鋼の小箱・星の天使 修正・削除部分9頁目の最後の方をまるっと変更しました。
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決意を込めて先生の顔を見上げる。
長い黒髪が顔を隠すように落ちてくる、先生はいつだってボクだけを見ていてくれる。
だから頑張れるのだ。決意をこめて触れるだけのキスを送った。
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その日は夕方になって近所のマルクトを少し散歩する。
グリューワインのカップはデポジットを払っているので持ち帰えっても良いと言われて先生とボクのカップを持ち帰ることにした。今年、先生と過ごした記念、毎年コレクションしてもいいかも。
マルクトから帰ったら、夕飯を食べて先生の晩酌に付き合って、日付の変わる前にベッドで抱き合った。
昨晩のような激しいものではなくて触れているだけのような微温湯のようなゆっくりとしたもの。
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