〔53〕スパンダム受けメモまとめ【2022年12月16日~12月31日】スパンダム受けメモまとめ【2022年12月16日~12月31日】
ルチスパ・カクスパ・クザスパ・サカスパ?・親子(スパンダイン相手)・モブスパ
スパンダム♀有
スパンダム♀(先天性♂→後天性♀)有
スパンダム♀(前世♂→来世♀)有
カプ表記無くてもルチスパが混入している場合があります!
カク+スパンダムやカリファ+スパンダムの話なだけのつもりでもカプに見えてしまう場合があるかもしれない(。•́︿•̀。)
カプ無し話有
裏雰囲気要素有り(話の流れで行為があったという文面がある時に注意喚起として表記しています)
本誌ネタバレ有り
死ネタ有り
転生有り(自分に生まれ変わるか、来世か)
タイムリープ有り
現パロ有り
匂わせ程度しかないものでもカプ表記しています!!
途中までしかない話があります。全部メモと思ってください⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
*******************
2022年12月16日
CP-0時代
スパンダムが天竜人で大熊猫をペットにしている天竜人の家系
カプではない
「良い加減にするあます」
天竜人から突如言われた言葉
誰かが機嫌を損ねたのか
「CP-0とは言え下々民に変わりないあます」
「お兄様が下々民に無礼な言葉をかけられる姿など、もう見ていられないあます」
「そんな遊びはもうよすあます」
この中に天竜人が紛れ込んでいるのかと息を飲む
「大怪我をしたと聞いているあます」
「それも一度では無く二度も」
「顔にそんな大怪我をしてまで続ける必要あるまあすか?もう帰って来るあます」
「お父上様もお兄様のお顔を見てとても心配していたあます。あの男はお兄様を護れなかったと、死刑にすると仰っていたあます」
「やめてくれ、あの男はおれに良くしてくれた。此処にとどまる事にする。お父上様にスパンダインの死刑は取り消して貰えるよう頼んでおいてくれ」
「お兄様が戻るのならお父上様もお願いを聞いてくれるあます」
「⋯⋯じゃあな、お前ら」
「お父上様はお兄様がいらっしゃらないので大熊猫をペットとして飼い始めたあます」
「あぁ、見たよ、グラン・テゾーロでな」
スパンダムは天竜人だった。
何を思ってか偽りの親を拵え下々民の仕事に就いていた。
スパンダムが天竜人だとしたら、庶民が平和に安全に安心して暮らせる海賊の居ない世界を作ろうとした事は、天竜人としては奇行ではあるが人間としては真っ当な思考を持った天竜人で、人間としてはこの先の希望を見出せる天竜人だった。
ボスの器には相応しくないと元部下からは卑下されて来たが出生が天竜人だと分かると、天竜人の中でならまだマシだったと思えた。
おしまい
*******************
2022年12月17日
CP-0時代
カクとスパンダムが出て来る
カク「スパンダム、お前はあの船じゃ」
スパンダム「え!!?」(船を指定された⋯⋯という事は、この船、沈む予定なのでは!!?)
CP諜報員(元長官殿と同じ船になった⋯⋯指定されていたしな⋯⋯沈むのでは⋯⋯?)
ドーンドーン!!
スパンダム(ひぃぃ!!?他の船が撃沈して行く!!この船も沈むぅぅ!!⋯⋯⋯⋯あれ?この船だけ残ったぞ)
カク「終わったぞ。矢張りこの船が一番丈夫じゃったな。わし船の査定しておったからな。沈む船にお前を乗せておったら回収に行くのが手間じゃろう?じゃから最初からこれに乗せておいた」
そんなに嫌われてなかったスパンダムだった。
おしまい
*******************
2022年12月22日
CP-0時代
能力者に子供にされている前提のスパンダム
過去の記憶はあるけど思考は子供
クリスマスネタ
ルチスパみ
「クリスマスプレゼント何が欲しいか?おれ、2年前にエニエス・ロビー崩壊させちゃったから、悪い子だから去年はサンタが来なかったんですよ。だから今年もきっと来ないからクリスマスプレゼントの事考えるのやめてるんです」
スパンダムは、去年のクリスマスに、父親のスパンダインが床に臥せてプレゼントを用意出来なかったので、毎年貰えていたクリスマスプレゼントが途絶え、エニエス・ロビーを崩壊させた悪い子だからサンタからクリスマスプレゼントを貰えなかったのだと解釈していた。
「今年は貰えるだろう。何が欲しいのか言ってみろ」
能力者によって子供の姿にされたスパンダムに問うCP-0総監のロブ・ルッチ
スパンダムが子供の姿にされた事で思考も子供になり、ロブ・ルッチからすれば比較的優しくしてやったり、話しかけやすくなった。
父親のスパンダインが病に臥せてスパンダムの相手をしてやれない今、ロブ・ルッチが代わりにスパンダムにクリスマスプレゼントを贈ってやろうと思うも、スパンダムは欲しい物を中々教えてくれない
「ファンクフリードに果物を沢山あげたい」
「それはファンクフリードの欲しい物だろう」
「おれのはいい。どうせ貰えないから」
「それはサンタに手紙を書いていないからだろう?」
「サンタの住所なんて知らないし、どうせ読んで貰えないから」
「おれが届けるし読ませる」
「そんな事したらいつまでも悪い子リストに載ったままになる」
「おれがクリスマスプレゼントを用意してやる。何が欲しいか言ってみろ!」
「⋯⋯⋯⋯」
「ルッチ、怯えておるぞ?」
「ひとりの時間が欲しい!総監が叶えられる願いですよ」
言ってスパンダムはピュッと逃げ出した。
与えられた部屋に閉じ籠り鍵をかけた。
「ファンクフリードはサンタに果物を沢山貰えると良いな」
おしまい
此処までしか無いよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
*******************
2022年12月22日
CP-0時代
死ネタではある
ルチスパかルチスパ未満
スパンダインの訃報はスパンダムには知らされなかった。ロブ・ルッチにより隠された。
ロブ・ルッチはスパンダムにスパンダインの元に見舞いに行く時間を与えなかった。スパンダインの死を知ってしまえばスパンダムをこの世に繋ぎ止める枷がひとつ減った事に気付かれてしまう
親父の見舞いにも行けないと愚痴るスパンダムの姿があった。密葬された葬儀の席に数少なく参列した高官の中には「あれほど世話をかけた親の葬儀にも姿を見せないとは」とスパンダムを罵る者も居た。「アレに父親の死を知らせない為の密葬なので内密に」と伝えられていた。あの息子の事だ、父親の死を知れば精神がまともでいられなくなるかもしれないと納得された。スパンダムにはまだ政府の役に立って貰わなくてはならないと
「親父は電話にも出てくれない。おれに愛想を尽かしたのか?そんな筈はない。あの親父だ、おれの事を見捨てる筈が無い。親父に見限られたらおれは生きてられない」
*******************
2022年12月22日
スパンダムが天竜人だった場合
スパンダムがロブ・ルッチを気に入っている
ルチ←スパ?
