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    沙明語に脳内で置き換えて読んでください。

    沙明が嫉妬するとしたら別の宇宙の自分にだろ!!!!!!!!!!って気持ちを忘れないように書き留めただけなので内容はないです。

    #グノーシア
    gnosia
    #沙主
    sandMaster
    #沙明
    shaming

    別の宇宙の自分に嫉妬する沙明その話を聞いたとき、これまでに感じたことのない何かを腹の中に感じた。カッと燃え上がるように熱く、鋭い鋭い刃のような冷たさを持つそれを世間一般では嫉妬と呼ぶのだと思う。
    自分がそんな感情を持つことがあるとは。

    昔は嫉妬をするような状況ではなかった。この世の不条理さに対する怒り、哀しみ、その他諸々。改めて言葉にするとチープすぎて笑えるが、その単語だけでは感情の熱量は測れない。
    物質としては存在しないはずなのに、自分の中から湧き立つ感覚はあの時感じたものに似ている。


    あいつが好きになったのはこの宇宙の俺じゃない。
    だけど俺という存在は同じで、二度とその宇宙に行けないあいつは同じ存在の俺が好きで。
    俺が知らないあいつも、俺が知らない俺も、別の宇宙の俺が知っている。閉じられた宇宙の、二度とあいつが会うことのない俺が知っている。

    その事実にどうしようもないほどの嫉妬と、ほんの少しの優越感を抱いている。
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    inte

    MEMO
    転生したけど何の関わりもない私のことをわかりやすく伝えるならば、転生者というか前世の記憶持ちというやつ。信じてもらえるわけもないので誰かに言ったことはない。
    ただ普通に生きてきた。二度目の人生だからちょっとだけ楽できることもあるけれど、所詮身体はただの人間な訳なので特別何か飛び抜けたものがあるわけでもない。よくある周りと精神年齢が違いすぎて馴染めないなんてもことないので、精神は肉体と結びついているんだなと実感する程度。
    つまりはこれといった転生特典があるわけでもない一般人に他ならない。それどころか、前世で好きだったものが今世でないと気づいて喪失感に苛まれるまである。いっそ転生したなら前世好きだったものの世界にでも転生できていれば良かったのに、と思うことすらある。それほどまでに何もない。まぁ、アニメや漫画、ゲームの世界があったとして、下手に危険に晒されるよりはよっぽどマシなのかもしれない。せめて好きなものがそのまま作品として存在していたらと思うけれど、作者が同じ世界に転生していないので無理なのだろう。作者がいたとしてもそれを支える周りの環境が違えば、出来上がる作品だって変わるのだからこれは仕方がないこと。
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    MEMO妄想小説2

    鏡舎にて…

    シキは、サバナクローのとある人物から借りた体操服を返しに鏡舎へ。そこでフロイドとジェイドに会う。

    このお話はフロイドとジェイドが出てくるシーンだけ抜き出したものです。
    監督生もここでは出てきません。なんでも許せる方どうぞです。
    シキは借りていた体操服を紙袋に入れて鏡舎に向かっていた。時間はすでに8時を過ぎており辺りは暗く生徒の姿もほとんどなかった。慣れない植物園での仕事を終え部屋に戻って来た後、うっかり眠ってしまい起きたらこんな時間になっていたのだ。学園の生徒でない自分が遅い時間に寮へ行くことは躊躇われたが今日返しにいくと自分が言った約束を破るわけにはいかなかった。

    鏡舎に着くと中を覗き込む。中には生徒達が数人立ち話をしており入りづらかった。
    仕方なく入り口の端で生徒達が帰って行くのを待っていたのだが、出る前に浴びたシャワーで身体と髪が冷えてきた。身体を抱きしめながら前ばかり気にしていたからか,背後に人が立った事にまったく気が付かなかった。

    「ヤドカリちゃん、こんな所でなにしてんの?」

    聞き覚えのある声と呼び名にシキは驚いて振り返った。声の主は思った通りの人物、オクタヴィネルのフロイドであった。フロイドは1人ではなく横には兄弟のジェイドがいた。ジェイドはシキの事を珍しそうに見ている。

    「今晩は」

    思わず困惑の表情のまま挨拶をしてしまったがフロイドはシキのそんな表情にはお構いなしであった。

    「髪の毛 1725