さよならプリンセス〇〇〇「さよならプリンセス♡」
タタッ
〇〇〇「ッッ。」
宙に舞っている
眠り 沈む
その姿は華やかな
魅惑のハッピーエンド
〇〇〇「(私とさよならだ)」
〇〇〇「は。生きてんだけど。」
蘭「俺がキャッチしましたぁ♡」
〇〇〇「うっざ。」
三途「まじでやめろよな。心臓に悪い。」
九井「そうだぞ。仕事が増える。」
竜胆「九井最低ー。」
九井「冗談だって。」
〇〇〇「よしじゃぁもういっちょ。」
三途「やめろやめろ。」
鏡の中 独り 縛られて
〇〇〇「はぁ。」
頭の中逃げ回る毎日です
ずっと ずっと
〇〇〇「縄をほどけ。」
三途「抜け出した奴だーれだ。」
〇〇〇「ごめんなさい。」
九井「次はブチギレだぞ。」
〇〇〇「だって私変われないし。」
三途「俺が変えてやろうか。」
〇〇〇「夢もないし。」
蘭「夢なんかいらねぇよ。♡」
〇〇〇「口もないし、つまらないし。」
九井「口あんじゃねぇか。」
〇〇〇「可愛くもないし。」
三途「可愛いよ。」
〇〇〇「わからないし。」
三途「わからせてやろうか。ニヤ」
〇〇〇「大丈夫です。」
蘭「じゃぁ。」
チ”ュー”
〇〇〇「ん”ーー”。おいおいおいおいおい。」
〇〇〇「私は姫だぞ。」
蘭「つい♡」
仕方ないし
不意に気づいたらまるで
〇〇〇「はぁぁぁ。」
指輪が首輪になっていたんだ
〇〇〇「これいつ取れんの?」
九井「んー。100年後とか?」
〇〇〇「ばか。」
蘭「壊れた大人の愛情なんだ♡」
〇〇〇「期待を蹴った私のことなんて。」
〇〇〇「気にしないでね♡」
さよならプリンセス
〇〇〇「ぃぇい♡」
宙に舞っている
三途「ッチあいつ。」
竜胆「見てないうちにッッ。」
タタッ
独り 浮かぶ
その姿は華やかな
魅惑のハッピーエンド
〇〇〇「ふふ。」
蘭「姫綺麗だな。」
九井「はやく連れてこい。」
蘭「ぅぃ。」
〇〇〇「みんな焦ってんな。」
私とさよならだ
三途「捕まえた。」
〇〇〇「うわ。」
間抜けたプリンセス
竜胆「お前身体能力エグすぎ。」
〇〇〇「すごいでしょ。」
過去とバイバイだ
〇〇〇「この際何も全てを燃やしてしまおう!」
九井「ばかか。」
まんじろう「〇〇〇がそうしたいなら良いよ。」
〇〇〇「やっさしぃぃ♡」
鶴蝶「...。(ガチ?)」
このまま宙を泳いであの星になれたら
私、私とさよならだ
〇〇〇「みんなほんと私のこと好き過ぎでしょ。」
心の穴 妬み
〇〇〇「ッッッッ。」
渦巻いた体の中
三途「〇〇〇?」
〇〇〇「ぁあ。ん?」
三途「..大丈夫か?」
〇〇〇「大丈夫大丈夫。」
空回る毎日です
ずっと ずっと
〇〇〇「だってアナタ頭良いし。」
九井「急にどうした。」
〇〇〇「変わらないし、足長いし。」
蘭「姫はちっさくて可愛いよ♡」
〇〇〇「煽ってんの?」
蘭「♡」
〇〇〇「ッチ。面白いし。」
三途「そうか?ていうか舌打ちは俺にすんな?」
〇〇〇「顔も可愛いし。」
竜胆「姫の方が可愛いよ。」
さり気ないし
仕方ないし
〇〇〇「溢れるオーラはまるで。」
三途「オーラ?」
〇〇〇「キラキラ輝く安定剤ね。」
蘭「姫って照れないよね。」
〇〇〇「照れる時もあるわ。」
三途「おら照れてみろよ。」
〇〇〇「ちょッッ。」
メロメロ私は面目無いね
蘭「照れてやんのー。」
〇〇〇「お前らまじで何なの?」
三途「キレんなって。」
〇〇〇「んじゃッ。」
古い昨日の私のことなんて
探さないでね
〇〇〇「さよならプリンセス♡」
愛に酔っている
蘭「こっちこいよ。」
〇〇〇「無理♡」
独り 浮かぶ
その姿は鮮やかな
三途「俺らがいつでも助けれると思うなよ?」
〇〇〇「うーん。ちょっとは期待してるかな。」
理想のハッピーエンド
私とさよならだ
〇〇〇「さよならプリンセス!全てバイバイだ!」
蘭「姫何してんだよ。」
三途「姫はさよならしないぞー。」
〇〇〇「楽しいね。」
三途「楽しくねぇよ。」
蘭「俺は姫と遊べるから楽しいよ。」
巡り廻る幸せに絡まる程
〇〇〇「ほんと超楽しい。」
鶴蝶「程々にな。」
間抜けなハッピーエンド
九井「楽しそうで何より。」
〇〇〇「可愛くなれたかな。」
三途「可愛いぞ。」
私、私は既に分かっていたんだ
〇〇〇「この世とさよならか?」