〔51〕スパンダム受けメモ【2023年1月7日】スパンダム受けメモ【2023年1月7日】
2023年1月7日
CP-0時代→CP9時代
ルチスパ
タイムリープ⋯⋯じゃない
ネタバレなのかな?扉絵ネタの憶測含む
タイムリープにするつもりがタイムマシンで過去に行く話になったよ
少し裏雰囲気要素有り
スパンダムが死んだ
生き返らせる事は出来ない
どうにもならない
おれも後を追うかと考えが過ぎる
そんな時にステューシーが話を持ち掛けて来た。
いや、持ち掛けて来たは語弊が生じる
ステューシーには何の得も無い
おれに希望を与えただけだ
ステューシーは昔Dr.ベガパンクと一緒に仕事をするような科学者の一人で、この世に時間移動装置なる物が存在する事を知らされた。
それに賭けて数日前に戻って殺される前のスパンダムを救えば良い
数日間の自身との同居も同じく時間移動装置を使用させ順に移動させれば良いだろう
スパンダムの命を救ってやるんだ、そのくらいの譲歩はしろよ、自分
そう思い時間移動装置を使用すると、着いた先は7年前だった。
頭が痛くなる
取り敢えずスパンダムに、いや、長官に話をつけておこう
「長官、スパンダムさん」
「ホベァーッ!!!誰だお前は!!?おい!!誰か居ないのか!!!?」
「安心してください、ロブ・ルッチです」
「はぁ?ルッチがそんな形してる訳無いだろうが?」
「訳あって7年先の時代から時間移動装置を使用してこの時代に来た7年後のロブ・ルッチです。時間移動装置と言うのはDr.ベガパンクの作ったその名の通り時間を移動する装置です。戻る事は出来ません。おれは数日前に戻りたかっただけだったのですが、7年も前に戻ってしまったので、長官の計らいで此処に置いて貰えないかと相談に伺いました」
「Dr.ベガパンクの発明品か⋯⋯無い事も無さそうな話だがお前がロブ・ルッチだと言う話は信じる事は出来ないな」
「おれの個体の識別検査をして照らし合わせて貰えれば同じ結果が出ると思いますが」
「よし、準備させる。それで、どうして時間移動装置なんてもんを使ってまで過去に戻ろうとした?どんな失態をやらかしたんだ?」
「⋯⋯貴方を守れず死なせてしまいましたので、数日前に戻って守ろうと思い使用しました」
「⋯⋯そりゃあ、おれが7年後に死ぬって事か!!?」
「そうなります。おれが関わらないままなら」
「お前が本当にロブ・ルッチなら、何とかしてお前の居場所を作ってやる。だから、何に置いてもおれを一番に守れ」
「勿論です」
スパンダムは自分の死を匂わせると直ぐに態度を変えて保身の為におれの庇護を求めて来た。
個体の識別検査の結果は当然通過した。
この時代のおれがW7で5年間もの間潜入調査し、結果としては設計図を燃やされる事になるが、正史を掻き回す訳にはいかないよな、あっちはあっちでやっているんだ、こっちはこっちでその間この時代のスパンダムをおれのモノにしてやろう
「お前がロブ・ルッチだと言う事はわかったが、名前が同じだと紛らわしいんだが」
「この時代のおれが戻るまではおれの事をルッチと呼んで下さい。スパンダムさん」
「⋯⋯お前今30なのか?」
「はい、スパンダムさんは32ですよね。おれとあまり歳が違わなくなりましたね」
「⋯⋯気になってたんだが、その髭は何なんだ?」
「スパンダムさんが顎髭を生やした男性を好んでいたので、生やしました」
「はぁ!?おれが顎髭を生やした男が好きだと!?何処情報だいったい!!?」
「スパンダムさんの父親の事ですが?」
「⋯⋯親父の事かよ」
「おれも貴方の目に止まりたくて髭を伸ばしました」
「⋯⋯ぇーと、お前とおれの関係は一体何なんだ?」
「ただの部下が時間移動装置なんて得体の知れない物を使用してまで上官の命を救いに向かうと思いますか?おれは貴方と情人の仲でした」
