Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    JIRO52274304

    @JIRO52274304

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 29

    JIRO52274304

    ☆quiet follow

    息抜きにまったく毛色が違う鍛冶屋師弟。

    蛇のような容姿で、かわいい弟子を食べたい名工です。
    カニバリズムではないです。
    名工の容姿を蛇ぽく捏造しております。
    闇落ち寸前くらいのメンタルよわよわ名工です。
    あとポエムっぽいです。

    #鍛冶屋師弟
    blacksmithApprentice
    #ロンノヴァ
    lonnova

    いつかお前は胎の中己の肌を初めて見せた時の弟子の顔は見物だった。
    驚いてしまった事を失礼な事と思ったのか、悲鳴を耐えて息を飲むに止めたのは、さすが北の勇者を名乗っただけの胆力というところだ。
    そういうところが気に入っていた。

    己の肌は今まで人間に晒したことはなかった。
    常に袖の長い衣服とマントで全身を隠してほぼ顔と首回りしか見せていなかったのは、己の肌は人間のそれとはまったく違うのだ。

    日中の明るい陽の下であれば目立たないが、夜、ランタンや蝋燭の灯りの元では分かってしまう、この肌は鱗に覆われている。

    細かな模様が複雑に光を反射して肌を光らせている。
    他にも人間と違うところはある、例えば牙やこの舌だ。
    二股に分かれた人よりも長い舌。不自然に長い犬歯が二本。
    よくよく見れば薄く膜を張る眼球。
    この膜のおかげで瞳孔の形を誤魔化せている。

    人の世界で言えば蛇によくにている。

    そういったものを怖がって逃げればいいと思っていたが、その1つ1つを知るたびにノヴァは驚きこそすれ逃げることはなかった。
    逃げてくれればよかったものを。

    「先生は蛇みたいですね…」
    夜具の下で事後の気だるさに任せて俺の胸にしな垂れかかったノヴァがぽつりと言った。はじめこそ驚いていたこの肌にすっかり慣れた頃、命の恩人で両腕が使えぬ魔族に絆されていた哀れで気高い少年を手籠めにしていた。

    命の剣を持つ自身が美しい剣のようなノヴァ。
    初めて目にした時から、どうしても欲しいと思ったからノヴァの理想の師を演じ、魔族の手管で体を甘く溶かし懐柔して手に入れた。
    可愛そうにノヴァは尊敬する師からの誘惑を無下にできずに受け入れた。

    逃げればいいものを逃げなかった。

    「冷たくてつるつるしてる」

    何がおかしいのか、くすくすと笑いながら俺の鱗を指でなぞる。

    「舌も…長くて蛇みたい」

    あどけなく、だが確実に欲を煽ってくるから、お望み通りにその長い舌で牙でノヴァの咥内を隈なく味わえば優越感で笑いそうになる。


    ノヴァは俺よりずっと早くに死ぬだろうが、そんな事は許せない。
    この手から零れ落ちるその前に愛しい男を頭から丸呑みにして、その全てを己の腹に収めることに決めている。
    己の血肉となればノヴァは永遠に俺のものだ。

    さぞや旨い肉だろう。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    🐍🐍🐍🐍🐍🐍🇱🇴🇻🇪😍🐍🌟❤❤💗👏👏👏👏💘🇱🇴🇻🇪🌠🌠👍🌠🌠🌠🌠🌠🐍🐍🐍❤😍👏💘💒💴💴🌠😍♏🅰®⛎📈🅾♏ℹ😋💕😍
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    JIRO52274304

    DOODLE現パロの書きたいところだけ書いてます。
    書いてる人間が名工にマッチョの夢を見てるせいで、弟子がだいぶヘンタイみたいなこと言ってます。
    トレーニングについてのあれこれは想像で書いてるので正しくなくとも、フィクションでファンタジーなので、何卒ご容赦ください。
    しれっとラーさんがトレーナーとしていますが、この話ではとくに話には絡んできません。
    先生と雄っぱい先生は大変にスタイルがよろしい。

    それを知ったのはお付き合いを開始して初めてキス以上の性的な接触をした時だった。もちろん服の上からでもスタイルがいいのは分かっていたんだ。
    背は高いし、肩幅もある、ウェストは少しだけ細いが華奢というわけではない。モデルみたいな体型だなって思ってたんだけど…そうじゃなかった。
    曲がりなりにもボクはスポーツ科学を専攻しているので体の部位や筋肉について一般の人よりは知識もあるし、ボク自身がアスリートだったので鍛えてもいたし。人の体について見識があると思っていた。

    その日、先生とキスをして気分が高揚してきてお互いに素肌に触れたくなって、先生がボクの着ていたシャツを捲り上げて素肌の脇腹に触れてきた、突然自分以外の体温が触れたことで思わずビクリと体を震わせたら、それが先生の興奮をさらに煽ったのか、さらに奥まで手が滑り込んできて、ボクはだんだんと息が荒くなって自分だけそんな状態なのが恥ずかしくて、ボクも先生のシャツの裾から手を差し入れて、初めて先生の生身に触れたんだ。
    3030

    recommended works