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    minamidori71

    @minamidori71

    昭和生まれの古のshipper。今はヴィンランド・サガのビョルン×アシェラッドに夢中。

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    minamidori71

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    現パロビョルアシェ、第二話。失業中の元ティールーム従業員のビョルンは、ポートベロー・マーケットで古物露天商をするティールームの常連客ルカ(アシェラッド)と再会する。ルカに言いくるめられ、店番をしながら会話を重ねてゆくうちに、ビョルンはルカからある提案を受ける。

    #ヴィンランド・サガ
    vinlandSaga
    #腐向け
    Rot
    #ビョルアシェ
    byelorussia
    #アシェラッド
    asheraad
    #ビョルン
    bjorn
    #現パロ
    parodyingTheReality

    Unknown Legend(2)「それにしてもビョルン、こいつは大した奇遇だ。グレゴリーの店が潰れちまったって聞いて、心配してたんだよ。しかしまさかこの長大なポートベロー・マーケットで、君がオレの店で足を止めるとはね」
     それに先週や先々週では会えなかったと、彼は言う。なぜ、と問う代わりに眉根を寄せたビョルンを認めて、彼はなめらかに続けた。
    「先週は、学会でクラクフに行ってた。その前も発表の準備だの何だので、しばらく出店休んでたからな。今日は二ヶ月ぶりの出店だ」
    「……」
    「まァ何だ、これも巡り合わせってやつさ」
     あっけにとられているうちに流されて、ビョルンはすでに露店の内側に招き入れられている。すすめられるままにパイプ椅子に腰掛け、手渡された名刺に視線を落とした。
     ――ルキウス・アルトゥール・ホプキンス博士、カーディフ大学教授。
     ルカと呼んでくれ、それからタメ口で構わねェよと、彼はまたにっと歯を見せて笑った。裏を返すと、アルファベット表記ではあるがビョルンの知らない言語で、おそらく表と同じ内容が印刷されていた。
     それにしてもなぜ大学教授ともあろう者が、古物露天商などやっているのだろう。しかもいざことばを交わしてみると、ビョルンがこれまで彼に抱いていた印象とも、思い浮かべるインテリのイメージからも、ずいぶんとかけ離れている。研究者とはこんなに気安く、ぺらぺらと喋るものなのだろうか。
     ――しかも服装はふつうなのに、遊び人みたいなオレンジのサングラスなんかかけて……。
     店ではもの静かな紳士そのものだったが、今はまるで正体不明の詐欺師のようだ。そのせいか、ルカの店の前で立ち止まる者はあまりいない。もっとも、品揃えがそれほど豊富ではないせいもあるのだろう。いくつか並べているヴィンテージの食器のほか、屋台の上に出ているのは、古い彩色銅板画が詰まった段ボール箱が二つのみだ。しかも蚤の市といえば、値引き交渉があたりまえだろうに、段ボール箱にはでかでかと「小二〇ポンド、大四〇ポンド。定価」と書かれてある。
     訳がわからず名刺をひねり回していると、脇からにゅっとミネラルウォーターのボトルが突き出てきた。ルカはあいかわらず、上機嫌の様子である。
    「ま、遠慮なく飲んでくれたまえ。店番してもらうなら、一日仕事だ」
    「……本気なのか? 俺を今日一日、ここで雇うって……」
    「だって、ほしいんだろう?」
     顎をしゃくり、ルカは屋台の上のカップと皿を示してみせる。ブロンテのティーカップはいよいよ光り輝いて見えていて、もはや諦めるなど考えられなかった。
    「店じまいはまア、五時だな。そこまでなら五〇ポンド。家まで荷物を運んでくれたら、七〇ポンド出そう。いかがかな?」
    「だったら、荷物も運ぶよ。家に帰っても、することねェし」
    「おし、商談成立。じゃあついでに、古物商の立場でアドヴァイスしてやろうか」
     言いながら、ルカは足下に置いた段ボール箱を、ごそごそと探る。古新聞を幾重にも巻いた中からあらわれたのは、つややかな深緑と、ブロンテの地よりもこころもち濃い茶色のカップと皿だった。
    「こいつはヘアルーム。ブロンテよりも先、1967年に売り出されたシリーズだ。文字どおり、ホーンジーの看板商品でね。テーブルウェア一式が発売されたはじめてのシリーズで、色違いが全部で三種、出ている。黒いつや消しのパターンがシャープでいいだろう? スクリーンプリントで焼きつけられていて、釉薬をはじくこの技術で、ホーンジーは特許を取った。当時はそりゃあ、画期的だったそうだ」
