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    ともみ

    @cp2muydyf
    基本ギャグ キャラ崩壊あります

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    ともみ

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    お題お借りしました
    https://shindanmaker.com/831289

    #レイリド
    ceilidh

    1ツイートSSログ(10月レイリド)【さっぱり】
    赤点を回避したいリッドは、教科書を眺めながら唸る。
    「さっぱり分からん」
    「毎日勉強してたらテスト前に慌てないのに」
    教えを乞われたレイスは苦笑する。
    「補習で休み潰したくねー」
    「どうして?」
    「レイスと会う時間が減る」
    「なら、私の為に頑張って」
    レイスは破顔し、リッドの頭を撫でた。


    【たどたどしい】
    ソファで眠るレイスが珍しく、床に膝を付いて顔を覗き込む。
    美麗な寝顔に引き寄せられるよう手を伸ばした。
    柔らかな髪に触れる。
    たどたどしい手つきで撫で、手を離すと手首が掴まれ引かれた。
    勢いのままレイスの上に倒れ込む。
    「もう終わり?」
    見目よい顔に微笑まれ、恥ずかしさから頬を染めた。


    【目を閉じる】
    目が覚めるとレイスに抱きしめられていた。
    起こさないように腕を外そうとすると、腕に力を込められた。
    「起きてたのか?」
    「寝てる。キスしてくれたら起きる」
    「起きてるし、腕解かねーとできねーよ」
    「それならずっとこのままだね」
    起きるのを諦めて目を閉じる。
    頭上でくすりと笑う声がした。


    【恋しい】
    インターフォンが鳴り、扉を開くと赤い薔薇で視界が埋め尽くされた。
    視線を上げると微笑むレイス。
    薔薇が似合うな、とうっとり見入った。
    花束を渡され、重量感に驚く。
    「何本あるんだ?」
    「365本だよ」
    何でそんなに、と思うがきっと意味があるのだろう。
    「君が毎日恋しい」
    耳元で囁かれた。


    【悪くない】
    火を絶やさないよう枝を焚き火に放る。
    「ぶえっくしょん!」
    冷たい風が吹きつけ、盛大にくしゃみをした。
    慌てて口を押さえるが、後ろから忍び笑いがした。
    「悪い、起こしたか」
    「豪快だね」
    レイスの腕が体に絡む。
    触れ合う体が熱い。
    「これなら寒くない?」
    …野宿も悪くないか?


    【スマート】
    まだ一緒にいたい。
    照れくさくて、その一言が言えない。
    フェイスラインを指先が滑り、髪を耳に掛けられた。
    目を向けると、端麗な顔に微笑まれる。
    耳元に顔が寄り、掛かる息がくすぐったい。
    「朝まで一緒にいてくれる?」
    嬉しいのに頷く事しか出来ず、スマートに誘うレイスには敵わない。


    【良心】
    「捨てたら良心の呵責に苛まれるよ」
    「海老の尻尾でなるか!」
    「君は海老の尻尾の気持ちを考えた事がないのか?!」
    海老の尻尾の気持ちって何だ?
    エッグベアの気持ちになった事はあるけど。
    なおも熱く語るレイスの口に、あーん、と放り込む。
    美味そうに飲み込んだ後、残りを口に捩じ込まれた。


    【めでたい】
    宅配業者が来たが、食器を洗ってる最中だった為、受け取りをリッドに頼んだ。
    頬骨を上げ、嬉しそうな表情で渡された。
    「ありがとう、何かあったの?」
    「なんかさ、お前の名字書くのいいなって」
    顔を赤くしてはにかむ姿が可愛すぎて抱きしめた。
    擦り寄られ、愛しさが募る。
    毎日愛でたい。


    【最長】
    レイシスからラインが届いた。
    毎日最長記録を更新するような頭の悪い惚気話が送られてくる。
    ロエンも最初の頃は律儀に読んでいた。
    だが、スクロールしなければならない程、長い文章が送られてくるようになってから読むのをやめた。
    リッドの事になると残念になるレイシスにはほとほと参っている。


    【暇】
    「まだ終わらねーの?」
    「もう少し待ってね」
    パソコンから目を離さず、左手で頭をポンポンされた。
    家で仕事をしているのが珍しく、最初はその姿を眺めているのも楽しかった。
    でも今は暇だ。
    頭の上にある手を掴み、薬指に噛み付いた。
    「いたっ」
    独占欲の跡に頬が綻ぶレイスが見れて満足した。


    【迷う】
    商品の仕入れをするレイスに付いて行き、帰り道で迷った。
    木陰に腰を下ろし一息付く。
    隣に座るレイスは浮かれているように見えた。
    「迷ったのに楽しそうだな」
    「ああ、わざとだよ」
    進んで迷う意味が分からない。
    首を傾げれば、息のかかる距離で見つめられた。
    「君とまだ一緒にいたいから」


    【つれない】
    たまには魚が食べたい、と言ったら釣りに誘われた。
    釣果はボウズ。
    朝は一緒に出掛けるだけで嬉しかったが、今は話しかけられてもそっけない態度をとってしまう。
    「つれないな。私は2人でいられて嬉しかったのに」
    レイスは目を細め、切なげに微笑む。
    …1番の大物が釣れたのかもしれない。


    【のめりこむ】
    「今日は俺の勝ちだな」
    倒れたレイスに手を差し出す。
    引き起こす前に強い力で引かれた。
    レイスの上に倒れ込み、背中に腕が回る。
    「仕返し」
    耳まで真っ赤に染まった。
    すぐに腕が解かれ、残念に思う位にはのめりこんでいる。
    心を掻き乱すレイスに、この気持ちをいつまで隠し通せるのだろうか。


    【悪戯】
    「トリックオアトリート、お菓子持ってねーだろうから悪戯するな」
    レイスに跨りくすぐる。
    身を捩りながら笑う姿にムラムラした。
    両手首を掴まれ、体の位置が反転し、覆い被さられる。
    「トリックオアトリート」
    「持ってない」
    「それなら悪戯されちゃうね」
    レイスは妖艶に笑う。
    むしろされたい。


    【鳥肌が立つ】
    雨宿りの為、山窟に駆け込んだ。
    「何か出そうだね」
    穏やかな声で暗い奥を見ながら笑うから、鳥肌が立った。
    すかさずレイスの腕にキツくしがみ付く。
    「ちょっと痛いかな」
    腕を外され不安が増した。
    「おいで」
    両手を広げて待つレイスの腕の中に飛び込む。
    抱きしめられると、ひどくホッとした。
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