スパンダム♀
カプ要素入る前に途中で終わるよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
CP-0の古株の連中の中に若い面子が加わった。若いと言っても三十路程らしいが
新しいCP-0総監は逞しい身体つきをしている
顎の髭が妙だとは思うが他は好ましかった。
自分だけのモノにしたかったが総監だからそうもいかない
天竜人全員で平等に使わなければいけない
総監でなければ個人的に独占出来たものを
奴隷のオークションに行く天竜人の護衛をそのCP-0総監が務めると聞き同行した。
魚人に乗る天竜人の男達
そばを歩く天竜人の女
後ろを歩く妻で奴隷の女達
昔から可愛がっている愛象の装飾品をサイドサドル付きの物に取り替えて横乗りしている
良い子なので乗る時には鼻で手を貸してくれる
「この子も大切な子だから護ってやって欲しい⋯⋯あます」
お父上様に注意を受けるがアマスとか付ける事に慣れない
「あぁ、また割れた。まぁ、いいか」
故意ではないが毎度毎度強化シャボンで作ったヘルメットが割れてしまう
丈夫な筈だが直ぐに割れてしまう
シャボンが割れてしまえば下々民と同じ空気を吸う事に変わりないので酸素を送る為のこの分厚い服を脱ぎ捨てる
サイドサドルに足も掛けにくいからな
下にもちゃんと服は着ているからな
「衛兵、この服持って帰ってくれ⋯⋯あます」
下には愛象のファンクに乗るから乗馬服のような物を着て来ていた。
「またそんな格好をして、下々民の空気で穢れるアマス」
天竜人の女が声を掛けて来る
「御心配下さり有難う。アレとは相性が悪いのかいつも割れてしまうのですよ。戻って身体を隅々まで洗いますので御心配無く⋯⋯あます」
アマスの付けるタイミングが分からない
奴隷のオークション会場に着きファンクから降りた。
優しいファンクは膝を突いて座ると衝撃で落としてしまう事を心配して鼻を伸ばして身体を地面までゆっくりと降ろしてくれる
「良い子だ」
ファンクを撫でてファンクもモスモスと撫でて来る
「⋯⋯この子が攫われないようにひとり見張りを置いて欲しい⋯⋯あます」
衛兵が就こうとするので
「CP-0からひとりだ!⋯⋯あます」
「CP-0は天竜人の護衛をしなければならないので」と天竜人お抱えの黒服の男が説明して来た。
そんな事はわかってるんだよ
「ならば、わた、わちしの護衛をこの子に回して、わちしの事はお前達が守れば良いだけだ!あます!命令だ!」
CP-0の鼻の長い若い男がファンクを守る事になった。
「頼んだぞ。この子に何かあったらわたしは死んでしまう。そしたらお前も処罰される。命をかけて守ってくれ、あます」
ファンクに直ぐに戻るからと鼻を撫でた。
「心配するな。奴隷なんて買わない。少し見て来るだけだ。後で果物を買ってやるから良い子で待ってるんだ。危険な事が起こったら自分の命を優先しろ。良いな?」
パオンと鳴いたファンクから離れて奴隷オークション会場に入った。
客席は埋まっていた。
天竜人だと言えば席は空くだろうがまぁいい
「このままで良い。全貌が見渡せるからな」
衛兵が横並びし、立ち見でオークションの行く末を見守った。
同じく立ち見席で賊っぽい輩が並んでいた。
こちらの方が商品としては価値がありそうだ
普通の人間の男と女が奴隷、働き手として売られて行く
大きめの人間よりは少し大きな巨人が商品として連れて来られると競りが始まった。
次いで魚人が紹介されて本日の目玉とか言っていたからこれが最後かと、外に出ようと思った。
先に動き出した賊達が前を横切り会場の外に出て行った。
前を横切る賊達を相手に無礼だと衛兵が動こうとするのを片手を上げて止めた。
面倒は起こしたくない
外からファンクの鳴き声が聞こえて慌てて走った。
先程の賊が地面に倒れている
「ファンク!ファンク、無事か?おれのファンク」
ファンクはおれの身体に鼻を巻き付けて抱き寄せて来た。
残りの賊から護ろうとしているのか
振り返れば既に全員倒して終わっているが
「良くやった。この子を護ってくれたんだな」
「攫おうと話していたので」
「良い判断だ。お前たち、これを片付けておけ」
衛兵に倒れている賊を片付けさせた。
新しく魚人の奴隷を購入した天竜人が鎖を引いて奴隷オークション会場から出て来た。
鎮痛剤を打って躾けてから乗り始めるんだろう
あの手に持つ鎖、おれは重くてあんなの持てないし持ちたくない
ファンクには鎖なんて付けてないし、首輪も付けていない、そもそもが奴隷枠では無い
お父上様から頂いたおれだけの愛しいファンクだ
ファンクを可愛く飾る為の装飾品は着けているが、それだってファンクが嫌がればいつだって除けてやる
ファンクと約束した通り果物を売っている店先を歩き、ファンクが立ち止まった店の果物をたっぷりと購入させた。
ファンクがバナナの房を持ちCP-0の若い男に渡そうとした。
「この子が礼をしたいようだ。受け取れ。この子の好意を無下にする事は許さない⋯⋯あます」
鼻の長い若い男にファンクがバナナを渡した。
「名前は何という⋯⋯あます?」
「⋯⋯カク」
「あの髭の男の名は?鳩を連れてる方のだ」
「ロブ・ルッチ」
「アレがロブ・ルッチか。CPの最強の殺戮兵器と聞いている。ならば、わたしの専属の護衛は益々無理だな。残念だ。他の仕事もあるだろうしな⋯⋯あます」
わちしとかアマスとか忘れるだろう
誰だ、言い始めは?
先代の20人はきっとこんな馬鹿げた話し方はしていない筈だ
しょうもないルールを付け加えやがって
聖地マリージョアに戻り人工の平面型エスカレーターに乗る
どうせ動かしているんだからな、乗るわ
ファンクフリードはシャボンのリフト、ボンドラに乗る前に剣に戻し、ボンドラへの負担とトラベレーターへの負担を減らしている
「今日はロブ・ルッチに護衛をさせられなかったが、名前を知る事は出来たな。ついでにカクという名のCP-0も中々の奴だったな。ちゃんとファンクを守ってくれた」
部屋でファンクを象の姿にして新鮮な果物を与えながら今日の感想を話して聞かせる
「今日はロブ・ルッチとカクはいないのか?あます」
それと若作りの女が居ないな。アレが主力メンバーか?