    「……」
    「ブロンテとヘアルーム、カップと皿の規格自体は一緒だ。だからスタッキングできるし、皿を入れ替えて使うこともできる。でも、決定的な違いがひとつあるだろう。判るかね?」
    「内側。ブロンテは白いけど、ヘアルームは外側の地と同じ色だ」
    「おしビョルン、よくできた。ちゃんと見てンな」
     嬉しそうににこにこする。弟子入りしたおぼえはないのだが、なんだか師匠と弟子みたいになってきたと、ビョルンはまだ、迷路に放り込まれたような心持ちだ。とはいえ、悪い気はしない。なにしろ褒めてくれるのは、いつもひそかに見とれた憧れの人である。
    「このブロンテのカップ、内側をよーく見てみろ。幾重にも、筋ができているだろう?」
    「……確かに」
    「こいつは貫入といってね。熱湯を注ぐと、釉薬がひび割れてできンだ。熱湯とはいっても、中に注がれるのは紅茶やコーヒー。すると、できたひびはどうなる?」
    「そりゃァ、茶色くなるだろうな。渋がついて」
    「そう。ヴィンテージ業界だと、これのあるなしで値段が変わってくる。ないほうが値段が高い。当然のことだがな」
     ルカは屋台の上に、三つのカップを傾けて並べてみせた。確かにこうして見ると、ブロンテの内側に刻まれた貫入は、かなり目立っている。ヘアルームのほうにも、うっすらと貫入が認められたが、言われなければほとんど気づかない程度だ。
    「もし店で使うっていうんなら、ブロンテよりもヘアルームのほうがおすすめだぜ。数を揃えるのが楽だし、客商売は、やはり見栄えってもんが大事だからな」
    「……」
    「値段が気になるかね? 心配ご無用、ブロンテよりもヘアルームのほうが、値が安い。答えは簡単、それだけ流通量が多かったのさ。とりわけこの、オータム・ブラウンは安い。ブロンテのほぼ半額だぜ」
    「半額……」
    「しかしね、ビョルン。もし個人のコレクションで買うなら、君にはオータム・ブラウンよりも、こっちのレイクランド・グリーンをおすすめするね」
     目の前に、ずいと出された緑のヘアルームを、しばしビョルンは注視した。こっくりした色合いに、つや消しの黒のパターンが際立ち、確かに気品すら感じさせる逸品だ。
     ――レイクランド・グリーン。
     写真でしかみたことのない、湖水地方の風景が脳裏に浮かぶ。確かにその色は、湖畔の苔むした岩や灌木を連想させた。窯元というものは、自社で開発した釉薬に、そんな詩的な名前をつけるものなのか。その名だけで興味を掻き立てられるし、手に取ってみれば、深みのある色に指の先から染まってゆきそうだ。
    「なんで、これが俺におすすめなんだ?」
     問うと、ルカは頬杖をつき、ふっと眼を細める。えもいわれぬ艶が滲んだ流し目で見つめられ、ビョルンは不覚にも、胸が騒ぐ。
    「君に似合うからさ」
    「……」
    「君の髪と眼の色は、オータム・ブラウンの釉薬と同じ色だ。どうせ持つなら同じ色じゃなくて、君の生まれながらの色が映えるもののほうがいい」
    「……あんた、商売上手だな」
    「お褒めにあずかり、恐悦至極」
     おどけて舞台役者のようにボウ・アンド・スクレイプをしながら、彼は笑う。やさしい薔薇と、もうひとつすずやかな香りが揺れた。料理をするビョルンには、すぐわかった。月桂樹の香りだ。
     それからなんとはなしに世間話をしながら、夕方まで彼と一緒に、店番をした。
     たまに客が来たが、ビョルンの出番はほぼなかった。ルカの接客をみていると、実は愛想なしにふるまっているようで、彼が客を選んでいることがわかってきた。断りもなしにべたべたと商品を触るような礼儀知らずな客には、つめたい視線を無言で注いで追い払う。逆に先刻のビョルンのように、あきらかに商品に心奪われた様子で突っ立っていたり、銅版画ひとつ触るにもわざわざ断りを入れたりする客には、丁寧に接していた。定価販売と銘打ちながらも、さりげなく端数を値引いたり、おまけをつけたりする。それじゃ儲からねェだろう、と呆れると、彼は愉快そうに肩を揺すった。
    「別にこれで生計立ててる訳じゃねェからな。道楽だよ、道楽」
     あとは、客の顔をみるのがおもしろいのだと、ルカは言う。
    「オレにはちょいとした特技があってね。ことばを交わさなくとも、パッと相手のツラ見りゃ、だいたいのことはわかる。そいつがほんとうにオレの並べているものの良さを理解して、ほしいと思っているのか、それとも単なる冷やかしか。それくらいのこたァ、朝飯前さ」
