〔49〕スパンダム受けメモまとめ【2022年12月6日~12月19日】 スパンダム受けメモまとめ【2022年12月6日~12月19日】
ルチスパ・カクスパ・ラススパ・ジャブスパ・サカスパ・モブスパ
スパンダム♀有
カプ表記無くてもルチスパが混入している場合があります!
カプ無し話有
裏雰囲気要素有り
死ネタ有り
匂わせ程度しかないものでもカプ表記しています!!
途中までしかない話があります。全部メモと思ってください⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年12月7日
CP入りたてのスパンダム(捏造で16歳ぐらい?)のお仕事
ルチスパというほどの事もない?
スパンダム♀かな?♂でも大丈夫
基礎書いて終わっている感じかな
サイファーポールに入って初めての任務は、グアンハオの存在・内情を知る者が集められたメンバーでの戦災孤児集めだった。
戦闘のあった非加盟国に向かい戦災孤児を連れ帰りグアンハオに輸送する
さながら人攫いの様な仕事だった。
「飯が食えるところに連れて行ってやる。この国に居ても腹は膨れないだろう?」
薄汚れた男児に声を掛けた。
男児は頭を振り指を差した。
その先に居たのは女児で腹が膨れていた。
「あれは、違う。飯を食えて腹が膨れているんじゃない。悪い大人にやられたんだ。お前も此処に居たら悪い大人に攫われて売り飛ばされてしまうぞ?」
男児を説得して手を引いて船に戻ると子供を無理矢理運んでいる連中も居た。
繋がれていた手が離された。
「あれは違うんだ。きっと話が理解出来なくて逃げ出そうとしていたから、あの大人たちは助けてあげたくて無理矢理連れて来たんだ。無理矢理はいけない事だが、助けてやりたかったんだよ?な?此処にいるよりは安全なところに連れて行ってやる」
子供を船に乗せた。
薄汚れた子供たちを順に洗って行く
髪が引っ掛かって指通りの悪い頭に洗浄剤をつけて泡立たせ汚れを落とし顔も身体も洗い、身体を拭いて簡易なシャツと下着とズボンと靴を与えて次の子供の世話に取り掛かる
纏めて歯磨きの仕方や洗顔の仕方を教えると歯磨き下手くそ選手権が始まった。
喧嘩をし始める子供も居た。
何処に行くのかと聞かれると「お前たちみたいに戦争で家族を亡くした子供を助けに行くんだよ。他にも沢山居るんだ。そしてそんな子供たちを育ててくれる島に行ってお前たちはそこで育つんだよ」と答えた。
その島に会いに来てくれるのかと聞かれて「行くぞ。ちゃんと元気に育ってるか見に行くからな」と返した。
戦災孤児として連れて来た男児の中にロブ・ルッチも居たし、ブルーノも居たし、フクロウも居た。
ジャブラは元々居た。戦争で顔に怪我を負ったらしい
カクは戦災孤児を探しに行った先で弱った母親から死ぬ間際に託された赤ん坊だった。グアンハオに着くまでの間、世話をする事になり糞尿を制御出来ない乳幼児に手を焼いたがお陰で慣れた。
鼻が角張っていたからカクと個体名をつけたらそれが名前になっていた。
途中の港で赤ん坊に必要な物を入手した。
子供の居る奴に育児方法を尋ねたら世話をした事が無いと言われてんで役に立たなかったので、必要物資の購入時に育児経験のありそうなおばさん連中に乳幼児の育児について教えを乞う
新しいおむつを穿かせて、使用済みのそれをゴミとして捨てれば良いもんだと思っていたが、おむつを脱がせた後、中のぬんちくんはトイレに流しておむつは丸めて縮小させて消臭の為に新聞にでも包んでビニールに入れてゴミ箱に捨てるんだとか
「おい、カク、おむつだぞ。これで安心して抱いてられる」
グアンハオに子供を輸送する度にカクの成長が見られた。
「お、下の歯が生えてるな」
歯磨きをさせて貰った。少しは愛着が湧いている
「上の歯が生えたな」
グアンハオに来る度に成長が見られた。
「前歯が生えたな」
生まれた日は知らないが一歳程か、これから掴まり立ちとか出来るようになるらしいな
この島に乳幼児はカクだけしか居ないから比べようが無いが
少し危なめの非加盟国に行く事になり危険だからと親父の息のかかった部下にグアンハオに残された。
「CPの諜報部員なんでしょ?六式全部使えるの?見せて?」と聞かれると辛い
一式も使えないからな
「六式なら先生に見せて貰えば良いだろう?任務以外の事は出来ない」と躱していた。
「任務って赤ちゃんのお世話?」
「それもあるが視察だ。此処に来た子供たちがどれだけ成長しているか観察しているんだよ」
そう言うと子供たちは真面目に訓練に励む姿を見せ始めた。
寝泊まりはカクのベビーベッドのそばに布団が敷かれて用意された。カクはおとなしく寝てくれたので夜泣きに悩まされる事もなかった。
布団の中でもぞもぞと何かが動いて夜這いでもかけられたのかと驚いて布団を捲った。
「一緒に寝ても良いですか?」
子供が自分の部屋から抜け出して人の布団に潜り込んで来た。
「⋯⋯入る前に言え。まぁ、良いだろう。護衛として傍に置いてやる」
こいつは5歳の時に此処に連れて来て、6歳になったロブ・ルッチだ
胸に顔を押し付けていたからませたガキだと叱ろうとしたが「トクントクンと心音が聞こえます」胸に耳を押し付けて心臓の音を聞いていた。
あれか、心音を聞いて安心するやつか
ロブ・ルッチの背中をトントンして 寝付かせてやろうとした。
「今夜はおれが貴方の護衛の番なんです」
「何?本当に護衛が必要なのか!?」
「悪い大人に襲われないように見張ってます。食べ物以外で膨らみたくないでしょう?」
腹を触られてゾクッとした。ロブ・ルッチの手にでは無く、その意味にだ
ロブ・ルッチは意味は分からずとも、その暴行の様子を見て知っているのだ
「絶対護ってくれよ!?」
小さなロブ・ルッチの腕に抱かれて護られながら寝落ちした。
おわりだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
このお話作ってから【カクは非加盟でスパンダムが回収して来た赤ん坊というイメージが強くなり、そうなるとグアンハオで5歳頃には既に視察のスパンダムに懐いているロブ・ルッチよりも縁が濃ゆくなるなぁと思った。だから抹殺指令の件もカクはスパンダムを許すし、そもそも悲しいだけで怒ってはいないし、潰しがきかんと言っているから捨てられる予想はしていたカク。スパンダムは親兄弟に近しい存在なので逆に捨てはしないし、ロブ・ルッチもスパンダムの事はカクになら任せられるので任務の時は同行メンバーにしている。】という考えになった。全部捏造だけれど⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
年齢は
スパンダム16→17
ルッチ5→6
ジャブラ12→13(名前だけ出た)
ブルーノ7→8(名前だけ出た)
フクロウ6→7(名前だけ出た)
カク0→1
カリファとクマドリは御家在って親に育てられてる組
クマドリは物心ついた頃とかも親に育てられていて、途中でグアンハオに来る感じかな?