「双方任務に出ております」
「主力といったところか?お前たちが行かないのは諜報専門だからか?」
「護衛の任務がありますので」
「ふーん、どのぐらいの実力差なんだ?ロブ・ルッチが一番でカクが二番手か?他の仮面の男と女も居るよな?」
「ロブ・ルッチは例を見ない道力の持ち主でして、私どもの五倍は強いと思っていただければ」
「五倍か、ロブ・ルッチとカクの差は?」
「二倍ほどです」
「そうか。矢張りロブ・ルッチが強いんだな」
おれの専属の衛兵に出来ないのが残念だ
おしまい
此処までしか無いよ(ó﹏ò。)
*******************
2022年12月22日
CP-0時代以降かな
ルチスパの家選び
別れる・短い・メモ
スパンダム♀
「やっぱりわたしたち相性良くないですよ。結婚するのやめときましょう」
家探しの途中、家の好みで意見が別れてそこまで言われてしまった。
「このぐらい譲ってくれないんならこの先もずっと意見の食い違いが続いてもわたしが折れないといけないんですよね。そう言うのは嫌なので。届け出してなくて良かったです」
好まれるかと思い天窓付きの家を選んだ
電気を点けなくても天井から灯りが差し込む、空も見える
スパンダムが言うには天窓から結露が垂れて来て大変だの、空の光の具合で部屋の中が明るくなったり薄暗くなったりするなど、真っ暗にしておきたいのに天井が眩しいだの、日差しが暑いだの、雨の音が煩く、雷もゴロゴロと見えて煩く怖く、鳥が屋根の上を歩いて足音が煩く屋根を突っつく音が聞こえて天窓が割られたらと思うと怖い、兎に角欠点が多いと言う
備考
天窓の感想・個人差があります⋯⋯かな?(๑ᵒᯅᵒ๑)
*******************
2022年12月24日
各々がタイムリープしたルチスパ
ウォーターセブンからの帰還後、ロブ・ルッチがフクロウの六式遊技手合で道力を測定した時から違和感が生じた。
スパンダムは自身がタイムリープした自覚があった。
別に元の身体が死を迎えた訳では無く、ただ意識が昔の身体に憑依していた。
これが夢なのか何なのかは定かでは無いが今は過去に起こった出来事を流れの通りに生きていた。
ロブ・ルッチが道力を測定し4000道力で無い結果を出した事でスパンダムに違和感が生じた。
このロブ・ルッチは過去のロブ・ルッチでは無いと
4000道力を優に越した力
CP-0総監時代のロブ・ルッチのような強さ
これならば麦わらに負ける事も無く全て上手く行くのかもしれない
ロブ・ルッチもタイムリープをしているのかもしれないとスパンダムは感じるも触れはしない
ロブ・ルッチがCP-0総監だったいう未来の立場はスパンダムにとって不利益でしかない
記憶を共有する必要は感じられなかった。
ただ任務を熟して貰えれば良い
何道力あろうがくだらねぇ番付と言って終わらせた。
尾行していたガキも片付け、カティ・フラムの身体も解体して設計図を取り出し、ニコ・ロビンも逃さず橋を渡り終え護送船に乗せ終え、追って来た一味を徹底して処していった。
CP-0総監の力を持つロブ・ルッチが全てを完遂した。
政府がプルトンの設計図を手にし、ニコ・ロビンを捕獲し、因縁のカティ・フラムを消し、目の上のたんこぶの麦わらの一味を処刑し、スパンダムが望んだ英雄になる記念すべき日となった。
ロブ・ルッチにはCP9諜報部員という変わらぬ地位しか与えられないが、ロブ・ルッチはその道を選んだ
スパンダムはCP-0次期総監予定の補佐への昇級は辞退しCP9司令長官の地位に就き続けた。天竜人の護衛でご機嫌取りしながらあちこち連れ回されるのはスパンダムの正義ではなかったからだ。
おしまい
備考
ルチスパになってないかもしれない
気持ちはルチ→スパ
******************
2022年12月24日
人脈チートのスパンダム
タイムリープして過去に戻る
タイトルは気にしない
少しルチスパ
モブスパ要素も有り
生まれた時から勝ち組だった。父親が政府高官、父親に媚を売り寄って来る人間に甘やかされて逆にコネを作って行ったスパンダム
父親に連れられて行った小島で将来CPで働く人材、CP諜報部員の卵たちと親しくしておいた。
こうして作った人脈もCP9司令長官の座から降格すると何も無かったように消えてしまった。
スパンダムはCP-0総監になった元部下のロブ・ルッチに連れ回されて戦場で能力者の能力でタイムリープして過去に戻って来た。
CP5の主管時代だった。部下もいつも持て囃してくれる気分の良い時代だった。まだ顔に怪我も無い
古代兵器プルトンの設計図を手に入れる為に動き出す前だ
これ幸いと、その案件は全てCP9司令長官の父親に丸投げした。丸投げといっても知り得る限りの情報を提供してCP9に動いて貰うという意図だった。CP9司令長官の上に何があるのかを知った今、そこに就きたいとも思わなかった。
CP-0総監の仕事は海賊を殲滅させる事には繋がらなかったのだから
5年の潜入捜査などせずとも父親が政府の権力を駆使してCP9司令長官とCP9諜報部員と海軍上層部の力でウォーターセブンを掌握し、造船技師の近辺を家宅捜索され、発見された設計図は政府により保管された。
スパンダムは怪我を負う事もウォーターセブンの特定の人物から恨みを買う事も恨む事も無く目的を終えた。
CP5主管のままだがCP9諜報部員から命を狙われる事も無い、恨まれる事の無い距離感でいようと考えを改めたので主管のままで満足しておく事にした。
**********
スパンダムの父親スパンダインが昇進しCP-0総監になる事になり、CP9司令長官の席が空いた。勿論スパンダインは後任に息子のスパンダムを指名したがスパンダムはそれを断った。実質上、スパンダインの次位に長官に相応しい者が後釜に就いた。
スパンダムは最高責任者などにならなくても良いと考えを改めて職務を全うしている
相変わらず部下はチヤホヤしてくれた。上官が転びそうになって、転ばなかっただけで拍手喝采される部署など何処にあるだろうか?
