ヒヨロナ「吸血鬼退治人ロナルド、それと吸血鬼ドラルク。帰り道だし送っていくがどうする?」
「えっ、そんな……!あに、……隊長さんも疲れているのにいいんですか?」
「ついでじゃ、ついで。で、どうする?」
「隊長さんの負担にならないならぜひ……!お願いします」
「おう」
「待って、ロナルド君」
「君、お兄さんと付き合ってるんでしょ?私とジョンはいいから、車に乗せてもらって帰りなよ」
「はっ?!えっ?!なんで知ってんだよっ!!」
「本当に付き合ってるんだ、適当に言っただけなんだけど」
「おまっ……!?」
「でも疑惑はあったんだよ。だって君、明らかに私以外の人に送るRINEを私に誤送信してたし」
「言えよお!!!」
「言えるか、そんなおもしろいこと」
「君、私のお父様みたいにグループRINEで誤爆しないようにしてくれよ。私も気まずいし、ヒナイチ君や半田君はお兄さんのこと知らないんでしょ」