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    jejeCH4

    @jejeCH4
    JeJeのシティーハンター創作垢です。
    原作者様や版元様とは一切関係ない、二次創作なお話です。
    こちらや、その他の私のアカウントでアップしたお話の無断転載・二次使用等は、固くお断り致します。

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    jejeCH4

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    あなたはJeJeんちの獠香で
     【くみしかれて / スキンシップじゃ足りない】
     をお題にして140字SSを書いてください。
     #shindanmaker
     https://shindanmaker.com/780366

    #CITYHUNTER
    #シティーハンター
    cityHunter
    #獠香

    ステップアップ 「ねぇ、買い物に付き合ってくれない?」
     そう言っていつものように獠の腕に自分の腕を絡ませただけだった。しかし今、香の置かれている状況はいつもとは違っている。
     自分の背中にはソファがあり、5センチ先には獠の顔がある。あまりに突然で、あまりに近いその距離感に驚いた香は、思わずその胸を押し返そうとしたが、その手も獠によってソファに縫い付けられてしまった。
     ――えっ? ちょっと待って! あたし、獠に組み敷かれちゃってる?――
     真っ直ぐに自分を見下ろす獠の瞳から、香は目を逸らす事も、逃げ出す事も出来なくなっていた。何故なら、心の中に湧き上がった熱い感情を、香自身も自覚していたから。
     その感情を自覚した香が、それまで抵抗していた腕の力を思わずフッと抜いた途端、獠が優しく微笑んだ。
    「もう、腕を組むだけのスキンシップじゃ、獠ちゃん足りないんだけど?」
    「だ、だったら……獠は、どうしたいのよ?」
     緊張と期待で揺れる瞳で香がそう問い掛けると、待ってましたとばかりに獠がニヤリとした。
    「いい加減……オレだけのモンになれよ」
    「い、良いわよ。でもその代わり……アンタも死ぬまで、あたしだけのモンだからね」
     香の強気の発言に、獠は「当たり前だろうが」と口の端を上げて笑うと、そのまま唇を近付けた。スキンシップ以上の関係になる為に。
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    背中合わせに座ってる二人を書いてみたくて、書いてみた(*´ω`*)

    話の中で二人は服を着てませんが、ほぼ会話だけなので全年齢とします。
    We are Buddy. ふと目が覚めてみると、大きな背中が視界に入った。広々と、そして隆々とした、傷だらけの背中。少し背を丸くして、獠はベッドサイドに腰掛けていた。その肩は一定のリズムを刻みながら、静かに上下を繰り返している。あたしは、身体に掛けられていたシーツを払って起き上がった。
     獠の背中には、今夜あたしが残した傷以外にも、生々しい打撲の痕が残っていた。それは、あたしを庇ったがために受けた傷だった。獠はいつも、依頼人やあたしが爆発に巻き込まれたとき、必ず庇ってくれる。その大きな身体を盾にして、爆風や瓦礫から守ってくれるの。今日だって、そうやってあたしを守り、獠は負傷した。
     それが、獠の仕事。それが、獠の生業。あたしも、頭ではわかっている。けれど、こうして獠の背中を見ていると、あたしのせいで傷つけてしまった事実を、改めて突きつけられた気がした。あたしは、獠の背中へ手を伸ばした。でも、その肌へ触れる直前で、あたしの手が止まった。――触れたからと言って、何が変わるのだろう。謝ったって、慰めたって、感謝したって、この傷が消えるわけじゃない。そもそも、獠自身はそんなことを望んでいない。それは、誰よりもあたしが一番よくわかっている。だからあたしは、その傷に触れることも、その傷ついた背中を抱きしめることもできなかった。それならば、せめて――。
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