CP9司令長官になった男とは、タイムリープ前のスパンダムはよく競い合い蹴落とし合っていた。そんな男が上官になったのだから会う度に自慢をされた。
「見ろ、おれの部下たちだ」
CP9諜報部員を並べて自慢するCP9司令長官
スパンダムは見慣れた顔をちらりと眺めた。
「⋯⋯うちの部下も良い奴らだ。転ばなかっただけで拍手してくれるんだ。上官想いの可愛い奴らだ」
CP5諜報部員たちはスパンダムの言葉に胸を張り、CP9司令長官は笑っている
「お前のところで手に負えない案件が来たらうちに回しても良いんだぞ?」
席を立ち隣に座って耳元でそう囁く男にスパンダムは『思っていたのと違う』と思った。切磋琢磨して蹴落とし合うライバル関係にあると思っていた、ずっと
背に手を回し腰を抱き寄せられて『思ってたのと違う』と確信した。
無礼者!と平手打ちしたいところを堪えた。スッと椅子から立ち上がり「そろそろ仕事に戻る」と部下を引き連れて退室した。途中螺旋階段から足を滑らせて転げ落ちるスパンダムの声が響いた。
「ばかやろう!お前たち!見てないで助けないか!!」
ギャンギャン喚いていた。医務室に行き、スパンダムは見慣れた包帯姿になった。
「見たかアイツ?おれの腰を触ったぞ?セクハラだよな?でも親父も居ないし誰に言いつければ⋯⋯まぁ、もう会わなければ良いか」
スパンダムはCP5に与えられた部屋に戻った。
**********
CP5に与えられた部屋に突然ロブ・ルッチが訪問して来てスパンダムは驚いた。
「何の用だ?」
「⋯⋯貴方はCP9司令長官になるのではなかったのですか?」
「⋯⋯そんな事言ってたか?」
「はい。グアンハオに来る度にそう言って聞かされましたが」
「そうかぁ⋯⋯なら訂正する。おれは分相応にこの地位に居座らせて貰う。CP9司令長官はおれには力不足だ。⋯⋯⋯⋯まだ何かあるのか?」
「何故?」
「はぁ?何故とは?」
「何故考えを変えたのですか?」
「⋯⋯力不足は力不足だろう。適材適所ってもんがあるんだよ」
「力ならおれたちにあります。貴方は指揮さえ取って下されば」
「司令長官だって親父みたいに戦地に出向いて指揮を取って戦える方が良いだろう?おれはそれが出来ないから、CP5主管でCP5の諜報部員連れて交渉術で仕事する方が合ってるんだよ」
「おれはいずれは貴方の部下になるとずっと聞かされて来ました」
「だから訂正したろ?お前は政府の下で職務を全うしてくれ。おれがお前の上官になる事はないし、その逆もごめんだ。おれは今のままで良いんだ。じゃあな、仕事に戻れよ」
スパンダムはロブ・ルッチとの接点なんて御免だった。
おれは此処でおれに優しくしてくれる可愛い部下達と仕事を続けて行くんだ!と考えている
CP9司令長官なんて責任者にはもうならねぇーよ!!とも考えている
スパンダムはCP9司令長官にはならないし、CP9諜報部員の上官にもなる予定はなかった。
おしまい
備考
ルチスパ未満なのにモブスパ要素があったなぁ(θヮθ)
ロブ・ルッチの事、昔に唆し済みだけどタイムリープして来たスパンダムはもう覚えていない過去・昔過ぎて忘れた(◜𖥦◝)ฅ♡-(⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝)→
*******************
2022年12月24日
現パロ
ルチスパ
カクスパ
秒で終わる
不器用に作られたあの味がこの世に一つしかない味だと知った。
スパンダムと別れて自炊を始めた。はっきり言えば自分で作る方が美味く出来た。
同僚が下手な弁当を持って来て彼女が作ってくれたんじゃと言った。
美味そうには見えないが見覚えのある作りだった。
*******************
2022年12月24日
クザスパ前提
ルチスパ未満
モブスパ要素有
男だと思われているスパンダム♀
子持ち
裏雰囲気要素有り
途中までしかないよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
遠い昔に必ず出世すると予想付けた男と関係を持ち、身籠り、認知させて出産した。子供は実家で育ち、跡継ぎとしての教育を受けさせた。
破滅的な左遷でCP9司令長官から一介の諜報員になってしまった。部署はランクアップしてはいるが役職が良くない。元部下に命を狙われた時点で跡継ぎも作っている、血筋としての役目は果たしている、自決するかを考えていたが父親に止められた。親父が何とかすると、動かせる駒を総動員させやり尽くしたが成果は出せなかった。親子二代で見込んだ部下たちだったからな。CP9司令長官の役職を子供にも継がせ、あの猛獣たちを部下として、最強の手駒としてくれてやりたかったがそれも無理になった。
出世すると見込んだ男は予測通り出世して海軍大将になり、偶に病室に見舞いにも来ていた。元々その傾向があった。子供が出来て認知されて、将来男が出世出来たら籍を入れても構わないと考えていた。男から身を守る為に籍を入れておくか?と話を振られ、正式に返答する前に海軍本部が白ひげと頂上決戦なんてもんをする事になり、その流れで海軍元帥が引退し、次の元帥に見込んだ男が推薦されて、いよいよ先見の明が優れていたと実感してしまう。しかし、海軍元帥の座に名を挙げた別の海軍大将と対決して敗れた男は海軍を去った。また大きな手駒が手中から失われた。海軍元帥になれたかもしれない海軍大将はその肩書きも捨てて、おれたちも捨てて居なくなった。おれを守れる最期の切り札を失った。少し期待してしまった。守って貰えると。矢張り自分で自決しておけば苦しみも少なかっただろうと、予告通り目の前に現れた男たちを見て思った。あまり会わなかった子供は脳裏も過ぎらす事は出来ない。ファンクフリードと父親の顔を頭に浮かべる。象剣を手に取り病室の窓の外に投げた。
「殺すなら殺せ」
手綱を離した猛獣は飼い主を襲い殺すのが常だ。おれもそうなった。おれが死んでも跡継ぎは用意している。血筋としての役割は果たしている。この場に親父が居なくて良かったと思えば良い。顔の腫れが引いて不格好さがマシになってるのが救いだ。おれの死体は棺桶に入る時どんな風になっているのか?死体も見つからず墓石だけが用意された形だけの墓になるかも知れない。
