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    kuonao

    今は兎赤の文字書きをしています

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    POIPOI 11

    kuonao

    MOURNING「赤葦のおかげでバレーが楽しいって実感できた。いつも自主練につきあってくれたことも、何も言ってないのに不安定な関係を受け入れてくれたことも、料理が苦手だったのに頑張って練習して作り置きしてくれることも、ずっと好きでいてくれたことも。赤葦が赤葦らしく生きてくれたその人生全てに、ただありがとうって伝えたい」
    ってこの後ここに突撃してきた木兎さんの言うところまでは考えてた
    この瞬間、世界に2人だけ書き損じ②
    「乾杯!」
     急に酒の山を抱えて赤葦の家に乗り込んできた黒尾が、家主を放置して勝手に酒盛りを始める。
    「ちょっと、どういうつもりですか?」
    「ん? ちょっと頼まれたから」
    「木兎さんですね」
    「過保護な先輩だよなぁ」
    「俺があの人の後輩だったの、もう十年くらい前なんですけど。まぁ気にかけてもらえるのは嬉しいですけどね」
    「はいはい。たまには旦那にも惚気てやれば? 喜ぶだろ。単純だし」
    「黒尾さんまでそんなこと言って…… そもそも恋人ですらないですし、嫌ですよ、あの人の嫁なんて。振り回されるのが目に浮かぶ」
    「嫁って言い出しだのは俺じゃねぇし」
    「それは知ってますよ。だいたい俺みたいなのが嫁って言われてたら、あの人だって迷惑でしょうに」
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    4_haru100

    DONEシャ白さんとの共同企画🍽
    5話目!

    ⚠︎ストレスに狂った七海がストレス発散のために五条に料理を食べさせる話です
    ⚠︎付き合ってないしロマンスの兆しはすごく微かです
    ⚠︎なんでも許せる方向け
    ■とびうお / クークー普通の先輩後輩みたいな、七海がそういう感じで思ってくれてたら良いな、なんて、つい先日思ったばかりのことが頭をよぎる。確かに思った、思ったけれど、じゃあ今この息苦しさはなんだろう。

    「え?五条さん?」
    いつも通り、七海の部屋に玄関からちゃんと来た。いつも通りじゃなかったのは、ドアを開けたのが家主じゃあなかったってところだ。
    「猪野くん、じゃあまた今度……」
    部屋の奥から言いかけた家主が、あと気が付いた様子で顔を上げた。入り口で立つ五条と、玄関を開ける猪野と、廊下から二人を見る七海。一同少し固まって、そうして一番最初に口を開いたのは自分だった。
    「帰った方がいい?」
    「は?」
    「えっなんでですか!」
    この部屋で誰かと出くわすことを考えていなくて、動揺する。頭が上手く回らない。いや、そうだよな別に誰かがいたって、帰ることないよなとようやく脳細胞が動き出した頃、猪野がドアを開けたままなことに気が付く。
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