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2022年12月8日
CP-0時代
モブスパ
ルチスパ
裏雰囲気要素有り
スパンダム♀
「長官の職を追われて落ち目だそうで?」
CP-0全員参加の政府主催の立食パーティーで政府の重鎮に目を付けられたスパンダム
人を見下し自分が優位な立場に居る事を実感し優越感に浸りたいのか
「えぇ、その通りです」
スパンダムはニコニコとしてやり過ごそうとした。
ロブ・ルッチたちはその様子を見て騒ぎになる様子も無いので放っておいた。
「君にその気があるなら後ろ盾になってやっても良いんだが?」
脂の乗った指がスリットの脇から脚を撫でて来た。
スパンダムは、こんな阿婆擦れにまだ女としての価値があったとはと自分を卑下する
「それは有難いお言葉で」
男の用意した部屋でお酒を飲み酒のつまみに出されたチーズを食べてドーパミン効果を高めた。
そして男に応えてベッドで身体を差し出した。
ドーパミン効果でスパンダムも気持ち良くなれた。
スパンダムが姿を消した事に気付いて少し探されていたが、先程の男に腰を抱かれているところを見付け舌打ちして二人の元に向かうとスパンダムが嫌がる様子も見せずに男に媚びている姿が目に入った。
それだけでは無く、臭覚が二人の関係を伝えて来た。
少し目を離しただけだった。
「おい」
「総監殿!わたしはこれで失礼します」
スパンダムは別れ際に男に唇を寄せていた。
「手が早いものだな」
「好機を逃したくなかったもので」
男の事を見下げて言ったのだがスパンダムは自分が言われたのだと受け取った。
「見るに耐えんが、愛人にでもなったのか?」
「いいえ、あの御仁は未婚です。わたしと一緒です」
愛人関係になった訳ではなく未婚同士でパートナーに進展する可能性もあると言うような返答にロブ・ルッチは胸の内でモヤっとしてドロッとするような嫌な感覚がした。
おしまい
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2022年12月8日
CP-0時代
ルチスパ
死ネタ
最愛の父親を病床に伏せさせたのはCP-0総監の後釜に就いたロブ・ルッチたちだと見做しているスパンダムはロブ・ルッチへの復讐を胸に誓っていた。
都合良くもロブ・ルッチはスパンダムに劣情を抱いている、未だにだ
父親の後ろ盾を失い頼れるのはもう自分だけだ、と思い込ませようとして来るロブ・ルッチに乗ってやった。
ロブ・ルッチに救いを求め依存している風を装った。
ヘマをして身体に穴が空いた。
死に際にそばに居た元部下に縋り付いて「これだけは伝えてくれ。ロブ・ルッチへの伝言だ。お前を騙して好きだの何だの付き合ってやったが本心では大嫌いだった。こっ酷く振ってやるつもりだった。だがそれももう出来そうにない。本当に本当におれはロブ・ルッチが嫌いだった。憎かった。覚えておけ、おれはロブ・ルッチの事なんて好いちゃいない。そう記憶に残されるだけで屈辱だ。ちゃんと伝えろよ、憎くて憎くて堪らなかった事を⋯⋯⋯⋯ 」止血する手を払い除けた。
革命軍の手で殉職するなんてクソくらいだ
手持ちの小型拳銃でこめかみを撃ち抜いた。
ロブ・ルッチの手はスパンダムの血で赤く染まっていた。
備考
白い服を着た元部下は総監だったけど判断出来なかった
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2022年12月8日
相談されルッチ
14ルッチ→25スパンダム
カク→スパンダム
「年下から言い寄られてるんだがどうすれば良いと思う?」
「遠回しに断っているのですか?」
「何がだ?兎に角な、凄く歳が離れてるんだ。気の迷いなんだよ。初恋なんだろうから振り方ってもんがあるだろう?向こうが飽きるまで適当に相手してやる方が優しさだと思うか?可愛い弟、いや、甥っ子みたいなもんだから可哀想な目にはあわせてやりたくないんだ。ルッチならどうやって断られたい?」
「大前提として断られたくはないですが、そいつの事は振って下さい。なんならおれの名前を出して」
「いや、ルッチとはどういう仲だと散々聞かれて【親父の部下】【グアンハオで知り合っただけ】【優秀だから将来部下にしたいと思っているだけ】って言って聞かせて来たからそれは無理だ。余計に拗れる」
「それでその相手は誰なんですか?」
「カク」
「カク⋯⋯ですか?3歳児のガキじゃないですか?また子供を唆したのですか?」
「唆したりしてねぇーよ!誰の事も唆した事ないからな!」
「おれをこんな目に合わせておいて」
「どんな目にも合わせてないだろう?」
おしまいだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
カプ表記のところでカクスパとは伏せておきたいところだけれど、一応表記しておかないといけない気がするので相手が誰だかバレバレなのです⋯⋯(*´□`*)੭ 𓃱
ルッチは幼少期にグアンハオで逢ったスパンダムに初恋して、13の頃に接触して来たスパンダムにまだ好きだったと認識して執着するマン𓃠
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2022年12月8日
長官がパンダやらポメやらアニマル化したんだけどトイレの事しか書いてない⸜(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)⸝︎︎
カプというほどでは無いがルチスパの気持ちはいつもある𓃠
ロブ・ルッチ視点
長官が能力者によってアニマルにされた。大熊猫のようだが白黒のポメラニアンに見えなくもない
取り敢えずファンクフリードが面倒をみてくれるらしい
長官が粗相をしそうになるとペットシートの敷いている場所に連れて行きトイレの躾をしていた。
ファンクフリードがペットシートを取り替えてくれるので助かっている
最終的な処分はこちらがやるのだが
始めの内はペットシートを嫌がり人間のトイレの便座に登り脚を滑らせて便座の中で溺れかけていた。
滅茶滅茶洗った。
おむつを穿かせたら途中で脱ぎ捨てていた。
結局壁の隅で漏らしていたのでそこにペットシートを設置した。
大の方にはまだ抵抗があるらしく外に出て滝の中にでも隠蔽しようと気張っている姿が見られ、案の定、尻から重力に従って滝の中、基大穴に吸い込まれそうになったところをその場に居た諜報部員に月歩で回収されて戻って来た。
口止めして金一封やった。
恥ずかしがるのでペットシートの周りに敷居を置き、消臭剤を置いてやった。
小はペットシートに、大はペット用の砂場にしてファンクフリードが器用に鼻先でシャベルを使い長官が砂をかけた大を掬って用意されたビニール袋に移していた。
その後は人の手で処分だった。
ビニール袋の口を縛り、長官の大小詰め合わせ消臭ゴミ袋に纏めて詰めて、ゴミの回収日に扱いに厳重に気を付けながら出す。
長官がパンダ擬きポメラニアンの間は代理で長官職を務めた。
適材適所で無いと苦情があがったが、それはお前の力不足だと黙らせた。
パンダ擬きポメラニアンの長官は鈍臭いので石畳のあの僅かな石の段差で躓いて転ぶ
巷で流行っている小さくて可愛くて可哀想な奴だ
おしまいだよ⸜(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)⸝︎︎𓃰
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2022年12月8日
CP-0時代
カクスパ未満
過去捏造系
途中まで
「スパンダム、わしはスパンダムの事そんなに恨んでおらん。お前の性格は分かっとるからな」
「それゃあ、有難い事で」
「恨んではおらんが人間みたいに悲しいって感情は湧いた。お前はわしを拾って育てた親みたいなもんじゃからな、親に見捨てられたら悲しい気持ちになるじゃろう?」
「そんな経験無いから分からねぇーが、おれが親父に見捨てられたら絶望感しかないな。後ろ盾の無くなった今と現状は変わらないだろうが、気持ちが大分違う」
「今度捨てたら許さんぞ」
「もうおれの手駒じゃないだろう、あんたは」
カクを戦災孤児として赤ん坊の頃に拾い、グアンハオに入れるまで世話をしたスパンダム
CP9司令長官になってスパンダムがCP9に新規加入させた諜報部員はどれも役不足でロブ・ルッチにより下に異動要望された。
「こいつらはおれの取って置きだ」と連れて来たカクとカリファは若い割りには役に立った。
ここまでしかないよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
これから膨らませるぞ!って思ったけど別のメモしている内に放置されていった【カクは赤ん坊の頃にスパンダムに拾われたのでそれなりに懐いてる(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)𓃱❤︎】属性のメモ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年12月8日
総監のお仕事
ルチスパ
指令書を見てスパンダムを連れて行くか連れて行かないか決める
とっても危ないところだとお留守番
少し危なくて自分がそばについていられない時はお留守番
少し危なくても自分がそばに居られる時は連れて行く
他、連れて行く
終
備考
スパンダム連れ回したい系ロブ・ルッチだよ𓃠(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)
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2022年12月9日
カクとカリファが姉弟
何かしらのスパンダム受ではある
ルッチとスパンダムには基礎として絆がある
スパンダム♀
「スパンダムの奴と会ったらどうするつもりじゃ?」
「何、殺しはしない」
「殺さんのか?」
「殺すなよ?後悔するぞ」
「なんでじゃ?少しは世話になったが充分返した筈じゃ」
「殺せば後悔する。それだけは教えておいてやる」
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「ルッチ、ルッチ、どうしよう、おれ、子供が出来た。親父には言えない。親父に知られるから相手にも言えない。どうすればいい?産みたくないけど殺したくもない」
16で身籠って17で子供を極秘出産してルッチに託したスパンダム
その時に生まれた赤ん坊がカクだった。
更にはその父親はカリファの父親のラスキーだった。
**********
「カク、おれを殺しに来たのか?」
「ルッチから殺すなと言われておるから殺しはせんが、お前を殺すと後悔する事になると言われた理由を知りたい」
「知りたいなら教えてやるが、知ったら後悔するぞ」
「そんな事言える立場か?」
「いいよ。聞かせてやる。まずお前がグアンハオに入ったのは産まれて直ぐだった。赤ん坊のお前を5歳のロブ・ルッチに託した。お前の父親はラスキー。カリファの父親のラスキーだ。認知はされていない。お前が自分の子供だとも知らない。お前はおれが極秘で産んだ子だ。ロブ・ルッチしか知らない。聞かない方が良かっただろう?生みの親がこんなので悪かったな」
「⋯⋯⋯⋯わしはお前の子供で、ラスキーが父親で、カリファと姉弟なのか?」
「カリファとは腹違いだ。お前の事を伝える間も無くラスキーはおれに妻子を紹介した。別にラスキーの事を好きだった訳じゃない。手解きを受けただけだった、諜報部員として」
真実としてはスパンダムはカクの母親で、ラスキーはカクの父親で、カリファはカクと義兄弟姉妹に当たる
スパンダムがロブ・ルッチにのみ相談し、手を借りて出産し、名も付けずグアンハオに残して来た孤児扱いの赤ん坊がカクだった。
おしまいだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
これはスパンダムがカクのお母さんだったパターン
スパンダムが♀でハニートラップとかしないといけなかったら身近なラスキーとかに手解きして貰うのかなぁ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
何かしらのスパンダム受はラススパの事
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2022年12月9日
CP-0時代
狼と麒麟と豹の発情期に付き合わされるスパンダム
ジャブスパ
カクスパ
ルチスパ
モブスパ
裏雰囲気要素有り
スパンダム♀
雌の生理周期に発情する狼
雌の発情期に合わせて発情する麒麟
常に発情期の豹
悶々としているとカクに連れて行かれて犯された。
「何するんだよ!?」
「お前、今男が欲しいと思ってるんじゃろう?男に抱かれたいと思ってるんじゃろう?お前が欲情するとわしにもそれが移るんじゃ。動物の発情は忍耐では止められん」
「ぁ、いやだ、お前とまで、こんな」
16も歳の差のあるカクを動物的に発情はさせて抱かせてしまった。
スパンダムは41歳になった。
閉経の年にはまだ早く、生理はまだ来ている
生理になるとジャブラを動物的に発情させてしまう
もう長年の付き合いで慣れたが生理中という事で感染症予防の為に毎回避妊具は使用させていた。
CP9司令長官の時はまだ良かった。
CP-0諜報員になった時にその日が訪れた時、スパンダムは怯えていた。
どんなに乱暴にされるかと
背を向けて抱かせている内に事は普通に終わりスパンダムは安堵した。
今更ながら生理を早く終わらせる方法があるのか調べてみると、生理期間を早めに終わらせる方法があるらしく実践した。
ロブ・ルッチは年中無休のような動物的発情期を抱えているので上下関係の変わった今、捕まれば毎日のように抱かれていた。
五年間解放されていたこれが再開された。
(カクは仕方無いとして、ルッチもジャブラも悪魔の実を食わせた奴に責任取らせろよな!)