ひとりひとりに殴られた後、病室の床に転がるおれにリーダー的存在のロブ・ルッチからCP-0への辞令の書類を渡された。おれは殺されずに済むらしい。命拾いはしたが職務的には左遷ではあった。腫れの引いた顔はまた腫れ上がっていた。仕方が無い、女だという事をコイツらは知らないのだから。月の物なんかもIUSの使用で長らく来ていないので匂いで勘付かれる事も無かった。いつ休暇が取れるかも分からない職場に就く事になるから療養中の今、新しい物と交換しておいた。後5年は保つ事になった。
リーダー的存在のロブ・ルッチは遂におれの上官になってしまった。目はつけておいたが親無しのグアンハオ出身者を跡取りの親にする訳にはいかなくて断念したが、こちらも先見の明、見る目があったという訳だ。しかし矢張りグアンハオ出身者の男と名家と血を混ぜる訳にはいかない⋯⋯と考えているのに、子供の実父は海賊なんてのの仲間に入っていて頭を悩まされた。子供が居ると公言し、その父親が海軍大将の青キジ・クザン、元海軍大将の青キジ・クザンと声を大にして言えなくなった。卑しい男の血を引いた子供になってしまった。これならば、そこの親が誰かも分からない総監の血を我が家に混ぜるのと大差無い。選択を間違えたか⋯⋯
「おれ、命を狙われるような役職に就いていたから、跡継ぎは昔に作っておいたんですよ。絶対出世するって相手を選んだんですけどね、今海賊なんてのになっちまいやがって、こんな事なら別の奴と子供を作っていれば良かったと後悔しています。子供?あまり会ってませんけど、もう成人してますね。おれもいつ殺されるか分からなかったんで当主の座は子供に譲ってます。おれは家系としての役目は疾うの昔に果しているので、どの任務先で命を落としても備えは出来ています」
CP-0総監の後ろを着いて歩かされる日々
病み上がりの身体は酷使され総監の身の回りの雑務に追われていた。これは秘書か補佐が管理するような仕事内容をおれが管理しているのではないか?一介の諜報員の扱い、それ以下の雑用係ぐらいの扱いを周りから受けているのにやっている仕事内容は重要なものだった。役職が割に合わない。不満ではあるが、各々からの生かしておいてやっているという上から目線の圧を感じた。殺すなら殺せとあの時言った筈だ。
仕事が一段落つき、総監とふたりきりの総監室で居心地の悪い時間が流れ始めた。退室したいなと考えていると「⋯⋯お前は結婚しないのか?」「⋯⋯跡継ぎは必要無いのか?」と不躾な質問を投げ掛けられた。それはいつ死ぬやもしれないおれへの気遣いなのかもしれないが、跡継ぎは用意している事だけは伝えた。いつでも死ねるのだと
跡継ぎが既に用意されていると知って総監は驚いていた。未婚なんて体裁の悪い事をしているとは思いもよらなかったのだろう
珍しく総監と別行動の任務を与えられた。命に関わるほどの事ではなかったが、事が上手く運ばないトラブルが起きた。何でも以前の担当者は女で、その取り引き相手と肉体関係を持ち話を円滑に進めていたらしい。ハニートラップに慣れた諜報部員なら何という事の無い付属の仕事だったのだろう。その女に代わっておれが来たので憤慨して話が進まなくなっていた。
「その前任の女性で無くても構わなければ用意出来ますが?それで手を打って頂けませんか?とは言え、話を大きくする訳にもいかないのでわたしで手を打って頂けませんか?こう見えても女なんですよ。解消したいだけでしたらこの身体を使ってください」
何処の誰かは分かっているが言葉の綾だ。何処の誰とも分からぬ男にこの身体を開く事になった。20年以上使われていない身体を男に差し出した。IUSを装着しているから「子供は出来ないので生で中に出しても構いませんよ?」と付け加えれば男は納得して寝室に連れ込み満足するまでこの身体を抱いて、やっと金を差し出した。今度から誰かを同行させてさっさと支払わせなければならないなと思った。シャワー室で汚れを洗い流して服を着直した。天上金の徴収を終えて聖地マリージョアに戻り総監に報告を済ませた。前任が男と関係を持ち引き継ぎの不備で円滑に事が進まず今回だけ女を用意した事を報告した。総監は良い顔はしないが直ぐに興味も無くした。
「臭いが」「声が」「歩き方が」人を見てCP-0諜報員に栄転した元部下たちがヒソヒソと話している。見えないようにやれ
「元長官、遂に野良猫相手に枕でも始めたのか?」
下品な事を下品な表情をした男に言われてげんなりする。しかし自分の身体を匂ったおれもいけなかった。男として身体は洗ったが臭いが付いているのかと嗅いでしまった。行為が行われた証明になる。その行動に絡んで質問して来たジャブラが笑っている
「別に総監相手じゃねぇーよ」
ジャブラの腕を払い除けて、自室に戻り改めて身体を洗い直そうと思った。
此処までしかない⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
この後、ロブ・ルッチがルチ→スパ思考になるか元々そうだったか
ロブ・ルッチはスパンダム♀の性別は男だと思っている
ルチ→スパ思考を知ってるからジャブラたちが絡んで来たんだから既にルチ→スパなのか
ロブ・ルッチ相手じゃないと言われてアバババってなっちゃう元CP9諜報部員たち
ロブ・ルッチは、スパンダムに付いてる臭いについては性接待した時に同行していて臭い付けて来たと思ったとか?
*******************
2022年12月24日
現パロ
クリスマスネタ
ルチスパかな?
裏雰囲気要素有り
クリスマスイブに告白された。酔狂な奴だ。雰囲気に飲まれやがって。ワンナイトでその酔狂に付き合ってやった。翌日のクリスマス当日も一緒に居たいと、朝を迎え我に返って慌てふためく訳でもなく、また酔狂な事を言いやがるから付き合ってやった。別れ際に次に会う約束を取り付けようとするソイツに笑って「バカを言うな。ただのワンナイトみたいなもんだ。おれはお前の名前も知りやしねぇーよ」手を振って追い払った。
同じ職場に居るソイツを見掛けてコイツかと部署と名前を把握した。関心はもう無かった。
*******************
2022年12月24日
カリファとスパンダムの話
ルチスパも参戦
カリファとロブ・ルッチがスパンダムを取り合う話?
ラスキー殉職してます!
