※モブがいるので苦手な方はスルーしてください🙇♀️
「組頭にお会いさせてください。俺を側近にと」
午前の業務開始の鐘が鳴り、組頭の執務室に向かっていた側近3人の前に現れた、尊奈門よりも少し若い青年。凛とした顔をしているがその急な物言いに3人は顔を顰める。
山「お前は?」
尊「こいつ黒鷲の新人です。この前入隊したばかりの」
山「なぜ新人が側近に」
尋ねながら高坂に、組頭と押都に伝えろと目配せをし、小さく頷いた高坂が走り去る。
「俺の方が側近に向いていると思います」
尊「は!?お前…!」
怒る尊奈門を山本が手で制し、険しい顔ではあるが冷静に、着いてこいと促し一緒に組頭の執務室に連れて行くことに。
組頭の執務室には伝えに走った高坂と事態を聞いてきた押都小頭が。
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