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    N えぬ

    供養塔です
    ボツだけ出すので中途半端だったりします。

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    N えぬ

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    未完成です
    これ以上書けなくなったので供養
    この後に上手くくっつけていちゃいちゃさせたかった

    #がたこま

    未完成 がたこまどむさぶ2Subdropを起こしかけてから数週間後。その後特に不調はなくcareもplayも今まで通りにやって貰った。ただ一つ変わったのは秋田の山形へ対する気持ちであった。最初に自覚したのはSubdropが起きてから数日後。山形とご飯を食べに行った日。ただ一緒にいるだけなのに幸せで心が満たされているような気がした。しかしその時の秋田はただの勘違いだと思った。playもcareもしてもらって、食事やほかのことに誘っても嫌な顔せずに乗ってくれる山形。それはきっと今後も円滑に進める為の山形なりの配慮なのだろう。自分たちは同僚で、契約関係なのだから。そもそもいくら周りが美人だと言っても秋田は男であり山形も同じである。男の自分が男の山形を好きになるなんておかしいと。その後またいつも通りに接した。つもりだった。気づいたら山形を目で追っていたし、一つ一つの仕草に目も心も奪われていた。今まで通り食事に誘うのも、careをお願いするのも妙に緊張して。そこで秋田は確信した。あぁ、本当に山形を好きになっちゃったんだ。と。しかし、相手にとって自分はただの同僚で契約関係がある人間という認識なのだろう。少し前まで自分もそうだったのだから。だから山形に対してこんな気持ちを抱いてはいけない。消し去ろうと決意をした。
    そんな決意をした翌日の上官執務室には秋田と山形だけしかいなかった。こんな時になんでと思いつつ仕事を進める。しかし好きになってしまった者と2人っきりの中で集中できる訳もなく。秋田は一つ伸びをしながらほかの新幹線たちの予定を見た。2時間後に山形は乗務に出る予定になっている。
    「僕ご飯買ってくるね」
    と山形に告げ執務室を後にする。
    それから2時間後に執務室に戻った。山形の姿はない。その事にほっとする反面どこか寂しかった。自席に着き業務を再開する。しばらく経ってから秋田はひとつのことに気づいた。
    「2人にならず少し距離を置けばいいんだ…」
    そうしたら自分の気持ちがこれ以上深まることもなければ山形に気づかれることもない。そう思いついてから秋田は山形のそばにいることはなくなった。プライベートはもちろん、会議の席でも、執務室でも、乗務でも。playやcareも。避け続けた。それから2週間がすぎた頃、身体に不調がではじめた。謎の倦怠感と鉛のように重いからだ。そして食欲不振。秋田の体調の変化はあの鈍い東北ですら気づくほどであった。
    「秋田。今夜お前の部屋さいぐけ。まっでろ」
    山形を避けて3週間目に突入する頃だった。東日本全員出席の会議が終わり各自仕事に戻ろうとしているところで言われた。
    「なん……っ、わかった。」
    しまった。さっさと部屋から出るべきだった。そう思った頃にはもう遅い。何故と問おうとしたが了承の返事以外は認めない、と言わんばかりの目を向けてくる山形圧された。そんな山形の目に気づかない上越はなにー夜のお誘い?とか茶化してきたので笑顔で靴を踏んでやった。あーあ。綺麗に磨かれてるのにね。余計なこと言うから。
    「ちょ!秋田!なに宇都宮みたいなことするのさ!地味に痛いし!」
    上越が叫ぶが聞こえないふりをして逃げるように部屋から出た。
    どうしよう。いくら考えても何も浮かばない。考えている間も刻一刻と終業時刻は近づいてくる。何も浮かばぬまま終業時刻となった。何故今日に限って小さなトラブルひとつ起きない。己の運を恨みながら宿舎へと重い足を進めた。
    部屋に入り、まずシャワーをあびる。全てきれいさっぱり流してしまえ。流して、そのあと全て砕いてくれと。
    19時を半分すぎた頃にインターホンが鳴った。あぁ遂に来てしまったか。パチンと軽く頬を叩きドアを開ける。
    「あがって」
    「ん」
    部屋に招きソファへ腰掛けるよう促す。飲み物を用意しにキッチンへと行くと
    「秋田」
    と呼ばれた。
    「まってね飲み物持っていくから。」
    「いらね。いらねがら秋田。こっちさこ」
    こっちへ来い。という言葉に思わず体が反応しかける。けれど山形の元へは行かず用意を進めていると
    「秋田。Come」
    Commandを出された。久々すぎて体から力が抜けそうになった。Commandに従い山形の近くへ行く。
    「そんままKneel」
    床に正座を崩した形で座り足の間に腕をつく。
    「こっちさむけ」
    秋田は山形の顔を見れず俯いたままだった。Commandを使われるかと身構えたが次の言葉は違うものだった
    「秋田、なすて俺の事さ避けだ?」
    避けてないよ。と言おうとした。真っ直ぐと秋田を捉えるその目を見たら言えなくて。
    「…バレてたんだ、やっぱり」
