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    kaetyann140000

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    あんなものやこんなものをブン投げる場所
    トムのマールヴォロがリドルしがち(隠語)
    取り敢えずリドルはどエロいってことだ。

    パスワードは
    とにかくリドルするとわかります。リドルする んです。

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    kaetyann140000

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    女の子ハリーと人形リドルネタ
    短い小説としてどうぞ

    #リドハリ
    lidhari

    2019.07.03に書いて放置されたものです
    誤字脱字あるかも



    ダドリーへのプレゼントに一つ多く紛れ込んでいた人形がある。だが気に入られなかったため、ハリーに廻ってくる。
    タグにトイ・リドルとあったことからそのままリドルと名付けられ、ハリーは寂しさを紛らわせるように世話をした。するとハリーの内にあった分霊箱が人形に移り意思を得る。

    多少の恩と同情を感じた人形のリドルは、隙を見てハリーに食べ物を与えたり、メモ用紙で励ましや感謝の言葉を残したりした。
    それによりハリーも人形に意思があるのだと興奮し、更に世話をするようになる。しかしバーノンは、人形に話し掛けたり笑ったりするハリーが気に食わず、その人形を取り上げて捨ててしまう。

    猛抗議をしたハリーは折檻され閉じ込められ、ゴミに出されるのを防げなかった。だが、翌朝になると何故かリビングのソファーに人形がいるではないか。夫婦は悲鳴を上げ、今度は人形を暖炉に放った。跡形も無くなり彼らは安心したが、翌朝になるとまたもやソファーに。
    【捨てるなんて酷い】とテーブルにメッセージまであった。
    何度かは諦めず人形を壊そうとするが、その度に皿や電球が割れたり、物が浮いて襲ってきたり、散々な目に遭う。最後にはダドリーに矛先が集中したため、危険を感じた夫婦は許しを請うた。
    【僕をハリーの元に。そうすれば何もしない】
    それを受け入れ、結局はハリーに人形が返されることになる。

    ダーズリー達は以来人形を恐れ、それを持つハリーさえも恐怖するようになった。手を出せばどんな仕返しがあるかわからず、ビクビクと接する。
    ハリーはひたすら感動した。「凄いや!みんなを黙らせるなんて!君は僕にとって幸福の人形だよ!」と人形をもっと深く愛した。要らない布をペチュニアから貰って服を作って着せたり、何本か歯の折れた櫛で髪を梳いたり、とにかく人形を慈愛した。

    ホグワーツに行ってもハリーは人形を連れ回った。マルフォイ達が馬鹿にすると、彼らに向かって本や瓶が飛んでいく。ハリーを責める彼らだが、肝心の彼女は杖を持っておらず、そのうえ人形で両手が塞がっていた。
    「だって僕じゃないもん。リドルが怒ったんだよ。ちゃんと意思があるんだから」
    後日、ハリーはパペッターなのではと噂が飛び交う。冷やかしで人形を動かせと言われることがあるが、「リドルは無駄なことをしないし、滅多に動かないんだ。疲れちゃうもん」と断り続ける。
    一方マルフォイは怒りに震えていた。あの人形に意思があるわけない、あったとしてもハリーが操ったのだ。ついにマルフォイはハリーの人形を取り上げ、地面に叩きつけて壊してしまう。
    笑ってマルフォイが去り、絶望するハリーだけが残される。カケラを集めて涙を零し、名を呼ぶ。すると、レパロを唱える前に残骸が動き始め、みるみる内に治ってしまった。【僕は君を置いて壊れたりなんかしないよ】と地面に書かれては消える。ハリーは大喜びして彼を抱き上げ、ルンルン気分で寮に戻った。

    「君がスムーズに喋れたり、動けたりすれば、もっと素敵なのに」とハリーは呟きを溢す。
    人形が答えた「賢者の石があれば出来るかもしれない」
    今それはホグワーツにあると説明を受けたハリーは「じゃあ僕、頑張って探して、リドルが動けるようにするね!」と頷いた。
    そして事を済ませた後に、人形は石で力を得る。次にハリーが起きた時には喋りも動きも完璧だった。だがそのことは誰にも語らず秘密となる。

    秘密の部屋が開かれたことで、ハリーの周りは敵だらけになった。ロンやハーマイオニーにも申し訳なく、ひとりになることも増える。
    ひとりなのは格好の的で、非力な女なのを理由に陰湿なイジメが始まった。それを毎回助けてくれる人形にハリーは益々依存して、つい言ってしまう。
    「僕もいっそ、君みたいな人形になれたらいいのに」

    翌朝、世界は一変する。目覚めたハリーは体が動かせなかった。喋ることも出来ない。混乱するハリーの顔を、不意に誰かが覗き込む。
    「おはようハリー」
    それはリドルだった。自由の効く目で観察すると、球体関節もない、明らかな人間の形をした彼だ。
    驚くハリーにリドルは語った。
    「もう君を虐める人はいないよ。今の君は『人形』だもの、当然だよね。それにここはホグワーツじゃなくて、僕だけが知る特別な家。そして僕は人間のリドルで、君は人形のハリー」
    なんで、どうして…。
    「君が言ったんだよ、人形になりたいって。だから僕は叶えた。叶えてあげた。でも僕のようなあからさまな人形じゃ寂しいし、薬で体を痺れさせているだけ。でも動けないなら人形も同然でしょう?」
    「この時を待っていたんだ、君を手に入れられる瞬間を」とリドルはうっとりとして言った。
    いや…イヤ。治して。元に戻して。
    お願い、リドル。
    「大丈夫だよ、ちゃんとお世話してあげるから。でも家から出してなんかあげない。永遠に」
    「だって僕はいつも、君と共にあった。君の中にいた。それがあの人形に移っただけ。今更離れないよ、絶対に離さない」
    「ハリー。僕だけの可愛いお人形。ずっとずっと、大切にしてあげるね。君が僕にしてくれたように…いや、それ以上に」

    さあ、着飾ってあげるよ。何が着たい?沢山用意したんだ。可愛いのもセクシーなのも。選べない?なら僕が決めてあげる。着せてあげるよ、遠慮しないで。
    ご飯もとびっきり美味しいのを毎日食べさせてあげる。デザートもつくよ。
    トイレも風呂も連れて行ってあげるさ。他のことも全部してあげる。

    「ね、ハリー。嬉しいでしょう?」
    笑ってよ、ハリー。



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