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    これ(https://twitter.com/inte__0/status/1638531081766064129?s=46&t=FEv2Dt-x4ePcllZO0xHQgQ)の話ができた。
    七ツ森実をみのくんと呼ぶギャルとの話 in 修学旅行

    #ときメモGS4
    tokiMemoGs4
    #七ツ森実
    #notマリィ

    七ツ森とギャルの修学旅行​​修学旅行の自由時間。人によっては一大イベントで楽しみで仕方がないだろうが、人によってはとにかく憂鬱。俺の心境は言わずもがな憂鬱だ。
    ​​
    ​​(小波…はどうせカザマが声かけるだろうし、となるとダーホン…は俺一人じゃ無理だ)
    ​​
    ​​モデルのNanaだとバレないようにあまり関わりを作らないように生活している弊害か、他に一緒に観光するような人は思いつかない。長崎という土地に興味があるわけでもないから適当にブラつけばいいかと考えたけれど、修学旅行という大義名分があるからレポートのことを考えるとそうもいかない。修学旅行で一週間空けることもあって、直前まで詰め込んだ撮影スケジュールのせいで下調べもろくにできていない。
    ​​いっそのこと強制的に班でも組まされればラクなのに、と一足先に修学旅行を終えたらしい中学の友達の話を思い出して思う。さすが名門と呼ばれるだけあって、こういうところでも生徒の自主性を尊重という名の自由行動が許されてしまうのがはばたき学園の弊害か。これを弊害だと思っているのは多分俺だけだけど。
    ​​
    ​​「あ、みのくんじゃん。一人?なら一緒に回ろーよ」
    ​​
    ​​諦めて一人で出ようと入り口に足を向けた瞬間、気怠げな声がして足を止める。
    ​​聞き慣れた同じクラスのアイツ。丁寧に巻かれた長い髪に、ガッツリ盛られたアイメイク。はば学生にしては珍しくギャルと呼ばれる分類で、関わらないよう目立たないように生活していたはずなのに何故か俺は絡まれて続けている。何度やめてくれと言っても流される『みのくん』呼びにはもう慣れてしまった。
    ​​声をかけられたところでもう不思議ではないレベルにはなっていたけど、先週あたりに話していた内容を思い出した。
    ​​
    ​​「あんた友達と回るって言ってなかった?」
    ​​「なんか先週彼氏できたらしくてさ、さっき『彼氏と回るからごめん』って。おめでたいけどタイミング今?って話ー」
    ​​
    ​​直前のドタキャンなんて怒ってもいいだろう案件なのに、当の本人は気にしていないのかカラカラと笑った。マジでギャルの思考回路はわからない。まあ、なるべく人と関わらないようにしている俺と違って、その場で声をかければ大抵のグループには混ざれるだろうから大きな問題じゃないのかもしれないけど。
    ​​
    ​​「みのくん見かけてラッキーと思って声かけちゃったけど、誰かと回るなら断ってくれていいからね」
    ​​
    ​​こういうところが憎めないなと思う。一方的に絡まれてはいるけど、ちゃんと引き際を弁えている。無理強いはしないし、ちゃんと察せられる。つまりは一緒にいて嫌なことはないわけで、まぁいいかと頷こうとして口をつぐむ。
    ​​
    ​​「他校の彼氏がうるさいんじゃなかった?」
    ​​「あー、別れた」
    ​​「は?展開早くない?」
    ​​
    ​​記憶が正しければ「男友達といるだけなのにうるさいんだよね、自分は女友達と遊ぶくせに」と愚痴をこぼしていたのは先週の話。彼氏がいるなら、というかそんな彼氏なら男と二人で回ったとなると厄介なことになるんじゃないかと聞けば、間髪入れずにダルそうな返事が返ってくる。
    ​​
    ​​「よく考えたらさー、あんなんに時間取られるのダルない?嫉妬はいいけど一方的に強いてくるのは愛じゃないじゃんね」
    ​​「それはなんとも…」
    ​​
    ​​だったら初めからそんなやつを選ばなきゃいいのに、そう言ったところで返ってくるのは「それなー」の一言なのは予想ができるので言葉を濁す。
    ​​話を聞いている限りでは最初はそんなことないのに徐々に彼氏側の態度が変わっていくらしい。男運が悪いのか、はたまたコイツの態度に安心してそう変わってしまうかはわからないけれど、どっちであっても別れて正解だとは思う。
    ​​
    ​​「ま、そーゆーことだから一緒にど?」
    ​​「まぁ、いいけど」
    ​​「まじ感謝ー。とりま映え狙ってこ」
    ​​
    ​​そうなれば断る理由もないので頷けば、楽しそうに笑う。いつもと同じ。絡まれたなと思えば、結局絆されてまぁいいかとこっちが折れている。
    ​​まぁ、さっきまでの憂鬱がなくなったことを考えればこういうのもアリかと考えているあたり、だいぶ絆されているんだろう。
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    inte

