小栗ビュン☆quiet followDONE高校生時代。単話。はじめておうちに来ました。 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 小栗ビュンDONE20231104牛天ワンライ お題「片道切符」片道切符振り返る日が来るとしたら、それはいつの日になるだろうか。そんなことを考える間もなく、成人を迎え、走り続けている。高校時代に誰かに惹かれることを知って、そのまま互いを受け入れた。そして共有していたものを卒業と同時に分かち、互いの道を突き詰めるべく、別な場所で生きることを選んだのだった。 自分の都合で恋人と会うことが出来ない生活をしている。それこそ互いの生き方を振り返らなければ変わることがないかもしれない。恋人の繁忙期に会うことはほぼかなわない。自分の都合は所属団体のスケジュール次第だ。所属しているところに従うことが自分のためにしか思えない。そこが自分の「わがまま」であり、会えない時期というのが互いの「わがまま」となる。 1622 小栗ビュンREHABILI牛天ワンライ「午前零時」「海岸」「黒板」ホワイトボード教室のホワイトボードの前に立つ。白鳥沢学園高校には黒板がない。あまり好きじゃない過去にはいつも真っ黒の黒板があった。そしてそこには、誰かが書いた自分の悪口。 「妖怪」 そういった数々のあだ名と雑言。しかし不登校にはならなかった。幼い頃に心を殺す術を見つけてしまったがために、生き抜くことを自然と選んでしまった。どうせ義務教育など、義務でしかないのだ。たかが数年生きられれば、あとはどうにでもなる。 大人になれば、自由だ。何に染まることもない。逆に何かに染まってしまえばいい。自分を染めるものを選べるのが大人なのだ。そう思って生きてきた。誰かと交わることなんてないだろうと思っていた。 期待なんてしない。そんなものは持たない。使い古したバレーボールをひとつ持って、ただコートに立つ。勿論主役なんてなれない。けれど、何かを操作できるあの感じは、とても好きだった。自分で決められる何か。相手の悔しがる顔、仲間に驚かれる顔。そういうものに喜びを感じられる唯一のものだった。 2451 小栗ビュンREHABILI20230917牛天ワンライ夜の部、お題「涙」侵入者誰に何を言われても、誰かに負けても、誰かに勝っても、卒業式を迎えても、泣かなかった。笑い転げて泣きそうになったことは何度もある。自分の頬に涙が伝っていく記憶はもう久しくない。 兄弟子に褒められても、師に褒められても、呆れられても、泣かなかった。 そうしてこうして、今日までなんとなく生きてきて、二十数年間。 泣きたくなったことは何度かある。その原因は全て初恋の相手、牛島若利にある。 兄弟子に夜を誘われて、断る理由もなく遊んでみた。西洋人の体の作りに惚れ惚れしたものだが、やはりあの全身バネのような筋肉が恋しくなる。牛島若利のあの体で遊べたことはない。遊ぼうだなんて思ったこともないのだが。体で遊んでくれるようなタイプでもない。健全な高校生をしていたのだ。 4020 小栗ビュンDOODLEお題「本当は怖いんだ」二月二十日卒業まであと少し。 先日の雪は、自由登校の期間には引越しの準備を手間を取らされた。専門学校へ入学して、一人暮らしをする準備をしている。 この期間、誰とも会わなかったわけでもなくて、勿論西谷とは会っていたし、大地やスガ、清水とも会ったりした。体育館に覗きにも行ったし、引退してからもジャージを少しだけ着た。こうして自分が移り変わっていく日々に、雪の日は思い返させるのだった。 これでいいのだろうか。 本当はもっと、西谷と過ごす時間があるべきなのでは無いか。 更に考えは進んでいく。 東京へ発った後、西谷は高校生活をスポーツで過ごし、そして可愛い彼女を見つけたりして、俺との日々は次第に薄くなっていくのでは無いかと思えて来るのだった。しんしんと積もる雪は、そんな考えの静かな蓄積に思えたものだった。 1802 小栗ビュンDOODLE露骨表現注意東西ゆるワンドロワンライ2022.12.11 2511 小栗ビュンDONE東西真ん中バースデー!!大人時代からさらに十年後の東峰旭とモブ女子の会話。十年後のバースデー「東峰さん、お疲れ様でした。」 春の新作の発表を無事に終えることができて、そのお披露目ショウが終わった会場でただ立ち尽くしていた時だった。後輩の女子社員から労いの言葉を貰い、ふと我にかえる。 「ありがとう、細かいところも手伝ってもらえて、本当に助かった。」 いつの間にか後輩が出来て、追い抜かれたりする焦りも感じて、あっという間の十年間だった。ヘーゼルナッツのような色の柔らかい髪が、微笑んだ際に揺れた。 「お疲れ様でした、先輩。」 「ありがとう。」 それからちらほらと後輩がやってくる。片付けを手伝ってくれる事務所の後輩達を見ていると、つい最近まで一緒にコートの中にいたあいつらを思い出す。あの時から、倍の年齢を生きている。三十代はあっという間だなんて言うけれど、全くその通りだった。俺は最初に入ったデザイン事務所に籍を置きながら、フリーの仕事も手がけて生きている。アパレルデザイナーだけあって、皆個性的な服で働いている姿を見ると、あの二色で統一されたユニフォームを着た排球男児が恋しくなるのは何故だろう。大きな仕事を終えた日に限って、何故懐かしむ感情が強くなるのだろう。 2554 recommended works mei7525DOODLE髪下ろしボクトさん yumemioxxxPASTHQログスガさん及川さんクロ 3 ② 子DOODLE #HQ ao_aibouMOURNINGHQ烏野3年組。真剣な顔描きたかったけど描けなかったボツ絵の供養。いつか書き直したい。。 はるきDOODLE西東 らいかTRAINING木兎さん とよみPASTエモ絵に挑戦した春でした 2 さくもDOODLE角名くん えりンギ02。DOODLE葦西 キス寸前ってエロいよね…彼ジャージってエロいよね…