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    5ma2tgcf

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    阿嶠の誕生日に晏無師が乳を吸う話です

    夢と現とまた夢と 沈嶠は自分の腕の中で眠る赤子を愛おしそうに見つめていた。赤子は乳を吸っている夢でも見ているのか、小さな唇がちゅっちゅっと動いている。ふくふくとした頬はつきたての餅、ふわふわとした髪は繊細な綿毛、桃色の唇は瑞々しい果実のようでいくら見つめていても飽きることがない。
     ああ、なんて可愛らしいんだろう! 
     沈嶠は思わず赤子の細く柔らかな髪に鼻を潜らせ、その香りを胸いっぱいに吸い込んだ。陽だまりに甘さが混じった幸福の香りだ。沈嶠は胸に込み上げた愛情が溢れたかのようにため息を吐く。
     香りを堪能しただけでは足りず、柔らかそうな頬の感触を味わいたくて沈嶠はそっと唇を寄せる。そこでようやく、ひく、と睫毛を震わせてゆっくりと赤子が目を開けた。沈嶠はにっこりと微笑むと慣れた手つきで赤子の背中を優しくトントンと叩いて揺らしてやる。

    「すみません、起こしてしまいましたね」
     赤子は目覚めたばかりなのに泣きもせず沈嶠をじっと見上げた。整った顔立ちの玉のように美しい赤子である。その子は澄んだ大きな瞳で沈嶠を見ながら口を開く。

    「私が眠っていた間、何か大事は起きたか?」
     赤子ははっきりとした口調で大人のように話す。沈嶠はそれに驚きもせず、微笑みながら小さく首を振った。
    「いいえ、何も問題はありません。内功の回復を早めるためにももう少し眠ってはいかがですか? 晏宗主」
     晏宗主と呼ばれた赤子は、片側だけニヤリと口角を上げ、赤子らしからぬ表情を見せた。
     そう、赤子は晏無師自身だったのだ!

     晏無師がこの姿になったのは昨日のことだ。
     とある宗派の秘術で外見年齢を自在に変える術があると知った晏無師。そんな面白い術があるならば修得しない理由はないだろう、と秘術書を手に入れるや否や早速その術を極め始めた。縮骨功も見事に修得した晏無師のことである、ものの数時間で十年ほど若返る術を使えるようになった。しかし、晏無師がその程度で満足するわけがない。どんな変わった技でも並みでは済ませず、他者が追随できない段階まで極めるのが晏無師である。どこまで若返ることができるか自分の限界を試しているうちに、ついに赤子にまで戻った所で内功を使い果たしてしまったのだ。
     しかし、晏無師には敵が多い。もし何の力もない赤子になってしまったという噂が広まろうものなら、恨みを持つ者が大勢詰めかけてくるだろう。
     か弱く無防備な赤子になってしまった宗主に慌てた玉生煙が、沈嶠に助けを呼びに行った、というのがこの事の発端である。
     

    「……いや、それより腹が減ったな」
     眠ってはどうか、と沈嶠に言われた晏無師はのんびりと答えた。皆の心配をよそに本人は相変わらず堂々として落ち着いている。
    「ああ、そうですよね……何か今のあなたでも食べられる物を用意しないと。何がいいでしょうか……粥ならば大丈夫でしょうか」
    「早急に頼む」
     眉を顰めて考える沈嶠の胸元に、晏無師は顔を擦りつける。沈嶠はその様子を見ながら冷静な顔で晏無師を胸から離した。

    「……私は男なので乳は出ません。昨夜も試してみたでしょう」
    「知っている。だが、昨日出なかったからと言って今日も出ないとは限らんだろう。お前は剣の心を一日で理解できたのか? 日々修練を積み、ある日何かをきっかけに悟りを開くこともある。乳も同じだ。日頃刺激を続けていればある日突然出ることもある。例え男であろうとな」

    「……」
     乳は同じではないだろう、と沈嶠は思った。
     またいつもの晏無師による滅茶苦茶な理論である。沈嶠は横抱きにしていた晏無師を自分から引き剥がし、両手で脇の下を支えながら無言で非難の視線を向けた。昨夜散々吸われた胸の先端がじりじりと疼いているような気がする。沈嶠の視線を受けて晏無師は小さく首を振った。ぶらんと宙に浮いた小さなつま先も揺れる。

    「阿嶠よ、赤子が乳を求めるのは腹が減っているからだけではない。母に抱かれ愛を感じ安心を得たいのだ。この身体では武功も使えず、いつ誰に襲われるかと不安で仕方がないのだぞ。この幼気な赤子が心細さに泣きだしてもいいのか?」
     そう言って晏無師は眉を八の字に下げ、口をへの字にしてひくひくと震え始める。晏無師は目的を達成するためには手段を択ばない。どうやら赤子という庇護欲を搔き立てる外見を利用して泣き落としを始めることにしたらしい。沈嶠は大きくため息をついた。晏無師はこうだと決めたら絶対に譲らない。そして中身は晏無師とはいえ外見は赤子である。泣いている姿を放置するのは忍びない。

