佳芙司(kafukafuji) ⚠️無断転載・オークション及びフリマアプリへの出品・内容を改変して自作として発表する行為等は許可していません。⚠️リンク集【https://potofu.me/msrk36】 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 81
佳芙司(kafukafuji)☆quiet followMOURNING140SSにしていたものの本文 清秋の候(オスカー×アキラ)* 「真っ赤だな、燃えてるみたいだ」 呟く声が弾んでいるようで思わず振り返った。そんな思いで見上げていたのか、と。目に見えて分かる季節の変化に何かを感じてわざわざ声に出す、予想外だと思ってしまうということはつまり、いつの間にか侮っていたのかもしれない。オスカーは気付かされる、そして同時に思い至る。 アキラは間違いなく恵まれた家庭で育てられた子供なのだ。親に手を引かれ或いは抱かれて慈しまれた記憶、四季の移り変わりを眺める余裕、木の葉の色を見て連想する感性。そのどれも、当たり然のように手に入るものではない。 ――眩しい。 わざわざ異能を手に入れて異形のもの共と戦う必要のない存在。守られるまま生きていったとしても何の問題もなかったであろう人生。間違いなく愛されていた、命。 きっと何処かで、あたたかく燃える炎を見たのだろう。たとえば暖炉の傍で、または焚火を囲んで。或いは真っ赤な夕陽を燃える炎のようだと語った誰かとの帰り道か。 心に思い出を通して世界を見る、横顔は。 「眩しいな」 目を眇めた先で、新緑の眸がまたたいた。 〈了〉Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 佳芙司(kafukafuji)MOURNING下戸の見た幻覚から生じた虚無。二人きりの夜に酒飲んでる話。【パス:三次元のそういうやつアルファベット4文字、無敵№、天才最初期№】 8953 佳芙司(kafukafuji)SPUR ME存在しない幻覚による存在しない男が文句を言いつつ先輩の言いなりに仕事する話。【パス:三次元のそういうやつをアルファベット4文字】 2549 佳芙司(kafukafuji)SPUR ME存在しない幻覚による存在しない男達の不穏な雰囲気のランチタイムの話。【パス:三次元のそういうやつをアルファベット4文字】 2445 佳芙司(kafukafuji)DOODLE存在しない幻覚による存在しない事件の翌日、存在しない愉快な仲間たちの話。【パス:三次元のそういうやつをアルファベット4文字】 2913 佳芙司(kafukafuji)TRAINING存在しない記憶と幻覚の交差する路地裏の話。【パス:三次元のそういうやつをアルファベット4文字】 2474 佳芙司(kafukafuji)DONE存在しない幻覚による存在しない事件の、存在しない関係性の幻覚の後編話。【パス:三次元のそういうやつをアルファベット4文字】 9019 recommended works ときねDONEフリートの短文です。陣章ともキスブラとも取れたやつです。 2 佳芙司(kafukafuji)MOURNING前にピクシブに投稿してたやつガラクタでいさせてやれない(オスアキ前提ブラッド+オスカー)* アカデミーに入学して卒業資格を有すればそれでヒーローになれるとは限らない。入学から卒業まで定期的に行われる健康診断で、何らかの異常が認められればエリオスへの入所ではなく民間警備会社への就職を勧められる事もある。そして仮にヒーローになったとしても、年に一度の健康診断で異常ありと診断されればヒーローを続けられない事もままある。そうして一線を退いていったヒーローは数知れない。 「ブラッド様の近視がどうにもならなくなった際には、俺の目の左右どちらでもお好きな方を差し出します」 目頭を揉むように押さえていたブラッドはオスカーの言葉で顔を上げた。 発言自体は以前にも似たような内容を言われた事がある、今に始まった事ではない。手でも足でも臓器でも、必要だと判断すれば自ずと差し出すのだろう。其処にブラッドの意思は反映されない。案外我の強い男だとブラッドは思う。意志の強さは結構。だが、と否定の助動詞を添えたくなる。 1708 佳芙司(kafukafuji)MOURNING親友が死んだと思ってるキース×親友が死んでない事を伝えてないブラッドのキスブラが一番好きだなと思いながら書いてピクシブに上げてたやつ。 