーに出席するんだ。そんじょそこらのパーティー衣装で来られちゃロブ・ルッチの名に泥を塗る事になる。スパンダムは給仕の元に出向き、ロブ・ルッチのパートナーとしてパーティーに参加するよう依頼し、パーティー衣装を作りに行くからついて来るようにと、自分のドレスを作りに来る仕立て人が来た時に、一緒に寸法を測り、ドレスを拵えさせた。給仕はロブ・ルッチとパーティーに出席出来る事が嬉しい様子だった。スパンダムもあんな風に胸をときめかせて喜びロブ・ルッチとパーティーに出席したかったとは思ったが、この想いは捨てる事にしたのだと思い出して考える事をやめた。
「フーは衣装あるのか?」
「諜報部員だからな、潜入用の衣装なら揃えてある」
当日お互いの衣装を見て色の釣り合いが取れていないと感じたスパンダム
「色を合わせておいたら良かったな」
「別の色もあるから着替えて来る」
フーズ・フーはスパンダムのドレスの色と釣り合いの取れた色を選び直し、着替えて戻って来た。スパンダムはフーズ・フーの胸ポケットにポケットチーフを折って差し込んだ。
「おれの色。おれのパートナーって分かるだろ?」
「今日だけか?」
「⋯⋯⋯⋯今日だけじゃなくても良いよ」
「聞いたからな?」
「うん⋯⋯」
スパンダムはロブ・ルッチへの恋心を捨てたので、フーズ・フーと向き合う事にした。
ロブ・ルッチはスパンダムに用意された相手が給仕の女だと知った。ドレスの仕立て具合からスパンダムが用意した物だとも判断出来た。当の本人のスパンダムの姿を探せば、CP9諜報部員のフーズ・フーの腕に手を添えてパーティーに参加している姿を見付けた。フーズ・フーをパートナーに選んだから用無しになった自分の事はこの給仕に押し付けようとしているのかと、顔には出さないがロブ・ルッチは腹が立った。
ロブ・ルッチはスパンダムがCP9司令長官になった時、やっとそばに居られる、直属の上司になったのでやっと自分の手で護れる、スパンダムに政府の為に自分が役に立っている姿を見せられると心を弾ませた。だがしかし、CP9にはロブ・ルッチ以外にもスパンダムと親しい者が居る事を知った。CP9諜報部員のフーズ・フー。スパンダムの父親のスパンダインがCP-0総監に昇進するので部下も数名着いて行ったが、フーズ・フーにも声が掛かったが、フーズ・フーはCP9に諜報部員として残る事を選んだ。スパンダインも強引に連れて行こうとはせず、フーズ・フーのその選択を喜ばしくすら思っている様子だった。そしてその結果がこういう事だったのだと知る。フーズ・フーはスパンダインの娘のスパンダムを守る為にCP9に残った。いわばロブ・ルッチと同じだった。そして、今はそのフーズ・フーがスパンダムのパートナーとしてパーティーに同席している。以前までは自分が同伴していたのにその場所をフーズ・フーに奪われてしまった。
ロブ・ルッチは給仕が隣に居るにも関わらずスパンダムの方を穴が空くほど見詰めていた。
「矢張り長官の事がお好きなのですね?私も貴方の事を見ているので分かります。長官も同じ気持ちですよ。見ていれば分かります」
給仕の言葉を、前半は当たっているが、後半は聞くに耐えない戯言だとロブ・ルッチは思った。
「おれも40前には結婚したいな。籍を入れるだけでも良いんだろう?」
「政府の高官がそれで良いのか分からないから親父さんに聞いてみろよ」
スパンダムはフーズ・フーと結婚も視野に入れた話をしていた。ロブ・ルッチとスパンダムの気持ちは擦れ違い、溝は深まるばかりで、解決しそうな様子はまだまだ見受けられなかった。
備考
給仕はロブ・ルッチが着替えてる時に、コーヒーをお持ちしたか何か⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
見られても別に気にしないロブ・ルッチなので、誤解を招くのです⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年10月6日9日
CP-0時代
酷い(?)扱いを受けているスパンダム
ルチスパ?・サボスパ?・フースパ落ち
非加盟国で捕えた人間を奴隷として運搬する為の船の護送を政府役人がする事になった。政府の人間が何て任務だ。
