君が良い / レノファウ「と、この前こう言うことがあってな。レノックスのおかげでブラッドリーちゃんが喧嘩の仲裁をしてくれたのじゃ!」
「へぇ」
「レノックスはとても良い子じゃのう。主君として鼻が高いじゃろうて」
「まあ、彼が誠実で良い奴なのは間違いないけど僕の行ないとは関係無く元からだったし」
「そんなこと言って~、実は誇らしいくせに~! あ、でもあれはいかんのう」
「あれ?」
「ブラッドリーをけしかけるために我の援護をして口裏を合わせてくれていると思ったんじゃが、違かったようなんじゃ。ウインクしたらウインクで返してくれたし」
「ウインクで返してくれた…??」
「うん。天然でブラッドリーのことを褒めておだてて、我のウインクには意図も分からずに反射的に返したって」
2083