(⋯⋯⋯⋯結婚したら流石に手を出されないかもしれない、良識的にだが⋯⋯⋯⋯それなら結婚しておいた方が良いな)
(生理期間でも無く、ルッチとカクが任務に出ている間に見合いして話を進めて結婚してやる)
ロブ・ルッチが戻りスパンダムの腕を掴むと「総監殿、御報告があります」引っ張られながらスパンダムが言葉を発し、ロブ・ルッチは舌打ちをして振り返った。
スパンダムは掴まれていない方の革手袋を外し「わたし、結婚しました。既婚者です」と知らせた。
倫理的にもう抱かないで欲しいと告げられた。
水面下で勝手に結婚の話を進めていたスパンダム
ロブ・ルッチもジャブラもカクも内心驚いていた。
「既婚者ですので」
ロブ・ルッチに掴まれていた腕は簡単に解け、やっと発情の捌け口から解放された。
相手がどんな権力者かと調べてみれば何の権力も持たない一介の諜報部員だった。
本当に利害関係も無く恋愛結婚でもしたのかと考えるところだった。
スパンダムは何処が良いのか分からないが降格した頃に自分に馴れ馴れしく近付き、声を掛けて来て、CP-0諜報員になるまでの間周りをうろうろしていた若い諜報部員に目を付けて結婚の話を持ち掛けた。
形だけだが結婚してくれないかと
若い諜報部員の男は喜んで直ぐに書類に記入した。
スパンダムが生理になってもジャブラは発情しなくなった。スパンダムが自分の番ではないと本能が認識したからだった。それならば今までスパンダムの事を番だと認識していたのかと悩まされた。
カクもスパンダムを相手に発情する事は無くなった。
ロブ・ルッチの本能もスパンダムには番が出来たのでスパンダムに対して発情しなくなった自分の本能に驚いていた。自分の本能はスパンダムの事を番と見做していた。そして今はスパンダムは番では無くなったと認識している事を
スパンダムは予定通り発情期に合わせて捌け口にされる事が無くなった事に安心した。
おしまい
備考
麒麟は何か雌をツンツンしてしっこさせて舐めて発情中か調べるみたいなのだったけど、流石にそれはしてない(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)𓃱
豹は年中無休というか一日何回もってあったのら(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)𓃠
狼は血みどろや(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)𓃢
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2022年12月9日
CP-0時代
サカスパ
ルチスパ
スパンダム♀
ロブ・ルッチ視点
元海軍大将赤犬、現海軍元帥赤犬ことサカズキ
元長官殿が人知れず恋焦がれていた人物だ
今は余計に遠い存在になっただろう
「元長官、此処からなら海軍元帥の姿が見えるぞ」
元CP9司令長官のその人知れない気持ちを元CP9諜報部員全員が把握していた。
当人はひた隠しにしていたつもりだろうが
嫌味を込めて元CP9諜報部員で元部下だった現CP-0諜報員の仲間が元CP9司令長官で元上官で現CP-0諜報員の同僚のスパンダムに向けて言う
スパンダムは今の海軍元帥の姿を目に止める
海軍元帥が視線を感じてか、こちらを向き、目が合うと帽子のつばを押さえ挨拶をするようなそぶりを見せた。
スパンダムはそんな海軍元帥に小さく手を振った。
突然湧いた違和感
身体の中をざわついたものが駆け巡った。
「手袋を外してみろ」
そう命令し、スパンダムはおずおずと革の手袋を外した。
その薬指には指輪が嵌っていた。
矢張りと言ったところだった。
「元帥に貰ったのか?」
「⋯⋯そうです」
人知れず恋焦がれているどころか、人知れず密会してしっかりと仲を深めていたらしい
おしまい
備考
ルチ→スパの気持ちがあったかも知れないけれど、サカ→←スパは実っていた⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年12月10日
CP-0時代
結婚を勧められるスパンダム
ルチ→スパ
モブスパ
サカスパ(名前が上がるだけ)
スパンダム♀
カク
「ルッチに結婚でもして貰って将来を世話して貰ったらどうじゃ?」
「はははは、笑えない冗談言わないで下さいよ。わたしが総監殿と結婚なんて有り得ない事ですよ。元帥と結婚する方がまだ可能性が有ります」
ジャブラ
「貰い手が居ないならルッチに貰って貰えば良いだ狼牙?」
「ははは、何をどう考えたら総監殿がわたしを嫁に貰ってくれると思うんですか?」
カリファ
「ルッチなら優良物件じゃないですか?」
「そうですね。総監殿なら夫にも婿養子にも欲しがる有力者は五万と居るでしょうね」
ブルーノ
「ルッチと結婚したら優しくして貰えるようになるだろう」
「逆に結婚しても優しくして貰えなかったら引きますよ」
クマドリ
「ルッチの事も忘れないでやってくれねぇーかぁぁ」
「何をどうすれば総監殿の存在を忘れられると言うんですか?」
フクロウ
「元長官が結婚相手を探しているとおれが話したらみんな騒ぎ始めたのだ」
「そんな話何処から聞いて来たんですか?この歳で結婚相手探してるなんて知られたくないから秘密裏に動いていたんですがねぇ」
「一体なんですか?最近?」
「結婚を考えておるんじゃろう?」
「あぁ⋯⋯よくご存知で」
「じゃから、ルッチはどうじゃと勧めておるんじゃ」
「総監殿を勧められる理由が分かりませんが、総監殿も腰を落ち着かせたいと言う意味ですか?それならば上層部に話を持ち掛ければ最適な人物を紹介してくれますよ。わたしも紹介して貰って利害関係の一致で0日婚しました。面倒が無くて良いですよ。夫婦関係は持たず書類上の結婚です。交際期間なんてまどろっこしい事すっ飛ばして結婚出来ましたよ。ただ戸籍上で結婚しておきたいだけ、目的が一致しているので腹の探り合いなんて面倒なものも無くて楽でした」
おしまい
備考
スパンダムは総監にとっての自分の価値がわかってないからモブと結婚したりする⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年12月10日
CP-0時代
初めて見た者を好きになる恋の病(恋煩い)にかかったスパンダム←能力者の技のひとつ
ルチ←スパ
スパンダム♀
交戦中、土埃で視界が塞がれている中、地面に蹲るスパンダムの元に辿り着いたロブ・ルッチ
土埃の中で視界に入って来たロブ・ルッチの姿を見てスパンダムのハートはときめき恋に落ちた。
手を伸ばして来るロブ・ルッチの身体にスパンダムは抱き付いた。
頭が混乱しているのか恐怖で錯乱しているのか分からないが抱き付いて来たスパンダムの腰に腕を回して支えて回収した。
外傷は何も無かった。
身心を休ませる為に一日休息の時を言い渡されたスパンダムは出掛けて行った。
スパンダムはエステを総舐めして来た。
美容院で髪のアンチエイジングケア
美容医療とエステで全身のアンチエイジングケア
顔の傷跡・肥厚性瘢痕も整形手術する予定を立てた。
猫を懐かせるマタタビ入りの香水を購入し、手持ちの香水に少し混ぜて、その辺の猫でどの程度効果があるかを調べて量を調節した。
戻って来たスパンダムは明らかに纏う雰囲気が違い、総監の座を狙う虎視眈々とした様子は見られなくなった。
「スパンダムちゃん、恋しているのね。仕事はちゃんとしてるけど、二の次って感じ。意中の殿方に振り向いて貰う為にアンチエイジングケアをして、顔にある傷跡も整形手術を受けて消すらしいわ」
ステューシーから聞いた話をカリファはロブ・ルッチたちに伝えた。
ロブ・ルッチはスパンダムの事が気になるようになっていた。
それはマタタビ入りの香水の効果もあったがその事をロブ・ルッチが知る由もなく、スパンダムが恋をしていると聞いて胸中がざわつき、自身がスパンダムを気にしていると自覚した。
更にはスパンダムが自分に恋のアピールをし始めたのでロブ・ルッチの鼓動は高鳴った。
三十代の頃に負った傷で、砕けた骨を繋げる為の顎顔面再建用圧迫プレートを取り付ける際に顔にメスを入れ、縫い合わせた痕が肥厚性瘢痕になり、顔に大きな傷跡が残ったように見えていた。
矯正器具で隠れてはいるがスパンダムは整形手術を受けてその傷跡を消す事にした。
整形手術を受けたスパンダムの頬は術後は皮膚が突っ張っていたが次第に落ち着いて、皮膚は肥厚性瘢痕のような凹凸も無くなり見た目平面になった。
肌の色味に多少の違いはあるが肥厚性瘢痕の時と比べれば全く見れる素顔になった。
肌の色など化粧をすれば違いなどは気にならない
スパンダムは矯正器具を取り外しても人前に肌を晒せるようになった。
今まで肥厚性瘢痕もあり、人目に素顔を晒したくは無かったのだ
