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    たらpoipiku

    同性同士も異性同士も恋情も友情も割となんでも食べる。
    あわないものは次からは食べない。
    左右も気にしないタイプ。
    短い会話しか書けない系。
    今はダイ大。勇者と大魔道士のコンビが好き。
    みんな好き。
    先代勇者と先代大魔道士と占い師と姫さんを贔屓にしがち。
    キャプションに明記なければダイ+ポップです。
    ×要素は殆どないはず。

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    たらpoipiku

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    メドローア伝授前。武術大会でポップがFFB(不完全版)を使ったのを師匠が聞いたあとぐらい。
    弟子は出てこないけどこれは魔法使い師弟のお話。
    師匠がめっちゃぐるぐる悩むだけの内容。
    一人暮らしって独り言ふえるよね、的な感じでもあり。

    ##ダイ大本編中
    ##魔法使い師弟

    初代大魔道士は覚悟する-メドローア指南方法模索中 マトリフは床に書付をひろげて思案する。書付に記載されているのは彼の弟子が現時点で使用できる呪文と、これまでの彼の弟子の戦闘の記録だ。彼の弟子、ポップがマトリフに師事して約一か月。たった一か月でポップは飛躍的に成長している。
     しかしそれでもきっと足りずに間に合わなくなる。先日も、禁呪に近いフィンガーフレアボムズを未完成ながらも使用したという。これからの戦いにおいては既存の呪文の高位呪文であっても通じないことが増えていくだろう。なにせダイの父親である竜の騎士にも通常の呪文が通じなかったのだ。大魔王とその周辺もおそらく同様であろう。
     おそらくマトリフの生み出した呪文、メドローアがポップに必要になる。あの呪文ならばあらゆる物質を消滅させることができる。たとえ止まった時間の中にある物質ですら。
    「教えなきゃ、ならんか」
     溜息とともにマトリフは零す。
     はたして今のポップに可能だろうか?メドローアを使うには右手と左手で異なる魔法力を互角のパワーで発生させ、更にそれらを合成させなければいけないのだ。
     マトリフはポップの戦闘内容に改めて目を落とす。トベルーラを使いながらのベタン、3つのメラゾーマを片手にとどめて同時発動という文言が目に入ってくる。呪文の複数発動や、複数展開したものを維持することは既にできているようだ。メドローア発動のための最低ラインはクリアしているようにみえる。ただ、それはあくまでも最低ラインである。メラ系とヒャド系を同時に互角のパワーで発動しての合成は容易ではない。どちらかのパワーが勝ってしまえば、それは単なるメラもしくはヒャドとなる。
     センスのないものにはおそらく一生かかってもできない。だがすでに呪文の複数発動を行っているポップならば、根気よく数か月の時間をかければきっと会得するであろう。
     しかし敵はそんな悠長には待ってくれない。おそらくこの呪文の会得が必要な頃、ポップに与えられるであろう時間は長くて数日だ。そうなれば最短の修行方法が必要になる。
    「ぶつけるしかねぇか?」
     メドローアを相殺できるのは同じメドローアだけだ。ポップにメドローアを放てば、それを相殺するためにポップはメドローアをなんとかして放たなければいけない。追い込まれればあがいてもがいて状況を打開するポップならば、この流れでメドローアを会得する確率は高い。であれば、これは最短だが最適な方法のように思える。
     ただし、失敗すればポップが消滅するということに目をつぶる必要はあるが。
     かつてマトリフがポップを水に沈めたときも、ポップは追い込まれて魔法力を発動した。あのとき、もしもポップを魔法力を発動できずに水に沈んでどうしようもなければマトリフはポップを助けるつもりでいた。しかし今度は?ポップを助ける方法があるのか?
    「ルーラで……無理だな」
     たとえばマトリフの放ったメドローアに押し負けそうなポップを、マトリフがルーラで助けようとすれば、ポップはきっと安堵するだろう。そして安堵したポップは、きっとマトリフの放ったメドローアに飲み込まれて消えてしまう。助ける姿勢を見せることもリスクとなる。
     おそらくポップがメドローアを成功させる確率は低くはない。ポップにメラ系とヒャド系を同時に発動できるかと問えば「できない」とは言わないであろうこともマトリフには想像できる。しかし成功できずに消滅してしまえば確率の高低など意味はない。
     弟子を殺しかねない修行方法に意味はあるのか?

     ―――――――だが会得させなければ、いずれあいつは死ぬ。

     魔王軍に殺されるか、この手で殺すかの違いだけだとマトリフは思い至る。いっそそうなるまえに逃げてくれればいいとすらマトリフは思うが、必要とあればメガンテすら使うのがポップだ。怯えながら震えながら、きっと最後まで踏みとどまってあがいて死ぬだろう。そうなればマトリフの気力も衰えて、弟子の後をすぐ追うことになるのは明白だった。
    「そいつは、つまらん」
     かつてマトリフは自身が生きながらえることにさほど興味はなかった。ただ、今はもう少しだけ、自分の得た何もかもをポップに伝えきるまでは生きたいと願い始めていた。悪態をつきながらも必死に食らいついてくるマトリフの生涯で最高の弟子。旧知の仲間においていかれながら、それでも生きながらえていた理由はきっとこの時のためだったのだと確信している。
    「あいつなら大丈夫だ」
     自分に言い聞かせるようにマトリフは覚悟する。
     ただ、それでも、できればこの呪文を伝えるのはまだ先であってほしいとマトリフは強く願った。
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    たらpoipiku

    MOURNINGたまきず時空にて、最終決戦の深層神殿へ行く前夜の会話だけ。
    マトリフ師匠とアバン先生とクロコダインを呑ませたいなと思ってたら、ホントに中身のない会話をしはじめて、まとまらず。呑んだくれているのでテンポもあがらず。
    これ以上、どこにも話が行きそうにないので、とりあえずアップしてみました。