     沈嶠は晏無師を横抱きに戻して座り、そっと腕の中に包んだ。そして自らの上衣をはだけ、羊脂玉のように白い胸をあらわにする。細いながらもしっかりと筋肉がついた胸には小さな突起がぷつりと目立っているが、当然ながらそこに膨らみはない。自分は一体何をしているんだろう、と思いつつも、深く考えないようにして腕に抱いた晏無師の顔をその胸の突起に近づける。

    「晏宗主、どうぞ」
    「ああ、いただこう」

     晏無師は何のためらいもなくちゅっ、という音を立ててそこに吸いついた。潤んだ桃色の小さな唇に突起を挟み、舌と上顎で扱きながら赤子は無心で乳を吸う。
     沈嶠は目を瞑り黙って耐えた。人生は想像もしていなかった出来事の連続だ。しかし男であるこの身でまさか赤子に乳を吸われる日が来るとは……いや、まて、これは見た目は赤子だが中身は晏宗主だ。ということは普段の褥の上での行為と同じでは? 私は白昼堂々と晏宗主と淫らな事をしているのでは……? 目を閉じた沈嶠の頭の中に自分を見据えて妖艶に舌を突き出す晏無師の顔が浮かぶ。吸われている突起が熱く、妙に身体が疼いてくる。
     晏無師がぷは、と一瞬唇を離したのを見て沈嶠はそそくさと胸を隠し、襟を正した。なんだか恥ずかしくて堪らなくて、赤子の晏無師の顔が見られない。

    「阿嶠、何故隠す? こっちを見ろ。次は反対だろう」
     不満そうな声を出す晏無師を無視できず、沈嶠はちら、と横目で晏無師を見た。そして瞬きしてからもう一度見て、目を丸くした。
    「……晏宗主、何だか大きくなっていませんか……?」

     なんと、沈嶠が目を離していたほんの一瞬で、赤子はもう五歳ほどの幼児になっているではないか。どうりで抱いている身体もずっしりと重いわけだ。さきほどまでの頼りない手足の動きと違って、身体の芯も動き方もしっかりとしている。艶やかな黒髪をサラリと揺らし、幼児はニヤリと笑う。

    「ああ、お前のおかげでな」
     そう言うと、晏無師は幼児とは思えない力で沈嶠を押し倒した。腹の上に跨ってそのまま胸を開き、また堂々と反対側の突起を吸い始める。赤子の時より吸う力が強く、沈嶠の肩がぴくりと揺れる。

    「あっ……! もう赤子じゃなくなったなら、そこを吸わなくてもいいでしょう!」
     沈嶠は慌てて晏無師を引き剥がした。晏無師は短い両手をじばたとさせる。
    「こうしていると体内の気を循環させやすいんだ。沈道長は子供相手に意地悪を言うのか?」
     幼児の晏無師は、上目遣いで唇を尖らせてみせる。その幼い顔が可愛らしくて、沈嶠は困ったようにもごもごと言い訳をした。
    「意地悪、というつもりは……ただ、昨日から吸われすぎて、その……」
    「では別の所ならばいいな?」

     晏無師は沈嶠の首に抱きついた。はむはむと耳の下に小さな唇が吸い付き、飴を舐めるように耳を舐めてくる。小動物に懐かれているようで沈嶠はくすぐったくてたまらない。
    「あははっ、やめて下さい!」
     小さな子供を思い切り押しのけるわけにもいかず、沈嶠は身体を捩りながらその子供から逃げようとする。しかし、急に手首を掴まれ強い力で床に押さえつけられてしまった。え、と思って掴んだ相手の顔を見ると、幼児はすっかり少年に成長していた。

    「晏宗、主……?」
    「ああ、そうだ」
     少年は沈嶠の頬に軽く口づける。まだ幼いとはいえ、その顔はすでに晏無師の面影があり、利発そうで美しい。悪戯な笑みを浮かべ、唇を合わせようとしてくる大胆さに、沈嶠はぎゅっと唇を結び慌てて目を閉じ顔を反らした。おそらくまだ十二、三歳くらいだ。こんな幼気な子供と唇を合わせるわけにはいかない。