スパンダム♀
カリファがグアンハオ出身なのはCP諜報部員のラスキーが片親で、そのラスキーが殉職してしまったからだった。残されたカリファは親無しとしてグアンハオに送られた。親同士が上司と部下だった関係で知り合い程度の関係ではあったスパンダムはグアンハオに行った際に鏡や櫛、髪留めといった女の子が喜ぶかもしれない物を手土産に持って行った。
スパンダムはお嬢様として育てられていたのでふわりと膨らんだドレスに手袋、日傘を差して白い靴下にパンプスを履いていた。パンプスの踵部分にはバックチャームが付いていた。
スパンダムはレース手袋をしていて手におかしな感じで日焼け痕を残した事があったのでそのレース手袋もカリファにあげた事があった。贈り物をされる事がよくあり、網タイツを貰った際には扱いに困ってそのままカリファにあげた事もあった。趣味じゃない色合いの口紅を貰いそれもカリファにあげた。ストッキングがずり落ちないようにガータベルトを使う事はあるが無駄にセクシー重視な下着とガータベルトをセットで贈られて来て捨てようと思ったがそれも纏めてカリファにあげた。子供の頃から何かと大人の身につける物をスパンダムから贈られていたカリファはそれを全て着熟す美貌を持つ女諜報部員に育った。
「スパンダムさん、ハニートラップ教えて下さい」
エニエス・ロビーには女性が極僅か
給仕の中にひとりと、CPで諜報部員として活動しているスパンダムと、グアンハオから来たばかりのカリファの3人だけだった。
抱擁力、知力、美貌が長けた御三家
カリファが網目で晒した胸元を見せながら編みタイツを穿き、ガータベルトをつけた太ももをスパンダムの股の間に滑り込ませてスパンダムの身体を壁際へと追い詰めた。
「ハニートラップなんて任務わたしはしていないから、男の誘い方なんて知らない」
スパンダムが正直に答えると首筋を指の腹で撫でられ耳元に息を吐き掛けられ「では私が教えてあげましょうか?」胸のボタンをひとつ外された。
そばで見聞きしていた男の諜報部員たちは堪らないといった様子で見入っていた。
カリファが顔を逸らした奥の壁に亀裂が入ってスパンダムは悲鳴をあげた。
「大丈夫ですよ、スパンダムさん。おれです」
「ルッチ!」
「この泥棒猫が、おれのスパンダムさんに気安く手を出すな」
「お前のではないぞ、な、ルッチ?」
「貴方がロブ・ルッチね。泥棒猫は貴方の方よ?私のこの眼鏡も紅も化粧品も、下着もこの服も靴も全てスパンダムさんからの戴き物。贈り物よ。貴方のその服は誰に貰った物?支給品じゃないかしら?スパンダムさんからの戴き物なんてその帽子ぐらいかしら?」
「ハットリ」
「ポッポ」
「子は鎹と言うだろう、このハットリはスパンダムさんから貰った卵を孵化させて生まれた。言わばおれとスパンダムさんとの子供だ」
「ワーーオ、それ言い過ぎィ〜⋯⋯バカ言ってんじゃねぇ、ルッチ、卵見付けたって教えてやっただけだろう」
「私だってスパンダムさんに指輪やアクセサリーを貰った事があるわ。他の人には内緒だって私にいつもこっそりとくれて、私だけが特別扱いだったわ」
「うん、まぁ、産まれた時から知ってたからな」
此処までしかないよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
終わらないので終わりです⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
「「どっちが一番なんですか!?」」と問い詰められて「え?一番は親父とファンクフリードだろう」「「それなら良いんです」」と解散になる???
*******************
2022年12月25日
ルチスパ
モブスパ
裏雰囲気要素有り
スパンダム♀
CPにハニートラップを使える女諜報部員が入ったと聞いて、情報収集の任務を各部署が与えていた。
CP-0もその女諜報部員を利用した。
後にそれがスパンダムだったと知ってロブ・ルッチは後悔した。
「CPにハニートラップが使える女諜報部員が入ったと聞いたが、そいつは辞めたのか?」
「あぁ、アレはわたしの事ですよ、ダンナ。こっちに来たんでまた元に戻っただけです。ハニートラップが入り用の任務でしたら、わたしがやりますが?」
「お前がハニートラップだと!?」
「口は上手いので情報収集は得意なんですよ」
「男と寝ているのか?」
「そりゃあ、ハニートラップですからね、必要とあれば。CP-0からも依頼が来てましたよ」
「⋯⋯⋯⋯」
「?」
おしまい
備考
裏雰囲気要素有りはこの文字の中に行為を匂わせるような流れがあるという意味か軽く触れ合ってたりするって事だったのか、わかりません⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎?
忘れた⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
*******************
2022年12月27日
Ωとα
親子(カプです。カプ表記が分からないので)
ルチスパ
スパンダム♂・Ω
スパンダインとルッチはα
裏雰囲気要素有り
**********
【スパンダイン】
倅がΩとして生まれて来た。
αに好き勝手され倅の人生を台無しにされる前に頸を噛んだ
倅がヒートになると『愛息子が心配だから』と【休暇を申請】し、倅の番としての役割は果たしていた。
肉親を番に持つ後ろめたさに、倅もおれも番が誰なのかは公には出来なかった。
**********
【スパンダム】
おれの番は親父だった。
恐らく、世間では異常なのだろうが、父親からの大切な家族に対する愛情故の行為だと受け入れた。
おれがヒートになって休暇を取り実家の自室に閉じ籠っていると親父は休暇を取り、番としての役目を果たしてくれた。
ヒートの間、番の親父に抱かれていた。
異常な事なのだろうが、おれの為にしてくれている事だった。
おれは妊娠して腹が膨れた。
**********
【ロブ・ルッチ】
Ωとして生まれたあの人を傍で護るのはおれの役目で、いずれ見染められて番に選ばれるのだと思っていた。
再会したあの人は既に番が居た。
誰かは公表していなかった。
ヒートを前に実家に帰宅していた。
そんな息子を心配して父親の長官は休暇を取り実家に帰省した。
あの人の腹が膨らみ妊婦としての姿をエニエス・ロビーで何度か見掛けた。
出産して子供を抱いている姿を見掛けた。
**********
【スパンダム】
親父との間に子供が出来た。
身重の身体は辛いが腹の中には幸せが詰まっていた。
幸せが外に産まれ出て、愛でた。
親父もおれの息子の誕生を喜び、自身の息子の誕生を喜び、孫の誕生を喜んだ
子連れで仕事に励み、適齢期になるとグアンハオに送り出した。
おれは主管になり長官になり、親父は総監になり、親父の行動の自由がきかなくなり、おれはヒート毎にエニエス・ロビーの自室に籠り番を求める熱に苦しんだ
**********
【ロブ・ルッチ】
あの人が直々の上官になった。
番に捨てられたのかヒート期間中に実家に戻る事は無くなりヒート休暇を取り自室でやり過ごしていた。
あの人に捨てられ、それを経て、あの人の上官になった。
あの人のヒート期間中、新しく与えられた聖地に在る各自の個室で、休暇を取り休み、熱に苦しむあの人を有無を言わさずに抱いた。
拒絶して泣き叫ぶあの人を力と権力で押さえ込み、抱き潰して孕ませた。
**********
【スパンダム】
番の親父に会えずヒートに苦しむ中、上官になった元部下に無理矢理身体を犯された。
犯罪だ
番の居るΩをαが陵辱するなんて⋯⋯
その種が根付き腹に子を成した。
どうすれば良いんだ?
親父に何て言えば良いんだ?