少しの時間矯正器具を外して、全力で化粧をしてめかしこんでロブ・ルッチへのアピールをした。
スパンダムが自分にグイグイと来るのでロブ・ルッチもその想いを受け止めた。
ロブ・ルッチとスパンダムの仲はCP-0公認の仲になった。
スパンダムはロブ・ルッチにいつも抱き付いて甘え、ロブ・ルッチはスパンダムの腰を抱いていつもそばに置いていた。
そしてスパンダムにかけられていた恋の病がパッと解けた。
長い夢から覚めるようにスパンダムの思考はすっきりとした。
記憶が全く無いというわけではないが、ロブ・ルッチへの想いは消え去り、ロブ・ルッチと戯れた日々の思い出は記憶に残っていなかった。
ロブ・ルッチの為にアンチエイジングをしたり着飾ったり、化粧をしたりしていた痕跡には頭を傾げ、顔の肥厚性瘢痕が無くなっている事には驚いた様子を見せた。
スッキリとは目覚めたが仕事の事はちゃんと記憶にあるが他の事には頭に靄がかかっていた。
仕事の事さえ覚えていれば支障は無いだろうとスパンダムは何故かごちゃごちゃしている身支度を整えるだけの化粧台を整頓して、軽く化粧を済ませ矯正器具を取り付け、いつも着ていた服を着ると仕事に向かった。
スパンダムはやけにそばに立つロブ・ルッチ総監にドギマギして距離を取った。
いつもは飛びついて来て擦り付いて、抱き付いて甘えて来るスパンダムが全くそばに来ないのでロブ・ルッチからスパンダムのそばに寄って行ったが何故か避けられてしまった。
一体なんなんだ!?とスパンダムはロブ・ルッチに怯えていた。
「どうしたんじゃ?今日はルッチにべったり甘えんのか?」
「はぁ?何言ってるんですか!?どうしておれが総監殿にそんな事を」
「⋯⋯ルッチの事が好きだからじゃろう?」
「誰が誰を好きですって?まさかおれが総監殿を好きだなんて誤解されているんですか?御冗談を?いや、本当にその冗談は笑えないのでくれぐれもフクロウに広めさせたりしないで下さいよ?おれは総監の事、はっきり言って苦手ですから」
「何言っとるんじゃ、あれだけ好きだと言ってくっついていたじゃろうが」
「記憶に無いですが、それ、本当におれですか?」
「⋯⋯⋯⋯能力者の仕業かもしれんのう」
「そんな能力使って誰が得するんですか?」
「⋯⋯お前の本心を出させたって事は」
「無いですね。おれが本心では総監を好いてるなんて事は」
「そうか」
「⋯⋯なんか面倒な事になってるんですよね?今までの事は能力者の技によるもので無礼な事してすみませんって言付けお願い出来ませんかね?面と向かって言うの恐ろしいんですが?」
「あぁ、ルッチにはわしから伝えておくから普段通りにやっててくれ」
「という訳で、今までのスパンダムのルッチに対する言動は能力者によるものだったらしい。能力の効果が切れて元のスパンダムに戻ったようじゃ」
「⋯⋯⋯⋯そうか」
「⋯⋯ルッチもその能力者の能力でスパンダムに現をぬかしていた事にすれば良いじゃろう」
「周りにはそう話しておけ」
「了解じゃ。まぁ、気を落とさんと頑張るんじゃのう」
おしまいだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年12月10日
パトロン持ち
モブスパ
ルチスパ
カクスパ
裏雰囲気要素有り
尻切れぽい
10代の頃に青少年好きのパトロンに愛でられたスパンダム
20代になると歳がいったからとパトロンからの愛情は尽きた。
今度は自分が少年を愛で始めた。
少年の清らかな身体で自分の身体を愛でさせた。
ロブ・ルッチもスパンダムを愛でたが、ロブ・ルッチが20代になるとスパンダムは対象を変えた。
15のカクに目を付けた。
ロブ・ルッチには他のパトロンを紹介した。
若い男好きの御婦人にロブ・ルッチを紹介した。
スパンダムはカクに乗り換えてパトロンを持つと得だと教えた。
スパンダムもパトロンを持っていた。
愛でるのは若い少年だが、パトロンは年のいった権力者だった。
カクが二十歳になる前、18歳程でパトロンの関係を切り、長期の潜入捜査の任務を与えた。
「この長期任務はスパンダムがわしの事を信頼しているからか、要らなくなったからか、どっちじゃろう?戻ったら元の関係に戻れるかのう?それともスパンダムにはもう別の相手がおるんじゃろうか?」
「長官には期待しない方が良いわよ。きっと後者よ。あの人の事は知っているから」
おしまい
備考
初めてのパトロンの影響で若者を愛でるスパンダム♂
細かく書くと裏になる話⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
パトロン時期
スパンダム十代〜現役・モブおじさんたち
ルッチ13〜19歳・スパンダム24〜30歳
カク15〜18歳・スパンダム31〜34歳
潜入捜査の歳
ルッチ23歳・スパンダム34歳・カク18歳
潜入から帰った歳
ルッチ28歳・スパンダム39歳・カク23歳
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2022年12月11日
見合いして結婚する
サカスパ
ルチスパにもなった
スパンダム♀
顔も性格も良いとは言えないが家柄が上等だったので見合いの話はよく来ていた。
仕事の忙しさを理由に断っていたがCP9司令長官の座から降ろされると、その忙しさは雑務を熟す為にあちこちを走り回り事務作業だけでなく物理的にも忙しくなって見合いに時間をとれる余裕も無く、そもそもがCP9司令長官で無くなった今見合い話も無くなっていた。
スパンダムは早くに見合いして結婚しておけば良かったと後悔していた。
有力者や権力者の元に見合い写真を送り選んで貰う立場になった。
矯正器具を外し右頬を隠した角度で写真を撮り見合い写真を作成して、それを幾つも用意して見合い相手を探している家に残った伝手を使い送って貰った。
手当たり次第に見合い写真を送り付けてヒットしたのが一件だった。
見合いして貰えるようで、スパンダムはその日だけは休暇を取り出掛けた。
見合いの席に居たのは海軍元帥のサカズキでスパンダムは見合い相手の名前を確認して驚愕した。
「⋯⋯元帥のサカズキさんに見合いを承諾して頂けるとは光栄です。サカズキさんも見合い相手を探しているとは思いもよりませんでした」
「お前が見合い相手を探しちょると聞いてのう。苦労しておるようじゃからわしが面倒見てやろうと思うたんじゃ」
「それは有難い事で。前向きに検討して頂けるという事ですね?」
「そうじゃ」
スパンダムは無所属のCP雑務係からCP-0諜報員に引き上げられた。
「結婚したそうだな。おれたちに抹殺命令を出しておいて良い気なもんだな?」
「⋯⋯はい、結婚しました」
「早々に未亡人にならないと良いな?」
「その辺は一切心配していません。わたしが死んで男鰥夫になる心配ならありますが」
CP-0総監のロブ・ルッチに結婚相手の抹殺を匂わされたがその辺は心配する必要が無かった。
力としてもそうだが、海軍元帥を抹殺するなど政府の意思に背く事なのでそれをロブ・ルッチが行う筈がないという考えでだった。
CP-0諜報員になり聖地マリージョアを拠点とする事になったスパンダム
「アンタか?サカズキさんの嫁ってのは?此処に来る事になるからサカズキさんに面倒見ちゃってくれって頼まれたんだよ」
「はぁ、それは、よろしくお願いします」
「サカズキさんとの馴れ初めは?」
「お見合いです」
「サカズキさんが見合い?」
「わたしが結婚相手を探していたのを知って、面倒を見てくれるつもりでお見合いをしてくれたんです。勿論その前から面識はありましたよ」
海軍元帥赤犬ことサカズキに憧れを抱いているらしい緑牛ことアラマキは聖地マリージョアに常駐している海軍大将だった。
サカズキの結婚相手のスパンダムを上から下まで観察した。
アラマキがスパンダムをジロジロと観察していると間にロブ・ルッチが入って来て、スパンダムは突然の総監の登場に腰を抜かして驚いた。
「何をしている。男に色目でも使っているのか?」
「ははは⋯⋯そんな筈ないじゃないですか⋯⋯既婚者ですよ?」
スパンダムは冷や汗をかいた。
「旦那に嫁さんの事を頼まれたんだよ。此処に来るから気にかけて欲しいって」
「海軍大将にコネがあるとは、お前の旦那は大した奴のようだな」
ロブ・ルッチの小馬鹿にしたような物言いに
「⋯⋯総監、本当にご存じないんですか?」
スパンダムは本当に自分の結婚相手を誰だか知らないのだと判断出来た。
「海軍元帥ですよ?」
「何がだ?」
「わたしの旦那がです。わたしの旦那は海軍元帥のサカズキさんです」
「⋯⋯そんな筈がない。お前如きが海軍元帥なんかと」
「サカズキさんとはわたしが政府役員になる前から面識がありましたから⋯⋯」
「⋯⋯⋯⋯」
ロブ・ルッチは押し黙ってしまった。