    「なぜ逃げる?」
    「あなたは子供でしょう!?」
    「別に私には違いないだろう?」
    「駄目です、もっと大きくなってからでないと……」
    「ふうん……ならば、これでどうだ?」
     晏無師の声が一段低くなった。沈嶠がおそるおそる目を開くと、今度は十八、九と思われるすっかり成長した晏無師が自分を見下ろしていた。艶やかな長い黒髪が帳のように顔の横に流れ落ちてきて、見上げた先の瞳は鋭い光を放っている。赤子の姿の時に着ていた服はすでに裂けたのか、沈嶠に覆いかぶさっているのは一糸まとわぬ弾けんばかりの若い肉体だった。普段の妖艶さとはまた違う、瑞々しい晏無師の姿に沈嶠の胸は思わずドキリと高鳴った。自分が見ることができなかった若い頃の晏無師の姿……内心胸を躍らせている沈嶠を見透かしたかのように、晏無師は微笑む。

    「これくらいならお前を抱けるだろう? さっきは馳走になったから今度は本座の番だな。受けた恩は十倍にして返す、そうだろう?……哥哥」
     若い晏無師は口の端を舌でペロリと舐めながら悠然と沈嶠を見下ろす。今の晏無師と比べて身体は成熟しきっていないが、すでに捕食者の目をした若い男。ついさっきまでふくふくとして小さかった手はいつの間にかしなやかな長い指を持つ大きな手に変わっていた。その手が全身を弄ってくる。あらぬ場所にまで触れられ、抵抗すべきだとわかっているのになぜだか身体に力が入らず、沈嶠は腰を震わせながら、あ、あ、と小さな声を上げた。
    「昨夜も散々抱いたからすぐにでも入りそうだな」
    「……?」

     楽しそうな晏無師の声とはうらはらに、沈嶠の頭には疑問が渦巻いた。昨夜散々抱いた、とは……? 私は昨夜もこの若い姿の晏無師に抱かれたのだろうか? 沈嶠は昨夜の記憶をなんとか辿ろうとするが、淫らに欲望を掻き立ててくる晏無師の愛撫のせいで思考を遮られる。呼吸と体温が上がる中、沈嶠は必死に纏まらない記憶をかき集めた。
     昨夜……私は昨夜何をしたのだろう。私は晏無師が赤子になったと聞いてここに呼び出されたはずだ。そして晏無師に勧められるがままに二人で浴びるほどに酒を飲んだ。強い酒を口移しで流し込まれ、そのまま寝台へ縺れ込み……いや、それはおかしい。赤子の晏無師が酒を飲むわけがないし、晏宗主を守らなければいけないのに私が酒を飲むなんて。でも確かに酔って身体を重ねた記憶があり、晏無師の手の感触も温度も肌にしっかりと残っている。……駄目だ、記憶が混同して思考が纏まらない。ぐるぐると巡る記憶の渦に呑みこまれ、深く沈んだと思った瞬間、沈嶠の意識がふわりと浮上した。

    「うう……」
     沈嶠は目を開けた。頭がかち割れんばかりに痛く、天井がぐわんぐわんと波打っているようだ。しかし天井にも寝台にも、卓の上にある酒壺にも二つ並んだ酒器にも見覚えがある。どうやら自分は晏無師の寝室にいるようだ。

    「夢……?」
     そう、赤子の晏無師も若い晏無師も、全ては酒を飲みすぎたことによって見た夢だったのだ!!

     随分と変な夢を見たな、と思いながら沈嶠は眉を顰め、こめかみを押さえる。しかし手を動かすことはできても、脚を動かすことができない。誰かが脚を掴んでいるせいだ。
     沈嶠が下の方に視線を動かすと、見慣れた顔が自分の脚を持ち上げている。

    「晏、宗主……?」
    「何だ、ようやく目を覚ましたのか」
     舌を突き出していた晏無師が顔を上げてニヤリと口角を上げた。自分の首から下を見れば、一度着せられていたであろう寝衣が半端に脱がされ、何とも淫らな姿になっている。正気に戻った沈嶠の顔は一気に熱を帯びた。
    「なっ……私が寝ている間に何を……!?」

     自分で出した大きい声が響き、沈嶠は手で頭を押さえた。そんな沈嶠を見て晏無師は心外だ、という顔をする。
    「何を、とはどういう意味だ? お前が求めるから本座はこうするしかなかったのだ」
    「私が……?」

    「そうだ。昨晩のことを忘れたのか? お前の誕生日だからと二人で酒を酌み交わし、そのまま熱い夜を過ごしただろう。しかし気を失ったお前に本座が寝衣を着せてやったら、突然また自分で脱ぎ『どうぞ』と言って胸を押し付けてきた。本座は愛する伴侶に求められて断る男ではない」
    「待ってください、本当に私が……?」
    「ああ、そうだ。全く、うちの阿嶠ときたら清廉な顔をして眠りながらも私を誘うとはいやらしいな。なるほど、一つ歳を取って大人になったせいか?」

