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    @zunnda_motico

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    現在GW:T(K暁とCPなしメイン、たまに暁K、)作品になります
    (アイコンはいかてんころもさん(@Ikaten_koromo)作です☺️ありがとうございます☺️)

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    8月のK暁デー、お題『お月見』で書かせていただきました!
    こちらも短いですが生存if、同棲設定です⚠

    #K暁
    #毎月25日はK暁デー

    お題『お月見』「暁人、明日は月見するぞ 」
    KKからの提案でお月見をすることになった。七夕は小さい頃からやっていたが、お月見は初めてだった。お月見には何をするかと調べて、月見団子やススキを用意しちょっと良い酒も用意した。
    「こうしてじっくり月を眺めるの、あの赤い月の観測以来かも」
    「あー、そういえばあったな」
    「覚えてる?KKだったら月がどう見えるかって聞いた事」
    「覚えてる、月見そばの卵だって言ったな」
    「それそれ、例え方が可愛いなぁって」
    月見団子をひとくち食べ、暁人がKKに笑いかけた。
    「…こうして、生きているKKと一緒に過ごせるとは思わなかったな」
    「奇跡とやらに感謝しないとな」
    酒を嗜みながらKKが笑う。
    「もし、KKがかぐや姫みたいに月に帰っちゃっても僕が取り戻しに行くからね」
    KKが酒を吹き出しかけて、何を言ってるんだと言いたげに僕を見る。
    「だって、あの時何度も攫われてただろ?」
    まるでお姫様みたいにさ、とニヤリと笑みを浮かべる。
    「なんだよそれ……でもまぁ、わかんねぇぞ?オマエがあんまりうるさく言うようなら帰っちまうかもなぁ?」
    「それは靴下を裏返しで洗濯に出すKKが悪いだろ」
    「あ?知らねぇのか、その方が汚れが落ちやすいんだぞ」
    「マジで?」
    そんな何気ない会話を交わして笑い合う。お月見なんて言いながらあまり月を見ることはなく、2人で顔を見合せて幸せな時間を過ごす。

    そんな変わらない幸せな日常をいつまでも。
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    💖💖☺☺💞🎑🎑🎑🎑🎑🙏
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    subaccount3210

    DONE #毎月25日はK暁デー
    【ジューンブライド】【ボーナス】【願い事】

    ※純度100%けあきです!!!
    ※ナチュラルに全員生きています
    白いタキシード姿の若い男が赤い絨毯に片膝をつき恭しく目の前の人の左手を掬い上げる。
    「僕と結婚してください」
    普段は柔和な印象を受ける目は真剣な色で己の指先を見つめている。シンプルだが決して安物ではないプラチナリングはステンドグラスから差す陽を受け一段と光輝いて見える。それがゆっくりと慎重に左手薬指に納められる。サイズもピッタリだ。秘かに安堵する息を飲み込んでセットした髪が崩れぬよう気を遣いながら愛する人の顔を見上げる。
    指輪と同じように陽光を背に受け輝くその人はしっかりとした声で応えた。
    「いや、何でオレがプロポーズされる側なんだよ」

    このチャペルはとある観光地のホテルに併設されたもので大々的に結婚式をするよりもブライドフォトを撮る場所である。勿論ここでプロポーズをする恋人たちもいて、ホテルスタッフは翌年の予約を楽しみにしていたのだが数ヵ月前から『このチャペルでプロポーズすると不幸が起こる』という噂がまことしやかに囁かれるようになった。『このチャペルでプロポーズすると破局する』という噂ならデートスポットでよくある嫌なタイプの通過儀礼のようなものではね除けようと思うのだが『不幸が起こる』という文言が気にかかった。しかも実際に『事故に合った』『病気が見つかった』といった実例も挙がるのだから噂は信憑性を増してしまい終いには『あのチャペルにはプロポーズして結婚間近で死んだ霊がいる』とインターネットに書き込みがされた。
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    32honeymoon

    CAN’T MAKEたまには肉体アリif世界のけけあきちゃんたち。
    ・Kも暁もお互いべた惚れです。あまあま砂糖吐きちゅうい。
    ・常にKおじ視点です。台詞回しに違和感があったらごめんなさい。
    ・特に本編のネタバレはありません。あまいちゃパラレルワールドの2人だと思っていただければ。
    ・えちえちシーンはまた別途。というわけでとても短いです。えち期待してたひと、明日までお預けね。
    『どこまでもふかく、きみと一緒に』「なあ、明日は外食でもしようぜ?たまにはいいだろ」
    ふと思い立ってかわいい恋人をデートに誘ってみたというのに、返ってきたのはつれない答えだった。
    「ごめん、夜コンビニのバイト入れちゃってさ。人足りないって言うから、引き受けちゃったんだよね」
    「はあ?前もンな事言って無かったか」
    「うん。まあ、この時間その分時給もいいしね。明後日は3限からだから、遅くなってもなんとかなるかなって」

    …全く。お人好しも大概にしろよ。折角の誘い断りやがって。
    何となく面白くなくて、オレはふと、こんなことを聞いてみた。

    「なあ。暁人クーン。オレとバイトと、どっちが大事なんだよぉー」
    「…は?」

    突然の言葉に、文字通り目をまん丸くして、皿洗いを終えたばかりでエプロンを外す手が止まる。
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