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    kuonao

    今は兎赤の文字書きをしています

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    POIPOI 11

    kuonao

    MOURNING「赤葦のおかげでバレーが楽しいって実感できた。いつも自主練につきあってくれたことも、何も言ってないのに不安定な関係を受け入れてくれたことも、料理が苦手だったのに頑張って練習して作り置きしてくれることも、ずっと好きでいてくれたことも。赤葦が赤葦らしく生きてくれたその人生全てに、ただありがとうって伝えたい」
    ってこの後ここに突撃してきた木兎さんの言うところまでは考えてた
    この瞬間、世界に2人だけ書き損じ②
    「乾杯!」
     急に酒の山を抱えて赤葦の家に乗り込んできた黒尾が、家主を放置して勝手に酒盛りを始める。
    「ちょっと、どういうつもりですか?」
    「ん? ちょっと頼まれたから」
    「木兎さんですね」
    「過保護な先輩だよなぁ」
    「俺があの人の後輩だったの、もう十年くらい前なんですけど。まぁ気にかけてもらえるのは嬉しいですけどね」
    「はいはい。たまには旦那にも惚気てやれば? 喜ぶだろ。単純だし」
    「黒尾さんまでそんなこと言って…… そもそも恋人ですらないですし、嫌ですよ、あの人の嫁なんて。振り回されるのが目に浮かぶ」
    「嫁って言い出しだのは俺じゃねぇし」
    「それは知ってますよ。だいたい俺みたいなのが嫁って言われてたら、あの人だって迷惑でしょうに」
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