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    なつとまと

    レオ司の字書き

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    なつとまと

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    花盗人は愛を詠うの現時点での設定まとめ
    (2022/10/10更新)

    ##獣人王国パロ

    花盗人は愛を詠う 設定ディール大陸
    獣人たちが住む大陸。生態系はこっちの世界とほとんど変わらない。いくつか国家が存在している。

    獣人
    こっちの世界でいう哺乳類、鳥類のけもみみしっぽを持つ人間。その科ごとに上位種、通常種、希少種に分類されている。
    希少種は上位種、通常種から突然変異的に産まれる。100年に1、2人現れる現れないか。それ故に"幸福をもたらす"とされており、大切にされる。
    基本的に異種で子供を作った場合はその親のどちらかになるが、希少種の場合は希少種同士でも子どもが希少種になることは稀で、その先祖の種になることがほとんど。
    番はうなじを噛み、噛まれた側が受け入れることで成立する。同性同士でも番うことができ、噛まれた側が男だと子を産むことが出来る身体に変化する。つまり噛んだ側が雄、噛まれた側が雌となる。番には15歳つまり成体になってからではないと成立しないが、運命の番であれば15歳にならずとも成立する。
    寿命は150年で、種にもよるが、一日15時間以上の睡眠を必要とし、昼寝することは当たり前。

    花の国ニャフラ
    大陸の東部に位置する猫の獣人が人口の大半を占める王国。現王は茶トラの獣人。5年前に隣国の音楽の国ミュゼカに戦争を仕掛けた。それ以来小規模な争いを続けている。
    元々友好国であったミュゼカとの和睦を求める戦争反対派もおり、その代表格が王妹である司の母。北方の帝国に留学している王子と姫もそれに賛同しており、現王が王の座を降ろされるのも時間の問題と言われている。
    貴人を花に例えて呼ぶことが風習になっており、司はライラックの君と呼ばれている。

    音楽の国ミュゼカ
    現王は月永レオ。3年前にレオが成人し即位した。なるべく早く戦争を終わらせたいが、なかなかニャフラ王がそれに応じないため、手を焼いている。王の助言機関である元老院が一部の権力を握っている。

    朱桜司
    スナネコの獣人。公爵家の跡取り息子。
    公爵でペルシャ猫の父と王妹で希少種のスナネコの母、父方の祖母は北方のアンジェロ帝国の皇族出身の鶴という血筋のサラブレッド。
    兵達の士気を上げるために一軍の将を任せられている。司自身は戦争反対派ではあるが、いつミュゼカから反撃されてもおかしくないと警戒していたため、その役目を受けた。

    月永レオ
    ライオンの獣人。ミュゼカの王様。
    作曲の天才で歌もダンスも上手いのはこの世界でも変わらない。代々王家に伝わる呪歌の使い手で眠らせたり、小動物を呼び寄せたりすることが出来る。
    幼い頃、運命の番である司に会った時、『この子おれの番!』と言ってうなじに噛み付いた。
    王になった時、母親に司の存在を教えられて以来、ずっと会いたいと思っていた。実はあの森での邂逅の前に1度司を見に行っていて、その容姿に見惚れていた。
    司の存在もあって今まで妃は1人も迎えておらず、後宮ハレムはレオが即位してから主がいなかった。レオの父親もレオの母親以外に妃を迎えていないため、長らく本来の役割を果たしていない。

    瀬名泉
    ロシアンブルーの獣人。レオの側近で護衛騎士も務めている。
    ゆうくんの母親が瀬名の母親のメイドをしていて、兄弟のように育ってきた。

    朔間凛月
    コウモリの獣人。レオの夕方から早朝にかけての護衛を務めている。幼なじみの真緒のことが大好き。

    鳴上嵐
    狐の獣人。瀬名と凛月と同じ護衛騎士。
    国一番の仕立て屋である宗の弟子のみかとは大の仲良し。
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    なつとまと

    PAST昨年の猫の日に投稿したものです。投稿した際のアカウントを削除しており、残っていないのでこちらで再掲させていただきます。
    *結婚しているレオ司
    *ギャグ風味
    *いずまこ、りつまおりつ、つむ夏要素あります。
    猫の日騒動チーンとオーブンが鳴り、扉を開けば漂っていた香ばしい匂いが強くなる。
    「うん。いい香りだねぇ。味も悪くなさそう。」
    見た目は独特だが、味は問題ないはず。残念ながら諸事情で味見は出来ないが…。
    「あの魔法使いから貰ったシロップと俺の作ったシロップが入ったお菓子。果たしてどうなるかな。」
    凛月は紅い瞳を光らせ、にんまりと笑った。

    「セナ!助けて!!スオ〜が猫になっちゃった!!」
    「は?」
    れおくんからそんな訳の分からない電話が来たのは早朝。ゆうくんを抱きしめて幸せな気分で寝ていたというのに、その時間をぶち壊された俺は当然怒ったわけで。
    「朝っぱらから変な電話掛けてこないで!!」
    電話先で喚く声を無視して通話をぶった切り、再び寝ようと布団に潜った時、ホールハンズの通知が鳴る。れおくんからだろうと無視しようかと思ったが、一応確認しておこうと開くと、そこには猫耳としっぽが生えて、見た目も幼くなったかさくんの写真が送られてきていた。
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