3 佳芙司(kafukafuji)DONEアッシュ誕生日(ジェイアシュ)。多分同棲しているX年後の世界。日付変更線上の祝歌 そろそろ日付が変わるなと思った次の瞬間に朗らか、もとい騒がしい笑顔で誕生日を祝われた日も懐かしい。だいたいにしてその笑顔が既にうるさいのだ。仕事中は一欠片も見せない油断を、スイッチがプライベートに切り替わった瞬間に駄々漏れにするのだから気付かないようにする方が苦労する。気付いてほしいとか喜んでほしいとかいつもと違う反応が見たいとかの雑多な欲求が多過ぎるのも問題だ。こんな人間だからこそこの、人好きする年増の男を皆甘やかしてきたのだろうし、またその好意を甘んじて享受してきたからこそ受けた報いもあったんだろう。 だからもうコイツを甘やかしてやれるのは俺しかいない。これは許容ではない、惚れた弱味などでは決してない。妥協と諦観、こちらが折れてやったのだ。 1007 ろい。DONEキスブラwebオンリー「キスで隠したそのブラフ」展示漫画(3P)街頭に貼られたブのポスターの前でイチャついてるだけです 3 ふじさわDONEキスブラ5章後揉めてくれ漫画3話目まとめです。どっちも素直におしゃべりできないんですが、ブさんは終わらす方へでもキさんは捕まえる方へと腹くくったのでどうにかしに行きます。キさん自主的に行って欲しい所なんですが5章後すぐなんで…ブさんも自己完結すべきだと思ってるから揺らぐとか言う気もなかった訳ででもポロっと出たのでその辺出てるうちにしないと成り立たない 27 ohoshiotsukiMAIKING死神ネタでなんか書きたい…と思ってたらだいぶ時間が経っていまして…途中で何を書いているんだ…?って100回くらいなった。何でも許せる方向け。モブ?がめちゃくちゃ喋る。話的に続かないと許されないけど続き書けなかったら許してください(前科あり)いやそっちもこれから頑張る(多分)カプ要素薄くない?いやこれからだからということでちゃんと続き書いてね未来の私…(キャプションだとめちゃくちゃ喋る)隙間から細いオレンジ色の空が見える。じんわりと背中が暖かいものに包まれるような感覚。地面に広がっていくオレの血。ははっ…と乾いた笑い声が小さく響いて消える。ここじゃそう簡単に助けは来ないし来たところで多分もう助からない。腹の激痛は熱さに変わりそれは徐々に冷めていく。それと同時にオレは死んでいく…。未練なんて無いと思ってたけどオレの本心はそうでも無いみたいだ。オレが死んだらどんな顔するんだろうな…ディノ、ジェイ、ルーキー共、そしてブラッド―アイツの、顔が、姿が鮮明に思い浮かぶ。今にもお小言が飛んできそうだ。 …きっとオレはブラッドが好きだったんだ だから― ―嫌だ、死にたくない。 こんな時にようやく自覚を持った淡い思いはここで儚い夢のように消えていく…と思われたのだが―― 3630 mgmgyutanDONEキスブラ ロスゼロ期間 6 佳芙司(kafukafuji)TRAININGエマ視点→【https://poipiku.com/3176962/6268101.html】『Let’s take the long way home sometimes.』ゆめくろのグランフレア×エマちゃん(グラン視点) マイスターボードにメッセージの着信を知らせる音が鳴った。先程エマに送った、仕事が終わったら迎えに行くという旨のメッセージに対する返信で『なるべく早く仕事を終わらせるから』とスタンプ付きで書かれていた。 忙しいだろうに、わざわざ返事を送ってくれる気遣いが嬉しい。小さな約束を交わせる事がこんなにも心をあたたかくして満たされるなんて、今まで知らなかった。迎えに行く事を許される事も、帰りが待ち遠しいと思う人がいる事も、全部この上なく喜ばしい。 エマは連盟本部所属のギルドキーパーとして、国を越えて様々なギルドと連携を取り、調整と便宜を図る役目を担っている。更には自分達『月渡り』のためにも日々駆け回っている。只でさえ忙しいのだからと、彼女の負担を減らすためにも報告書の提出時にはミスのないよう注意深く確認し、送られてくる依頼書だけでなく請求書や明細書にもきちんと目を通すようメンバーに徹底させている。クロウは努力しているようだがイツキやノアにはなかなか難しいようで、ルージュは言わずもがなのため、なんとか体裁を取りまとめるのは結局リーダーの自分の役割だ。 2604