    本当は、師匠が寿命で亡くなってもミラドで逢えるかもって話もしようかと思いましたがそぐわない気がしたのでカット。
    絆の旅路-捏造7章5.6話の別の部屋 呑んだくれな大人たち-マトリフとアバンが割り当てられた部屋にて。
    外で寝るなら床で寝てもいいだろうと誘われたクロコダインがかなりの酒瓶を消費している。



    マトリフ
    「ってぇことは、おめぇが凍ったハドラーをかっぱらった張本人か!」

    アバン
    「マトリフ。『かっぱらった』は無いでしょう。当時のクロコダインの立場からすれば『頼まれて、取り返した』ですよ」

    マトリフ
    「うちの弟子が地面を火炎呪文で掘ったことがある。それはおめぇさんに倣ったってハナシだが。それの大元があの時のハドラー強奪たぁね」

    アバン
    「どこで縁が繋がるかわかりませんね」

    マトリフ
    「オレが使うには気持ちのわりぃ言葉だが、これもピラの言葉を借りると絆が繋がったってやつかね」

    クロコダイン
    2122

    たらpoipiku

    DOODLE絆の旅路7章のネタバレあり。
    ダバの里の後、深層神殿まで。
    ポップとレオナと少しダイ。

    ダバの正体を知った後にこんな会話をしてたら楽しいかもな、という想像です。
    レオナも呼ばれるかもしれないねっていう会話をしています。


    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け。
    絆の旅路-捏造7章5.1話 魔法使いと賢者の密約-レオナ
    「わかったから、単独行動しないから。最低でも誰かと2人、基本は3人でしょ。ゴメちゃんとメルルと一緒にいるようにするわ。あたしに何かあったらゴメちゃんについててもらって、メルルがダイ君たちに連絡をいれるようにするから」

    ダイ
    「ほんとうにわかってる?」


    レオナ
    「わかってるから!出発までの間、バランに稽古をつけてもらうんでしょ。行ってらっしゃい」

    ダイ
    「うん、行ってくる」

    レオナ

    「……」

    ダイ
    「ほんとうに大丈夫かなぁ」

    レオナ
    「いいから!はやく行きなさい!」

    ダイ
    「行ってきまぁす!!」




    ポップ
    「どうしたんだよ」

    レオナ
    「あたしがポップ君のようにゼバロに呼ばれるんじゃないかって心配みたい」

    ポップ
    「魔法使いのおれが元勇者のゼバロに呼ばれたってこたぁ、賢者の姫さんも呼ばれるかもしんねぇもんな」
    1425

    たらpoipiku

    DOODLE魂の絆のラストのネタバレありまくり。

    最終決戦の深層神殿へ行く前夜。
    それぞれがこんな会話をしてたかもな、という想像です。
    まずはダイとポップとレオナ。

    もどった場合の記憶の有無は完全に想像です。ただ、正式な手続きで呼び出されたわけじゃない(世界の秩序を保つロウィに呼び出されていない)キルは記憶を保持し続ける気がします。

    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け
    絆の旅路-捏造7章5.5話 深層地下神殿近くの街の宿屋にて-決戦前夜レオナ
    「あ、ダイ君、丁度いいところに。今晩の部屋割りなんだけど」

    ポップ
    「今晩の?いつものでいいじゃねぇか」


    【いつもの部屋割り】
    ・ダイ、ポップ、ゴメ
    ・マァム、レオナ、メルル、ピラ
    ・アバン、マトリフ
    ・きずゆう、ノヴァ
    ・ヒュンケル、ラーハルト
    ・バラン


     補足/野宿
    ・ベッドにおさまらないクロコダイン(ときどきノヴァときずゆう)
    ・ハドラー、フレイザード、ヒム


    レオナ
    「ポップ君、明日は深層地下神殿へ行くでしょ。そしてゼバロを倒したら元の世界にそのまま戻るかもしれないわ」

    ポップ
    「ピラの言うまんまなら、おれとダイはロモスに向かう船の上へ戻るんだっけか。ってこたあ、それぞれ最初に呼び出された時間にってことだな」
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    たらpoipiku

    DOODLE姫とポップの会話「破邪の秘法を手に入れたいのよ!」のおまけhttps://poipiku.com/3116479/8484548.html

    上を出力したら、今度は脳内でポップと師匠が会話しだしたので出力しました。
    破邪の秘法を手に入れたいのよ!の後のポップとマトリフ「てことで師匠、姫さんたちも一緒に行くことになったんだ。ちょっとでも洞窟の攻略のリスクを下げてえから。師匠んとこになんか資料あったら貸してくんね?ってなんだよ、その顔。師匠がこうなるように仕組んでたのかよ」
    「いや、姫から事前の連絡はあったがな。洞窟に向かうのにおめぇを巻き込むから、おめぇが1人で行こうとしたら足止めしてくれってな」
    「姫さん…手回しはええよ」
    「オレとしては姫の同行は賛成だ。でなきゃ、おめぇは1人で洞窟に行くつもりだったろ」
    「だって、あの洞窟の攻略は魔法が使えるヤツらのが有利だろ。パワーやスピード自慢の連中を連れてくよりはおれ1人の方が小回りがきくって思ったんだよ」
    「アバンを動かせねえ前提なら、姫の提案したパーティが最適解だろうが。旅慣れて軽い怪我なら自分で治せるレーダーに、回復呪文が使える近接戦闘職、おめぇより頭がキレておめぇより腕力のある賢者姫。前も洞窟内で女4人でミナカトールでリレミトしたんだろ?今度もなんかあったらそれで緊急退避できらあ」
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