     どこかで聞いたことのある話だ、と思い、ビョルンははっとした。あの『アシェラッドのバラッド』だ。アシェラッドもひと目で人の心や才能を見抜く力があり、そうやってただのごろつきどもを集め、強い集団に育ててゆく。のちに主君と仰ぐ第二王子に出逢ったときも、凡庸な臆病者だと軽んじられていた王子に王者の片鱗を見いだし、彼を支えることを決意する。
    「……じゃあ、俺がブロンテのカップに夢中になったことも?」
    「ま、君の場合はそれ以前の問題だよ。オレだって千里眼じゃねェんだ。まさか君に、ここで再会できるとは、思ってもみなかった」
    「……」
    「さっきも言ったとおりさ。これも巡り合わせってヤツだ。で、巡り合わせついでに、提案があるんだがね」
     角の露店で買ってきたピーナッツをつまむ手を止め、にわかにオレンジのサングラスの奥で、彼の眼に静かな強い光が宿る。ビョルンも思わず、息をつめた。かつて店で本を読んでいた、近寄りがたい姿が脳裏に浮かぶ。そのときよりもさらに真摯で、しかしビョルンを拒絶するのではなく、まっすぐに語りかけようとする意思がこもっていた。
    「ビョルン。うちで、ハウスキーパーをやってみる気はねェか」
    「……」
    「お袋の代からうちで働いてくれていたばあさんが、先月引退しちまってね。掃除や洗濯くらいならなんとかできんこともねェが、オレは料理はからっきしときた。さすがに毎日外食が続くと、ちと疲れてきちまって。君はグレゴリーの店で、土曜日だけ食事を出していたろう? オレは残念ながら食べる機会がなかったんだが、君の腕は信頼している。あの店のスコーンを焼いていたのも、君だろう? グレゴリーのとは全然違うから、はじめて食べたとき、すぐわかった」
    「……スコーンは、簡単じゃねェか。よく言うだろ? あれはものぐさなヤツのほうが、美味く焼ける」
    「いやだから、それすら出来ねェ人間もいるんだよ。君の目の前にいるような、ね」
     どうだい、と、サングラスの向こうからうすあおの瞳がこちらをうかがう。つい、ビョルンは視線をそらした。飛び込んでしまってもよいように思えたが、躊躇がふと、頭をもたげた。
     これまでに六つの店で働き、厨房も接客も担当してきた。しかしどういう訳か、どこへいってもトラブルに見舞われた。最初のパブでは店主が麻薬取引で摘発され、人相のせいでビョルンまで疑いをかけられて、警察の取り調べを受けた。次のカフェは経営不振ですぐに潰れ、その次のインド料理店は悪くはなかったが、非インド系のビョルンは疎外感を感じた。もっとも長くいたビストロでは調理技術を叩き込まれた代わりに、セックスで従業員をがんじがらめにする女主人の餌食にされ、人間不信に陥るほど心身を痛めつけられた。毎回深く考えず、雇ってくれるところに身を置いてしまったのが、よくなかったのかもしれない。それなりの技術は身についていると思うのだが、ル・コルドン・ブルーの卒業証書がある訳でも、名店で修業した経歴がある訳でもない身では、得られる待遇に限界があるのだ。
     ――もっと慎重に、自分の意思をもって仕事を選ばねェと。
     ルカのところで働くのは、何の免許も持たない自分には、確かに渡りに船だろう。しかし、もしあのビストロの女主人のような、残酷な人間だったら? グレゴリーのときのように、重要なことを打ち明けてもらえず、また急に路頭に迷うようなことになったら? これまでに受けた痛手が澱のように淀んで、ビョルンの心を鈍らせる。なにより、万が一ルカのところでしくじってしまったら、もう彼とは縁が切れてしまうではないか。……
     頬骨のあたりに、ルカの視線を感じた。「パッとツラ見りゃ、だいたいのことはわかる」と豪語した彼のことばを思い出し、ビョルンはくちびるを噛む。迷っていることはもちろん、もしかしたらその内容すらも、彼は把握しているかもしれない。しかし、そんなビョルンの様子を見て見ぬふりか、ルカはあいかわらずの軽妙な口調で続けた。
    「ま、いきなりこんなことを言われたって、君も迷うだろう。今すぐに返事をくれなくてもいい。来週もまたここに出店するから、気が向いたら来てくれや。電話でも、メールでもいいぜ」
    「……わかった」
    「じゃ、そろそろ店じまいとするか。客も減ってきたし」
     気がつけば、もうすっかり日は翳って、あちこちで撤収の準備がはじまっていた。
     品揃えが少ないだけに、作業はすぐに終わった。商品を詰めた段ボール箱をカートに乗せ、ルカに言われるままに、それを押して南へ何本かの通りを横切る。ノッティング・ヒルの駅を通り過ぎ、ケンジントン地区に入って、「ここだ」とルカが立ち止まったのは、閑静な通りに面した、角のテラスハウスの前だった。