スパンダムが今縋れる男など高が知れている、大した男では無い、いずれ男がスパンダムを捨てるかスパンダムが男を捨てるかして自分に縋るようになれば良いという考えを持っていたが、それが浅はかな考えだという事を理解した。
「あの人に嫁さんの事頼まれてるから(おれはあの人に褒められたいから)、嫁さん護る為に見張ってるから」
スパンダムに報復する事は許さない、間男的に近付こうとする輩も見逃さないという体勢で、スパンダムの足元に緑を生やし威嚇と牽制をした。
「はぁ⋯⋯」
「どうしたんじゃ?」
「アイツの結婚相手が」
「誰か分かったのか?」
「海軍元帥だった」
「⋯⋯コネのある奴じゃのう」
「離婚させるか死別再婚か」
「離婚させた後にものに出来る予定があるのか?」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
ロブ・ルッチはスパンダムに好いて貰う策を練るところから始めなければならなかった。
「と言うか、ルッチはスパンダムの事好いておったのか?」
「アイツが人のものだと思うと、自分のものにしたくなった」
「そうか」
おしまい
備考
終わらないので終わります⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年12月12日
元長官がとても潔癖症だった場合
ルチ→スパ
カクとカリファがスパンダムの派閥なんだけれど、その辺の説明の方が長い(カクスパのつもりはないけれど見方による)
途中までしかないよ。ブルーノが出て来たらもうすぐ終わると思って⋯⋯⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
裏雰囲気要素有り(総監とモブのだよ)
「ルッチがスパンダムの気を惹く為に女を部屋に呼んでるらしいのだ」
「そりゃあダメじゃ」
「そうね」
CP-0に上がり元上官と同僚になった元部下の元CP9諜報部員
CP9入りする前からその元上官のスパンダムとは面識があり、女性諜報部員のカリファは父親同士が上司と部下の関係だったので幼い頃からの知人だった。
カクはスパンダムが戦災孤児として非加盟国から回収してグアンハオに入れた男性諜報部員で、スパンダムとは切っても切り離せない存在だった。実質、ロブ・ルッチよりも濃ゆい縁があった。
そんなカクとカリファはスパンダムに特別扱いされてスパンダムがCP9司令長官になった時に直々に二人をCP9諜報部員に引き上げた。
CP9入りするには天才ロブ・ルッチのように年齢で言えば若かった。
二人はスパンダムにとっては秘蔵っ子のような、手塩にかけて育てたような存在で、信頼もしているので長期の潜入任務にも選抜した。
戻って来た二人に悪魔の実も与えた。
その後、保身で突発的な判断で二人を見捨てる事を選択したが、二人の方がスパンダムの事をよく理解していたので、スパンダムが保身でその選択をする事は見当が付いていたので怒りは湧かなかった。ただ捨てられた悲しさの感情は胸の内に湧いた。
あれだけの事をして来たスパンダムだ。早く戻って護ってやらないとという気持ちすら二人の中にはあった。親兄弟、家族のように護るのが当たり前、護って当たり前の存在になっていた。
スパンダムの元に戻って直ぐに、顔の腫れは引いているが満身創痍、完膚無きまでにやられて全身を包帯でぐるぐる巻きにしてベッドに縛り付けられている姿が目に入った。
スパンダムはロブ・ルッチの姿を見て怯え、その後ろに立つ元部下の姿に恐れ慄いていた。
ロブ・ルッチがスパンダムに辞令を見せた。
先に世界政府全軍総帥と掛け合い、自身の地位を確保した元CP9諜報部員
CP-0諜報員として全員がCP-0入りする事になり、スパンダムも退院すればCP-0総監のスパンダインがCP-0諜報員として部下として引き入れる予定だと聞いたので、ついでにその辞令の書類も預かって来てスパンダムに見せていた。
政府が自分をCP-0諜報員として必要としてくれるのならば、政府に忠実なロブ・ルッチに殺される事はないと一安心したスパンダム
「CP-0総監が父親のままだといいなぁ?」
ロブ・ルッチの言葉に、父親に危険が迫っている、父親の生命の危機だと思うもスパンダムにはそれを止められる力も無く懇願する事しか出来なかった。
「親父を殺さないでくれ⋯⋯」
ベッドに縛り付けられ泣いて懇願する姿にロブ・ルッチは内心そんなつもりは無かったので困っていた。少し慌てる様子が見られたら良いと思っていた。
「殺したりさせん」
「安心して傷を治してください」
ロブ・ルッチの前にカクとカリファが出て来てスパンダムの手を押さえた。カクはスパンダムの手を包み、まだスパンダムの味方である事を伝え、カリファもスパンダムの胸に手を置きまだスパンダム側の人間である事を伝えた。それだけでスパンダムの中の二人の地位は急浮上する。元々は懐刀だった二人を見捨てたのは自分だったが、二人は自分の懐に戻って来てくれた。スパンダムは包み込まれた手でカクの手を握り返した。カリファの顔を見詰めると微笑み返されてスパンダムのずっと張り詰めていた緊張の糸がほぐれて別の涙が流れていた。
「わしらはずっとお前の味方じゃ」
耳元で囁くとスパンダムは頭を小さく頷かせていた。
ロブ・ルッチの『CP-0総監が父親のままだといいな』という言葉の意図は近頃スパンダインの体調が息子を心配しての過労も溜まって著しく無い、代理か後任を検討していた。スパンダムも勿論その器では無く、流石にスパンダインも同じ過ちを犯そうとはしない。CP-0総監にロブ・ルッチを任命するかもしれないという事を視野に入れておくようにロブ・ルッチは世界政府全軍総帥に聞かされていただけだった。それをスパンダムに自分がどうこうするかもしれないという含みを持たせて伝えたらスパンダムに泣いて懇願されてしまった。
「あまりやり過ぎると嫌われますよ?」
「わしらはあいつに嫌われたくないから巻き込まんでくれ」
スパンダムが一部に包帯を巻くだけの傷の具合になると仕事に復帰した。異動の挨拶をCP-0総監にしている時のスパンダムの澱んだ目を元CP9諜報部員は忘れない
親父は殺されたんだ親父は殺されたんだロブ・ルッチに消されて居なくなった事もおれには伝えられなくて親父はもうこの世には居なくなったんだとスパンダムの頭の中をたった一人の肉親の死がぐるぐるぐるぐると回っていた。
スパンダムは与えられた席に着いたが思考が正常に働かない
「スパンダム」
名前を呼ばれて顔を上げた。横にカクが立っていた。
「スパンダム、親父さんは無事じゃ。本当に体調不良で休職してるだけじゃ。お前に心配をかけない為に伝えなかっただけじゃ。今度見舞いに行くといい」
カクがスパンダムの耳元で伝えてスパンダムの背を撫でた。
「⋯⋯ほんとうか?」
「本当じゃ」
スパンダムの呼吸が整い始めた。
「スパンダム、わしらは同僚になったんじゃから昔みたいにお前の事、スパンダムって呼ぶが構わんじゃろう?」
「ん」
カリファがスパンダムの元にグラスに入れた水を持って来た。スパンダムの少し落ち着いた様子を見て安心していたがやきもちを焼いていた。
「スパンダムさん、水をどうぞ」
震える手にグラスをしっかりと握らせて、グラスが手から滑り落ちないように支えて水を飲ませてあげた。
「おれはお前らを見捨てたのに、お前たちは、カクもカリファもおれを見捨てないでくれるんだな」
「わたしたちが敗れた時点で切り捨てられる心の準備はしていたので問題ありません。あなたのダメなところは全て分かっていますので、自滅する事も予測が出来ていました」
「歯に衣着せて欲しい」
「CP9として切り捨てられる事に問題は無いが、お前自体に捨てられた事には心は傷付いたんじゃぞ?もうお前に捨てられたくないからわしらは負けん」
「⋯⋯捨てるような立場じゃないだろう」
「それでもじゃ」
「あぁ、もう捨てないから、お前たちもおれの事捨てないでくれ⋯⋯。見捨てて悪かった。ごめんな」
グアンハオで懐いて来た子供のカクの頭を撫でるように、懐に擦り付いて来るカクの頭を撫でた。セクハラになるのでそれが出来ないカリファはカクを羨ましく思った。
「スパンダムさん、わたしの頭も撫でてください」と自己申告して頭を撫でて貰った。
カクとカリファはスパンダムに懐柔されているとCP-0諜報員に認識された。スパンダムに無用な手出しをすると二人を敵に回す事になると知れた。
ロブ・ルッチもスパンダムに懐柔されているのだが、スパンダム本人はそんな事は知りもしない
今はもう、ただ苦手意識しか持たれていない