    「東北が気づくぐれぇだ。俺が気づがねわげがね。」
    「だよね」
    「んで、なんで避げでだんだ。」
    どう答えようかと考える前に山形の言葉が続いた。
    「いぐら契約関係づっでも、避げられつづげるのは正直きづいがらな…」
    契約関係。その言葉を脳内で反芻させる。そうだ。僕と山形は契約関係だ。忘れていた訳では無い。
    「契約関係…」
    ぼそりと呟く。
    「ん?」
    「そうだね。僕達契約関係だもんね。避けてた理由わすれちゃった。ごめんね山形。」
    少し涙声になってしまったかもしれない。けれどもうそんなことは気にしない。
    「秋田、本当にわすれだのけ?」
    「うん」
    「秋田?」
    「…」
    「秋田。Say。なして避げでだ」
    なんて言おう。本当のことなんて言う訳にはいかない。けれどCommandには逆らえない。
    「…に…ちゃった…から」
    「ん?」
    「山形のことが好きになっちゃったんだよ!ただの契約関係なのに!山形が!僕に!他のことでも優しくしてくれるから!勘違いして…っ」
    そこまで言いかけたところで我に返る。いつの間にか泣いていたのだろう。ラグには丸いシミがいくつかで来ていた。墓まで持っていくつもりだったのに。自分が何をしてしまったか理解するや否や勢いよく立ち上がった秋田。
    「秋田っ」
    逃げるが先か捕まえるが先か。
    ほんの少しの差で山形は秋田の手首を捕らえた。
    「秋田。落ち着げ。落ち着いでここさ座れ」
    半ば無理やり腕を引っ張られる形で戻りソファへ座らせられる。座らせられ、両手首を掴まれる。
    「秋田。さっぎいっでだのさ、ほんとけ?」
    「ほんとなわけっないじゃんっ離してっ」
    目に膜を張ったものがこらえきれず溢れてくる。
    手を振りほどこうとしても動かない。熊をも持げる力を持つ秋田をビクともせずにおさえつける山形。
    手が離れたかと思えば今度は抱きしめられた。抱きしめる腕は強くもなければ弱くもない。けれど秋田を逃がすまいというのが伝わってきた。
    「秋田。今がら話すのは独り言だ」
    「は?」
    山形は謎の宣言をしそのまま話を続ける。
    「俺にも好ぎな奴がいる。よぐ食ってよぐ笑うやづ。そいづは俺より5づ下だげど前身は俺と同ずだった。ダイナミクスなんてまだはっきりど区別される前がら好ぎだったんだ」
    「やまが」
    秋田が呼ぼうとしたがきにせず話は続けられる。
    「そいづがSubだってわがった時。俺は気気でねえっけ。誰がに取られるがど思った。んだげんと契約関係どはいえ、俺のパートナーのようなものになった時酷ぐ安心すた。これで他のやづのどごろに行がね。ずっと俺のにでぎるってな。酷いよな。あぐまでも契約関係のそいづ…おめばおらのにでぎるって考えだんだがら。」
    嗚呼そうか。山形もそうだったのか。
    抱き締められてるだけだった秋田が腕をまわし抱きしめ返す。
    「秋田。俺、おめのごどが好ぎだ。おめばおらのにすたぇど、手離すたぐねど思うぐらいに。」
    山形が抱きしめる腕の力を少し強める。
    「秋田は?おめはどうなんだ。おめの口がら聞ぎだぇ。」
    「僕は…」
    口ごもる秋田。山形はいつの間にか体を起こし秋田を見すえていた。
    「…っ僕も!」
    思ったより大きな声が出てしまい慌てて口を隠し言い直す。
    「僕も、山形のことが、すき、です…」
    赤くなった目元を伏せ何とか聞こえる声で答えると
    「よぐ言だな。Goodboy」
    山形は柔らかで嬉しそうな笑みを浮かべながら秋田のことを褒める。落ち着く声に優しい手つき。
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    これ以上書けなくなったので供養
    この後に上手くくっつけていちゃいちゃさせたかった
    未完成 がたこまどむさぶ2Subdropを起こしかけてから数週間後。その後特に不調はなくcareもplayも今まで通りにやって貰った。ただ一つ変わったのは秋田の山形へ対する気持ちであった。最初に自覚したのはSubdropが起きてから数日後。山形とご飯を食べに行った日。ただ一緒にいるだけなのに幸せで心が満たされているような気がした。しかしその時の秋田はただの勘違いだと思った。playもcareもしてもらって、食事やほかのことに誘っても嫌な顔せずに乗ってくれる山形。それはきっと今後も円滑に進める為の山形なりの配慮なのだろう。自分たちは同僚で、契約関係なのだから。そもそもいくら周りが美人だと言っても秋田は男であり山形も同じである。男の自分が男の山形を好きになるなんておかしいと。その後またいつも通りに接した。つもりだった。気づいたら山形を目で追っていたし、一つ一つの仕草に目も心も奪われていた。今まで通り食事に誘うのも、careをお願いするのも妙に緊張して。そこで秋田は確信した。あぁ、本当に山形を好きになっちゃったんだ。と。しかし、相手にとって自分はただの同僚で契約関係がある人間という認識なのだろう。少し前まで自分もそうだったのだから。だから山形に対してこんな気持ちを抱いてはいけない。消し去ろうと決意をした。
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