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    kuonao

    今は兎赤の文字書きをしています

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    POIPOI 11

    kuonao

    MOURNING「赤葦のおかげでバレーが楽しいって実感できた。いつも自主練につきあってくれたことも、何も言ってないのに不安定な関係を受け入れてくれたことも、料理が苦手だったのに頑張って練習して作り置きしてくれることも、ずっと好きでいてくれたことも。赤葦が赤葦らしく生きてくれたその人生全てに、ただありがとうって伝えたい」
    ってこの後ここに突撃してきた木兎さんの言うところまでは考えてた
    この瞬間、世界に2人だけ書き損じ②
    「乾杯!」
     急に酒の山を抱えて赤葦の家に乗り込んできた黒尾が、家主を放置して勝手に酒盛りを始める。
    「ちょっと、どういうつもりですか?」
    「ん? ちょっと頼まれたから」
    「木兎さんですね」
    「過保護な先輩だよなぁ」
    「俺があの人の後輩だったの、もう十年くらい前なんですけど。まぁ気にかけてもらえるのは嬉しいですけどね」
    「はいはい。たまには旦那にも惚気てやれば? 喜ぶだろ。単純だし」
    「黒尾さんまでそんなこと言って…… そもそも恋人ですらないですし、嫌ですよ、あの人の嫁なんて。振り回されるのが目に浮かぶ」
    「嫁って言い出しだのは俺じゃねぇし」
    「それは知ってますよ。だいたい俺みたいなのが嫁って言われてたら、あの人だって迷惑でしょうに」
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    ceasarchan_jc

    DONE7/24じゃがバター会場で無配したお話です。

    大病院跡継ぎの御曹司外科医五さん×製薬会社MRの七
    製薬会社のMRは、枕営業あるし、それが有名な製薬会社もあるし、就活中にその情報は入るよ。MRの営業はえぐいよと、仕事絡みで聞いて五七で妄想せずにはいられず勢いで書いた代物です。
    またも枕営業ですが、本にした「七海が枕営業する話」とはまったく別のお話となります。
    「転ばぬ先の」MRとは医療関係者へ営業をする、製薬会社などの者だ。
     大学は、国立の薬学部に入学した。薬剤師の国家資格も無事に取得し、さて卒業後はどうしようか。
     薬剤師の資格を取得しているのだから、薬剤師として働くのも良い。だが、薬剤師は今の時代には、あまり先行きが明るくいとは言えない。医療業界もAI化が進み、いずれ薬剤師は不要になるだろうと、そう言われてもいる。今ですら、働き口にあぶれている薬剤師は多い。
     なるべく早くに稼げるだけ稼いで、出来れば三十代で引退し、物価の安い国で悠々自適に暮らしたい。それならやはり、薬剤師より営業だ。MRだろう。
     外資系の製薬会社のMRなら、成績トップを取れば特別ボーナスが海外旅行という話も聞く。MRの営業はお金も掛かるが、リターンも大きい。上手くすれば、念願の早期リタイアも早々に叶うだろう。
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