ロブ・ルッチはスパンダムの気を惹きたかった。長い物には巻かれるスパンダムの性質を活かそうと思った。手揉みしておべっかを使うスパンダムの姿が見られるようになった。上層部に取り入る時に見られたスパンダムの姿だった。見た事が無いわけでは無いが、自分にその姿を向けて欲しいと心底思っている訳ではなかった。しかし、スパンダムをそばに置く方法がこれしか無いのなら致し方無かった。
スパンダムが顔色を悪くしていたのでカクとカリファはどうしたのか尋ねた。
総監に呼び出されて部屋に行ったら女を連れ込んでいて、それが真っ最中だったので直ぐに退室したけれど、その光景が頭に残っていると言った。胸の辺りがモヤモヤムカムカして御手洗いで嘔吐したと言う。女の裸を見たのも男の裸を見たのも、男女が繋がる姿を見たのも、動いている姿を見たのも、女の声を聞いたのも、全てが気持ち悪くて堪らないとスパンダムは訴えた。スパンダムは潔癖症だった。父親とファンクフリードとなら素手で触れ合える、カクとカリファとなら手袋越しでなら触れ合える、ロブ・ルッチにもギリギリ手袋越しで触れられていたが、もう無理だった。総監の姿を思い出しただけで嘔吐感が込み上げてくると言う。女の声も気持ち悪かったと言う。カリファはスパンダムが女を全面的に拒絶し始めたらどうしてくれるのだと憤りを覚えた。
「それは気分が悪くなって当然じゃ。外の空気を吸って深呼吸したらいい」
カクはスパンダムに触れないように外へと誘導した。今、スパンダムに触れて『触るな』と言われたらとても立ち直れそうにない
カリファはスパンダムに同行したかったが女嫌いになられたら厄介なので控え、着る物を露出の少ない物にしようと考え、着替えに行った。
ロブ・ルッチから一定の距離を取り、目を合わさないようにして御用聞きをするスパンダム
一日の予定を聞くと後は近寄らない事にした。
部屋に呼び出されると用心深く入室し、椅子に座る総監の姿を確認すると一目散にその場に行き用件を聞いたり、必要書類を提出したり、判子を押して貰ったりして直ぐに退室した。
気紛れに戦地に駆り出された時、庇う為に肩を掴まれた時には悲鳴を上げた。砲撃による悲鳴では無く、ロブ・ルッチに触れられた事による悲鳴だったがロブ・ルッチはそうとは知らずにスパンダムを連れて回った。
戦地で雑魚寝を強いられた時にスパンダムは膝を抱えて壁にもたれかかって身体を休めた。尻が痛いが床で寝る事など嫌だった。総監から隣で寝るかとベッドの脇を空けられてスパンダムは頭を振って遠慮した。寝転んだ総監の姿を見ただけであの光景を思い出して嘔吐いて来て気分が悪くなって来た。総監だけがベッドで寝て、他は雑魚寝を強いられる。スパンダムを隣に寝かせる為だけの策だった。スパンダムが床で寝る選択肢をする筈がないと考えたりしたようだった。
気分が悪くなったスパンダムは壁にもたれかかり早く寝てしまおうと考えて目を閉じた。その壁は少し温もりがあり、スパンダムが壁だと思っていたのは誰かの背中だった。雑魚寝でぎゅうぎゅうしていたので誰かとぶつかっても気にもしない、気にもされずにスパンダムは誰かの背中で暖を取って眠っていた。目を覚ましたスパンダムは身体の節々が痛かったが特に尻が痛かった。薄い尻が肉のクッションも無く悲鳴を上げていた。「尻が痛てぇ⋯⋯」と呟くと腰を撫でられてギョッとした。壁と思って寄り掛かっていたのが人で、更にそれが元部下のブルーノだと分かるとワタワタしながら距離を取った。
「か、壁だと思っていたんです。⋯⋯失礼しました」
スパンダムは痛む尻を無視して立ち上がり頭を下げてその場から逃げ出した。スパンダムにとってカクとカリファ以外の元CP9諜報部員は苦手な存在でしかなかった。
ブルーノの匂いを濃ゆく身体に付けているスパンダムにロブ・ルッチは不愉快そうだった。そしてずっと腰を痛そうにしている様子が余計に気になった。
ここまでしかないよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
スパンダムが潔癖症で、カクとカリファを手懐けてる話(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)𓃱𓃚
*******************
2022年12月12日
ルチ→スパの気持ち
給仕の公式カプ有り
フクロウ「ジャブラが給仕に告白して振られた話を長官にもしてやったのだ。ルッチの事が好きだからと断られた事も、決め手が顔だと言う事も話したのだ」
ルッチ「それで長官は何と言っていた?」
フクロウ「よく5年も居ない奴の事を想っていられるな。おれには無理だと言っていたのだ」
カク「つまり、長官の中ではルッチとの事は終わった事になっておるのか?」
ジャブラ「始まってもいないだ狼牙」
おわりだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
ジャブラ「始まってもいないだ狼牙」
ルッチ「始まる予定だ」
カク「いつ始まるのかのう?グアンハオの頃から言うてなかったか?」
長期片想い選手権No.1はルッチ𓃠
*******************
2022年12月12日
CP-0時代
ルチ→スパ
フクロウも出るよ
スパンダム♀
「髪が伸びたな」
ルッチ、基総監に髪の束を握られた。確かに伸びたな。入院して退院した時にバラついた髪を整えてそれっきりだった。こんな風に掴まれて引っ張っり寄せられて命取りになるかも知れない。切っておこう。矯正器具を取り付ける時にも手間がかかっていたしな
「髪を切ったのか?」
「えぇ、邪魔だったので」
**********
「髪が伸びたな」
この髪を束ねるのに似合うリボンは何色か。この髪色に似合う色は何色か。この髪を映えさせる色は?形は?
ヘアアクセサリーという物は、種類がこんなにもあるもんなんだな
出先であの髪を止める髪留めを買い求めた。
「髪を切ったのか?」
「えぇ、邪魔だったので」
贈る宛の無くなった髪留めを机の中に仕舞い込んだ
**********
「ルッチが女に贈る為の髪留めを買っていたのを見た奴が居たのだ」
「へぇ、人並みには恋なんてもんしてんだな。おれにはどうでもいい事だが」
「ルッチを取られても良いのか?」
「はははっ、総監殿が何処の女に現を吐かそうとおれには関係ねぇーよ。女に腑抜けにされるような男にも興味ねぇ。おれの理想は親父みたいな人だ。おれにだけ尽くしておれだけを見ておれの為に生きておれに使われて命を終えるんだ。おれに腑抜けにされるのは良いんだ。おれの物なんだからな。勿論、おれもそいつに尽くしてやる。1に政府、2におれと親父とファンク、3にそいつでも良いならな」
おしまい
備考
知らないところで振られてる総監𓃠
*******************
2022年12月12日
CP-0時代
何かのパーティ会場にて、総監に良家の娘やパトロンを勧めているスパンダム
ルチスパ
モブスパ
裏雰囲気要素有り(過去形として)
スパンダム♀
「だんな、だんな、あそこの女、だんなの事見てますよ。抱いてやったらどうですか?」
スパンダムからそんな言葉をかけられてロブ・ルッチは内心驚いた。
「だんなの事見てる女結構居ますね。あそこの娘はいいとこの家柄ですよ、仲良くしておいても損はないかも知れませんよ?あそこの御婦人は未婚ですよ、パトロンにうってつけじゃないですか?」
スパンダムは権力者や有力者の血縁者、相関図をよく知っていた。
「あ、あれ、おれのパトロンだったオヤジです。おれが落ち目になった時に捨てられましたけど、落ち目の時こそ良くしてれば良い目を見られると思いませんか?」
「⋯⋯パトロンが居たのか?」
「そりゃあ、居ますよ。コネがあるって言ってたじゃないですか。コネなんてパトロンの事に決まってるじゃないですか」
平気な顔をして答えるこの女は今までそのパトロンにどれほど身体を差し出して来たのか?
「今も居るのか?」
「今は残念ながら誰も居ませんよ。政府最強の殺戮兵器に命狙われてるって知れ渡ってみんな逃げて行っちまいましたよ。まぁ、当然ですが。そばに居てくれたのは親父だけでした」
「そうか」
それは良かった。
「でも安定したんでまた作れそうですね。おれもパトロン探しますね。だんなはさっきの女でも相手してみたらどうですか?帰り時間に合流出来たら良いですよね?」
何だそれは?今から男を探して抱かれて来るという意味か?
胸中が益々穏やかでは無くなった。
「そのパトロンの作り方ってのを手解きしてくれないか?」
「見学すると言う意味で?」
「おれをパトロンだと思って接しろと言う意味だ」
「だんなを誘って実践してみせろと?それは無理ですね。いくら何でもだんなとそんな関係にはなれませんよ。本当におれのパトロンになるってんなら別ですが」
「は?」
「ほら、無理でしょう?」
今何と言った?おれがこいつのパトロンになれるのか?おれがスパンダムのパトロンになってスパンダムを援助する権利を得られるのか?