その奴隷は天竜人の元へ行く分もあり、数隻の船にCP-0からロブ・ルッチとスパンダム他と、他のCP諜報部員が乗船していた。
スパンダムは奴隷をいびっていた。そしたら他の諜報部員に絡まれて奴隷の前で詰られた。
スパンダムは高官から諜報部員に降格して以来、他の諜報部員から良くない扱いを受けていた。
エニエス・ロビーを崩壊させた件も含めて
スパンダムは一介の諜報部員に詰られた事が悔しくて
「畜生!あんな奴海に落ちれば良いんだ!革命軍が襲撃して来てピンチになって、おれなら助けられるって場面があっても絶対手を貸してやらねぇ!!」
ピーピー叫んでいると後ろにロブ・ルッチが立っていた。
「今のは政府に対する反抗か?」
「いえダンナそんな事は」
「粛清する」
ロブ・ルッチはスパンダムの頰をぶった。
「ホベァーッ!!!」
スパンダムは床に倒れた。
目の前が、火花が飛び散ったかのようにチカチカして、痛みで頭の中が真っ白になる
カチッと音がして首には起爆装置付きの首輪が嵌められていた。
「え?なんで!?どうしてダンナ!!?」
「(この任務が)終わるまで付けておけ」
首輪を嵌めたロブ・ルッチは去り、後から来たCP-0諜報員のカクやステューシーは状況を察し
「お、お似合いじゃのぉ」
「あら、首輪を付けられちゃったの?」
と言って通り過ぎた。
カクは悪気は無く、ステューシーは「いつも熱々ね」という程度の気持ちだった。
スパンダムは惨めだった。
全てを見ていた奴隷にすら同情されていた。
スパンダムは象剣を象の姿に変え、ファンクフリードに慰めて貰った。ファンクフリードはスパンダムの頭をモスモスして、鼻で顔を撫でて慰めた。
船が襲撃され、革命軍が囚われて奴隷にされようとしている非加盟国の人間を救出しにやって来た。
見張りとして船内の牢屋の前で、奴隷にされる予定の人間と一緒に居たので革命軍が直ぐそばまで来て、スパンダムはマズイと思い、泣き付いてファンクフリードの身体に埋めていた顔から矯正器具を取り外し、白い帽子と上着を脱ぎ捨て、髪型を変えて、以前は長官をしていたので革命軍に顔ばれしているかもしれないからと、スパンダムでは無いフリをしようとした。
スパンダムも起爆装置付きの首輪を付けられていたので当然奴隷にされそうになっている人間と判断され、革命軍に保護されそうになっていた。スパンダムは一緒に行くか迷った。行けば現状から抜け出せる、もしくは革命軍が奴隷を連れ去った場所や拠点が暴けるかもしれないという考えもあった。首輪に触れ迷っている様子のスパンダムを見て、他の奴隷はスパンダムが政府の役人とは言わなかった。
一部の奴隷が革命軍の手により奪われた。
スパンダムは革命軍の船に乗っていた。
起爆装置付きの首輪が革命軍の手により次々と外されて行く。鍵も手に入れて来ているようで、正規の方法で外されて行く起爆装置付きの首輪
スパンダムの首輪も外された。そこで起爆装置が作動しピピピピと警告音が鳴り始めて革命軍の人間が首輪を遠くへ投げ、そして爆発した。
「あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"押しやがった!!!」
スパンダムはロブ・ルッチに捨てられた。政府に捨てられたと判断した。
泣いてファンクフリードに縋るスパンダム
象を連れている事、象を剣の姿に変え船に乗り、また剣を象の姿に変えた事、その象やスパンダムの顔を見て、サーカス団の象とピエロか、傷のある顔を見世物にでもされて来た人間かと思われた。
起爆装置が爆発したのはスパンダムの物だけで、奴隷にされそうだった人間はまたスパンダムを哀れに思った。
革命軍はまたの機会に奴隷にされそうになっている人間の奪還を狙っているが、さっきの一陣は救出した人間を安全な場所に運ぶ為に政府の船から離れていった。
スパンダムは革命軍の船の中
矯正器具を外していて調子が悪かった。鎮痛剤も船旅の日数分として持って来ていた分は無くなったので顔の痛みに唸っていた。
「どうした?」
「古傷が痛んで⋯⋯」
顔の痛みで涙も出ている
「鎮痛剤か?待ってろ、直ぐ持って来てやる」
革命軍の医師から鎮痛剤を処方され、持って来た男の手から薬を受け取ろうとしたが手元が覚束ない。薬を口に入れ水を飲ませて貰った。
