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    マタロー

    @oh_mata
    GW:T K暁固定。逆リバ×
    龍7:趙イチonly 異人町のみんな大好き

    女体化OK、相手違いと実況未プレイ二次創作は×

    ☆quiet follow
    POIPOI 36

    マタロー

    ☆quiet follow

    セクピスパロ誰かやってほしい…
    冒頭のみ

    セクピスパロ「相手が思い込みでモンスターに見えるって?」
    いつものようにサバイバーに自然と集まって、やわらかな酔いに身を任せたあたりでそんな話題が出た。あっけにとられた顔で趙が問い返すと、テーブル席で話をしていた足立と難波は顔を見合わせて懐かしむように相槌を打つ。
    「そうそう大した妄想力だよなぁ」
    「それくらい思い込む妄想力がねぇと勇者になるなんて言えねぇか」

    なんと我らが勇者様はなんと妄想力で喧嘩の相手が”スジモン”に見えるという。
    TVゲームの戦闘を模して殴る順番を待つ、喧嘩の相手が変身して見える。トドメに道端に刺さっていたバットを抜いて勇者を目指す、これが40代の健康的な成人男性だというのだから驚きだ。
    「うるせぇな」
    居心地が悪いのかカウンター席の春日が拗ねたようにつんと口を尖らせた。
    ともすれば大丈夫か?と心配してしまうような話だが春日に好意を抱いている趙にとってはなんとも可愛らしいエピソードだ。欲目という自覚はある。

    「じゃあハン・ジュンギとかも戦った時は変な格好してた?」
    「やめてください」
    「いや、あんときは変わらなかったなぁ」
    んーと顎に手をあて記憶を探る春日の一言にホッと胸を撫でおろしたハンを視界の端にみて趙は口角を上げる。聞けばナンバとハン・ジュンギはスジモン図鑑なるものに登録されてしまったらしい。チンピラだけでなく慶錦飯店の虎やお掃除ロボ、パワーショベルと並べられるのはなんとも言えないものがあるのだろう。
    「俺も喧嘩したらここに

    「けど、──」
    「戦ってるオマエの姿が虎に見えることがある」



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    na2me84

    DOODLE #毎月25日はK暁デー 
    お題【初デート】
    参加させて頂きました。宜しくお願いします。お題が可愛すぎて悩みました…
     渋谷駅前、かの有名な交差点は深夜になっても人も車も途切れることはない。煌々と輝くモニター画面には雑多な情報が流され続け、色鮮やかなLEDに彩られた看板は星の光をかき消すように輝いている。夜の闇さえ寄せ付けない光の奔流は、月の存在までも薄く儚いものに変えてしまったようだ。
     信号が青に変わると一斉に人の流れが動き始め、それぞれの進行方向へと、人々が双方向に入り交じりながら滔々と流れていく。その人混みから少し離れて道路を眺めていた青年が、隣に立つ男に話しかけた。
    「ここだったよね、KK」
    「ああ、そうだったな」
    あの夜、二人が『運命的』に出会った場所がここだった。

     
    「ねぇ、夜の散歩に行かない?」
    暁人がそう声をかけてきた。正直なところ面倒だな、とKKは思った。もう飯も食って風呂もはいって、後は寝るだけ、という状態だ。出来ることならこのまま暁人を寝室まで引っ張って行って、さっさと押し倒したいところだが。まるで飼い主に散歩をねだる犬のような目で見つめられては、異を唱えることなど出来ようはずがない。甘いな、俺も。そう思いながら答える。
    2638

    ウジムシ蛾

    DONEえへへ、仲良くしてもらってるちぐさんのお誕生日に捧げた小話でございます~!お誕生日おめでとうございます!!!! やっぱモブ視点の推しカプはなんぼあってもいいですからね!アプデがきてから、色々、そりゃもう色々な幻覚が捗っております。お陰様で情緒もむちゃくちゃになっちゃう!!!!ありがたい!!!! K暁が仕事で関わっているお寺のお坊さん視点とかも、いいよね!!!!
    ある書店員のお話【モブ視点K暁】本屋でのバイトもそろそろ三年。
    大学に行きながら、好きな本に囲まれる生活は悪くない。店舗もそこそこ大きいから、忙しくはあるが、好きなものに関われるのは幸せだ。
    色んな人たちが来る本屋。
    いい人も嫌な人もいっぱいる。
    さて、そのお客様の中で気になる人物がいた。
    涼しげな目元のえらく顔の綺麗なお兄さん。おそらくは近くの大学に通う大学生。つまり同じくらいの年だろう。
    口角が上がっているからかクールな顔立ちなのに、近寄り難さがない。それに声と話し方が柔らかくて、そこにギャップがあって男の俺でもドキッとした。
    前はたまに友人、時々妹さんらしき人と来ていた。だから、心の中で「お兄さん」と呼んでいる。同学年だとわかっているが、なんとなく「お兄さん」という言葉が似あう。
    1987