「なってやらん事もない」
「本当ですか?流されてるだけじゃないんですか?おれは別にだんなじゃなくても構わないし、だんなもパトロンになるならいずれは利用価値の出て来る家柄の女か、良い身体した若い女にしたら良いじゃないんですか?おれは年増とか熟女好きの若造から爺さんどれでもいけるんで誰でも良いんですけど」
「お前のパトロンになる」
「そうですか」
よし、スパンダムのパトロンになってやった。前進した。
「0人だったパトロンを補給してやったぜ」
「またそんなものを作ったんですか?腰を落ち着かせたらどうですか?」
「腰を落ち着かせろとかセクハラだろ?今度のパトロンは凄いんだぞ?おれは別に誰でも良かったんだが向こうから言って来たんだ」
「それは物好きな人ですね」
「ははは、そうだ、女なんて選り取り見取りなのにおれみたいな年増を選びやがって、良い家柄の女はちゃんと教えてやったんだぜ?視線で誘われてるのに据え膳無視しまくってた」
「そのパトロンの男ってまさか」
「総監殿だ」
「何で恋人になる前にパトロンなんかになったんじゃ!?」
「話の流れだ。おれがならなかったらそのままパトロンを作られて寝取られるところだった」
「寝取られる前にルッチのもんではないがな」
「だが、進展はした」
「パトロンの立場から恋人になるのは難しくは無いのか?何もパトロンを一人にするとは言われた訳じゃないんじゃろう?あいつはパトロンを多頭飼いするタイプじゃぞ?この場合は沢山の主人に飼われるわけじゃから通い猫か何かか?」
「パトロンをどうにかすれば良い」
「あいつの選ぶパトロンじゃぞ?重鎮ばかりじゃろう?あいつにそんな価値があるのかは知らんが」
「頭の中を知りたがる奴ならパトロンになるだろう。実際にスパンダムの頭の中のデータ量は計り知れない。あいつを捨てたパトロンたちも縒りを戻したがってる事だろうが、今日はおれが睨んで牽制してやった」
「それは肝が冷えたじゃろうな」
「あいつの頭の中には知らなくても良い事まで入っているからな、おれが手元に置いて守ってやらないといけない。あいつが絶対政府を裏切りはしないという確信があるからまだ生かされているだけだ。不審な動きをすれば直ぐに始末されるような情報を沢山頭の中に入れてやがるから、他の連中もあいつの知識は攫ってでも欲しい筈だ。だからあいつの事はおれが守ってやる。パトロンになってな」
「本人には伝わっておらんがのう」
おわりだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
パトロンコネ使いスパンダム♀、パトロン総監を手に入れたのでした⸜(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)⸝︎︎𓃠
スパンダムが途中で話してた相手はカリファだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
*******************
2022年12月12日
CP9時代
ルチスパ
思い込みで長官と恋人だと思い違いしているロブ・ルッチ
モチベーションを上げる為に里に恋人を残して来ている設定にした。
作り上げたキャラクターにその設定を取り込み、ハットリで腹話術をしている内におれは本当に里に恋人を残して来た気持ちになっていた。
どんどんと錯覚していった。
5年もそんな事を続けていると思い込みは激しさを増していた。
「5年もの間長官をひとりにさせてしまった。おれの帰りをさぞかし待っているだろう」
「何を言ってるんじゃルッチ、里に恋人を残してる設定はもう終わりじゃろう?」
「長官をダシに使っていたなんて知られたら癇癪を起こされるわよ?」
「⋯⋯何を言っているんだ?長官はおれの帰りを待っている」
「確かに待ってはいるが、わしら全員の帰りをじゃ」
「しっかりしてよ、ルッチ?」
「長官はおれの恋人で、5年間里で、エニエス・ロビーで、おれの帰りを待っていて⋯⋯⋯⋯」
「⋯⋯休ませた方が良い。ルッチ、それは自分で作ったキャラクターの設定だ。長官と恋人でも恋仲でも無い。上司と部下の関係だ」
「長官!!!」
「うわあぁ!!?突然デカい声を出して何だ!!?驚いただろうが!!?」
「長官とおれは、恋人同士ですよね?」
「なんだと!!?そんな事いつ言った!!?」
「5年前です!!!」
「そ、そんな記憶はないぞ!!?」
「言いました!!絶対に!!おれの記憶違いとでも!!!?」
「ひいぃぃ!!じゃあ、おれの思い違いかも知れない⋯⋯記憶に無いが、そうなってたのかも知れないな⋯⋯⋯⋯」
「勿論責任持って恋人のままでいてくれますよね?」
「ひぃぃぃ、わかった、わかったから押し潰すなよ!!?」
スパンダムは帰って来て急接近して来たロブ・ルッチに壁の間に挟まれて押し潰されるほど迫られていた。
自分の記憶違いを疑い、そして圧死の恐怖からロブ・ルッチとの交際を承諾した。
「長官の方が折れたんなら良しとするかのう。お互いに思い込みが凄いのう⋯⋯」
おしまいだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
円満ルチスパ( ◜𖥦◝ )にこっ
*******************
2022年12月14日
ルチスパ
カクを育児している
スパンダム♀
非加盟国からグアンハオ送りの子供を収拾中に地面に転がっている赤ん坊を見付けたスパンダム
そばには母親だったものが倒れていた。
「貰っても良いよな」
赤ん坊を小脇に抱えて船に戻ったスパンダムは幼少の頃のお人形遊びを思い出し、赤ん坊を洗って綺麗にした。
幼児向けのオムツを隙間が出来ないように穿かせた。結婚するつもりもない、子供を作るつもりもないスパンダムは今だけ疑似体験してみようと赤ん坊の面倒を見た。
子供の収拾時に幼児に糞尿を垂れ流されては堪らないので風呂場で洗った後はオムツを穿かせていたので、オムツの取り扱いにはもう慣れていた。
ずっと腕に抱いていると疲れたので抱っこ紐なる物を用意して身体の前にぶら下げて腕に抱いた。
ミルクを与え、寝かしつけ、特にうるさく泣きもせず手のかからない赤ん坊だったので逆に心配になった。
グアンハオに到着し疑似育児体験を終えた。
「その赤ん坊は何ですか?」
「何ですかって赤ん坊は赤ん坊だろう。新入りだよ」
「赤ん坊がですか?」
「連れて来ちまったもんは仕方無いだろう?赤ん坊は回収範囲外なんだってな、でも母親も死んでたし、そこに置いて来ても死ぬだけだろう?どうせ死ぬなら訓練受けさせてやろうと思って。うるさく泣きもしないしミルク与えてオムツ変えて寝かせて身体綺麗にしてやるだけで良いから世話してやってくれるか?」
「⋯⋯おれと貴女の養子という意味ですか?」
「全然違うだろう?まぁ、わたしは結婚しないし子供も産まない予定だから、疑似育児体験はこの赤ん坊でしたから満足はした」
「ではおれもこの赤ん坊を世話して貴女との疑似夫婦体験をします。おれたちは円満別居夫婦ですよ、スパンダムさん」
「そういう設定?男の子でもおままごととかしたいんだ?わたしも子供の頃はお人形相手にお母さんごっこしたからな。お父さんごっこか?まぁ、宜しく頼むぞ、お父さん」
「了解」
スパンダムは拾った赤ん坊を、グアンハオでやけに懐いてくる自称5歳のロブ・ルッチに託した。
偶に視察に行くとちゃんと訓練をしているロブ・ルッチの姿が見られ、訓練を終えると赤ん坊を連れて様子を見せに来た。
「スパンダムさん、歯が生えて来ました」
「おぉ、本当だ。歯が二本生えてるな」
「赤ん坊の観察日誌です」
「まめな事してるんだな」
「スパンダムさんに成長記録をお伝えしなければと思いまして」
「へぇ、名前があるのか」
「おれがつけました」
「カクっていうのか。名前貰えて良かったな、カク。番号のまま居なくなるやつもいるからな。カクはどんな感じだ?」
「おれが訓練をしています。まだひとりで立ったり出来ないので動体視力を鍛えています」
「お前が鍛えてやったら優秀な人材になるだろうな」
「スパンダムさん」
「ん?」
「おれの事も名前で呼んでください」
「呼んでるだろう?」
「お前と呼ばれる方が多いので」
「そうか。ルッチ、ルッチ、ロブ・ルッチ、政府の為に強くなれよ?世界平和の為に強くなれよ?わたしの為にも強くなれよ?」
「はい」
スパンダムは膝を抱いてしゃがんでロブ・ルッチの話を聞いていた。
ロブ・ルッチはスパンダムがグアンハオに来るといつも嬉しい気持ちになって現状報告をしていた。
赤ん坊のカクはロブ・ルッチが連れ歩き世話をして、訓練の時には少し離れた場所に置かれていた。
ロブ・ルッチとカクの頭を撫でて視察を終えたスパンダムは帰って行く
ロブ・ルッチが13歳、スパンダムが24歳、カクが8歳になった頃にはロブ・ルッチは既にCPで諜報部員としての活動をしていた。
スパンダムも親の七光りと後ろ盾の力で役職に就いていた。
カクがグアンハオを出てCPで諜報部員として活動を開始すると聞いてスパンダムが様子を見に行ってやった時
「大きくなったな、カク。わたしの事なんて覚えていないだろうが赤ん坊の頃に何度も会ってるんだぞ?」
「スパンダムじゃろう。ルッチから写真を見せられて知っておる。わしの母親らしいな」
「は?」
「ルッチが父親でスパンダムが母親なんじゃろう。公私混同はせんから今は何もせんが、休暇を貰った時には会いに行く、その時は覚えておいてくれ」
スパンダムが母親だという話を耳にした諜報部員たちはざわつき、スパンダムもざわつくところだったが、何か知らないが覚えておけと宣戦布告されて恐ろしくなった。
「わたしは何もしてないのに何故か恨まれている」
スパンダムはロブ・ルッチの元に逃げ込んだ
「何もしてないのがいけなかったのかもしれませんね。母親ならもっと世話をするべきだったと」
「いや、母親じゃないし、ルッチに任せただろう?どうしてカクはわたしの事を母親だなんて思い込んでるんだよ!?」
「おれがそうだと良いなと思い刷り込みました」
「やめろ!なんか知らんが御礼参りが怖いんだよ!」
「おれが護ってあげますから一緒に寝ますか?」
「おおう、ずっとわたしのそばに居てわたしを護れ」
「風呂も一緒ですね?」
「そうだ、まずはカクの休暇の日付を把握して、その日はわたしの護衛をしろ!風呂もわたしが入っている間離れずそばに居ろ、御手洗いは流石に扉の前で待機して居ろ、寝る時もずっとそばに居ろ」
「了解」