     ――ロンドンでも指折りの、高級住宅地じゃねェか。
     ライラック色の外壁がなんとも瀟洒で、ビョルンの住むブリクストンの団地とは天と地ほども違う。道ゆく人びとの身なりも上等で、ゴミすら落ちていない。
    「奥のドアを開けたら、リビングだ。荷物は暖炉の横にでも置いといてくれたまえ」
     せめて紅茶くらいは飲んでゆけよ、とルカはキッチンに消えてゆく。言われたとおり、カートから降ろした荷物を暖炉の横に積んで、ビョルンは天井を見上げ、ため息をついた。
     ――住んでいる世界が、違いすぎる。
     ルカは大学教授、自分は義務教育をかろうじて終えただけで、職業教育すら受けていない。35歳にもなるのにその日暮らしの身で、こんなところに出入りするのは、いかにも場違いに思えてならない。
     ――やはり、断ろう。
     こんな場違いなところで働けば、きっと失敗する。せっかく知り合ったルカと、それきりの関係になるのはいやだった。今日のように、蚤の市の古物露天商と客の関係にとどめておくべきに思えるし、時折手伝いができれば、それでじゅうぶんではないか。
     そう心を決めて、マントルピースの上に眼を落とした、そのときだった。見覚えのあるものを、そこに見いだしたのは。
     マントルピースの上には、何冊かの本がブックエンドに挟まれ、置かれていた。古い写本の写真が表紙にあしらわれており、著者の名前はルカだ。すべて彼の著作なのだろう。そういえば専門の話は今日は出なかったが、歴史か何かなのだろうか。
     見覚えがあるのは、もっとも右手に置かれている本だった。ペンギン・リーダーズの『アシェラッドのバラッド』、少年の日のビョルンが夢中になった、あの少年少女向けの現代英語訳版だ。手に取ってみると、表紙には確かに、ルカの名前が著者として記されている。ページを繰る指がおののいて、思いどおりに動かない。なんという偶然か。
    「そこにあるものは自由に……って、もう手に取ってるか。オレの書いた本だよ」
     振り返ると、ルカが皿に載せたティーカップを両手に一客ずつ持って、そこに立っていた。
     窓から差し込む西日が、ルカの白い顔をあわい茜色に染めている。うすあおの瞳にも黄金色が滲み、手にしたヘアルームのレイクランド・グリーンが、よく映えた。なぜかその光景をひどく懐かしいものに思いながら、ビョルンはおのが胸に手を当てる。掌の下では心臓が暴れ、胸板を突き破りそうなほどだ。
    「これ、……俺も昔……」
    「嬉しいね、ビョルン。まさか君も読者だったとは」
    「……」
    「それを書いたときは、まだ大学院生でね。オックスフォードの師匠が、オレに話を振ってくれたんだ。印税で、学費がずいぶん助かったよ。今でもそれを読んで、オレの講義を履修する学生がいる。ありがたいもんでね」
     瞬間湯沸かし器で淹れたから、あまり美味くないかもしれねェがと苦笑しながら、彼は右手に持ったカップを差し出してくる。『アシェラッドのバラッド』をブックエンドの横に戻し、ビョルンは受け取ったが、それもマントルピースの上に置いた。うっかりすると、取り落としそうなほどに手が震えている。
    「読んだなら、知っているだろう。その物語には、君と同じ名前の男が出てくる」
    「……ビョルン。アシェラッドの、右腕の。……」
    「そう。種明かしをするとな、オレが君の名前をすぐに憶えたのは、そのせいさ。加えてアシェラッドを支えるビョルンの実直で控えめなところが、君と重なった」
    「……」
    「オレもアシェラッドと同じ、ウェールズとデンマークの混血でね。『アシェラッドのバラッド』を専門に選んだのは、故郷のウェールズで受け継がれてきた口承文学だってこと以上に、彼に個人的に親近感を抱いたためだ。アシェラッドとビョルンも転戦したロンドンで一〇〇〇年後、あのふたりの物語に魅せられたオレと君が出逢う。なかなかに、おもしろい偶然だとは思わないか?」
    「……ルカ」
     ん? と首をこころもち傾げて、ルカがこちらを見る。ビョルンがなにを言わんとしているのか、もう知っている眼をしていた。
    「受けるよ、さっきの話。あんたのハウスキーパー、俺に任せてくれ」
     にこりとほほえみ、ルカは紅茶に口をつけた。しかしすぐに渋面を作り、彼は口を覆う。
    「うっわ、ザラザラだ。ビョルン、飲まななくていいぜ!」
     瞬間湯沸かし器に、水のミネラル分がこびりついているのだろう。それの掃除が初仕事になりそうだと、ビョルンはこみあげてくる笑いを抑えられなくなって、噴き出した。



    (3)に続く
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