おれは毎日毎日情緒不安定になって泣いた。
腹の中の子供が番の子供では無い事が心底気持ち悪く、番との間の子供では無いと、世間に知られる訳にもいかなかった。
今は親父は病に臥せて寝込んでいるのでおれの近況を知らせてはいない
産まれたら直ぐにグアンハオにぶち込んでやると思い、憎い腹を抱えていた。
**********
【カク】
元上官の腹が膨らんでルッチの奴は上機嫌の様じゃった。
以前は、元上官が身籠っている姿を見掛けるととてつもなく苛立っている様子を見せていたが⋯⋯
まさかとは思うが、番の居る元上官を孕ませたのはルッチとか言わんでくれよ⋯⋯
おしまい
備考
親子でも番になれるかなれないかとかは知らないけれど、スパンダインの妻兼スパンダムの母はスパンダム幼少期に他界設定で、スパンダインは番居なかったからスパンダムと番になってるって事で!⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
*******************
2022年12月27日
ガバガバなオメガバースねた
ルチスパ
カクスパ
匂わせ程度のクザスパ(サカスパとも受け取れる)
スパンダム受
注意・カプ扱いではないけれどスパンダム♂が結婚したりする
裏雰囲気要素有り
スパンダムはαだった。勉学に励み、常にトップクラスの優秀な成績を収めていたので自分に自信があり、αとしての上に立つ者としての素質も備わっていた。優等生として学業を終え、社会に出たスパンダムは政府の仕事に就いた。そこは文武両道の世界。文学だけでは通用しない世界。武芸も必要とされ、スパンダムは劣等感に苛まれ始め、αからΩへと変わってしまった。診察の際にΩであると告げられ、スパンダムはカースト最下層のΩに自分がなってしまった事に驚き絶望した。医師に勧められて首輪のような貞操帯を入手して取り付ける事になり、自身がΩであるという事を周りに晒す事になった。より屈辱的だった。父親からの期待が失望に変わる事もスパンダムには恐ろしい事だった。せめて、せめてこのΩという立場を利用して強いαと深い絆を結び父親に少しでも貢献出来るような番を手に入れられればと考えていた。
ヒート期間に入るとαを誘惑する匂いを放ち、誘われて来たαと契り、物色していた。頸さえ守れれば良いという考えだった。
実家に帰った際に父親の客を誘惑した事もあった。相手は海軍大将でそんな人物が番になってくれたならば父親も喜んでくれるだろうと寝室へと誘った。
Ωのヒートの匂いになど誑かされないよう精神も鍛えていた海軍大将だったが、スパンダムが積極的に誘えばそれを断る事も無かった。頸を噛まずに睦み合い関係を構築していった。それでもスパンダムは番になるまでは他の優秀、将来有望なα探しを続けた。
エニエス・ロビーの最高責任者、CP9司令長官である父親の元に訪れた際に父親の後ろで待機しているCP最強の殺戮兵器を目にして、自分もこんな部下が居れば良いのにと思いため息を漏らす。その殺戮兵器当然αであるが、そのαにはそのため息がとても甘美なものに感じられた。
スパンダムは自分も将来有望な人材を発掘しようとグアンハオに赴き、そこで目を付けた子供に支援を始めた。当然αだった。宇宙怪獣と戦いたいだのとまだ子供らしい事を言う子供だったが腕は確かだった。手懐ける為の物をその子供宛てに送り密かに育てていた。
結婚適齢期になると父親が望んだ政略結婚相手と籍だけ入れた。スパンダムはエニエス・ロビーから出る事も無く、見合いの席で顔を合わせて会ったのはその一度切りだった。スパンダムは少しでも父親の役に立てるように籍を入れただけだった。相手の家から利用すべき点を全て搾取し終えると、離婚して構わないと告げられたのでスパンダムは父親の望むようにした。父親の役に立てた事をスパンダムは喜ばしく思い、周りには仕事が多忙で家に帰れずすれ違い離婚に至ったと、さしておかしくはない離婚理由を話した。それを2、3度繰り返しスパンダインは財力と権力をより強固なものにした。
スパンダムがグアンハオで投資した子供は優秀に育ち、CP諜報部員として還元しにスパンダムの手元にやって来た。スパンダムは直ぐに手駒として自分のNo.に引き入れた。グアンハオ出身者を主管や長官で分配し合う会議でスパンダムは他は要らないからこの少年だけ貰い受けたいと、ひとり確保した。
「わし、スパンダムの番になりたいのう」等と爆弾発言をしなければ事はスムーズに終わったが、グアンハオから来た少年はスパンダムのNo.に席を置く事が決まった後、父親の居る前でそんな発言をした。
「おま!?まさかΩに対する耐性の訓練とかしてないなんて言わないだろうな!?」
「言わん。他のΩなんか興味も湧かん。耐性訓練もちゃんとしておる。番にしたいと思うのはスパンダムだけじゃ」
「そうか、それなら良かった。いや、良くねぇな」
「わしら運命の番になれると思わんか?もう長い付き合いじゃろう?」
「ははは、おれがお前にビビビッとなったらな」
スパンダムは、長い年月をかけて支援し、育てたグアンハオ出身者を没収されないように確保したまま傍に置いた。
父親の後方にはいつものCP最強の殺戮兵器が佇んでいる
スパンダムは自分もやっと似たようなものを手に入れる事が出来たと思った。
その殺戮兵器はスパンダムと新入りの遣り取りを注視していた。新入りがスパンダムの首輪基貞操帯を撫でて弄ってスパンダムに注意されているのを見ているだけで苛々していた。そして引っ張って貞操帯が外れた時にCP最強の殺戮兵器の目がカッと開いた。
「此処から匂うのう」
頸に鼻を寄せる新入りに誰もが慌てふためいた。
「カク、外すな。ちゃんと付けろ」
スパンダムの声にグアンハオから来た新入りは従い外れた貞操帯を取り付けた。
「これ大分草臥れてきてるんじゃないのか?もっと丈夫なもんに取り替えた方が良いと思うのう。わしは嗅ぎ慣れておるから我慢がきいたが、他の訓練もしていない奴等になら直ぐに噛まれてしまうぞ?まぁ、わしがそうさせはせんがのう」
「あ〜、そうか、直ぐに手配しないとな」
スパンダインの後ろに立つCP最強の殺戮兵器ロブ・ルッチはスパンダムの頸に顔を近付けた新入りのカクを即殺傷処分しようと動く前にスパンダムの声で動きを止め、スパンダムによく手懐けられた新入りに、その新入りがスパンダムを守る為の今在る最高の手駒である事を把握した。
此処までしかないよ(ᯅ̈ )
備考
カクがスパンダムに懐いてるパターン⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
受♂がモブ♀と結婚というのは苦手マンなのだけれど、パッパの役に立ちたいスパンダムなので流れ的に結婚してます(๑ᵒᯅᵒ๑)
これからずっとカク→スパのいちゃいちゃ見せられルッチ𓃱⸜(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)⸝︎︎𓃰 𓃠
*******************
2022年12月30日
CP-0時代