カクの休暇を翌日に迎えてスパンダムはハラハラしていた。
前乗りでロブ・ルッチが寝室の守りを固めてくれている
布団に入って不安になりながらも眠るスパンダムの隣で布団に入っているロブ・ルッチ
日付を跨ぐ頃に寝室にカクが訪れ「もう寝ちょるのか?」と布団に入りスパンダムの腹を横から抱いて隣で寝た。
目覚めたスパンダムは隣に居るカクを見て悲鳴を上げた。
「でっかい声じゃのう」
「スパンダムさん、おはようございます」
「おはようございますじゃねぇーだろ!!何だよ、これは!!?」
「親子川の字ですが?」
「わし、今日は休暇じゃから母親のスパンダムに甘えに来たんじゃ」
「思ってたのと違う!!?ルッチ!お前分かってたんだろ!!?」
「今日1日スパンダムさんの護衛の任務なので親子三人でいられますよ」
「あばばばば」
おしまいだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
赤ん坊カクを拾ってグアンハオに連れ帰るスパンダムのお話
何でか布団の中に入って警備を固めているロブ・ルッチ𓃠
親子川の字で平和なのだ𓃠(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)𓃱
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2022年12月16日
CP-0時代
本当にロブ・ルッチはスパンダムに一目惚れしていた。グアンハオに視察に来たスパンダムを見て一目惚れしていた。
ロブ・ルッチが偉い人たちに、そろそろ結婚するように言われ始めた前提
簡素な短い版
ルチスパ
スパンダム♀
ロブ・ルッチに結婚の話が浮上し始めスパンダムで手を打つ事にした。
ロブ・ルッチに脅迫されて結婚を承諾したスパンダム
馴れ初めを尋ねられ
「わたしの一目惚れです」
と答えるロブ・ルッチに
(よく言う⋯⋯)
と思っていた。
本当にロブ・ルッチと籍を入れらされた。
嫌だったが忘れる事にした。
おわりだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
ちょっと長い版もあるよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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2022年12月16日
CP-0時代
本当にロブ・ルッチはスパンダムに一目惚れしていた。グアンハオに視察に来たスパンダムを見て一目惚れしていた。
ロブ・ルッチが偉い人たちに、そろそろ結婚するように言われ始めた前提
ちょっと長い版
ルチスパ
スパンダム♀
ロブ・ルッチに結婚の話が浮上し始めスパンダムで手を打つ事にした。
ロブ・ルッチに脅迫されて結婚を承諾したスパンダム
馴れ初めを尋ねられ
「わたしの一目惚れです」
と答えるロブ・ルッチに
(よく言う⋯⋯)
と思っていた。
本当にロブ・ルッチと籍を入れらされた。
嫌だったが忘れる事にした。
スパンダムはロブ・ルッチと籍を入れ結婚させらされたが現実逃避で、その件は頭の隅に追いやり忘れる事にして過ごした。
夫婦仲は良好かと問われると「あ、そういえば⋯⋯」と思い出す程度だった。
ロブ・ルッチとは元の通りに部屋は別々のままだった。
ロブ・ルッチが夜中にスパンダムの部屋を訪れた際にスパンダムは侵入者に悲鳴を上げて、それがロブ・ルッチだったので更に悲鳴を上げて、何かベッドに乗って来たので怯えて、服を脱がされ始めたので恐れ慄き「何で!?どうして?」と小声で呟くと「夫婦の営みだろうが」と言われて夫婦だった事を思い出し、身体を差し出すしか無くなった。
怯えながらロブ・ルッチに抱かれ、途中で気絶して目を覚ますと翌朝だった。またこんな事があるなら早く気絶出来るようになりたいと思った。スパンダムは高齢出産、高齢初産のリスクを知って恐れ慄きアフターピルを入手して服用した。
ロブ・ルッチの真夜中の訪問、行為に及び気絶して翌朝目覚めアフターピルの服用が遅くなる事で避妊の成功率に危機感を持ったスパンダムは子宮内装着型の避妊具ミレーナを装着する事にした。装着に必要な検査も全て通り、最後に意思確認されてミレーナを子宮内に装着した。
装着時、痛みに呻き、装着後は不正出血が続き、落ち着いてくると月経の回数が減り、無くなった。
ロブ・ルッチに月経が来ない事に対して妊娠したのかと問われ、産婦人科に連れて行こうとするロブ・ルッチにスパンダムは閉経したのだと伝えた。
驚き残念そうにしているロブ・ルッチに「わたしは子供は欲しくなかったから⋯⋯」とスパンダムが告げるとロブ・ルッチはまた残念そうな表情をした。
(子供が欲しければ他所で作れば良い、他所の女と作ればいい、他所に行けば良い)
「子孫を残せと言う意味で結婚しろと言われたんだ」
ロブ・ルッチは残念そうな表情のままポツリと呟いた。
「子供が必要なら他の女と結婚すれば良いじゃないですか」
必要書類を提出中にスパンダムがついでのように発した言葉に辺りでデスク仕事をしていた諜報員に緊張が走った。
「子供が必要なんでしょう?わたしは産めないので他の女と結婚し直して子供を作れば良い。それが解決策です」
ロブ・ルッチのデスクを後にしたスパンダムはロブ・ルッチの心情など知りもせず、さして興味も無かった。
ロブ・ルッチが子供を欲していると言うのならば離婚して貰える機会かもしれないとすら思っていた。
「流石にあの言いようは無いと思います」
「何の事だ?」
「ルッチに『他の女と結婚し直して子供を作れば良い』と言っていた事です」
「あぁ、総監殿は子供が必要らしいがわたしは産めないので離婚して他の女に産んで貰うのが最適だとお伝えしただけだ」
「よくそんな事が言えますね」
「別にこっちは好きで結婚した訳じゃない。脅されて命の危機を感じて結婚しただけだ。子供が必要なら他の女と結婚して子供を作れば良い。離婚して貰えるならその方がわたしとしても有難い事だ。無理矢理結婚させらされた男と夫婦の営みなんてのに付き合わされるのは最悪だぞ?」
スパンダムに声をかけて来たカリファは押し黙ってしまった。
結婚したのだから少なからずお互いに愛情や愛着があると思っていた。ロブ・ルッチがずっとスパンダムに執着していたのは皆が知っていた。気持ちに応えて貰えて結婚出来たのだと思っていた。しかしスパンダムの心の内は違っていた。ロブ・ルッチに対しての愛情など欠片も見られなかった。
結局のところロブ・ルッチはスパンダムとは離婚しなかった。
ロブ・ルッチは政府機関に精子を提供した。政府はロブ・ルッチの精子を採取し、マイナス196度で凍結させ保存し、半永久的に凍結保存する事でロブ・ルッチの精子をいつの世にも、誰にでも受精させる術を手にした。
ロブ・ルッチは本望では無いがスパンダムとの離婚も、スパンダム以外と自分自身が子を成す事など望んではいないのでこの決断に納得はしていた。
スパンダムはロブ・ルッチと離婚出来ない事を残念そうにしているがロブ・ルッチがそんな苦肉の策をとった事は知りもしないし、ロブ・ルッチもロブ・ルッチで本当はスパンダムと子を成す事が出来る事を知らない
互いに相手に秘密を抱えながら結婚生活は続いていった。
ロブ・ルッチは、せめて自分達がこの世に生を受けている間はあの凍結された精子が活用されない事を望んでいた。
スパンダムは装着してから5年経つまでにはミレーナを入れ替える必要があるけれど、その出し入れがとても痛いという情報に怯えて不安になりながらも避妊具としては有難いし、月経も来なくて楽だしと考えていた。
ロブ・ルッチに極秘でミレーナの入れ替えを済ませて戻り、痛みに苦しむ姿を見たロブ・ルッチに心配されたが時間が経過するとその痛みも無くなった。
スパンダムはミレーナの装着で更年期障害も軽減されているが、その自覚はまだ無かった。
ロブ・ルッチがそんなミレーナの存在を知ったのはスパンダムがパンフレットを放置していて、それを目にしたからだった。その頃にはスパンダムは本当に閉経していて子供は産めない身体になっていた。
スパンダムはロブ・ルッチに咎められても「わたしは子供は欲しくないと言ったでしょう」と返し「子供が欲しければ他の女と結婚すれば良いとわたしは言ったじゃないですか?」まだ当時と同じ事を言い「まだ性成熟期なんですから子供は作れますよ」と言った。
ロブ・ルッチは今も尚スパンダムから愛して貰えていない現実を知った。
おしまいだよ(๑ᵒᯅᵒ๑)
備考
愛して貰えなかったロブ・ルッチです(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)𓃠
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2022年12月19日
CP-0時代
ルチスパ
総監がスパンダムに不運避けの御守りをあげるよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
めちゃめちゃ効果のある不運避けのお守りを買ってスパンダムにやったロブ・ルッチ総監
スパンダムの不運はピタッとやまり、小さな失敗も大きな失敗もしなくなった。
「直ぐ失くすかもしれんがな」と与えたお守りは不運も無くなったので紛失する事もなく、その御利益でスパンダムを守っていた。
戦地から無傷で帰って来たり、事務仕事も順調で、コーヒーで火傷をしたりする事も無くなった。
任務外の時には総監には会いたくないとお守りに願っていたのでロブ・ルッチがスパンダムに接触、遭遇する回数がぐんと減っていた。
「⋯⋯近頃、スパンダムの姿が見えねぇーが何処にいやがる?」
「ちゃんと居るわよ」
「仕事の時間外だ」
「見かけるがのう?」
「おれは見てねぇ」
「あれじゃろう。ルッチに遭遇したくないってあのお守りに願ってるんじゃないのかのう?」
「⋯⋯⋯⋯」
ロブ・ルッチもお守りを手にした。
相殺し合い、元からのロブ・ルッチの運気の方が上だったので、スパンダムはお守りを紛失し、元に戻った。
スパンダムはまた傷だらけになってちょっと可哀想だった。
おわりだよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
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