    MEMO
    転生したけど何の関わりもない私のことをわかりやすく伝えるならば、転生者というか前世の記憶持ちというやつ。信じてもらえるわけもないので誰かに言ったことはない。
    ただ普通に生きてきた。二度目の人生だからちょっとだけ楽できることもあるけれど、所詮身体はただの人間な訳なので特別何か飛び抜けたものがあるわけでもない。よくある周りと精神年齢が違いすぎて馴染めないなんてもことないので、精神は肉体と結びついているんだなと実感する程度。
    つまりはこれといった転生特典があるわけでもない一般人に他ならない。それどころか、前世で好きだったものが今世でないと気づいて喪失感に苛まれるまである。いっそ転生したなら前世好きだったものの世界にでも転生できていれば良かったのに、と思うことすらある。それほどまでに何もない。まぁ、アニメや漫画、ゲームの世界があったとして、下手に危険に晒されるよりはよっぽどマシなのかもしれない。せめて好きなものがそのまま作品として存在していたらと思うけれど、作者が同じ世界に転生していないので無理なのだろう。作者がいたとしてもそれを支える周りの環境が違えば、出来上がる作品だって変わるのだからこれは仕方がないこと。
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    MAIKINGアズ監🌸「戻れない日々の続きを歩いて行く」
    前作の「星が降る夜に」の続き。
    その日は、本当にいつもと変わらなかった。
    四年生になり、いつもと同じように研修先からグリムと帰宅し
    「グリムーっ!ちゃんと外から帰ったんだから、手を洗いなよーっ!」
    なんて言いながら、自分の部屋で制服を脱いでいた。外は、すっかり暗くなり秋らしく鈴虫か何かの虫が鳴いている。
     そして、ふと鏡に目をやると首元のネックレスが光った。そこには、恋人が学生時代に使用していた魔法石───を再錬成して作った少し小ぶりの魔法石がついていた。監督生の頬が思わず緩む。
     これをプレゼントされたのは、ほんの数日前のことだ。

    「監督生さん、これをどうぞ」
    いきなり差し出された小さな箱を見て、監督生は首を傾げた。目の前は、明らかにプレゼントとわかるラッピングに、少し緊張した表情のアズールがいた。
     監督生は、何か記念日であっただろうかと記憶を辿り───思い当たる事もなく、思い出せない事に内心焦った。当然、自分は何も準備していない。
     しかし、このまま何も言わずプレゼントに手をつけなければ、きっとアズールは傷つく。いつも余裕綽々とした態度で、若年だと侮られながらも学生起業家として大人たちと渡り合う深海の商人── 2244

    syuryukyu

    DONEシルバーと恋人同士のnot監督生が、監督生さんに絡まれる話

    !ご都合設定強め
    not監督生(名前はユウ)
    監督生の名前は出てきません。
    ⚔が好きな勘違い脳内お花畑ちゃん。
    ♥♠が監督生側に付いてるので少し嫌なことを言ったりします。でもあんまり深く考えてなさそう。

    シルバーはよく喋ります。
    口調を含めて、キャライメージ違い注意

    上記内容が、苦手な方は閲覧をお気を付け下さい。
    シルバーと恋人同士のnot監督生が、監督生さんに絡まれる話

    !ご都合設定強め

    not監督生(しかし名前はユウです。)
    シルバーとは恋人同士、ディアソメンバにも可愛がられでます。
    カレッジに通ってる2年生、not監督生なのでオンボロ寮生ではありません。(ディアソムニア寮生がいいなと思いつつ、男子校なので…ご都合設定です。)

    監督生の名前は出てきません。
    シルバーが好きな勘違い脳内お花畑ちゃん。
    エースデュースが監督生側に付いてるので少し嫌なことを言ったりします。でもあんまり深く考えてなさそう。

    シルバーはよく喋ります。
    口調を含めて、キャライメージ違い注意。

    視点がnot監督生なので、よく喋ります。

    上記内容が、苦手な方は閲覧をお気を付け下さい。





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    「ユウ先輩、いい加減話したらどーなんっすか?」
    「話…?」

    いや本当にわからない。今の状況が、…だ。
    目の前居るこの子たちは噂で聞いたことがある、なんでも別の世界から来たとかいう監督生さん、と、仲が良いと言われて 7425