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    baked_tane

    @baked_tane

    突然実福に目覚める。
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    baked_tane

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    11/23 いい兄さんの下には、いい弟がいるのだ。
    審神者(性別言及無し)と燭台切(実福フォロー担当)の会話

    #実福

    ネタ帳振り返ってたら出てきた。一緒に暮らそうの蛇足。
    本丸で実福に遭遇してぇと思って書き始めたのに弟のガードが固かったので供養。
    ーーーーー

     とある審神者には少し気掛かりがあった。
     長船派の祖、福島光忠と実休光忠に本丸の外れにある空き部屋を与えていることだ。希望があったとはいえ、前線に立つ男士たちを粗末な場所で過ごさせるのは申し訳ないと常に考えていた。
     そんな本丸の主人に朗報が届いたのは八月末のこと。
    「大阪城がキター!!」
     時の政府からの通知を手に審神者は叫んだ。増築資金を獲得するチャンスである。すぐさま二振りに知らせよう。
     本丸の端にある福島と実休の部屋まで駆けて行く――つもりだったが途中で燭台切に止められた。
    「こら。廊下を走ったら危ないよ」
    「光忠! 来月、大阪城に行けるよ!」
    「嬉しそうだね。僕はあんまりだけど……」
    「だってふたりに知らせないと!」
    「誰に?」
    「光忠のお兄さんズに! これで新しい部屋を増やせる!」
     意気揚々とする審神者に対して燭台切は苦笑いである。
    「ああ……あのふたりは今のままで良いんじゃないかな」
    「え? 不便だと思うんだけど……」
    「大丈夫。それより僕、新しい鍋が欲しいんだよね」
    「ええ?! こないだ買ったじゃん!!」
    「こないだのは中華鍋。今度、圧力鍋で良いのが出るんだって」
     燭台切がカタログを差し出すと審神者は唸りながら手に取った。
     上手く話が逸れたみたいだと、燭台切は密かに安堵した。
    (主くんにダメって言われたらふたりに買ってもらおうっと)
     二振りの仲を知る燭台切はにこりと笑いながら審神者を厨へと誘った。
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    1Noya_cat

    MEMO軽率に🐉に尻尾生やしたくなる時期に入りました。
    元気に集団幻覚見ていきましょうネ( ◜ᴗ◝)
    尻尾がある竜の幻覚見てる その2鹿尻尾な竜もまた大変いいものだ。
    ピョッと立った尻尾はかっこいいよりは可愛いと捉えられるもので、それを隠すためにあえてハイウェストなズボンの上から赤いコルセットを巻いてるとかだとかっこつけな恵くんみ感じてしんじゃうな・・・。
    んで、夏だから涼し気な衣装を選んできたのってベルが何も知らずに思いっきり尻尾が出そうな服をプレゼントされたとかだとめっさかわいい。
    好きな人からのプレゼントを無下にしたくない気持ちVS好きな人にはカッコいい自分を見てほしい気持ちのバトル開始。
    まぁ、結局ベルの選んでくれた服を着ないという選択肢はきっとないので、着るんでしょうね・・・。そうして着替えたら、まさかの鹿尻尾にベルはキョトン。扉を開ける前に何故か小さな声で「・・・笑わないでね」と言っていた理由がそこで判明。ベルは笑うなんてとんでもないと口で言いながら、視界の端でピコピコと動くそれに釘づけにされる。ベルに笑われなかったと安心する竜だけど、明らかにベルの視線が顔ではなくもっと下、何なら腰当たりを注視していることに気づく。「ベル?」と声を掛ければ「な、なんでもないわ!」と慌てて顔を上げるベルだが、その視線もふよふよと左右を見渡して、やはりというかなんなのか、また腰のあたりまで落ちていく。
    2324

    1Noya_cat

    MEMO長いのもお好きなの〜👏😌✨
    個人的には🐉は長い尻尾でベルに巻きついてて欲しい…(◍´꒳`)b
    尻尾がある竜の幻覚見てる その1普段は見えないようにしているが実は立派な尻尾を持ってる竜。長いからあると邪魔なんだと普段は消しているが、アバターの整理をしているときにベルに衣装を着けていない素の竜を見られて尻尾があることがバレる。見てみたいと目を輝かせるベルに竜が否と言えるはずもなく、渋々といった体で初めてUにログインした時以来であろう尻尾の表示をONにした。たゆんと大きく揺れる漆色の尾には鬣と同じく夜のような深い黒の毛が流れている。触っても大丈夫かと伺う彼女にコクリと頷けば、喜色をにじませて意気揚々とその細い指先をゆらりゆらりと揺れる尾に這わせていく。
    本来人体には存在しない器官だがなぜかちゃんと感覚があるそれに、ふわりと撫でる細い指先へと視線を伸ばせば彼女は楽しそうに何度も何度も愛おし気に優しく触れいく。なんだかとても恥ずかしいことをしているみたいだ。と心の中で冷静な自分が一言口をはさんでくる。そんな邪念を瞬きでごまかしながら、彼女が撫で始めてしばらく時間がたったころ、漸く青空色の瞳が竜の金色の瞳とかちあう。キラキラと瞳を輝かせる彼女の圧に、思わず少し背をのけぞらせながらもういいのかと聞けば、コクンと頷いてくれる。
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