革命軍に救出され、手頃な場所で下船した人々から「実はあの人、政府の役人なんだ」「あの人はあの船で酷い扱いを受けていた」「詰られ打たれ首輪を付けられ仲間に笑われていた」と話を聞いている
「行く当てが無いなら此処に残るか?」
「此処に残る訳にはいかない」
情緒不安定で象に縋り付いていつもよく泣いている鎮痛剤が欠かせない男の世話を焼いている内に情が湧いて来た革命軍のNo.2のサボ
スパンダムはとある島に送って貰った。
「何か伝言でも聞いておくか?」
「ロブ・ルッチに会ったら伝えてくれ、スパンダムはフーズ・フーの元に行った。と」
「分かった」
スパンダムは鬼ヶ島に送って貰った。
CPの情報によると現在フーズ・フーはこの島に居るらしい
早速下っ端の見張りに見付かり「フーズ・フーは居ますか?」と目的を話した。フーズ・フーは飛び六方なのでそう簡単には謁見出来ない
「⋯⋯コードネーム大熊猫が来たと伝えて欲しい」
フーズ・フーに会いたい者が居るという連絡を軽く聞き流されていたがコードネームを聞くとフーズ・フーは直ぐ姿を消した。
フーズ・フーは直ぐにスパンダムの元にやって来た。
「どうしてこんなところに来た!!?」
「政府に奴隷の首輪を付けられて、それを革命軍に外して貰った時に爆発して、おれは政府に捨てられたんだ⋯⋯逃げ出して来たようなもんだ。もう行く先がフーの元しか思い浮かばなかった」
「戻れなくなるぞ?」
「もう戻れない」
フーズ・フーとは話を付けた。
カイドウの元に連れて行かれた。
「政府の人間が海賊になりたいって言うのか?」
「おれは海賊になりたいわけじゃない、フーズ・フーのそばに居たいだけだ」
「此処まで追いかけて来たっていうのか?まぁ、良いだろう。お前のところに置いてやれ」
カイドウは、立ち向かって来た敵も子分になるなら生かして仲間として迎えてやる考えの持ち主なので、スパンダムは受け入れられた。
スパンダムは望み通りフーズ・フーのそばに居られるようになった。
おわりだよ
備考
考えていたものを箇条書きで後からメモに書き出すと、台詞が全部頭から飛んでいるので細かい台詞は消えて無くなるのです⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
諜報部員がどんな風に詰ったかとか⋯⋯(๑ᵒᯅᵒ๑)
矯正器具と帽子と上着とか置いて失踪しているから奴隷と思われて連れて行かれたか、奴隷に混じって潜伏しているかと考える総監だけれど、革命軍の手に落ちた諜報部員など証拠隠滅の対象とかで総監の持っていた起爆装置が奪われていて、元から居るCP-0諜報員の面子が起爆装置を発動させたとかで擦れ違う総監とスパンダム
頰を打ったりの粛清は後にもっと手酷い粛清をされない為に総監が先手を打ったとか何かだけれど、スパンダムには伝わらないから総監から酷い目にあわされると思う一方
首輪を付けたのは、おとなしくしておけという意味か、趣味か知らない⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
ちょっとサボとスパンダムな風味もあるので一応注意としてカプ表記のところに書いておいた( ◜𖥦◝ )
おしまい𓃰
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2022年10月6日
子ルッチとスパンダム
「これは長寿の実だ、これを食べると寿命が延びて長生き出来るんだ。此処で成長を止めて長生きさせたいって時に食えば良いらしい。ハットリに食わせてみろよ」
「スパンダムさんが食べなくても良いんですか?」
「ハットリが長く生きられた方がルッチも頑張れるだろ?ハットリが居なくなったら嫌だろ?元気が無くなって頑張れなくなるだろ?鳩の命は10年程なんだ。ずっと一緒に居たいなら食わせておけよ。その分、おれの事はルッチが守ってくれよ?」
「はい、ハットリがもう少ししっかりして来たら食べさせます」
備考
ハットリはここではキジバトって事にしている⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年10月10日