     にたにたと笑いながら晏無師はそう言った。誘った記憶など毛頭ないが、『どうぞ』と言って胸を晒した記憶はなんとなくあった。夢の記憶を反芻し、言い返せずにいる沈嶠のふくらはぎに口づけながら、晏無師は楽しそうに口を開く。

    「それで? 一つ大人になった阿嶠はどんな春夢を見ていたんだ?」
    「春夢ではありません! ただ、あなたが赤子になった夢を見ただけです!」
     晏無師は眉を上げた。
    「ほう、私との子が欲しいのか?」
    「いえ、そうではなくて」
    「なんだ、子は欲しくないが子を成す行為がしたいと? やはりうちの阿嶠はいやらし」
    「~~ッッ! だからそうではなくて!」
     晏無師の言葉を遮ろうとまた大声を出したことでズキズキと頭が痛む。両手で頭を押さえて俯く沈嶠を見て、晏無師は大声を上げて笑った。

    「わかった、わかった。もう揶揄わない。ただ、どんな夢だったのかだけ教えてくれ」
     沈嶠はこめかみを揉みながら答える。
    「……赤子だけではなく、あなたの若い頃の姿を見ました」
    「ふうん、若い頃の本座はどうだった? 魅力的だっただろう? その頃の本座にも抱かれてみたいと思ったか?」
    「……」
     心底楽しそうな晏無師に呆れ果て、沈嶠は晏無師の手から自分の脚を取り戻す。そして冷たい視線を向けた後、寝衣を身体に巻き付け晏無師に背を向けた。
    「もうひと眠りするので静かにして下さい」 
     そう言い放って目を閉じる沈嶠。晏無師はそんな沈嶠を見てまだくつくつと笑い続けている。
    「まあ待て、阿嶠。まだ誕生祝いを渡していなかっただろう。お前の誕生日を祝うために本座が準備してきたものがある。知りたくないか?」
    「……」

     晏無師は自分を無視する沈嶠を無視して話を続ける。
    「実はな、本座はとある宗派の秘術を修得し、外見年齢を自在に変えることができるようになったんだ」
    「……」
     なんだか聞き覚えのある話である。黙ったままの沈嶠に晏無師はしゃべり続けた。
    「お前が喜びそうな誕生祝いを考えたのだが、本座自身以上にお前が喜ぶものなどないだろう? だからお前を喜ばせるために私は技を修得することにした。お前は若い頃の私を見たことがないからな。若い頃の私も美しいぞ。こんなふうに、な」
     その言葉に沈嶠は自分の耳を疑い、目を見開いた。秘術の話は夢で出て来た話だ。しかしまさか……ただの夢ではなかったのだろうか?

    「こっちを向いて、哥哥」

     背後から聞こえるその声は間違いなく晏無師のものだ。しかし何だかいつもより少し若々しい。ドクン、ドクン……心臓が高鳴る。沈嶠はおそるおそる振り向いた。すると、そこには十八、九くらいの凛々しく瑞々しい笑顔の晏無師がいる。沈嶠は驚いて口をあんぐりと開けた。
    「晏、宗主……?」
    「ああ、そうだ。さあ、何歳くらいがいい? お前の好きな姿で抱いてやろう。今からが誕生祝いの本番だ」
    「えっ……?」

    ~完~
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    5ma2tgcf

    DONE現代AU晏沈のちょこれーとぷれいです
    苺とチョコレート ハンガーにコートを掛け、手を洗い、買ってきた物を仕分けて片付ける。あとは、革靴にブラシをかけて、浴槽にお湯を張って、……と、帰宅早々沈嶠がきびきびと動いている間、一緒に帰って来た晏無師は真っ直ぐにキッチンへ向かっていた。きっと食品を冷蔵庫に入れているのだろう、と沈嶠は特に気にかけていなかったが、一通り片付けを終わらせた沈嶠がキッチンに向かうと甘い香りが漂ってくる。夕飯は食べて来たのに、と沈嶠はキッチンを覗き込んだ。

    「何を作っているんです?」
    「さっきのホテルのチョコレートソースは甘すぎたからな。私好みの味にブレンドしている」

     尋ねてきた沈嶠に、晏無師は楽し気に返事をした。どうやら今日食べたチョコレートフォンデュを早速自分で作り始めたようだ。こだわりが強い晏無師らしい、と沈嶠は苦笑する。それなら私はお茶でも淹れよう、と沈嶠は茶葉の入った缶をいそいそと取り出し、電気ケトルの電源を入れた。お湯が沸くまでの間、晏無師の作業を隣で見守ることにする。調理台の上はいつの間に買ったのか様々な種類のチョコレートが所狭しと並び、小鍋の中ではこっくりとした色のソースが混ぜられていた。キッチンには芳醇なカカオの香りが充満し、口の中に唾液が湧く。
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