天竜人の余興で奴隷に悪魔の実を食べさせ、余った物を総監が貰い受け、それを食べさせられたスパンダム
メロメロの実的なの
総監に食べるよう強要された果物を口にして不味くて吐き出しそうになったところを「吐き出すな、呑み込め」と言われて涙ながらに飲み込んだ
「何ですか今の⋯⋯こう言っちゃ何ですが、凄く不味かったんですけど⋯⋯」
「悪魔の実だ」
「は?」
「どんな能力かやってみろ」
「え⋯⋯まぁ、泳げなくなるだけだからいいか⋯⋯どうすれば良いんです?なんか手を構えて出ろって念じる感じですか?えい!あ、なんか出ました」
「おれに向けて試してみろ」
「良いんですか?どんな能力かは知りませんよ」
「構わん。面倒な能力だとしても覇気で何とかする」
「分かりました。では行きますよ?何か出ろ!」
悪魔の実を食べさせられ何らかの能力を得たスパンダムは総監の指示通りに、総監に向けて能力を放った。
総監はその能力にビビビと包まれて石になった。
「は?おいおいおいおい!?こんな姿になっちゃあ覇気も使えないんじゃないのか?覇気を使える奴に解除させたら良いのか?⋯⋯おれが解除するのか?えぇと、何とかなれ!!」
再びビビビと能力に包まれて総監の石化は解けた。
「ダンナ、石になってましたよ」
「そうか、お前が自分の意思で能力を解除させたんだな」
「そりゃあそうですよ。覇気使いを探しに行くよりは先に解除出来るのか試しておこうと思いましてね」
「そうか、何の能力か分かったか?」
「石にする能力でした。自力では石化しているので覇気が使えずに一対一の時は使えそうですが、相手の仲間に覇気使いが居れば駄目なんじゃないですかね?」
「そんな事は無い。お前にしか解けない能力だ」
「それじゃあ、おれが解かなかったらダンナは石のままだったんですか?」
「そうだ」
スパンダムは総監のその言葉を聞いて失敗したなと思ったりしていた。敵襲で総監が石にされた。覇気で能力解除も出来ずに総監は石のまま。総監の席が空く。そこに運が良ければ就けるかもしれないと考えを巡らせていた。
「⋯⋯」
「⋯⋯何を考えている?」
「いえ別に大した事ではありません」
「⋯⋯おれは石化が解けてからこの辺りが妙に騒がしい」
「頻脈ですか?」
「お前にときめいている」
「ときめいている?はぁ?御冗談を!?ときめきなんて感情ダンナにあるんですか?」
「⋯⋯」
「失言でした。すみません」
「⋯⋯これはお前の能力だ。お前にときめきを感じる能力におれはかけられている。だからお前にときめいてしまっている。責任を取って能力の効果が消えるまでそれ相応の対処をしろ」
「対処と言いましても何をすれば良いので?」
「ときめきデートだ。出掛けるぞ」
「で、デートだと!!?」
「責任、取ってくれるよなぁ?」
「はい、喜んで!!」
スパンダムは総監のときめきに付き合いデートをする事になり、総監のデートプラン通りに色々な場所に連れ回された。
ときめき効果に託けてスパンダムと距離を詰めて密着し、ときめきデートの後もときめき生活を続けた。
「総監のときめき効果はいつ切れるんだ!?」
おしまい
此処までしかないよ
備考
効果は切れない、元々だから⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
*******************
2022年12月30日
CP-0時代
ステューシーとスパンダムがちょっと喋る
本誌扉絵ネタ・ステューシーのネタバレ(?)有り
カプは無い
スパンダム♀
「ステューシーさん、美しさの秘訣は何ですか?」
「秘密よ。でも、スパンダムに合う化粧品を調合してあげる」
ステューシーは世界的権威を誇る科学者の一人だった。顔は伏せていたので知られてはいない
スパンダムはステューシーから貰った化粧品を使ってみた。顔の黒ずみは薄くなり、肌の色も血色が良くなり、鼻や目の周りの黒い色が薄くなり使っている内に消えていった。スパンダムは初めてアイラインをひいた。
此処までしかないよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考(本誌ネタ・ルチスパ要素有り)
この時点では本誌扉絵で科学者の中にステューシーぽい人が居る感じだった。
海楼石のリップとかまでは話進んでなかったけれど、今は消費期限切れ気味なのでもう【此処までしかないよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎】扱いにしました⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
スパンダム♀も海楼石入りのリップで総監にチュッチュすれば少し弱体化させられる?
リップ自体が海楼石の塊なのか、海楼石を練り込んだリップか、海水かニガリやなんかで作ったリップなのか知らんけど⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
女郎蜘蛛の毒口紅的なのかなって思いました。
(海楼石対策で訓練して、どんな毒薬にも耐性有る訓練してるのは二次創作内だけになるのかな?)
*******************
2022年12月31日
CP-0時代
ルチスパ
裏雰囲気要素有り
長官時代にルッチを私利私欲で連れ回し政府の仕事以外の事もさせていた。おれはルッチを愛でていた。あの日あの時までは
自分の命惜しさに愛でたルッチを切り捨てた。これでも愛してはいたんだ。一方的に想いを押し付けて連れ回し、セクハラに至る命令もした。性的強要だ
命令かと問われ命令だと答えれば何でもしてくれたおれの愛しいルッチは、もう、おれの所有物ではなくなった。あの逞しい腕にもっと抱き締められたかった。5年も我慢したのにな
「後で部屋に来い」
「はいダンナ、必ず伺います。何か御入用ですか?持参しなければならない物とかあれば事前に教えておいていただければ準備しておきますが」
「身一つで来い」
「承知しました」
ルッチの部屋を見るのは初めてだ
家具調度品に見覚えがあった。親父の好むブランド家具だ。ルッチは前総監の部屋をそのまま使用しているようだ
「趣味の良い部屋ですね。おれもこの家具好きですよ。親父が長官をしていた頃はエニエス・ロビーだったんで長官室には行った事あったんですけど、流石に此処には来た事無かったんで総監の部屋初めて見ました」
ルッチは親父の置きっ放しの筆記具やら日誌やらを入れた箱をおれに持って行くよう呼び付けただけだった。勿論何の期待もしてはいない
あの関係はおれが一方的にルッチに強要していた事なんだから
「他に御用が無いのでしたら失礼しますが?」
「⋯⋯無い」
「そうですか。では失礼します」
おしまい
此処までしかないよ⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
備考
総監は誘われ待ち𓃠⸜(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)
*******************