「⋯⋯情人だと!?情人ってのはあれか!?付き合ってその先も色々している間柄か!!?」
「そうなります。許可して頂けるのであれば貴方ともそういう関係になりたいと考えております。おれが戻ってくるまでには貴方の心を射止めてみせます」
「⋯⋯⋯⋯」
長官の斜め後ろに立ち長官を守る定位置になった。
長官が上げっぱなしにした電伝虫の通話口を戻し、熱さで零しそうになるコーヒー入りのカップを手から離れた瞬間に受け取り唇と口内以外の火傷は防ぎ、転びそうになれば腰に腕を回して抱き止めた。
あからさま過ぎる庇護を見せた。
年の差がなんだのと喚かれる事も無い
優しくしてやれば、守ってやれば長官は顔を赤くして直ぐにおれに絆された⋯⋯と思ったが、慣れておれを顎で扱き使うようになった。
『おれの事が好きなんだろう?なら、あれやってくれ。これやってくれ』と来た。
『出来たらファンクフリードみたいに撫でてやっても良いぞ?』とも来た。
おれが上官でスパンダムが部下になった時に築いた情人の関係で、おれが優位な立場だったが、そうと知らないスパンダムは今は一方的におれだけが好意を寄せているとしておれを好きに扱き使おうとする
「スパンダムさん、それだけおれの好意を口にして利用するのなら、スパンダムさんもおれの好意を受け入れ応えてくれるんですよね?おれは貴方をいずれは抱く気でいますので」
「は?」
長官が顔を青褪めて鼻水を垂らしている
よく見る顔だ
「おれのスパンダムさんはおれにしがみついて行為に溺れていたのできっと貴方も気に入りますよ。ゆっくりと丁寧に開発して差し上げますので安心して下さい」
「安心出来ねぇ!!ジャブラと護衛をチェンジだ!!」
「長官、おれを手放す気ですか?おれは7年先まで何が起こるか歴史を知っている貴重な貴方の狂信者ですよ?」
「狂信者?」
「貴方を失い自死しようと考えましたが、貴方を守る為に過去に飛んだ。充分に狂信者でしょう」
「そんなにおれの事を⋯⋯?」
「えぇ、ですので、前向きに考えて頂きたいのです。おれとの関係を。おれは、この時代に住むおれより先に貴方をおれのモノにしたいんですよ」
「⋯⋯ルッチとはそんな関係にならねぇーよ。年が違い過ぎる。⋯⋯でも、お前となら、ちょっとは考えておいてやる」
年の差の件ではおれの方が有利だ
スパンダムは何かとおれが11も年下だの自分が11も年上だのと煩く喚いておれの気持ちを拒否していたからな、最終的には総監室に呼び付け力尽くで抱き潰して思考力を奪い交際承諾の言質を取ってやっと交際に発展させる事が出来たが
長官の喜ぶ情報を与えてやりたいが何分この五年間は船大工としての務めしかしていなかったからな、CP、政府視点での有益な情報はおれには入ってこなかった。
だが世間一般に知られている政治や革命軍の動向などは把握している
麦わらの一味はまだ活動を始めていない
王下七武海も変わりなくまだ歴史が動く時では無い
今は凪
この間に長官を落とす。
五年後には慌ただしくなるからな
おしまい
備考
此処までしか無いので終わります(ꆚ๑ꆚ)
ネタバレ要素は、ステューシーがDr.ベガパンクと同僚っぽい扉絵があったので、そんな感じの話の流れにしたところです。
此処では元世界的な科学者の仲間と見做しました⸜( ◜࿁◝ )⸝︎︎
帰れなくなった道力総監ロブ・ルッチが元から居ルッチと同担拒否しながら同居する強強世界になる𓃠⸜(ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ)⸝︎︎𓃠
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