5年後にスパンダムが居ない話
ルチ→→→スパ
裏雰囲気要素有り
ロブ・ルッチ、カク、カリファ、ブルーノが長期の潜入捜査を終えエニエス・ロビーに戻って来た。
CPの諜報部員と海軍の海兵に出迎えられた。
ロブ・ルッチたちは報告をすべく直属の上官の元へと向かった。
そして目当ての人物が座っている筈の椅子に別の男が座っていた。
「そこはスパンダム司令長官の席では?」
「夢半ばで亡くなられたスパンダム前長官の役職と仕事を引き継いだ○○だ」
ロブ・ルッチたちの知らないところでスパンダムは死に、葬儀も終え、墓の中で眠っている
それも数年前の事
任務中のCP9諜報部員にそれが知らされる事は無く、計画が中止される事も無くそのまま潜入捜査は続いていた。
人知れず葬られ遺体も出て来ないCP諜報部員も含めて、CP諜報部員・CP役人の集団墓地にロブ・ルッチは足を運んだ
「夢半ばで亡くなられただと?何おれの目の届かないところで死んでるんだよ、バカヤロウ」
「バカヤロウとは死人に対して酷い言い草だ。死者が墓場から出て来てやったんだ。何か言っておきたい事はあるか?」
相変わらず土気色をした血色の悪い肌の色をした元上官が墓の中から化けて出た。
「勝手に死んでるんじゃねぇ、バカヤロウ、死んだら守れねぇだろうが」
「定期検診をサボったつけが回って来たんだ。ルッチは自分を過信せずちゃんと定期検診受けるんだぞ?」
「必要ありません。貴方の後を追いますので」
「おいおい、悪い冗談はよせ。お前にどれほどの価値があると思ってるんだ。政府の正義の為に生きて仕事しろよ」
「では、此処に来る度におれに会いに墓場から出て来てくれますか?」
「えぇ、まぁ、うん、出て来られたらな」
「抱き締めても良いですか?」
「死者を死神が抱き締めるのか?まぁ、構わないが、骨が砕けないように手加減しろよ?」
ロブ・ルッチはスパンダムの身体を抱き締めた。
華奢で中身がスカスカで骨もスカスカの軟弱な身体をしている
よく転び鈍臭い上官だったと思い出す。
あれだけ転ぶのは足腰が弱く体幹も全く鍛えられていないからなのだろうとロブ・ルッチは考えながらスパンダムの背中を弄り、薄い尻も鷲掴んだ
「おい!?」
「死人と性交って出来ますかね?」
「はあぁぁ!!?」
「言っておきたい事のひとつとして、おれは貴方が好きでした。抱きたいとも思いました。口でさせたら後遺症で余計痛むだろうと考えました。上顎骨・上顎骨・頬骨が正常なら無理矢理口でさせていたかもしれません」
「えぇ、怖い、そして尻を揉むな」
「もう死んでしまったのならその矯正器具除けないのですか?半分覆われてキスしづらいのですが?」
「しねぇーよ」
「もう死んでしまったのでこの身体頂けませんか?」
「化けて出て来た前提なんだが、死体をどうするつもりだ?」
「死んだばかりだったら 剥製にして観賞用として飾ったり、尻にアレを仕込んで抱き人形にしようかと思いました」
「アレって⋯⋯」
「自慰をする時の玩具ですね」
「ひぃぃぃ!!!お前怖いよ?今後の接し方に困るぐらい怖いわ」
スパンダムはロブ・ルッチの拗らせた想いを聞き出してしまい後悔した。
「じゃあ、戻るか」
「墓にですか?執務室にですか?」
「執務室」
「矢張り長官は生きているのですね?」
「ドッキリだよ、サプライズ、こっちがドッキリな目に遭ったけどな」
「生の長官に突っ込める希望が残りましたね」
「そんな希望は捨てろ」
「長官はおれで尻の貞操を捨てませんか?」
ロブ・ルッチはスパンダムの薄い腰を抱き寄せた。
「長官、あの男は誰ですか?間男ですか?」
「臨時の補佐だよ。お前らが居なくなって人数が少なくなってたからな、四式、五式の奴等も仮採用で入れ替えて使ってたんだよ。CP9の任務内容について来れなくて辞退する奴もよく居たがな」
「成る程、間男に要注意という事ですね」
「違うけど」
この5年間スパンダム離れしていたロブ・ルッチはスパンダムへの想いをより拗らせていたようだ
「長官、5年間分昔みたいによしよしして下さい」
「頭をか?」
「違います」
「⋯⋯(๑ᵒᯅᵒ๑)」
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